【座間味・那覇 クジラ見物の旅】
第3話)シェア自転車で那覇・自由自在 Part①

《沖縄旅行記|座間味島|ホエールウォッチング|那覇|のうれんプラザ》

本来座間味島で一泊するはずが悪天候で日帰りとなり、旅行3~4日目は急遽那覇市内観光となってしまった。

そうなったら以前から行ってみたかったのが「泊いゆまち」である。「いゆ」とは沖縄方言で魚を意味し、那覇の泊漁港にできた巨大魚市場が「泊いゆまち」だ。

その市場内の食堂の朝食が安くて美味いらしいので、早朝出かけてみた。

今回那覇市内観光で大活躍したのがシェア自転車である。シェア自転車とはサービス提供エリア内に何か所もあるスポットからスポットまでの片道をチョイ乗りできるシステムで、スマホアプリで出発点に駐輪してある自転車を予約しライド開始。終着点のスポットで返却し、アプリ上で支払いが完了する。

オイラは都内でハローサイクリングというシェア自転車システムに登録してよく使っているのだが、これが那覇市内でも展開されていた。料金は利用した時間分だけ払う仕組みになっており、首都圏では¥130/30分だが、那覇では¥100/15分となっていた。那覇市内のチョイノリなら15分もあれば十分なのでちょうどよい。何と言っても、渋滞知らず、バスの待ち時間知らずで、自由に動けるのは素晴らしい!!

那覇|シェア自転車
那覇市内のシェア自転車

早起きしてゲストハウス近くのスポットから「泊いゆまち」近くのスポットまでシェア自転車を使い、7時過ぎに泊漁港に到着。まず初めに漁港を見学するが、この時間は漁港としては遅い時間で水揚げはもうほとんど終わっていた。それでも巨大なマグロやカラフルな沖縄の魚が並んでいる光景は見ていて楽しい。

那覇|泊漁港
泊漁港(上)と泊いゆまち(下)
那覇|泊いゆまち

続いて市場である「泊いゆまち」の中に入っていく。魚一匹が丸ごと売られているのはもちろん、解体工場で加工されすでにブロック状態になったり、刺身としてすぐ食べられる状態になったりと、ありとあらゆる魚が様々なスタイルで売られている。

さてさてお目当ての食堂はどこだ? あっ、あれか、うむむ、何か人の気配がしない。おかしいな? 近づいてみると…本日 定休日

那覇|泊いゆまち「まぐろや本舗」
泊いゆまち「まぐろや本舗」は月曜定休

なんということだ!! こういう時に限って定休日とは!! 隣の店のおばちゃんに聞いてみると本日・月曜日が定休だとのこと。トホホ?。

悔しいのでお店の写真を撮っていたら名物の「朝どん」のメニューが載っていた。「海鮮卵かけご飯 480円」う~ん、食べたかった!!

仕方なく売店でポークたまごおにぎりとさんぴん茶を買って簡素な朝食とした。

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その後もシェア自転車とゆいレールを組み合わせて、あちこち那覇を探索する。

那覇市観光局に「飛び入りで参加できるウォーキングツアーはないか?」と問い合わせたら、首里城のウォーキングツアーを薦められたので参加してみた。オイラは平成の大火災前にも首里城ウォーキングツアーに参加したのだが、「今は復興途中の姿が見れて、また違った面が見れますよ」とのこと。それはそれで面白そうだ。

首里城前でツアーの一行と待ち合わせ。門の中に入ると以前首里城の本殿があっていたところには巨大なプレハブ小屋が建てられ資材置き場となっていた。そしてその側面はガラス貼りになっており復興作業の様子が見学できる。焼失を免れた柱が残っていたり、復興の様子がパネル展示されていたり、今首里城は復興そのものが展示物となっているのだ。

那覇|首里城は復興そのものが展示物となっている
首里城は復興そのものが展示物となっている

そして、以前の姿を知っているオイラが一番びっくりしたのが、以前本殿があったところまで資材運搬用の立派なアスファルト道路ができていたことである。もちろんこの道がなければ資材を運ぶことはできないが、復興の為に道路まで造ってしまう沖縄の執念にオイラは驚くのであった。

(続く)


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最終更新:2023年04月15日 11:01