【ベトナム南部高原地帯を旅してみたら…】
第4話)出たとこ勝負!! ローカルバスで郊外の村に
《ベトナム南部高原旅行記|ハノイ|バンメトート|ダラット|ホーチミン》
バンメトート2日目は郊外の村を訪れる。本当は現地ツアーに参加し何箇所か巡れたらと思っていたのだが、ツアーに一人で参加するとUSD100以上かかってしまい諦めた。
そこでカンボジア国境も近いドン村(ブオンドン)のツーリストセンターへローカルバスで訪れることにした。ガイドブックによれば街からバスが出ているというが、市街地のどの停留所からその村に行くのか全くわからない。なので出発点である街はずれのターミナルに行ってそこで情報収集するのが間違いないだろう。
Grabのバイタクでターミナルに到着すると周りの人間に「ブオンドン行きのバスはどこだ」と聞いて回る。さすがにバスターミナルである。「あのバスがそうだ」と指さしたのが小型のピンク色のバスであった。
何時に出発するかとかそういう細かい情報はよくわからないが、とりあえず車内に乗り込んで15分ほどするとバスは動き出した。ここからの乗客はオイラとあと荷物が一つ。だがその荷物が変だ。
ピヨピヨ ピヨピヨ
音がした箱の中にいたのは生きたひよこ!! さすがベトナム、路線バスは家禽輸送車でもあった。
途中、街中に入り、人が少しずつ乗ってきた。そしてあるところから中学生と思しき軍団が大量に乗り込んできてラッシュアワー状態。まさかカンボジア国境も近いこんな辺境の地で、こんなに乗客がいるとは思いも寄らなかった。
1時間ほどするとドン村のツーリストセンターに到着。チケットを購入するとそこに印刷されたQRコードをかざして入り口が開くシステムになっていた。こんな片田舎も今は二次元バーコードなのだ!!
ツーリスセンターは川の中洲にいくつかの島があり、それらが揺れる竹の橋で繋がっている。その中の1つの島はゾウが飼育されており、人は立ち入ることができないものの間近からゾウを眺めることができる。
島の中にはレストランがあり、山岳民族料理のバンブーライスとバーベキューのランチがいただける。注文してみると香ばしく焼けた豚肉と竹筒に入れて焼いたもち米がサーブされた。併せて小皿が2つ供され、1つには砕いたピーナッツが、もう一つには塩と共に刻まれた緑の葉が入っていた。
「これはどうやって食べるのか」
尋ねてみたところ、ピーナッツはもち米につけて、砕いた刻んだ葉の方は肉につけて食べろという。前者は味の想像がつくが後者は全く未知であった。オイラは恐る恐る豚肉を緑の葉っぱにまぶして食べると、その緑の葉っぱはレモンの香りがした。
後で調べたらレモンバジルと呼ばれるハーブで、見た目はバジルだが味覚はレモンそのもの。それに塩を合わせた調味料であったが、これをつけて肉を食うと非常に爽やかで味わい深い美味になる。
一通り見学をし終えた後は再びローカルバスで街に戻る。バスはチケットセンターの前に停まるようだ。センター職員に何時にバスが来るのか聞いてみると「30分後にやって来る」という。
ゆっくりコーヒーを飲みながらバスを待つが、30分で来ると言われたバスは50分後にやって来たが、まあそれもインドシナの田舎あるあるだ。
最終更新:2024年12月21日 23:24