本編614~620

『ダカールの日』-5

作者 鳴滝
614

ジャブロー・ティターンズ基地***


三輪「お待ちください、閣下! 今は非常時ですぞ!
 なぜ私を極東支部長官から解任したのです!?
 ここで日本を押さえておかなければ、
 木星勢力やGショッカーとの戦いが苦しくなるのは必定!
 どうかご再考を!」
ジャミトフ「三輪准将、君にはすでに新しい任務が用意してある。
 よけいな事をせず、本来の任務にもどりたまえ」
三輪「…は、はい」

落胆して退室していく三輪と入れ違いに
ジャマイカンが執務室に入ってくる。

ジャマイカン「閣下、そろそろダカールへ出発のお時間です。お支度を」
ジャミトフ「わかった。フフフフフ……いよいよだな。
 ところでミスターサタンは我々の要求を受け入れたか?」
ジャマイカン「それがなかなか予想以上に強情な男でして…。
 頑として首を縦に振りません」ジャミトフ「まあよい、いずれは折れる。あの男の尋常ではない 孫娘への溺愛ぶりは、つとに有名だからな」
***英国・ロンドン郊外 内務大臣別邸***

英国首都ロンドンの中心街から離れた郊外に、
山林に囲まれた高台の上に建てられた広い敷地の別荘である。
与党保守党の重鎮でもある現内務大臣が所有する山荘であるが、
そこには厳かな造りの山荘には不似合いな複数のMS(モビルスーツ)が
人っ子一人寄せ付けぬ厳重な警備を布いているという
物々しい様相を呈していた。

ティターンズ兵A「どうだ、ガキの様子は?」
ティターンズ兵B「相変わらずだ。大人しいものよ」

邸の中で警備に当たっているティターンズの制服を着た兵士達が、
普段から邸の管理を任されている執事風の男を交えて
廊下で立ち話をしている。

執事「今回の件では大臣閣下のお力添えが会った事、
 ロゴスのお偉方にもくれぐれもよくお伝えを」
ティターンズ指揮官「わかっている。英国内務大臣のご尽力の
 件は、私からもバスク・オム大佐によくお伝えしておく」

英国政府の内務大臣はロゴス派に買収されていたのだった。
そして奥の寝室では、頭にバンダナを巻いた
10歳ぐらいの年頃の女の子が軟禁されていた。

パン「………」

この少女こそ、地球上で最高の知名度を誇る英雄ミスターサタンの孫娘――
――であると同時に、宇宙最強の超サイヤ人・孫悟空の孫娘でもあるパンである。
パンはここに連れて来られてからずっと憤懣やるかたない表情をしていた。

パン「あの程度の奴ら、わたしが本気を出せばどうってことないのに、
 もしここでわたしが下手に騒げば、ダカールで捕まってるサタン
 おじいちゃんの命が危ないわ。もう!どうしたらいいんだろう…」

その時、庭の方向から突然爆発音が!?

パン「な、なんなの!?」

ティターンズ兵C「正門の方からだ!」
ティターンズ兵D「急げ!!」

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正人「――鉄人っ! 超電動パワーオンッ!!」
三郎「ブラックオックスッ!! アームバルカンッ!!」

ICPOの金田正人と夏樹三郎の駆る鉄人28号FXとブラックオックスが
邸の周囲を固めていたマラサイやハイザックたちを次々と粉砕していく。

一方、邸の中でも激しい戦いが繰り広げられていた。

ブーメラン「クロスカッターァッッ!!!」

ブーメランを巧みに操る青年と、ショットガンで武装したウエスタン風の
恰幅のよい体格の髭の中年男が、卓越した連係プレイで警備兵達を打ち倒していく。
国際連邦保安官のブーメランと、かつて対デスパー捜査を担当した
ICPO秘密捜査官の荒井誠である。

