舞台設定

現在より少しだけ未来か過去、世界は侵食されつつあった。
人知れず、世界そのものを書き換える存在『レコンキスタ』・・・人間達とは全く異質で主に洗練された昆虫のような姿をした侵略者達。
彼らは、異質な存在として当然のように超常の力を持ち、人間達を遥かに上回る存在である。
さらに彼らが厄介なのは、その人々に『侵略活動』を感知させないところにある。
彼らが『侵略』した世界は文字通り『書き換え』られ切り離されてしまうのである。
いつから、彼らが活動し始めこのような現象が起こっているかは現在特定できていない。
しかし、それは徐々に世界を蝕みつつあった。
だが、その侵略された世界自体が生み出したのか、それに対抗する力を持った人々が存在した。
『ヴェルト』もしくは『リヒター』と呼ばれる『レコンキスタ』の侵略を感知できる者達。
彼らも『レコンキスタ』達に対抗するよう理不尽かつ凄絶な力を持っていた。
その戦いは、人知れず行われる。
通常の世界が静止しているかのような、凄まじい速度で空間を縦横無尽に力学を無視するかのように動き回り互いに彼らは破壊しあう。
今はまだ・・・世界は侵略されていなかった。今はまだ。
だが、この戦いは人々にとって全く明日が見えない終焉が予測できないものであることも事実だった。
『レコンキスタ』という存在が一体なんであるのか?
そのほとんどが掴めていない状況だったからである。

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最終更新:2008年10月05日 23:35