映姫
…………。
魔理沙
霊夢、儀式は失敗だ。
霊夢
そのようね。
直ちに追い返すわ。
映姫
お待ちなさい。
映姫
あなた方には、以前から
色々と言い足りない事があったのです。
魔理沙
待つのはお前だ。
魔理沙
ここは宴会場、そして今は酒の席だ。
一杯もやらずに一席ぶとうってのは、
少し礼儀がなってないんじゃないか?
映姫
……一理ありますね。
映姫
分かりました。頂きましょう。
魔理沙
おい、てゐ!
てゐ
はーい。
そんじゃ注ぎますよ~。
映姫
ありがとうございます。
映姫
んく、んく、んく……。
映姫
……ふぅ。
辛口で良いですね
私は辛い方が好みなのです。
てゐ
そりゃ良かった。
まだまだありますから、
じゃんじゃんいきましょう。
てゐ
それ、もう一献。
映姫
では、お言葉に甘えて……。
-30分後-
映姫
らぁからぁ!
こんやことやってるやいやらいっ!
って言ってるんえすー!
魔理沙
だいぶ乱れてきたな。
お前、どんだけ盛ったんだ。
てゐ
割と全力かな。
一応、神らしいし……。
映姫
こやっ!
聞いてるんえすかっ!
魔理沙
あーはいはい。
映姫
いつまでもこんや事やってばかりだと
天国にゃー行けませんよー!
魔理沙
宝探しの事か~?
まー、切り上げたいのはやまやまだが、
何せ地底は深くてなー。
映姫
そんや事よりあなたっ!
魔理沙
んー? 何だー?
映姫
そう、地底は少し深すぎゆっ!
魔理沙
んなこと私に言われてもなぁ。
魔理沙
じゃあお前、早く帰れるように手伝えよ。
それが今のお前が積める善行だ。
映姫
善行~?
映姫
……じゃー、それすゆ~~。
あはははははは!
魔理沙
よーし、言質取った。
閻魔がまさか嘘は吐かんだろう。
魔理沙
ルーミア、闇でくるんで大人しくさせてくれ。
ルーミア
はーい。
映姫
なに~? もう真っ暗~?
じゃあおやすみ~。
映姫
すひゅ~……ぴるぴるぴる。
魔理沙
やれやれだぜ。
魔理沙
おい霊夢、あんま危ない奴を喚ぶなよ~。
霊夢
すひゅ~……ぴるぴるぴるぴる。
魔理沙
お前もか……ホント、やれやれだぜ。
映姫が部隊に加入します。
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