ウミガメのスープ 過去問集 8スレ目
バイト
【問題】
たくさんの金貨に囲まれながら息絶えている男。
何があったか考察してください。
「ぶー」
「あら? どうしたのフラン」
「お姉様ーこれ壊れちゃったー」
「……フラン。人間は壊れやすいんだから丁寧に扱わないとダメでしょう」
「うん。だからちゃんと渡したのに」
「何を?」
「コインたくさん」
── 一緒に遊んでくれるのかしら?
── いくら出す?
── コインいっこ
── 一個じゃ、人命も買えないぜ
── あなたが、コンティニュー出来ないのさ!
「ねーお姉様ーなんでこれコンティニューしないのー?」
「………」
男が頼まれた仕事は「私の遊び相手になってほしい」だった。
トリは#コインいっこでした。
春氷妖精タッグ?
【問題】
季節は春。
魔理沙が湖の上を飛んでいると、リリーホワイトとチルノが共同で襲い掛かってきた。
ひとまずリリーを撃ち落としたが、その時には襲ってきたチルノは何処にもいなかった。
状況を説明してください。
ぴろぴろぴろー
Worning! Lily's comming!
ピシャーン!
―― 一石二鳥
凍符「コールドディヴィニティー」 ――
「ヤバ、ゲージねえ! こうなったらC1連打ッ!」
イリュージョンレーザー妖精を巻き込み連爆、10万ボーナス
―― 疾風怒涛
魔符「イリュージョンスター」 ――
「リリー落ちた! どーだ、凌ぎ切ったぜ!」
というわけで、花映塚対戦の一場面からお送りしました。
#塚ルール
願い叶わず
【問題】
彼女の周りの全てが彼女のために尽くした。
しかし、彼女の願いがかなう事は無かった。
彼女は何を願ったのか。
彼女―幽々子はカリスマが欲しかった。
そのために、最高の扇を用意し、最高の音楽を用意し、最高の弾幕、最高の演出を用意した。
そして、それらの全てが、彼女のカリスマ度を上げるために尽くしてくれた。
しかし、それは、『彼女との戦い』のカリスマ度を上げる事にしかならず、
彼女自身は遂にカリスマを得る事が出来なかった。
と、言うわけで答えは「幽々子がカリスマが欲しいと願っている」でした。
元ネタは幽々子戦のカリスマは扇と音楽で出来ている、という俗説?です。
#カリスマ幽々子
蒐集の結果
【問題】
女が何かを集めた。
そのためにある者はいなくなってしまった。
サ「あたた…全く酷い目にあったわね。」
ス「いたた…サニーはいいわよ。すぐに回復できるから」
ル「まったくこれもサニーの所為ね」
レ「たまには昼の散歩も悪くはないものね、咲夜」
咲「えぇ、風が気持ちいいですわ。」
サ「サンシャイサンシャイ、日光よ集まれ~!」
ビカーッ
レ「うおっまぶしっ!?」
咲「お、お嬢様ーーー!?」
つまりこれが
前スレ666の真相だったんだよ!!
な、なんだtt(殺人ドール+レミリアストーカー
トリップは#ソーラーパワーです。
秘密の趣味
【問題】
彼女には、他の誰にも知られてはならない趣味があった。
しかし、ついうっかりとしたことで、それが多くの者に露見してしまった。
彼女の正体とその趣味とは?
四季映姫・ヤマザナドゥには変装の趣味があった。
彼女はストレスを感じると、半ズボンに黒いマント、付け触角といういでたちで、
リグル・ナイトバグとして職場を飛び出し、ストレス解消をしていた。
本人曰く「自分別人化計画」、平たい現代語で言えば「コスプレ」である。
説教癖を隠し、他人を演じることで他者と触れ合い、ストレスを発散していたのだ。
長らくそのようにしてきたのだが、運が悪いことに、チルノと一緒にいた時に、
仕事をサボって昼寝をしていた部下、小野塚小町を発見。
ついうっかり理性を失って蹴り上げたばかりでなく、持ち前の説教癖をぶちまけ、
あまつさえ「ゼンコータノシーヨタノシィィィィ!」と絶叫してしまったのです。
これが元でチルノは元より、小町にもバレてしまいましたとさ。ちゃんちゃん。
元ネタ Coolier東方創想話作品集その22 「秘密のヤマザナドゥ」(SHOCK.S氏著) より
トリップは #蛍山田等 でした。
紫の拾い物
【問題】
私は式神の八雲藍だ。最近とある物を紫様が拾って
「さーてそれの正体は一体なんでしょうと」言った
悲しくも私は紫様の式だからこれを解かなければいけない
これは一体何だ?
