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飛べない巫女の普通な日常 - (2009/04/23 (木) 22:22:38) のソース
[[121スレ目52~113>http://gensokyotekiumigame.web.fc2.com/thread2/umigame121.html#R52]] [[121スレ目334~525>http://gensokyotekiumigame.web.fc2.com/thread2/umigame121.html#R334]] [[121スレ目~>http://gensokyotekiumigame.web.fc2.com/thread2/umigame121.html#R450]] [[121スレ目~>http://gensokyotekiumigame.web.fc2.com/thread2/umigame121.html#R450]] [[121スレ目~>http://gensokyotekiumigame.web.fc2.com/thread2/umigame121.html#R450]] [[121スレ目~>http://gensokyotekiumigame.web.fc2.com/thread2/umigame121.html#R450]] [[121スレ目~>http://gensokyotekiumigame.web.fc2.com/thread2/umigame121.html#R450]] [[121スレ目~>http://gensokyotekiumigame.web.fc2.com/thread2/umigame121.html#R450]] ***オードブル [[121スレ目52~113>http://gensokyotekiumigame.web.fc2.com/thread2/umigame121.html#R52]] 「全く、平和が続くと思ってたのに!」 勘の普通な巫女さんは解決に向かうべく、手近な魔法の森へと走っていった。 [ルール:ウミガメのスープ] 何が起こった? それを説明してください。 #openclose(show=解答を表示){ 四季の花々が狂い咲く一件もようやく落ち着きを取り戻し、平和が続いていた幻想郷の春。 境目の神社で、我らが腋巫女は朝からまったりくつろいでいた。 空は少々曇って太陽は見えないが、かえってそれが心地よい涼しさを送る。 「何も無いっていいわねー」 何も無いのはお賽銭箱の中も同じなのは目を瞑って、暫くこの平和を楽しもうと決めていた。 「おーい霊夢ー!」 境内から、聞きなれた魔法使いの声が。 「何かしら? 素敵なお賽銭箱ならこっちよ」 魔理沙にいつもの挨拶を交わす。 全速力で走ってきたらしい魔理沙は息を切らせながら伝えた。 「それ……どころじゃ……ない……ぜ。 魔法が使えなくなったんだよ!」 ああ、ゆっくりしている暇はなさそうだ。 「あら、魔法使い失格ね」 「それだけじゃない。 他のみんなも、能力という能力が全部消えちまったらしい」 ……なるほど。 朝から体が重いと思ったら、空を飛ぶ能力もなくなっていたからなのか。 「ああ、こんな不便極まりないことしでかしたのは誰かしら」 平和は長く続かない。 それが世の中の道理と分かっていても、どうも腋……腑に落ちない。 「全く、平和が続くと思ってたのに!」 勘の普通な巫女さんは解決に向かうべく、魔法の森へと走っていった。 「お、いいものがあるじゃないか」 魔理沙は霊夢が置いていった煎茶やお茶菓子を見つける。 普通の少女になってしまった魔法使いは、魔法がその手に戻るまで神社の境内でお花見を楽しむことにした。 } 編集者注:この下には上の問題の答えが含まれます :*****幻想郷的ディナー フルコース***** 『飛べない巫女の普通な日常』 平和な幻想郷にやってくる新たな異変。 消えた能力の原因とは? 霊夢はまた空を飛べるようになるのか? コンティニュー残り0回残機無しボム無し霊撃決めボム喰らいボムチキンボムディゾブルスペル小悪魔大妖精エクステンド森羅結界安地嘘避け電動ハブラシマリス砲アリサ砲レザマリバグ無しの1本勝負。 みなさんの力で、幻想郷に起きた異変を解決へと見事導いてください。 一、1日1問づつ出題、1週間で終了。 二、様々なジャンルの問題を解決しながら進み、幻想郷に起きた異変を解決してください。 