「うーん…」
窓から差し込む光、小鳥のさえずり―― いつもの朝。
「いってきまーす」
いつものように朝ご飯を食べて、
いつものように支度をして、
いつものように家を出る。
「あっ、ヒビキくーん!」
「あ、おはよーサキちゃん!」
そしていつものように、通学路で彼女と会う。
「あ、そういえばさ――」
つかの間の幻想の後にやってくる日常。
だけど今回の“幻想”はとても、とても長かった気がする。
「――今日、面白い夢見たんだー」
「えー、どんなの?」
そういえば、サキちゃんも居たっけな。
夢の中でまで彼女なんて、やっぱり好きなんだなー
「あのね。 ゲームみたいな世界で、メルポットって言うチームに――」
こうして、僕の日常は続いていく。
つかの間の幻想と絡み合いながら――
-End-
最終更新:2011年12月29日 07:42