【ルール:
ウミガメのスープ】
藍は、回答者からされた質問に受け答えしていきます。
答えは紫様に言ってください。
紫も一応答えます。
「で?何でこんな物拾ってきたんですか?」
「退屈だったし最近虹を見ていないなと思ったから」
と言うことで答えはプリズムでした
トリップも同じです。
絶望と快楽
【問題】
二人の少女
一人は絶望に身を委ね
もう一人は更なる悦楽への希望に心を躍らせる
状況を述べよ
第六十某期、幻想郷は未曾有の危機に立たされていた。
きっかけはたいした問題ではない。
とにかくゴキブリ……もとい蛍の妖怪が他の人間達に虐げられていた妖怪達と
組んで人間たちへの逆襲に出たのである。
その方法は恐るべきものだった。
外の世界では幻想になりつつあるイナゴの群れに作物を襲わせたのである。
これに対し人間たちは博麗の巫女に解決を要請すべく神社に向かった。
そこで彼らが見出したのは空腹で理性を失った巫女の姿だった。
巫女を見なかったことにした人間は共に住まう半獣に知恵を求めた。
半獣は悩んだ挙句魔法の森に住まう魔法使いに相談を持ちかけた。
魔法使いの打った策は驚くべきものだった。
彼女は冥界にいる知人たる亡霊にこう言ったのである。
「おい、『#イナゴの佃煮』知ってるか?アレ旨いんだってな」
亡霊の動きは素早かった。彼女はたちまちのうちに地上へ赴くとものすごい勢いで
イナゴを食し始めたのだ。
その勢いに蛍の妖怪は大いに驚き恐れ、その勢いをとめるべく直接対決に赴いたのだった。
しかし悲しいかな1ボスとラスボスの差、操る身内を全て食べられた挙句
蛍の妖怪は撃墜されてしまう。
それを眺めながら亡霊はこう言ったのだった。
「ねぇ、蛍も丸ごと佃煮にしたら美味しいのかしら?
妖夢~、これもお持ち帰りね~」
その後亡霊は悪食が過ぎて従者に散々怒られたり
巫女が栄養失調で1週間ほど寝込んだりしたのだがそれはまた別の話。
というわけでトリップは#イナゴの佃煮でした。
待ち合わせの不思議
【問題】
ふう、そろそろ約束の時間だけど、蓮子はまだかしら?
…あなた達、もしかして暇?よければ蓮子が来るまで、暇潰しの相手になって欲しいのだけれど。
そうね…こんな話はどうかしら。まだ私と蓮子が出会って間もないころの話よ。
珍しく蓮子が待ち合わせに遅刻しなかったのに、私が遅刻しちゃったの。私があわてて待ち合わせ場所に着いたら、そこに蓮子は居なかったわ。でも、私は五分遅れただけで、蓮子が帰ってしまうとは考えにくい。
私は蓮子が遅刻したんだと思って待っていたら、結局二時間後に逢えたのよ。
さて、どうしてだが判るかしら?
蓮子とメリーが会えなかった理由は?
また、どうして二時間後に逢えたのか?
