天生の巫女、博麗霊夢/Reimu Hakurei, Inherentive Miko

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天生の巫女、博麗霊夢/Reimu Hakurei, Inherentive Miko

天生の巫女、博麗霊夢/Reimu Hakurei, Inherentive Miko(2)(W)(W)(W)
伝説のクリーチャー - 人間・巫女
先制攻撃
終了ステップの開始時に、天生の巫女、博麗霊夢がこのターンいずれかの対戦相手に戦闘ダメージを与えている場合、あなたのライブラリーの上からカードを4枚追放する。
天生の巫女、博麗霊夢によって追放されたカードのマナ・コストに含まれる白マナ・シンボルの総数が7個以上であるとき、天生の巫女、博麗霊夢を生け贄に捧げる。そうした場合、あなたはこのゲームに勝利する。
4/4
必殺、テーレッテー。
2011年11月現在、東方環境唯一の勝利条件内蔵クリーチャーであり、その観点から言えば「ある意味」東方環境最強のクリーチャー。
  • 神主は「東方projectの最強キャラは博麗霊夢」というような意味の言及をした事があるが、実際に原作の物語上では霊夢が敗れるシーンもいくつか存在し、ゲームでのキャラ性能としても最強を保証されない事から、通常表面化しない彼女の本気にして本質・夢想天生(の遊びじゃないver)を論っての言及と推測できる。

ルールはおおむね、緋想天・非想天則の「夢想天生」と同様。打撃を通して七星を点灯させれば決着。
だが、流石にMTGのルールで1体のクリーチャーが7回も殴るのは理に適っていない事もあってか、方法論は少々異なる。
その方法は彩色、すなわち白マナ・シンボルをライブラリーの上から集めること。
  • 結果、理論上、7回通してもテレッテしない事も起こりうる。まあ、そこまで来るまでに、まず彼女自身かどっちかのプレイヤーが死んでるだろうが。
  • 緋想天・非想天則でも、一度打撃が入るとコンボに移行して複数個を点灯させやすく、ガード等を潜り抜ける回数は2回程度で済む場合が多い。使用感覚的には似てるかも。

当然だが、専用デッキを組んでの運用が基本である。頑張れば一撃必殺も起こりうる。
素の性能はトリプルシンボル5マナ4/4先制攻撃のみとだいぶ残念だが、1~2発通れば絆魂などの超高ライフも突破して終わらせられるのだから、除去耐性や回避能力を世話してやる価値は充分。一応、本人だけでも《稲妻》《狗符「レイビーズバイト」》等は耐えるし、接死ブロッカーにもある程度強い。
そもそも、性質上白が濃いデッキで運用されるものなのだから、同名カードをめくった時に3つ点灯する分、トリプルシンボルはメリットと言ってもいいかもしれない。
東方環境には《光符「アブソリュートジャスティス」》《穢れゆく永遠の民》など、強力で白の拘束が強いカードや、ライフを相手に与えることを苦としない《人符「現世斬」》、それなりの色拘束にブロッカー排除能力を持つ《楽園の最高裁判長、四季映姫》《取材班特権》など相性がいいカードが多く、特化すれば集めるのはそこまで大変ではない。《外来の風祝》《広漠なる変幻地》等で土地を圧縮するのもささやかだが効果的。
基本的には乱数要素が大きいデッキになる。事故死も多発する一方、「一発通って即終了、狂気のフェイジ霊夢」と言わんばかりの展開もしばしば発生する。かと言って、一人回しがまかり通る一方的性能ではなく、戦慄の駆け引きを楽しめる。
  • 単純な期待値計算から一撃必殺に半々以上の可能性を見出すには、極論、1枚平均1.75個の白マナ・シンボル、デッキ60枚で言えば105個の白マナ・シンボルを含む必要がある。土地が24枚前後入るとすれば、白マナ・シンボルを担えるのは約36枚、土地以外の1枚につき平均3個弱が求められる事に…
  • 非想天則にも、相手のガードクラッシュ確認・即「夢想天生」宣言、そのままコンボを繋げて一発でテーレッテー発動までを確定する、超シビアなコンボルートが存在するらしい。
  • 《夢戦「幻想乃月」》という白クインタプルシンボルカードも存在するが、いまいち相性がよくないのか、これを利用したタイプの夢想天生が結果を出した例は知られていない。
  • 《精神の願望》のような対策は施されていないので、ライブラリー操作カードでトップを積み込むのも手だが、その手のカードは一般に青や黒、アーティファクトである。よほど大量に白マナシンボルを積み込めなければ、逆に必殺が遠のいてしまう可能性もあり、プレイヤー性能を更に高いレベルで要求される事になる。

そんなこんなで、浪漫カードとしての出来映えは上々。常勝は端から期待するべきではない。

  • ライブラリートップ4枚を追放する能力と、勝利のトリガーになる能力は「関連している」ため、オブジェクトが同じでも、このカードの能力で追放したカード以外は勝利条件に貢献できない。例えば、彼女に《鴉の闇》をエンチャントし、手札のカードを追放する能力を持たせても、その方法で追放したカードは計算に入らない。
  • 加えて、嫌らしい事に「このターン戦闘ダメージを通せたかどうか」のみを監視するため、二段攻撃や連続突撃などで1ターン内に複数回の直撃を通しても、通常同様に4枚しか追放してくれない。よって、終了ステップや、ターンそのものの数を操作しない限り、一方的に多数を追放する奇襲は成立しない。
  • 一応、夢想天生成立時に自身を生け贄に捧げる。そのため、勝利する効果は一度打ち切るきりである。現在の東方環境には存在しないが、《天使の嗜み》のようなカードで耐えられてしまうと大失敗。ちなみに、非想天則でも最悪の条件が揃うと長視「赤月下」で完全に避けられるとか。



参考


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