「遺産中毒OCC ～幽雅に咲かせ、雪染の桜～ 第一話」の編集履歴（バックアップ）一覧はこちら
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全ての文明と自動的に戦争状態となる『戦争』オプションを引き連れて、
シド星に降り立ってしまった幽々子お嬢様。
勝利の絶対条件は、全ての遺産を建造すること。
果たして、上手く行くのだろうか。
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*文明の曙
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「よいしょっと。」
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「？どうしたの？」
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「先人様に習って、私にも顔アイコンを用意してみました。
ついでに、顔アイコンが大きかったので半分の大きさに。
よろしくお願いします、マム。」
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「はいはい。
じゃあ、説明をよろしくね～」
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「了解しました。
首都、と言うか拠点はこんな感じです。」
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「『全ての遺産』と言う縛りには、当然ファロス灯台や三峡ダム、
軌道エレベーターも入っています。
なので、川沿い、海沿い、緯度良しの立地が必要なのです。
緯度に関しては、都市画面を開きつつＦ６を押して、
カーソルを軌道エレベーターに合わせれば分かります。」
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「この通り。」
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「この土地を引き当てるまで、どれだけリロードしたの？」
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「数えたくはありませんが、後で確認したらログに『セッション１１を開始』とありました。
失敗したのを含めると、推定１００回近くですね。
『海沿い・川沿い・平原丘の大理石・魚２・でも緯度がダメ』とか、
『金・平原丘石材・もろこし二つ・森沢山、でも内陸』とか、
普通にＯＣＣしてたら小躍りして都市を立てるような立地を捨ててここに来たんです。」
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「マゾいわね～」
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「お褒めに預かり、恐悦至極。
研究は、農業→暗闇→神秘主義の順番に。
暗闇の優先度が高いのは、蛮族対策です。」
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「生産は、ボス→作業船→労働者→ストーンヘンジとします。
本当は労働者を初手にしようかとも思ったのですが、
海産物タイルに人を置いて、研究を優先するために見送ります。
ここら辺は、初手仏教に通じるものがありますね。
やる事も少ないですし。」
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「作業船が出る頃に、人口を３程度に伸ばすのね。
良い手なんだか、悪い手なんだか。」
&ref(sigface.jpg)１ターンでも早くリグルを出したいので。
「最初に持っている戦士は、首都近くの小屋を回収だけして帰ってきます。
ここでお金が拾えると、アップグレード費用が手に入って非常に有り難いです。
迂闊に遠くに行きすぎると、他国に首都を制圧されて滅びますので程々に。
敵の見回り戦士は、こちらの首都に防備が無いのを敏感に察して進攻してきます。ズルイ。
逆に、斥候一人だけでもいいから防備に回っていると、敏感に察して進攻してきません。小ズルイ。
まあ、うっかりそうなっても世界魔法があるのですが……。」
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「流石にもったいないものね。
首都は、丘が三つと氾濫原ね。食料がとても豊富で、中々の生産力が見込めて嬉しい限りだわ。
都市圏外に石材も見えるわね。
カースト制とギルドが待ち遠しいし、森も多いから国立公園も……」
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「あ、今回は国立公園は立てません。」
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「えー？」
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「そこまで不満げに言わなくても。
森を伐採ハンマーとして使ってしまうのと、国防の問題で切らないといけないのです。
不衛生は黒幕で対処します。
氷精連合にした、第二の理由ですね。」
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「国防のために切ると言う事は、
こちらから攻撃して行くのかしら？」
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「ＡＩは、都市攻略部隊を都市圏の丘や森に陣取らせて後続を待つ癖があります。
なので、こちらから攻撃を仕掛けて丘や森からどかさないと、生産力が伸びないのです。
騎兵の急接近を止めるため、一部森は切りませんけど。
ついでに、ギルドを取るのは相当先の話です。
下手をしたら、化学より遅いかもしれません。
遺産に一切関係が無いので。」
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「えぇー？
それだとハンマー……じゃなくて、Ｐが足りないのでは無くて？」
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「カースト制があれば、何とかなるでしょう。
森が無くなって足りなくなる生産力は、特別市民で補います。」
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「とく、べつ……市民？」
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「普段はいらない子扱いされてる彼らも、代議制下なら劣化技術者になれますからね。
