奥伝霊杜 - (2007/01/03 (水) 05:00:24) の最新版との変更点
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*奥伝霊杜
サークル: [[SJV-SC]]
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|Number|Track Name|Arranger/Vocal|Original Works|Length|
|01|鮮やかに咲く乙女たち ~春色小径 Arrange|OdiakeS / Vo.真優|東方花映塚|[3:34]|
|02|フラワリングナイト|OdiakeS|東方花映塚|[3:02]|
|03|今昔幻想郷|Sepia|東方花映塚|[2:47]|
|04|六十年目の東方裁判|OdiakeS|東方花映塚|[3:19]|
|05|風神少女|OdiakeS|東方花映塚|[3:57]|
|06|おてんば恋娘の冒険|OdiakeS|東方花映塚|[3:01]|
|07|彼岸帰航|Sepia|東方花映塚|[2:51]|
|08|東方妖々夢|OdiakeS|東方花映塚|[2:53]|
>東方花映塚アレンジ曲集
>[[コミックマーケット71]](2006/12/31)にて頒布
>イベント価格:1000円
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**レビュー
- 原曲ちょい維持系しんみりダンス寄りオケアコギピアノもあるよアレンジ。M3で頒布された[[奥伝霊杜プレビュー版]]のレビューでは完成版にかなり期待していたのであるが、無事に出て何よりである。&br()東方世界に親しみやすい暗めの雰囲気で統一感を持たせたアルバムである。1曲目の春色小径女性ボーカルアレンジは、プレビュー版でも書いたとおり、原曲の香りを漂わせたほの暗い疾走とボーカルの薄めの声出しが奇妙にマッチしており、2番サビ以後も奇を衒うことなくスタンダードに締めている。オケアレンジでアプローチした風神少女はRPGの戦闘BGM的な迫力が面白い。しんみりとしたおてんば恋娘の後、アコギの哀愁漂う音色がかっちりはまる彼岸帰航、そして沈む陽のようなピアノがゆったり流れる東方妖々夢による終章という一連の流れはあたかも黄昏の東方を見ているような秀逸な組み合わせであり、冒頭ボーカルから風神少女までのやや速めのビートによる興奮を見事に鎮めてくれる。アルバムとしてのまとまりも意識された、全体的にきっちり仕事をし切ってまとめた佳作と言え、シンプルに作り上げるというコンセプトであればそれは十分に成功している。&br()ただ、勝手に私が期待していた一歩突き抜けた驚きというものは隠されておらず、その点は少し淋しい。堅実で佳作揃いのアレンジなのであるが、強烈に印象に残るというところまでは至らないのである。アレンジの技術は備えているのであるから、そこから更に高みを目指した試みというものがあってもよかったのではないだろうか。次回作があるならば、そのあたりを大いに期待したい。 -- 電波? (2007-01-03 04:59:27)
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*奥伝霊杜
サークル: [[SJV-SC]]
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|Number|Track Name|Arranger/Vocal|Original Works|Length|
|01|鮮やかに咲く乙女たち ~春色小径 Arrange|OdiakeS / Vo.真優|東方花映塚|[3:34]|
|02|フラワリングナイト|OdiakeS|東方花映塚|[3:02]|
|03|今昔幻想郷|Sepia|東方花映塚|[2:47]|
|04|六十年目の東方裁判|OdiakeS|東方花映塚|[3:19]|
|05|風神少女|OdiakeS|東方花映塚|[3:57]|
|06|おてんば恋娘の冒険|OdiakeS|東方花映塚|[3:01]|
|07|彼岸帰航|Sepia|東方花映塚|[2:51]|
|08|東方妖々夢|OdiakeS|東方花映塚|[2:53]|
>東方花映塚アレンジ曲集
>[[コミックマーケット71]](2006/12/31)にて頒布
>イベント価格:1000円
>ショップ価格:1470円
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**レビュー
- 原曲ちょい維持系しんみりダンス寄りオケアコギピアノもあるよアレンジ。M3で頒布された[[奥伝霊杜プレビュー版]]のレビューでは完成版にかなり期待していたのであるが、無事に出て何よりである。&br()東方世界に親しみやすい暗めの雰囲気で統一感を持たせたアルバムである。1曲目の春色小径女性ボーカルアレンジは、プレビュー版でも書いたとおり、原曲の香りを漂わせたほの暗い疾走とボーカルの薄めの声出しが奇妙にマッチしており、2番サビ以後も奇を衒うことなくスタンダードに締めている。オケアレンジでアプローチした風神少女はRPGの戦闘BGM的な迫力が面白い。しんみりとしたおてんば恋娘の後、アコギの哀愁漂う音色がかっちりはまる彼岸帰航、そして沈む陽のようなピアノがゆったり流れる東方妖々夢による終章という一連の流れはあたかも黄昏の東方を見ているような秀逸な組み合わせであり、冒頭ボーカルから風神少女までのやや速めのビートによる興奮を見事に鎮めてくれる。アルバムとしてのまとまりも意識された、全体的にきっちり仕事をし切ってまとめた佳作と言え、シンプルに作り上げるというコンセプトであればそれは十分に成功している。&br()ただ、勝手に私が期待していた一歩突き抜けた驚きというものは隠されておらず、その点は少し淋しい。堅実で佳作揃いのアレンジなのであるが、強烈に印象に残るというところまでは至らないのである。アレンジの技術は備えているのであるから、そこから更に高みを目指した試みというものがあってもよかったのではないだろうか。次回作があるならば、そのあたりを大いに期待したい。 -- 電波? (2007-01-03 04:59:27)
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