三、各問三時間までの時間制限あり。 xの扉についてはx回の質問が終了した時点で回答できていなければゲームオーバー。 四、ヒント:この物語において、幻想郷の人々は能力を一切使用することが出来ません。 ***船頭多くして [[121スレ目237~272>http://gensokyotekiumigame.web.fc2.com/thread2/umigame121.html#R237]] 「さて、ここら辺は何も無いわね」 魔法の森は広く、歩いていくには相当な労力が必要だった。 「この調子じゃあと100年は掛かるかしら」 ボヤき始めて数分したとき。 「霊夢ー!」 上空から声がする。 レミリアが飛んできた。 「あら、日傘も無しに外に出れるの」 「曇ってて良かったわ。 それよりも紅魔館に来て。 見せたいものがあるわ」 何が何だか、言われるままに霊夢はレミリアの手を握り、紅魔館へと向かった。 【問題】 船頭多くして 「成程これは凄いわね」 「でしょ? 咲夜ー」 「はい、紅茶でございます」 「これで咲夜も人一倍仕事ができるわね」 「ええ、それはもう」 霊夢は紅茶を啜りながら、二人を尻目にこれからのことをのんびり考え出した。 [ルール:ウミガメのスープ] 現在の紅魔館の状況を説明してください。 #openclose(show=解答を表示){ 屋敷では大勢の妖精メイドがせっせと我を忘れてめまぐるしく働いていた。 いままではのんびりうだうだしていたはずなのに。 「今までは咲夜が時間を止めて仕事を一人でこなしていたからねぇ」 「私を当てにできないとなれば、彼女たちも働かざるを得ませんから」 <Heyメイドチョウー! タスケテサクヤサーン!!!> もちろん今までのんびりやっていたので、急にせかせかとなるとミスばかり。 「……まあ私が忙しいことに変わりはありませんけれども」 「これからは人一倍働いて頂戴ね、文字通り」 「やれやれ……じゃあ私も仕事に戻らせてもらおうかしら」 霊夢は紅茶を飲み終えると席を立った。 「ええ、私の能力が使えないのは威厳に関わるから」 「それなら少し手伝いなさいよ!」 「うー☆」 「……あとで裏ね」 } 「じゃあ、私をさっきみたいに飛んで連れて行ってね」 「…………ハイ」 「何? またアレやられたいの?」 「ハイワカリマシタレイムサンナンナリトオモウシツケヲ」 「さて、何処へ行こうかしら? ……冥界なんかは無理そうね。 いくらレミリアでも結界は越えられないし。 妖怪の山は遠いけれど、行けないこともないかしら。 それと行けるとしたら香霖堂、人里……まぁそんな所かしらね」 <<どこへ行きますか? 相談の上、霊夢に指示を出してください。>> 「あんまりお嬢様を苛めないでください」 「教育的指導よ」 「物は言いようですわね。 それはそうと、行ける所はまだ他にもあるんじゃないの?」 「例えば?」 「竹林なんかもどうでしょう?」 「あんな所行ってどうにかなるとは思えないけれど……まあ目的もなく行くだけ行くならアリかもね」 「ええ、行けるわよ。 もっとも、この異変の中であの竹林がどうなってるかは知らないけれど」 「結局私をこき使うだけでしょうに」 「……あ?」 「さて、そろそろ迷いに行きましょうか」 まだ時間の余裕はたっぷりある。 異変の真相に近づいてる気はしないが、それでもまったりと目的地へ向かう巫女であった。 ***Udon Eater [[121スレ目334~525>http://gensokyotekiumigame.web.fc2.com/thread2/umigame121.html#R334]] 竹林にやってきた霊夢とレミリア。 「はい、ありがとう。 もう帰ってもいいわよ」 「また何かあったら呼んでね」 【問題】Udon Eater 「さてさて来てみたはいいものの」 迷いの竹林。 入ったものは二度と出られないことにその名は由来する。 「迷えるかはさておき、どうにか竹林を抜けて、あそこの月人さんたちに話でも聞いてみましょうか」 [ルール:亀夫君問題] 霊夢を永遠亭まで安全に導き、永遠亭メンバーから事情聴取をせよ #openclose(show=概略を表示){ ・道はとりあえず一本道。近くの小屋に入ると妹紅が。今死んだら生き返れない気がしておびえている。 ・妹紅曰く、一本道は永遠亭連中が先ほど作ったらしい。とりあえずは進んでも道に迷わないだろうと思うとのこと。また、兎達が「いろいろと迷惑をかけると思う」と言っていたらしいが詳細は口止めされている。 ・妹紅曰く、竹林の狂気が薄れているとか。 ・道を進むと杵で武装した兎達が。追い返され入口に戻される。 ・再び妹紅の小屋へ。段ボールをもらう(3回まで巡回兎の目を欺ける)。 ・巡回兎を二度やり過ごす。『アレが来たからって30町も先まで警戒することないのに』、『月の研究チームからの伝令(「地上を守る」?)』、『何で地上を守るんだ?』などの発言を聞ける。 ・永遠亭前でてゐを発見。話しかける。てゐ曰く、月から手紙が来て厳戒態勢を敷いた。内容は輝夜と永琳しかしらないとのこと。てゐから段ボール箱をもらう(使用回数+3)。鈴仙は竹林を巡回中。 ・輝夜と永琳は永遠亭のどこかにいるが、屋敷の中も警戒は厳しい。てゐからニンジン(対象の兎の動きを止める)をもらう。屋敷の中にはトラップはないとのこと。 ・杵と地図を持っている兎を発見。ニンジンで釣って、地図と杵を奪う。 ・「蛇の間」とある部屋で輝夜と永琳を発見。 } 「お疲れ、いつぞやの巫女さん」 「あのイナバたちをかいくぐって来るとはなかなかねー。 ささ、歓迎するわよ」 永琳と輝夜はゆっくりお茶を啜る。 「生憎ゆっくりしてる暇はないの。 表のアレも今回の異変のせいね?」 「ウドンゲの狂気の瞳で竹林が迷えなくなった今、こちらも外敵に備えざるを得ないからね」 「あなたたちの脅威は地上じゃないでしょ」 「まあまあ細かいことはお気になさらずに。 それより、何か聞きたいことがあってきたんでしょう? あなたには借りがあるわ、何でも話すわよ」 「いいことすると結局自分のためになるのね、やっぱり」 もうかれいむ。 「今回の異変の前、何か変わったことはなかったかしら?」 「あったわ。 月からの手紙よ。 月からこの地上を眺める研究機関から1つの成果報告が来たの。 しかもそれが『穢き地上は1つになった』ってだけ。 益々奇妙な話でしょう。 こんなこと言っても兎たちは混乱するわ、だから伏せておいたのよ」 「で、それは異変と何か関係があるのかしら?」 「それは貴方の調べることでしょ?」 「うっ……」 いたいところをつかれいむ。 「まあそういじめなっくてもいいじゃない。 せっかくここまで来たんだし。 さあお茶をもう一杯いかが?」 「悪いけれど、ゆっくりしてる暇はなさそうね。 お茶はまたこんどにするわ」 「てゐを呼び寄せて来たわ。 帰りはあの子に従ってね」 「悪いわね」 「あそこはあれだけ統率がとれてれば大丈夫よね、うん」 適当に自己完結し、霊夢は次の行き先を決めだす。 「結局あの報告は何だったのかしら……。 まあいっか☆」 ふっきれいむ。 またあてもなく次の道を探すのだった。 「竹林入り口に到着ー」 「でさ、何で今回あなたはやさしかったの?」 「能力が使えなくなったからー」 「……?」 「たまには自分の意思で人を幸せにってね」 「ふぅーん……?」 「さて、何処へ行こうかしら? ここから行けるとしたら香霖堂、人里……まぁそんな所かしらね」 <<どこへ行きますか? 相談の上、霊夢に指示を出してください。>> 「はいはい香霖堂ね。 あそこは困ることも無いだろうけど、物は試しね……」 「いってらっしゃーい」 永遠亭での一件で、更に深まる謎。 この事件の犯人はどこにいる? ***この店は私のためにある [[121スレ目551~754>http://gensokyotekiumigame.web.fc2.com/thread2/umigame121.html#R551]] 「さてと香霖堂……あー遠かった」 魔法の森の入り口にある香霖堂。 店主はいるだろうか。 「店主さんはいらっしゃいますか、いなくてもいいけれど」 「ひどい挨拶だな、ツケも払っていないのに」 奥にはいつものように霖之助が座っていた。 しかし、今日は妙に浮かない顔だ。 「用途はおろか名前も分かりません、みたいな顔してるわね」 「早くこの現象をどうにかしてほしい、って顔もしてるよ」 「それは分かってるんだけれどねぇ……」 【問題】 この店は私のためにある 「ふむ……少しヒントになるものでも出そうか。 役に立つだろう」 「それを言って役に立ったことがあったかどうか」 「この異変が起きる前、僕が視た最後の品物だよ」 [ルール:20の扉] 霖之助の出した品物とは何か? #openclose(show=解答を表示){ 「どうだい? 素晴らしいフォルムをしてるだろう? 『拳銃』とかいう道具だ」 霖之助の掌よりも少し大きい鉄の塊。 そう霊夢には見えた。 