カースト工房が揃うまでの一時凌ぎとしては、中々です。
序盤は寺院を立てる時間すら無いので、醸造人は雇えませんし。」
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「そうね。ところで、何で氷精連合を選んだの？」
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「単純に、リグルがいるからです。
と言うわけで、暗闇の研究が完了、リグルをアップグレード。
出番ですよ～」
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「はーい！
これから6000年の間、私が主力だよ！」
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「今は文化圏の外周で蛮族対策をお願いします。
他国の斥侯や見回り戦士をガンガン倒して、今のうちにpowerを上げておいて下さいね。」
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「了解！
張り切っちゃうよ～」
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「蟲さんねぇ～。
彼女、強いの？」
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「リグルは、『森林・ジャングル移動力が倍』の能力をデフォルトで持っている
唯一のユニットです。
破壊的蛮族のオプションもありますし、機動力に勝るこの能力は正にうってつけです。」
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「でも、それなら橙や魔理沙でもいいんじゃない？
彼女達ならデフォルト移動力が２あって、スペカも優秀じゃない。
将来森を切る事を考えたら、そっちの方がいいんじゃなくて？」
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リグルのもう一つの特徴として、「防御姿勢を取れる」と言うのがあります。
都市での防衛戦を想定するなら、彼女は是非とも欲しい人材です。
他にも……。
*パパパパパオワー！
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「来たわね。」
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「外交たんとーしょーから報告！
海峡を挟んだ向こう側に、地霊殿がいたから挨拶をしておいたよ！
そうしたら、すっごく良い笑顔でボスユニットを向かわせて来た！」
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「ちなみに、何てご挨拶したの？」
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「こんにちは、死ね！」って。
台本通り読んだよ！
読む前から、すっごい睨まれてたけど！
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「さとりですものね。
とりあえず、その台本を書いた犯人は首を柱に吊るされるべきだと思うわ。」
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何のことやら。
今回の目玉である『戦争』オプションを付けてあると、
他の文明に接触した瞬間、自動的に宣戦布告をします。
外交画面が開く事も無く、常に話し合いを拒否されているので、
未来永劫顔を合わせる事はありません。
また、こちらから宣戦布告するので、
「貴様は我々に宣戦布告したのだぞ！(-3)」と
「貴様は我々の味方に宣戦布告したのだぞ！(-1)」が貰えます。
わーい。(＋５)
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「プラスなのね。
私は遺産建造の監督をするから、後はよろしくね。」
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了解です。
では、ぬくりは止めて本格的に戦いますか！
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*進捗状況
ＢＣ３７６０・古明地さとりに宣戦布告！
ＢＣ２３２０・ストーンヘンジ完成！
ＢＣ１７６０・万里の長城完成！
ＢＣ１３２０・ファロス灯台完成！ピラミッドにハンマーを貯める。
*ＢＣ１０００頃・初の敵ボス襲来！
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*最序盤の山場
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「この縛りにおいては、最初の戦闘が全ての鍵を握っています。
パターン化が無いため行軍スキルが取れず、
判定見切りが無いため基本操作５が取れないのです。
なので、敵を一方的に倒して経験値的なアドバンテージを手に入れなければなりません。」
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「どうするの？
お供に弓兵を沢山作って、籠城？」
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「そんな物を作っている暇があったら、遺産を作りましょう。
連続攻撃は、教練から取ります。」
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「ボスユニットの教練は戦闘術２が前提だから、
非・防衛志向の場合は、連続攻撃までに必要な昇進は７回。
最初のボスがやって来るまでには大体１０～２０点程度の経験値が溜まっているはずだから、
何とかボスを倒せれば、合計で２０～３０点程度の経験値になるわ。
後は、適当に雑魚を狩っていれば自然と連続戦闘が手に入ると言う寸法よ～」
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「何だ、随分と簡単なんだね。
で、最初のボスは誰？」
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「星熊勇儀の姐さんです。」
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「……逃げていい？」
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「ダメよ～。
