【奥やんばる路線バスの旅】
第4話)やんばるで食べた旨いもの

《沖縄旅行記|やんばる|国頭村|大宜味村|辺土名|安田|名護|》

ここらでちょっとやんばるグルメを書き綴っておきます。

■味噌汁定食

以前沖縄に行ったときにある食堂メニューで「味噌汁定食」なるものを見つけた。その時は別の料理を注文したのだが、その後ずっと気になっていた。一体、味噌汁で定食とはどういうことか? 通常定食といえば「ご飯+味噌汁+おかず」が基本だろう。では「味噌汁定食」のおかずはどうなっているんだ!! 東京の沖縄料理店に何軒か行ったことあるが「味噌汁定食」にお目にかかったことはない。現地に行かないと食べられない代物のようだ。

そして今回、名護の公設市場の二階に「さくら食堂」と言うレトロなお店を発見した。そこのメニューで「味噌汁定食」を見つけたので頼んでみた。一体どんなものが出てくるのか?

やんばる旅行記|さくら食堂
さくら食堂と味噌汁定食
やんばる旅行記|味噌汁定食

そして出てきたそれは、鰹出汁の味噌汁に浸った具だくさん過ぎる肉野菜炒めとでもいうべき料理であった。明らかに主役は「具」で「汁」ではない。「肉野菜炒め煮定食」といった方が実態に近いと思う。そんな「味噌汁定食」が 税込780円でデザートのぜんざいと食後のコーヒーまで付いているのだからコストパフォーマンス良すぎだろ。


■タマン(ハマフエフキ): 煮つけ/バター焼き

安田(あだ)集落の民宿に泊まった際、夕食に白身魚の煮つけが丸ごと一匹豪勢に出てきた。おかみさんは本土の人間である僕に分かりやすいようフエフキダイだと説明してくれたが、これは沖縄でよく獲れるタマン(ハマフエフキ)であろう。鯛のように上品な白身は煮つけのたれがしみてとても美味く、夢中になる。思わず頭の骨まで丁寧に解体し、詰まった身までチューチュー吸い尽くしてしまった。

やんばる旅行記|タマンの煮つけ
タマンの煮つけ

タマンは洋風にしても美味であった。辺土名(へんとな)の居酒屋で、バター焼きを頂いた。焦がしバターにアーモンドスライスをまぶせた白身は、上品さに香ばしさがプラスされて絶妙なハーモニーを奏でていた。沖縄に行ったらぜひタマンを食べてみよう!!

やんばる旅行記|タマンのバター焼き
タマンのバター焼き

■ハイケイ(廃鶏)

やんばる地方のソウルフードと呼ばれているらしい。ハイケイは漢字で廃鶏と書く。卵を獲る期間を終えて廃棄される鶏のことを廃鶏というのだそうだ。通常、廃鶏肉は硬くそのままでは食用に適さないため、肉だんご等の加工食品に利用される。

そんなハイケイであるが、やんばるではポピュラーな食材で主に炭火焼で食される。ただ美味しく焼くにはコツがあるらしく、国頭村では上手に焼ける人にハイケイマスターなる称号が与えられる。

やんばる旅行記|ハイケイ焼き
ハイケイ焼き

名護の居酒屋でそのハイケイ焼きを頂いた。多少硬さはあったものの、むしろそれは歯ごたえの範疇で、美味しく頂けた。料理人の焼き方が光る逸品であった。

(続く)


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最終更新:2021年01月16日 23:04