「外の世界の人たちはこれで弾幕ごっこをするらしい。 どうやって出すかは知らないけれど」 「あら、出せないの? 打てない弾幕なんて聞いたことが無いわね」 「しかも君たちのように無尽蔵に出せるわけでもない。 弾幕の話じゃ君たちのほうが進んでるようだ」 「ええ、スペルカードルールは平和を願う規則だもの」 「いつの日か、外の世界でも自由に弾幕ができる日が来るだろうね」 } 「で、これが何につながるの?」 「……さぁ? 僕はただ最後に視たものを紹介しただけだけれどなぁ」 「やっぱり来なきゃ良かったわ……」 「ああ、それともう1つ」 「今度は何ぃ」 「あの鬼の子が君を探してたよ」 「萃香が?」 そういえばここ最近萃香の姿を見かけていない。 どこへ行ってしまったのだろう? 「渡したいものがあるとか言って霊夢を探しに来たんだ」 「それで、今どこに?」 「人里にでも行ったんじゃない? って言っておいたよ」 「……つくづく……」 「何か言ったかい?」 「いや何も」 爽やかな笑みを霖之助に返し、霊夢は目的地へと駆けていった。 「萃香の渡したいものって何かしら……? ていうか、まだいるの?」 半信半疑で人里へと走っていく。 人里では何が起こってる? 萃香の『渡したいもの』とは? ***ジャスティスシティ [[122スレ目157~217>http://gensokyotekiumigame.web.fc2.com/thread2/umigame122.html#R157]] 香霖堂を後にし、萃香を探すため人里へとやってきた霊夢。 【問題】 ジャスティスシティ 「あちゃー、こっちはこっちで酷いわね……」 霊夢は、以前見た光景と人里を比べて同情してしまった。 [ルール:ウミガメのスープ] 現在の人里の状況を説明せよ。 #openclose(show=解答を表示){ 「ああ……霊夢か……」 やつれた慧音がやってきて、声をかける。 ふらふらとした足取り、目には隈ができて死んだ魚のような目をしている。 「悪いな……ハクタクの私がもう少ししっかりとしていれば…… 変身解除しても歴史が作れないのは参ったよ……」 「そういえばずっと昼間ね。 さしずめ、終わらない今ってところかしら」 曇ってるとはいえ、さっきから日のあたりが変わらないのがその証拠らしい。 人里は時が進まず、いつぞやの時とは正反対、永遠の昼間の渦中にいるのだった。 「ああ……何でこんなことになってるんだか……」 「そんなに危ないとは思ってなかったけど、こんなことになるまでとはね……この異変。 まあいいわ、早く萃香を探さなきゃ」 霊夢はぼちぼち人里の中を探し始めた。 } 「……はい、見つけた」 いつもの屋台のところに萃香は座って、いつもの酒を呑んでいた。 「おーっす霊夢」 「あんた、私を探してたんじゃなかったの?」 「まあまあ。 途中で一休みしてたら、この子がちょうど相談を持ちかけてきてね」 屋台の店主、ミスティアの話。 夜雀が鬼に、何を相談するのだろう? 「あーどっちも解決してあげたいなー……これが終わらないとなぁー」 「分かったわよ、少しだけ付き合ってあげる」 「さすが! ここの店はよく使わせてもらってるからね、たまには恩返しだ」 「あ、ありがとうございます…… 実は……」 異変解決も小休止。 霊夢と萃香は、ミスティアの話を聞いてあげることにした。 ***グレーゾーン [[122スレ目387~478>http://gensokyotekiumigame.web.fc2.com/thread2/umigame122.html#R387]] 霊夢は、屋台で萃香と共に店主のミスティアの話を聞いてあげることにしたそうな。 【問題】グレーゾーン 「うーん……それは別に悪いことじゃないんじゃない?」 話を聞いた霊夢は、同意していいものかどうか少し迷ってしまった。 [ルール:ウミガメのスープ] ミスティアの話の内容とは何か? #openclose(show=解答を表示){ 「さっきから人前で歌って狂わせてやろうと思ってるのに、何故かみんなスルーで面白くもない……」 「……あー、まだ気づいてないのね」 「いいルートも手に入ったから、春先にパーッと鳥目にしてやって、八目鰻で一儲けしようかと思ってたのに……」 「おいおい、あんたは妖怪だろ? 何か根本的に間違ってないかい?」 「しかもさっきから昼のまんまだし、これじゃあ屋台にお客さんだって来ないわ!」 「つまり『暇』ってこと?」 「まあ、そうなるかな……?」 