ほら、逝って来なさい。」
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「ちょ、ちょっと待ってよ！
勝てないって！
本気と書いてマジの目をしてるよ！
平地で殴りかかっても、勝率が65%くらいしか無いよ！」
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「カリスマ志向のお陰で、敵よりも昇進が多い分やや有利ですね。
有り難い事に敵は教練ばかり伸ばしているので、基本戦闘力は低いですし。
ところで、忘れていませんか？」
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「何を？」
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「ご自身のスペカを。」
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「……あ！」
*蟲符「リトルバグ！」
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「行け、虫達！
鬼をやっつけろ！
援護弾幕もいっけー！」
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「ミサイルユニットと本人の砲撃により、星熊の姉さんとは言えど大ダメージを受けました。
退却を開始しましたが、リグルなら森に入られても追撃できます！」
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「君が、ピチュるまで、蹴るのを止めない！」
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「くっ……！
まさか、こんな奴にやられるとは！」
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「勝った、勝ったよ！」
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「まあ、万が一負けたら次のシド星行きが確定していたのですけどね！
このスペカが、リグルを選んだ理由の一つです。
運良く森羅結界も持っているので、経験値を更に頂きましょう。」
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「勝ったと言っても、行軍が無いから回復は鈍いわ。
だから、昇進回復をするためにもギリギリまで昇進は控えるのよ～」
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とにかく、これで連続戦闘への道は開けました。
開けましたが……
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「？」
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「先に砲撃能力を極めましょう。
3WAYと威力強化です。」
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「なんでさ、折角経験値を手に入れたのに。
まだギリギリ紀元前なのに、もう３０点近くあるよ！」
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森羅結界で復活する姉さんを美味しく頂き中の図。
写真撮影のために再プレイしたら、何故か前進してきた。
神風精神？ 三歩必殺の不発？
剣士の姿も見える。
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「何故なら……ほら。」
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「ん？」
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「さっき、チルノが出かけていったわね～」
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「こんにちは、死ね！」
*パパパパパオワー！
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「軍神に楯突くとは、いい度胸だ！
全軍、突入だよ！」
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「ひゃっほーう！
大量の遺産があるぞー！」
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「うわぁ、敵が増えた！」
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「あちらのボスユニットは、純正コンバットルートです。
しかも、カリスマ志向のお陰でボスが強い。
機動力を生かして先にこちらから砲撃をして足止めをしないと、倒せません。
昇進を全部戦闘系に回してミサイルを叩きこんでも、勝率は８５％程度。
ファイアーエムブレムの必殺被弾率ほどの信頼もできません。」
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その例えは知らないけど、言いたい事は分かったよ。
つまり、序盤に必須のスキルは砲撃ってこと？
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です。
８０～９０％での戦闘を続ける、リアルラックに頼るゲームにはしたくありません。
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「攻撃力の高さが仇になって、ダメージが入るのは必ずボス。
ＡＩも敵地では５％しか回復しないから、ダメージが入るだけで十分よ～。
例え１０％程度のダメージでも、５％しか回復しないならダメージは十分に残るものね。
侵攻してくるならよし、その場に留まるならなお良しなの。」
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「スペカルートが相手でも、３way・威力強化と取れば圧倒できます。
機動力を最大限に活かして、常に先手先手を打って砲撃して下さいね。」
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「なるほどー。
なんか、行ける気がして来たよ！
早速迎撃してくる！」
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「連続戦闘を優先しない理由は他にもありまして、労働者の手が足りないからでもあります。
