「ご苦労だったな」
「いえー。 ま、たいした事してませんし」
あたしの役目は傍観。
あの世界のね。
「……暫く休養を取るか?」
「そっすねー、色々疲れましたし」
あの世界には戻れない。
一時的に、まがりなりにも「仲間」だったアイツらの元へは戻れない。
「まあ、暫く好きにしていろ」
「かしこまりーっス」
名残惜しいけど、今まで何度か経験してきたコトだしね。
でも気がかりなことがひとつだけあるんだよなぁ。
鵺、どうしてるかな――
――こうしてひとつの星は、ひとつの舞台から降り姿を消した。
愛した者もまた、その舞台を降りた事を知らぬまま――
-END-
最終更新:2012年01月01日 20:07