事の顛末を知ったソマリは、一度、師の元へと帰ることにした。
今までにあったことを話しながら、自身の気持ちを整理させるためだった。
師は時折目を丸くさせつつも、いつもの調子でソマリの話に付き合っていた。
しばらく盗賊稼業も止めて、のんびりしていたソマリだったが、
ある時、再び師の元から旅立った。
自身の好奇心を満たすためでもあったが、別の目的もあってのことだった。
「…ゴハン代を借りてる分、返しそびれたままだったわ! あの子、家に帰ったんだったっけ。」
いつか利子つけて取り立てられてはたまらないという建前を引っ提げて、
実家に戻ったはずのユミネを探しに向かっていった。
…行く先々のご当地おみやげに目を奪われながら。
最終更新:2012年01月05日 13:58