連続戦闘を習得すると、リグルのキャラクターマーク『森林・ジャングルの移動力が倍』が
消滅します。
これは、連続戦闘の性質に寄る仕様だそうで。
なので、森に道が配備されるまでは、ギリギリまで連続戦闘を遅らせたいところですね。」
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「重要なのは機動力ですものね。
じゃあ、私も前線に行ってくるわ。
リスク管理をしつつ、なるべく前で敵を倒して来るから。」
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「よろしくお願いします。」
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「ふふん♪
黒幕～♪」
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「レティがクロマクなら、リグルはカゲムシャか……。
では、ゆゆ様？」
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「はいはーい、こちらは遺産の建築現場よ。
ストーンヘンジに続いて、万里の長城を建設した所ね。
万里ってレベルじゃない、可愛らしい子しか生まれなかったけど。」
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万里(笑)の図。
騎兵を止めるため、この周辺の木は切らない予定。
コンキスタドールや不死隊、インピ・ジャガー・ガリア戦士のいない世界は楽でいい。
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「都市圏の外に石材が見えるけど、あれを有効活用できるようになるのは随分先でしょうね～。
ピラミッドには間に合うと思うけど、それから先は改善荒らし目的のチャリオットが
暴れまわるから、防衛網が完成するまでお預けになると思うの。
隙を見て、妖夢にお願いするわ。」
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「……労働者は私なのですか？」
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「プレイ中に名前の変更こそしませんでしたが、生産されてから5500年間、
拉致される事も無くゆゆ様に仕え続けた不屈の忠義者です。
もう貴女でいいでしょう。
敵ボスにも出ませんでしたし。」
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「……まあ、いいですけど。
ちょっと照れますね～」
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「まあ、５５００年間働き続けるって意味ですけどね。
ではゆゆ様、遺産に関する説明をお願いします。」
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「分かったわ。
……序盤に最も優先して建てるべき遺産は、ずばり万里の長城よ。
破壊的な蛮族がオンになってるから、これを建てる事が出来れば
蛮族が他の文明に行って間接的な邪魔をできるわ。
ある意味、破壊的蛮族のオプションは私達の味方ね。
一度だけ、蛮族ラッシュを食らって博麗神社文明が滅んだ事があるくらいですもの。
たぶん、部族集落で敵対的な村人を引いたのでしょう。
弓術が初期技能に無い、低難易度ならではね。」
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「地味にですけど、聞いてはいるはずです。
破壊的蛮族のせいで暗闇を優先せざるを得ないので、
プラスマイナス０と言う事で。」
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「それを差し引いても、何となくＡＩは万里を建造する確率が高いわね。
珍しいケースだけど、ストーンヘンジより先に建った事もあるくらいなの。
前提技術的に考えて、どう言う事なの……と思ったわ。
万里を建ててあると最初のボスを撃破した時点で大将軍が一人湧くから、
そういう意味でも優先したいわね。」
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「それから先は？」
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「同じく石工術で解禁されるファロス灯台は、適当でいいわ。
灯台、つまり帆走が必要って事で、ＡＩがワンクッション置いてしまう気がするの。
逆説的に、プレイヤーでやる時は石工術よりも先に帆走を研究するべきよ。
これは、大商人経済を参考にしたわ。
と言うわけで、そんな感じでね。」
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「神秘主義から先の研究は、『帆走→石工術→青銅器→畜産』としました。
労働者は青銅器の発明の少し前に生産して、唯一の裸鉱山を掘り終わるくらいに出したいものです。
ＯＣＣはここら辺の調整が楽なのが救いですね。」
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「補足ありがとう。続けるわよ。
アポロ神殿も、速攻で取りに行かないと無くなるわ。
速度標準の皇子だと、大体８０ターン前後にアポロが建つから、
それまでに鋳金の前提を満たす必要があるの。」
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「青銅器と陶器ですね。
特に陶器は忘れ易いので、要注意です。」
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「青銅器は優先したいから、陶器の完成と同時にアポロが建つくらいがベストよ。
鉱山開発の伐採ハンマーには気をつけてね。
ちなみに、鋳金を手に入れに行っているのは単純にビーカー量が多いからと、溶鉱炉のためよ。
普通にプレイするなら、蒸留術や法律辺りにジャンプできれば満足するべきだと思うわ。」
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「ビールやウイスキーの創始も期待できますしね。
アポロの醸造人ポイントも、宗教を創始出来れば心強く感じられます。」
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「でも、今回は遺産中毒プレイ。
空き地に工房を置くためにも、鋳金が早めに欲しいわ。