【ルール】ウミガメのスープ
メリーが解答者からの質問に答えます。
「メリー、遅れてごめん!」
「ああ、やっと来た」
「あら?この人達は?」
「暇潰しに付き合ってもらってたのよ。ほら、あなたが
唯一遅刻しなかった時の話でね」
「なに言ってるのメリー。私は能力のおかげでいつも時間には正確よ。
それはそうと、遅刻しなかった時の話って、ホテルで待ち合わせしたときの話?」
「ええ、私がまだ日本語が不得手だった時、メールにあった『ホテルのフロント』を
『front of the hotel』(ホテルの前)だと勘違いしちゃったのよね」
「それで私は二時間も待ち惚けを喰らったわ。いい加減に帰ろうとしたら、
ホテルの前で呆けているメリーを見つけて…大体何でそんな勘違いを?」
「日本語の『の』は英語の『of』だって習ったからよ。そもそも、きちんと
[#フロントデスク]って書かなかった蓮子が悪いのよ」
「私は、真面目に日本語を勉強しなかったメリーに責任があると思うのだけれど。
まあいいわ、今日はとっておきの場所を見つけて来たから、早く行きましょう!」
「良く言うわ、自分が遅刻したくせに。…ちょっ、蓮子、引っ張らないでっ!」
「皆さん、メリーの相手をしていたたいてありがとうございました。またどこかでお会いしましょう。
ほら、メリー、行くよっ!」
命の恩人?
【問題】
彼女が仕事熱心だったおかげで一命を取りとめた私。
詳しい状況を説明しなさい
神社裏の木々に大量の藁人形が打ち付けられていたことが判明した。
その取材をしようと文は三日間神社に張りこむ。
結果、その藁人形はアリスが行った自立人形作成の研究であることが分かった。
再度文が取材をした際、二人はこんな会話をしていたという。
「本当は、藁人形を打ちつけている間、誰にも見られちゃいけないの」
「三日間張り込みました」
「だから効果がいまいちだったのね……」
「効果ですか?」
「あ、いや何でもない」
「そういえばあの藁人形は誰を意味していたのでしょうか?」
「さ、次の質問にいきましょう」
「わ、分かりましたからその釘とカナヅチをしまってください」
文が初めて取材をした日。
対象にされていた私は、一日中頭に釘を打ちつけられたような痛みに襲われていた。
#五寸釘
三つの部屋
【問題】
三つの部屋がある。それぞれ霊夢、アリス、咲夜が一部屋ずつ管理をしている。
三つの部屋は近くて遠い。
私はこの三つの部屋をよく訪れる。
ある時、私の誤解のせいで咲夜さんだけに(精神的な)被害を与えてしまった。
だが、彼女は私のせいでもある、とそれほど怒らなかった。
いったい私が何を誤解してしまったか わかりますか?
私は…幻想郷の者ではないが、わずかばかりの記憶を持つ者と紹介しておこう。
ルールはウミガメのスープで。
質問は「私」か三人に聞くのが望ましいでしょう。
恋々音楽室
妖々音楽室
夜一夜楽団
私は一時期 咲夜さんの名前を「恋々」だと思っていました。
(トリップは不明)
月面侵略作戦
【問題】
その時になるまで、自分が逃げるだなんて考えたこともなかった。
私はレイセン。月の兎だ。
今、私の生まれ育った世界である月は、戦争状態にあった。
地上の民が、事もあろうに侵略戦争を仕掛けてきたのだ。
……いや、こんなものが本当に戦争と呼べるのだろうか。
この戦いは、何もかもが異常だった。
彼らは武器が違った。戦略が違った。空気が違った。彼ら自身……兵士たちすら全く別物だった。
地上人の仕掛けたこの戦いは、私たちが知るどんな戦争とも違っていた。
勝者と敗者の区別すら判然としなかった。
しかし、彼ら地上人は疑いようもなく――圧倒的だった。
私の同僚もみんな、一人残らず”捕まって”しまった。
ルームメイトだったあの子も、同期でよくおしゃべりした彼女も、いい先輩だったあの人も、
みんな私の目の前で、あんな……ううっ。
私たちはこの月面で、慎ましく素朴に暮らしてきたのに。それなのに、どうしてこんな……。
もう私にはどうしようもなくて、気がつけば月から逃げ出していた。
……あなた達も地上人なら、せめて自分の同胞が何をしたか知るべきだわ。
地上人が私たちに仕掛けた戦争。それがどんなものだったか……分からないとは言わせない。
そう、友達だったあの子もこの子もあの人もみんな……
「(しゃわーー)れーせんいるー? ごめーん、ちょっとシャンプー取ってー」
ああ、あの子が昼間から容赦なくシャワーを浴びている。しかもシャンプーと申したか。
月面を覆う砂から抽出しては何万年もかけて蓄積して、分子一つたりとて無駄に出来なかったはずのH2Oに、
あの子はよりによってシャンプーを混入するのか。月人の乾きとの戦いの歴史を何だと。
「たっだいまー! ……うわ暑っ! 外から入ってくるとむわっとするよーこの部屋!
