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アザゼル

ベリアルが対東京ブリーチャーズ用に饗応役として召喚した最終防衛機構五魔神の一角。
マーコールによく似た、黄金の毛並みと王冠のような形状に絡み合った三対の角を持つ、巨大な山羊の姿をした悪魔。山羊の王。
数千頭の同胞(あらゆる種類の山羊)を率い、異界化した東京都庁のコロシアムでポチと対戦した。

最も旧き悪魔の一柱であり、格としてはベリアルやルシファーと同等。
そのためベリアルのことを『長子』と呼び捨てる。
アザゼルは元々天界における高名な天使長のひとりであったが、唯一神が人間を創造した際、その魅力に誘惑され堕天。
朋輩ともども山羊の姿に変えられ、荒野へと放逐された。
それ以来、唯一神の手の届かない安住の地を求めて数千年もの間群れを率い、世界各地を彷徨している。
仲間たちのために安らげる場所を探しているアザゼルは、ベリアルの創る悪魔の千年帝国樹立の際には定住の地を与えるという甘言に乗り、
それが虚言であるということを知りつつもベリアルの口車に乗り、ポチと戦った。

最終的には獣の威信を賭けた決戦の末ポチに敗れ、『自分と一族が生きた証を残させてほしい』と懇願し、ポチに喰われその血肉となった。

主な戦闘方法はシンプルな突撃(チャージ)。
しかし、角から妖気を放出し雷雲を召喚し、落雷を黄金の羊毛に蓄えて無限に破壊力とスピードを増幅させることができる。
充分に稲妻を蓄えての突進は音速を越え、その進路上にあるものすべてを粉砕する。
また、角から雷撃を放出して直接敵を攻撃することも可能。
(ポチ曰く『なんでもアリかよ、神話世代』)

しかし、アザゼルの最大の能力は雷を妖力に変換しての攻撃ではない。
アザゼルは例え戦闘の最中に手傷を負おうとも、即座に受けたダメージを数千頭の同族へ肩代わりさせることができる。
『スケープゴート(贖罪の山羊)』の由来である。
それは眼球などを破壊される、喉笛を噛み千切られる、等々全ての被ダメージに適用され、致命傷にさえ有効である。
アザゼルはどれだけダメージを蒙ろうと、それを瞬時に同族に肩代わりさせることで無傷のまま立ち回ることができるのである。
よって、アザゼルを斃そうとすれば彼だけでなく、数千頭の彼の眷属をも斃さなければならない。

必殺技は数千の同胞の命すべてを我が身に取り込み、妖力に変換して最大限の突撃を叩き込む、
『真なる王の一撃(アルカー・イフダー・アル・アウラーク・ル・ラービハ)』。
大樹(ユグドラシル)の如く角が肥大化し、全身から雷を放出しながら音速で突進するという、不破必滅の奥義である。

誇り高く、同族への慈悲と慈愛に溢れ、指導者としての威厳に溢れた王。
その存在はポチの抱く王のイメージに多大な影響を与えた。

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最終更新:2021年03月05日 06:51