【ちょっびりスパイシーなスリランカ旅】
第4話)アンブルワワ・タワーで修行する
《スリランカ旅行記|コロンボ|ダンブッラ|シギリヤ|キャンディ|ヌワラエリア》
キャンディ近郊のガンポラという街近くの山にアンブルワワ・タワーなる奇妙な仏塔が存在する。ここは仏塔の屋根に螺旋状の階段が取り付けてあり、仏塔の外側を歩いて登れるというスリリングな仏塔だ。
あまりガイドブックには載っていないのだが、ネットで調べてみるとキャンディからガンポラまではローカルバスで約1時間、そこからトゥクトゥクに乗り換えて行くようである。
↑キャンディ⇒ガンポラ⇒アンブルワワ・タワー/ツーリスト・インフォメーション↓
前日にキャンディでガンポラ行きのバスターミナルをチェックしようとした。だがキャンディのバスターミナルは非常に広大で一体どこに目的地に行くバスが出発するのか、さっぱりわからない。
オイラはツーリスト・インフォメーションに助けを求めたが、口頭で場所を示されても、一体どこなのかまるで分からない。すると、
「私の後に追いてきてください」
すると、なんと職員自らが実際のバス停まで歩いて案内をしてくれた。これぞ究極のツーリスト・インフォメーションであるが、非常に助かった。
朝9時にそのバス停からガンポラへ移動する。そしてガンポラのバス停ターミナルに着くと、バスの車掌はアンブルワワ・タワー入口に行く、ローカルバスの乗り場を教えてくれた。
すぐにバスに乗り換えアンブルワワ・タワー入口で降りる。Googleマップによれば、後3キロほど山道を歩けばタワーにたどり着く。麓の入口には何台ものトゥクトゥクが待機しており、乗って行かないかと声をかけられるが、3キロならちょうどよいハイキングコースじゃないかと思い、オイラは徒歩で登って行った。
だがしかしこれはハードな山道であった。途中から足が張ってくるが、こうなったら意地でも歩き通してやる。結局1時間ほど山道を登って山頂にたどり着くと、そこには天空に向かって飛んでいくような巨大な空中ブランコがあった。
そしてさらに先にあるのがアンブルワワ・タワーの仏塔だ。始めはタワーの中の階段を登って行くが、やがて恐怖の外側の螺旋階段のみを昇るしかない。
恐る恐る、足を踏み出す。
こ、怖すぎる。
これはもう修行だ!!
外からの風がモロに当たり、下を見ると足がすくみ震えてくる。でもせっかくここまで来たのだから登るしかない。ちょっとずつ足を動かして塔の先へと登っていく。階段の幅は1mもなく、人と人が交差することはできない。だが所々塔に窪みがあり、人と人がすれ違う時は、どちらかがその窪みに入って相手が通り過ぎるのを待つ。
少しずつ螺旋階段を昇り、かなり上の方にやってきた。階段幅は上がるにつれてだんだん狭まってくる。これ以上進むと背中のリュックがぶつかって動けない。頑張ればもっと上に行けなくもないが、もう先に進むのがしんどくなった。というか、もう怖くてここから先に進みたくない。
ここまで来ると悔しい気持ちよりも、もう進みたくない気持ちの方が強くなった。オイラはまた恐る恐る足を戻して下って行った。
それにしてもよくこんなスリリングな仏塔を建てたものだ。たどり着くのはちょっと大変だったが、なかなか面白いアンブルワワ・タワーの訪問であった。
最終更新:2026年03月15日 23:13