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事件簿1-OP7 - (2011/06/28 (火) 23:33:56) のソース

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*OP7「事件発生!」
シーンカード:「トーキー」
マスターシーンです。
PCは全員が登場不可。

 米 OP6(【敵幹部】からの依頼)より後の出来事です。
 ※ このシーンで登場する“綿貫依子”はPC3ではありません。

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 ホワイトエリア、サンライトロードに面した最高級のホテル。 
N◎VA滞在中、【総帥】たちはずっとこのホテルを利用していた。 
ここの警備システムの厳重さは、N◎VAでもトップクラスだ。 
 
 丸ごと3階層を借り切った、その中央部。 
25時。深夜の【総帥】の部屋に‥‥ エレナの姿が。 
エレナ:「こんばんは、お爺様」 やんわり微笑みつつ登場。 
 
<社会:警察>+<コネ:???>+《※キープオフ》が使用されました。 
 
【総帥】:「エレナか。‥‥どうした?」 
エレナ:無言。ぴくりとも動かない。微笑みを浮かべたまま凍りつく。 
 
【総帥】:少し警戒する。この“エレナ”は本物だとセキュリティは認識しているが‥‥? 
 
 孫娘の様子を訝しみ‥‥ 老人は腹心の【先生】に検分させようと考えた。 
彼の《究極鑑定》ならばエレナに何が起きているか、確実に判るだろう。 
 
 だが「今夜この部屋には誰も近寄らせるな」と人払いを命じた上で、某所へ【先生】を 
派遣したのは彼自身だった。それを思い出し、老人は小さく舌うちをする。 
 
【総帥】:「ふむ」 《※モノローグ》を使用しつつ。エレナに近づく。 
【総帥】:「よもや‥‥ 【装置】の副作用か?」 だが、違和感がある。 
エレナ:無言。何も応じない。まるで屍のよう。微笑んだまま。 
 
 エレナの存在は【計画】の“切り札”だ。‥‥使えない札に意味はない。 
失敗作(お花畑)とは重要度を比べる気にさえならないが、【計画】遂行に 
支障となる要因は、慎重に排除せねば。いざとなれば廃棄するまでだ。 
>
>  舞台裏
>
>悠己:わくわく
>すなお:…総帥…フェイトだったのか…
>悠己:てゆうかそういう話だったのか・・・!
>すなお:ゆーきさんの奥さんって!?
>悠己:てかうちの妻がなんか凄い事に!?
>アイザック:失敗作とか何と言うことを
>アイザック:総帥さん恐いよ総帥さん
>すなお:つまり…ゆーきさんの全てをアイザック君に与えろということは
>悠己:「フン…確かにあの思慮の浅さはお花畑と言うに相応し………あ、マリー。愛してるよ☆」
>アイザック:驚きの白々しさ
>
【総帥】:「あの小僧が何か‥‥?」 
【総帥】:脳裏に一瞬、アイザックの面影?を浮かべるが、‥‥彼がどんな人物だったか、詳細は思い出せない。 
 
 エレナが何を基準に選んだかは不明だが、あの少年は無害な存在だった。 
「どの派閥とも縁がなく」「どの組織からも干渉されず」「余計なモノを持たない」 
‥‥何もない少年だった。だから許した。まだ正式な結婚式は挙げていないが。 
どうせ将来、エレナの子は必要となるのだ。カモフラージュには丁度良いだろう。 
 
【総帥】:「どこの馬の骨とも判らぬ相手を選べば、わしから逃れられると思ったか?」 
【総帥】:「‥‥聡明なおまえにしては、つまらぬ策だな」 そして無意味だ。くくく。 
【総帥】:エレナの頬に手を伸ばす。彼女の白い肌に、骨ばった老人の指が触れる。 
 
 エレナは動かない。その笑顔をなぞる指の動きにも、全く反応しない。 
 
【総帥】:「逃さぬ。逃さぬぞ、エレナ。‥‥おまえはわしのモノだ」 
【総帥】:「わしのすべてをおまえに与えた。だから、おまえはわしのものだ!」 
エレナ:無言。微笑みは消えない。 
 
 と。そのとき。 IANUSがアラームを告げる。25:00。
老人の脳裏に‥‥ある言葉が蘇る。事前に定められたスケジュール通り。 
その言葉は、彼に“ある事実”を思い出させた。 
 
 少女に触れていた老人の手に。赤いラインが奔る。
その赤いラインはみるみる老人の肌を覆い尽くしていく‥‥!! 
 
