春の訪れた幻想郷、冬の間眠っていた色の力が目覚め、幻想郷を覆う。
だが、幻想郷に訪れたのは春だけではなかった。
稀なる客人が招くのは、幸福か、それとも・・・
静かな湖の湖畔、名護さんは怪訝そうな顔で歩いていた。
「どうもおかしい、私はバウンティハンターとして、都会のビルの中ボタンをむしっていたはずだ、
どう考えてもこんな湖にいるわけがない、ここはどこだ?」
「ココがドコだか分からないなんて、アンタッたらおバカさんね!!」
唐突な罵倒の言葉に振り向くとそこには二人の少女が立っていた、
その少女たちは人とは明らかに違うことを示す物を持っていた
「貴様、その羽何者だ!」
「ヨーセイも知らないなんてソウトウなバカね!幻想郷のジョーシキじゃない!」
妖精?幻想郷?青色の髪の羽少女の不可解な言葉に戸惑う名護さん。
「その分だと神隠しに遭われたようですね・」
緑の髪の羽少女の説明によると、ここは幻想郷という所で、
とにかく博麗神社へ行けば、何とかなるそうだ・・
「とにかく、アタイはサイキョーなんだから、ってアタイをムシするなー!」
「くだらないな、君を相手にするのはおそらく、世界一無駄な事だ、
それより、私を博麗神社とやらへ案内しなさい」
「ムッキー、アタイをバカにしてー!」
「チルノちゃん!まずはこの人を神社に連れて行かないと・・」
歩む名護さんと二人の妖精。
その後ろをつける黒い影には名護さんも妖精も気がつかなかった
「チュ~リッヒヒヒ・・・」
坊ちゃま編
「ここは、どこだ、なんだかいまいち記憶がはっきりしないな、
まあ、俺が全てにおいて頂点に立つ男である事ははっきりしているがな」
足取りも軽やかに進む、貴族然とした青年。手に持っているのは紫の刀
「どこかの家に入れてもらおうか、
おっ、あの館、まさに俺にふさわしいではないか、
よし!あの館へ入ろう!」
紅色に染まった館、紅魔館の門、心地よさそうに眠る美鈴
「なんて無用心な門番だ、おい!門番、俺を中へ案内しろ!」
「ヒィッ、さ、咲夜さん、寝てたわけじゃないんですよ!これは・・」
「いいから早く中へ案内しろ」
「って、あなた誰ですか!?怪しい者を通すわけには行きません、まずは、名を名乗りなさい!」
「俺の名も知らないのか、まぁ、門番などと言うショ・ミーンが知らなくとも無理はない
俺の名は神代剣、神に代わって剣を振るう男だ」
最終更新:2009年03月29日 11:15