烏面

烏、というか八咫烏の張り子面です。
狐と同じく、和紙を張り重ねた上に紙粘土をのばしています。
塗りはまたしてもandsに一任してしまいました。

今回はサイズが大きめである為、和紙の段階までは頭頂部、前頭部、クチバシの三つに分けて製作し、紙粘土と接着剤でそれらをつなぎ合わせています。
一見黒一色に見えますが、頭の部分には角度によってはかすかに青っぽく見える黒を使用し、クチバシには光沢のある濃い黒を使用しています。
模様を描く金は白っぽいモノを使用しています。
ちなみに、今回使用した双葉葵と三つ巴はどちらも八咫烏に縁のある神社の神紋です。




羽を表現するために、あえて表面をひび割れさせ、ラインや軽い凹凸をいれています。八咫烏なのでラインは三本に。

彩色直前の状態。
最終更新:2011年10月01日 01:35