れーせんー、ちょっと温度下げていいー?」
この子はエアコンの温度設定に文句を言っている。この程度で暑い? 月の昼側がどれだけ熱いと思ってるの。
ここ月において暑さ寒さに文句を言わないのは古来からの不文律で……コラ、冷蔵庫空けて涼むな!
「(ピンポーン)クロネコヤクモの地球便でーす!」 出たわね侵略者の手先!
「キターーー! (どたどた)はーい今開けまーっす!」 嘘だッ!! あの人だけは信じてたのに!
「へっへー、買っちゃった。通販って便利よねー。
れーせんちゃんどう? これ似合うと思う? 思い切ってちょっと露出高めに!」
ああ、あの人もまた自分の精神が、地上人に”捕まって”いることに気づいていないのだ。
しかも肌を露出など! 紫外線や――その他の放射線のことを? 癌かもだ!
「ああもう! いい? 私たちには自らを厳しく律する伝統、月の民としての誇りが……」
「ゲームやろゲーム」「えー私こないだ借りてきたDVDが」「私書類の提出が……ぎゃープリンタ故障した!」
「あちゃー。サポートに電話電話」「あ、乾燥機止まったみたい。見てくるね」「ちょっとコンビニ行って来る」
「もうオートロックに閉め出されちゃ駄目よ」「うるさい!」
「うわああぁぁぁぁぁん!!」
「あれ? れーせん? れーーせーーーん!」
地上人はあまりに圧倒的だった。彼らは月にやって来るなり猛烈に自らの商品をアピールし、売りまくった。
ただ穏やかに暮らしてきただけの私たちに、彼らのエネルギーはまるで理解不能だった。
分かるのは、彼らの仕掛けたこの経済戦争の前に、私たちは為すすべもなかったという事だけだ。
彼らの繰り出す武器の前に、「高貴なる伝説の月人」は光速度よりも早く消滅した。断末魔は「だって便利だし」。
生活は急速に近代化し、気がつけばやけに豊かになっていた。……私たちはなぜか、どう見ても「勝者」だった。
彼らの言う「相互利益」の言葉の通り、この戦争に敗者はいなかったのだ。
っていうか、みんな適応早すぎだよ! おかしいよ!!
正解は「経済戦争」でした。
トリップは「#ファウンデーションと月」。
私は逃げた。逃げて、逃げて、あげくに重力の井戸に落っこちて……
今、私は鈴仙・優曇華院・イナバとして、幻想郷にいる。
「あーイナバ、今日ヤ○オクで落とした荷物が届くと思うからお願いね。私はこれからネットで忙しいから。
ったくグラットンソードは最強なのは確定的に明らかだろ」
「ウドンゲ、霖之助さんのところで石油ストーブに入れる燃料を買ってきてちょうだい。
ほら、この間無縁塚で拾った、給排気筒付きFF式の。あなたの部屋北側だから寒いでしょう?」
「れーせんちゃんも要らない? マイナスイオン発生器。空気電離電子放出方式によって
従来の70倍以上のイオン量を観測! 私とれーせんちゃんの仲だし、そんなにお金は取れないかなぁーなんて」
何で同じ状況なの!? っていうかこの人達よけいタチ悪いよ!
……ああ、もう信じられるのは自分だけ。こうなったら私一人でも、古き良き月の伝統を守り抜いて見せる!
私は固く心に誓いながら、人参を入れたミキサーのスイッチをオンにした。