澪漂 数重 - School Of Life ×TRANQUILIZER×学園2nd

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Name	澪漂　数重（みおつくし　かぞえ）
Alias	【インフィニティゼロ（絶対不確定数零）】

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　第二管弦楽団の副団長を務める女性。

　外見は一重曰く「秘書のよう」であり、真紅のスーツに身を包み、肩ほどまでの長髪と、フレームの細い眼鏡、鋭い目と、雰囲気だけならば二重によく似ている。
　ただ、似ているのは雰囲気だけであり、口を開けば理論派の二重とは一線を隔する意味不明人間であることがわかるだろう。

　第二管弦楽団の特徴である「非戦闘集団」の筆頭として、彼女も一切の戦闘行為に参加することはない。
　それゆえにクラスに分類するならばワーカーとスカラーであり、参加しないというよりは、戦闘能力を持ち合わせていないというのが正しい。
　彼女の最大の特徴は、その言葉に一切の意味が見出せないことである。
　全くもって意味不明な言葉を延々とつぶやき続ける姿はある種不気味であり、その能力(というより悪癖)を利用して、主に拷問活動などに活躍する。
　戦闘行為を行わないというだけで、十分殺人行為は肯定していて、拷問対象は彼女とただ差し向かいで二～三時間その話を聞かされているだけで、十分廃人になってしまうという。
　その拷問スタイルをして、エイリアスとは別に「数字遣い」と呼ばれることもある。
　これは、言葉に一切の意味を見出さず、あたかも数字の羅列をしゃべっているかのような姿からそう呼ばれるようになったようだ。

　ちなみに、二重は彼女を非常に苦手としており、一緒にいるだけでとても渋い顔になるという。
　やはり理論派の二重にとって、彼女の意味不明さは耐えられないらしい。