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Epilogue:たくさんの物語のうちの、ひとつの“たとえば”のおはなし

「……はい、これでお話はおしまい。」

「この後どうなったの?」

「さあ、どうなったのだろうね。
 皆で力をあわせて、新しい世界を作ったかもしれない。
 世界はすぐに元通りになって、皆がもとの生活に戻ったかもしれない。
 どうしようもなくなって、ただ途方にくれて…真っ暗な中生き続けたかもしれない」

「ちゃんとした続きはないの?」

「ないよ。
 あるとしたら、ここだよ」

「胸……?」

「はは、違うよ。 心の中さ。
 ……さ、それよりギルドに入りたいんだろう?
 それなら、もっと頑張って修行しないとね。
 あんまり夜更かししてるとちゃんとできないぞ? もう寝よう」

「はーい……」





「寝ちゃったか。 いい寝顔だ」


オルフェナはそうつぶやくと、そっと本を閉じた。





「“本当の続き”はひとつじゃないからね、ほんとうに」



あれから、世界は2つに分かれた。
ふらん☆の能力のもと、皆の祈りの力で。

ひとつは、元通りの世界のコピー。
もうひとつは、全て組替えられた新しい世界。



二つに分かれた物語は、今もずっと続いている。






                       ――幻想なりきり冒険活劇へつづく!
最終更新:2011年12月27日 13:49
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