森をガンガン切るから、１ハンマーでも貴重よ。
ロードス島の巨神像は、美学系遺産の後でもいいくらい。暇な時に建てましょう。
一応、研究加速にはなるわ。」
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「金融では無く、モアイも無いので海タイルは微妙です。
が、ロードス島の巨神像は貴重な大商人ポイントを排出してくれます。
食料１点はハンマー３点に等しいと考えれば、中々。」
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「ただいま～」
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「お帰りなさい。
アルテミスは忘れ易いけど、何故かＡＩはあまり建てないわね。
多分、中国酒創始の一番乗りボーナスを逃した時点で研究を変えるんじゃないかしら。
自由主義競争をしていた時、スパイを振ってあるライバルが自由主義に来たから完成させたら、
別の研究にシフトチェンジした、何てことが結構あるの。
醸造術にも一番乗りボーナスのお酒創始があるから、そのせいで……
外が騒がしいわね。」
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「ああ、気にしないで～
単に、首都に敵のボスとチャリオットが接近してきただけだから。」
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「まだ紀元前だって言うのに、チャリオット・弓兵・戦士・河童娘で攻めてきたの。
８体くらいかしら。国防はどうしたのかしらね？」
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「大丈夫なの？」
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「へーきへーき。
あたい達はさいきょーだからね！」
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「普通に籠城をするよー。
殴りかかっても『勝率：>99.9』だけど、殴りかかった結果瀕死になると危険だから、
自重しろってレティが。」
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「カタパルトが無い時代だから、どうせ突っ込んでくるでしょうしね。
それなら、来て貰うに限るわ～
妖怪の山の本格的な侵攻部隊も来てるし、攻城兵器も無しに城壁をよじ登って貰いましょう。」
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「これが頻繁にあるから、困るわねぇ。
人がたまには真面目にやろうってしてる時に限って、これですもの。
妖夢が敵方にいなくて、本当に助かるわ～」
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「ゲーム的には、白玉楼ボスの中では妖夢さんが一番楽なのですけどね。
逆に、コンバット紫は全キャラ中トップクラスにウザイです。
事故防止的な意味で。」
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「……(無言のまま牛の改善中)」
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「まあまあ。
……自然発酵の研究が完了したわね。
今生まれた大醸造人と、寝かせていたのの二人を使って、蒸留術と法律にジャンプしなさい。」
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「了解しました。
……ウイスキー派は取れたものの、ビールは取られています。」
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「あらあら、少しだけ危険な兆候ね。
石材があるうちにチチェンを建ててしまいましょう。
首都防衛戦がしばしば起こるこの戦いでは、中々に優秀よ。」
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「発酵術の開発を待って、２ターンかけて革命します。
黄金期の使い時だとは思うのですが、偉人を残し忘れました。
次に湧くのがしばらく後なので、製酒の組織化を使わない方が勿体ないです。
お酒ですが、他国と合わせるとか合わせないとか、そんな概念はゲーム開始時に捨てました。
素直にウイスキーにします。」
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「そうね。
……もうちょっとノンビリしたいわ～。」
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*進捗状況
ＢＣ８２５・八坂神奈子に宣戦布告！
ＢＣ６７５・アポロ神殿完成！鋳金ジャンプに成功。
ＢＣ５７５・ピラミッドの残り完成！途中で石材の供給が始まり、６ターンほど加速した。
即座に革命。代議制だけ採用。
ＢＣ１００・アルテミス神殿完成！
ＡＤ１５０・チチェンイツァー完成！
ＡＤ３２５・ロードス島の巨神像完成！
ＡＤ５００・ゼウス像完成！
ＡＤ６８０・空中庭園完成！
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制度が揃い、生産力の炉に本格的な火が灯る。
伐採後の空き地には工房が配備されてゆく。
今日もみょんは一人で頑張り続ける。
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「うんうん、順調ね。
このまま行けば技術的にも先を……」
*パパパパパオワー！×５
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「！！？」
しかし、みょん以外は敵も同じ。
順々に増えて行く敵のスタックには、剣士や斧兵が混ざり始める。
それに対して、こちらの兵力はリグルと白毛玉、ウイスキー色オリゼーの３人(?)のみ。
氷精連合と、ゆゆ様の運命は！？
第二話に続く。
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「私も、もう少しノンビリしたいです……。」
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「それはダメよ～」
&ref(youmu_button.jpg)
「……みょーん。」
意見・要望・感想などありましたらお願いします。
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