SS：tatu13_ 「生き残りを賭けて」

－アノスの証言－
あの時は確か･･･いつものように、事務所でのんびりとしていたのよ。
そしたらいきなり緊急警報。外を見たらゾンビ、かしら･･･あれがうじゃうじゃ居てびっくりしたわ。
とっさにFRにバリケードを作るよう指示して、事務所の窓から近づいて来るのを必死に撃って･･･
もう弾も残ってないって時、全てが終わったの。本当に怖かったけど･･･ウチの家族が無事で何より。

－サキの証言－
もともと私は噛まれても関係無いし、警報鳴って奴らが出てきた時は嬉々として飛び出したねー。
そんで適当にお掃除してたら、遠くに皆が見えたんだ！なんだか急いでた様子だったし、なぎ払ってさっそうと私登場！かーっくいーっ！
思いっきりゾンビなぎ払って、道開いて！まるでヒーローみたいだった！
何度も何度も噛まれたりしたけど、それでもへっちゃら！むしろ羽交い締めにされた時にいい技思いついちゃったくらい！
全部片付いて、帰ったらヒビキくんにおもいっきり驚かれちゃったけど、仕方ないよね、てへへ。

－ロクの証言－
暇だったからヤコのとこに遊びに行こうって思ってたんだよねー、あの時。
そしたらいきなり騒がしくなってさ、前見た変なやつらがわーらわら！とっさに戦車に飛び乗ったね！
途中お兄ちゃんと合流して協力したり、頑丈なボディで何百匹も轢き潰したり！いやぁ、戦車持っててよかったよー！
おかげで洗車代が高くついたけどね、ボクは汚れなかったよ！

－サンダースの証言－
あの時は家でくつろいでいました。･･･いきなり窓が割られるまでは。
何事かと飛び出してみれば、窓をがたがたと叩いたり、割れた窓からぞろぞろと入ってくる奇妙な腐敗した連中。
思わず一瞬思考が止まっちゃいました。当然、その直後に電撃で対処致しましたが。
とにかく皆様と必死に屋敷にバリケードを作り、その中に立て篭って防衛しました。
危うくバリケードが破壊され、入ってきた事もありましたが、それでも必死に抵抗して･･･ようやく退けた時は、家中めちゃくちゃでした。
今は後片付けが最優先、ですね。

－フィロの日記－
今日は沢山のゾンビがやってきた！
ゾンビの解体なんてひっさびさだからワクワクしちゃう！お気に入りの火炎放射器を取って、いざ出陣！
撃っても撃ってもわんさか出て来てもー飽きない飽きない！とっても楽しかったぁ！
ふっと気がつくと、いつの間にか私の周りにバーベキューの山が出来ちゃった！
後始末が大変だけど、ま、他の人に任せればいっか！今日は疲れちゃった、もう寝よーっと！