【総帥】:「ッ?!」 全員に走る激痛に苦悶の表情を浮かべ。 
【総帥】:「‥‥まさか、そんな‥‥」 何かに気づいた? 驚愕に満ちた表情。
【総帥】:「おお、エレナ‥‥ エレナぁ‥‥ッ!!」 
【総帥】:「助け‥‥エ、」 伸ばした両手が。彼女に届く前に引き裂かれていく。 
 
 少女の前に立っていた老人は。 
次の瞬間には、全身を無残に切り刻まれた遺体へと成り果てていた。 
 
 エレナはじっと微笑んだまま動かない。虚ろな瞳で、老人の死を見届けている。 
 
 引き裂かれた老人の身体から噴出する多量の血が、シャワーとなって降り注ぐ。 
エレナの可愛らしい頬が。豊かな金髪が。淡い色のドレスが。朱色に染まっていく。 
>
>  舞台裏
>
>すなお:なんだかよくわからないままおなくなりになられてしまった…
>悠己:総帥ぃぃぃぃ
>すなお:暗殺というには派手すぎる気がするのですw
  ――そこに登場する【第一発見者】と【敵幹部】。 
 
“綿貫依子”:《先見の明》で登場。今までの光景は全てカメラに収めてある。 
【敵幹部】:「な、何事だ‥‥これはッ?!」 【総帥】暗殺現場の惨状に驚いて。 
“綿貫依子”:そして、そのまま神業《暴露》を使用! 
“綿貫依子”:『【総帥】暗殺!』との報道を流す。エレナに[権力剥奪]を適用。
(エレナの外界制御値は、この神業ダメージが治療されるまで「0」扱いです)
 
【敵幹部】:しばらく狼狽していたが‥‥ ハッと気づき。
【敵幹部】:あわてて部下に命じ、現場を封鎖させる。“綿貫依子”の身柄を確保。 
 
 エレナは無抵抗のまま、SSSに身柄を拘束された‥‥ 
 
 ** ** **
 
【敵幹部】:「愚かな真似をしたな、エレナ‥‥」 
【敵幹部】:「これで財団の後継者争いは決着だ。‥‥あの【銀環】さえ手に入れば」 くくく。 
【敵幹部】:「くくく。‥‥【総帥】、さぞや無念だろうなぁ?」
【敵幹部】:「私が、このニナ・ソルティエリが! おまえが築き上げた全てを奪う! 全てを!」
【敵幹部】:「これからは私の時代だ!」  両手をかざし。喝采を浴びるように。
【敵幹部】:「財団が。N◎VAが! 世界中が! この私に、跪くのだ‥‥っ!!」 
 
 血塗られた惨状の現場に。彼女の高笑いが木霊する‥‥ 
 
シーンEND 
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>
>  舞台裏
>
>依子:うわっ捕まった
>アイザック:暗殺事件はお姉さんの仕込みではなかったのか?
>すなお:愚かなのはお前だ といいたい…
>アイザック:何でこの人自らフラグ立てたがるん?
>唐やん:【敵幹部?】「これでもうハーゲンダッツを我慢する必要も……」
>すなお:小物すぎる…
>すなお:ちっちゃい!ちっちゃいよ!かわいいけどw
RL:このシーンでは神業《不可知》《プリーズ!》《真実》《完全偽装》《暴露》が使用されています。
RL:なお、PC3(依子)は、このシーンの出来事の詳細は知りません。
RL:彼女が知っているのは「誰かが自分の名を騙って、シルバーストン財団をハメた」ことだけ。
RL:この事件の詳細については、後に情報項目で調査可能です‥‥w

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