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Epilogue:ゼタ

“忘れられた里”という名前の場所が、世界のどこかにある。

そこに、体中に草を生やした巨大な人形が鎮座していた。



かつて誰かに作られたそれは、既に“役目”を終えていた。




――あらゆるものに永遠はない――


願わくば、安らかに。






雨上がりのその日、小さな人形が彼女の元を去った後、

輝きを失った宝石の端からしずくが一粒。




雨粒が頬を伝っただけかもしれない。

けれど、誰の目から見てもそれは――
最終更新:2012年01月01日 20:19
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