「はぁ……」 「うーん……それは別に悪いことじゃないんじゃない? 人間としては。 人間に危害を及ぼせないから、こいつに限っては私はこのままにして欲しいわ」 } 「これじゃ夜雀廃業ですよ……人を惑わせない夜雀なんて……エグッ」 「あー、ういうい泣くな泣くな鳴くな。 あたしも鬼の威厳なんて今じゃほとんど無いからねぇー。 ささ、誰もいないんだし、呑んじゃいな吐いちゃいなー」 「だ が 割 り 込 む」 霊夢は、萃香の差し出したおちょこをひったくって一気飲みする。 「どうせそのまま呑む流れなんでしょ? そうはいかせないわ」 「人遣いが荒いねぇ……ほい、御代はここに置いとくよ」 「毎度ありー……グスン」 完全に意気消沈している店主をよそに、霊夢と萃香は屋台を後にした。 「さてと霊夢。 鬼に伝わる『秘宝』を知ってるかい?」 「初耳ね。 第一私は鬼ではないし」 「この『秘宝』、特定の者の力を爆発的に引き出すことができる代物だ。 イザという時にってことなんだけど、使うのは霊夢のほうが頭の回転もよさそうだし」 その時霊夢に電流走る……! 「能力が戻せるだとっ……! あるのか、そんなものが……!」 ざわ…… ざわ…… 「ククク……乗り気になったようだね……異変解決の巫女さんよぉ……」 ざわ…… ざわ…… 未来は萃香の手の中……! 次回、普通な日常、最終局面……! ***東方賭博録レイム [[122スレ目496~605>http://gensokyotekiumigame.web.fc2.com/thread2/umigame122.html#R496]] 「よろしい……許そうじゃないか…… 鬼に伝わる『秘宝』を使うことを……!」 「それなら早く渡せっ……! いいか、現物でだっ……!」 「ククク……何を言ってる? 『秘宝』と言う以上……そう簡単には渡せんっ……!」 「なにぃ……!?」 (鬼が協力しないことだけは 絶対にない……! 解決できる……! 今度こそ……!) この巫女の思考 幻想郷では こういう考えが一番厄い まさに地獄に直結する道 非協力的 手一杯 使えないと来たから もうスカはないなどという読みはまさに泥沼 嵌っている 既に泥中 首まで…… 「ふざけるなっ……! んなことのたまってんじゃねぇぞっ……! こっちは緊急……そう、緊急事態なんだよっ……!」 「そうだな……このまま無慈悲というのも鬼の名が廃るというもの……あまりに不憫……! そう……そうだな……この『秘宝』がどんな形をしているか…… それを当ててもらおう……カカカッ……!」 ここにきてゲーム……賭けるは……幻想郷の未来っ……! 「質問は20回だけ許そう……もし当てられなかったらっ……! 払ってもらうっ……無礼の対価をっ……!」 無礼の対価……それ即ち『人攫い』っ……! これが対価っ……! 鬼と戦う対価っ……! 「上等だっ……受けてやるっ……! 進めろっ……早くっ……!」 「迎え撃とう……その若気っ……!」 [ルール:20の扉] 『秘宝』とはどんな形なのか? #openclose(show=解答を表示){ 「ご名答! やっぱり使わないでよかった」 萃香は服の中からゴソゴソと何かを取り出した。 「鬼の一族に伝わる超強力なお札だ。 額に当てれば、能力が戻ってくるだろう」 「ふーん、鬼が触れるお札なんて珍しい。 確かに面白いものではあるわね」 「本当はお札のような形ってだけで別機構。 間違って持っていっちゃわないようにって工夫さ……ほい」 霊夢はそのお札を受け取った。 何やら妖しい力がこもっていることを肌で感じる。 「ありがと、それじゃあね」 「あ、一つ言い忘れてた。 使えるのは一度きりだ。 よく考えて使いなよ……」 「うーん…… すぐ決めるから、言った人を萃めてくれない?」 「まあ、今日は機嫌もいいし、いいだろう! 早く決めておくれよー」 異変解決の最後の鍵となるお札を手に入れた霊夢。 これで異変は解決できるのか? 霊夢は再び空を飛べるのか? } *** [[121スレ目5~39>http://gensokyotekiumigame.web.fc2.com/thread2/umigame121.html#R5]] #openclose(show=解答を表示){ } *** [[121スレ目5~39>http://gensokyotekiumigame.web.fc2.com/thread2/umigame121.html#R5]] #openclose(show=解答を表示){ }