荒井「プリベンターからの連絡では、確か人質はこの奥のはずだが!」
ブーメラン「まずい、荒井さん! 邸の中に火の手が上がった!」

戦闘の混乱による影響で、邸のキッチンあたりから火がつき、
たちまち煙が回り蔓延し始める。

ナイトファイヤー「荒井さん、ブーメラン、ここは我々に任せてくれ!
 バイクル! ウォルター!」
バイクル「隊長、任せといてちょう! ディジェスティブビーム!!」
ウォルター「ディジェスティブビーム!!」

WSP――特警ウインスペクターの3人が、
それぞれ特殊拳銃デイトリックM-2から消火ビーム(ナイト
ファイヤーはパイルトルネードからスーパーディスチャージャー)を
発射し、火を瞬く間に鎮火していく。

ナイトファイヤー「荒井さんたちは早く人質を!」
荒井「よし、わかった! 行くぞ!!」
ブーメラン「はいっ!」

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勢いよくドアをぶち破る荒井とブーメラン。
中には女の子が一人いた。

パン「おじさんたち誰?」
荒井「君がパンちゃんかい? 無事でよかった。 おじさんたちはICPOだ」 荒井はパンに身分証を提示する。 パン「国際警察!?」
ブーメラン「荒井さん、新手が来た!」
荒井「くそー、しつこい連中だ。仕方がない。
 おい、お嬢ちゃん」


「本当は子供にこんな物は持たせたくはないんだが…」と言いつつ、
荒井はパンにそっと自分のショットガンを手渡す。

荒井「撃たなくてもいい。もし悪い奴らが来たら、
 こいつを向けて脅かしてやるんだ」

そう言うと、荒井とブーメランの2人は敵の新手と戦うべく、
パンを部屋に一人残したまま出て行った。

パン「……別にこんなもの(ショットガン)なんか要らないのに」

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数十分後、ICPO突入部隊の活躍により、大方事態は収拾。
邸の敷地内はほぼ制圧された。

正人「あっ、荒井さん! ブーメランさん!」
三郎「人質は無事でしたか!?」

正人と三郎が荒井とブーメランの姿を見つけて駆け寄る。

荒井「正人くんに三郎くんか。君たちが外で陽動してくれたおかげで、 

 人質の女の子なら、この通り無事だ」

荒井は傍らに連れてきたパンを紹介する。

正人「へぇー、この女の子がミスターサタンのお孫さんか」
三郎「君のご両親も心配しているよ。これからおうちに
 送ってあげるからね」

なんとなく子ども扱いされたと受け取ったのか、
パンはやや膨れっ面の表情をする。

パン「とりあえずお礼は言っとくわ。ありがとう。
 でも本当ならあの程度の奴ら、わたし一人でもどうにか
 なったんだからね」
正人「むっ、有名人の孫だって聞いてたから、だいたい想像はしてたけど、
 やっぱ可愛くねえのっ! なんだよ、せっかく助けてやったのに!」
荒井「コラコラ、子供相手にそんなムキになるもんじゃないぞ」
パン「子供って何よ! このお兄ちゃん達だって、アタシよりちょっと
 年上なだけで、まだ充分子供じゃない!!」

ますます膨れっ面になるパンを、荒井は父親のように優しく宥める。

荒井「すまないな、お嬢ちゃん。実はおじさんにもお嬢ちゃんと
 同じくらいの年頃の娘がいるんだ。お嬢ちゃんを見てると
 つい日本に残してる娘に重ねて見ちまってな。まあ、勘弁してくれ」
パン「………」

荒井に宥められ、一旦は押し黙ったパンだったが、投降したティターンズの
負傷兵達をWSPたちが手厚く手当てしている周囲の光景を見て、不思議そうに
質問をぶつける。

パン「ねえ、なんであいつらを助けるの? あいつらってみんな
 悪い奴らなんでしょ? 放っておけばいいじゃない」
三郎「まあ、言いたいことは解らないでもないけどな」
竜馬「僕たちは別に人殺しが目的なわけじゃない。
 たとえ元は悪人であったとしても人の命は尊い。
 助けられる命があるなら、それは助けなきゃいけないんだ」

ヘルメットの空気圧ロックが解除され、素顔を晒したナイトファイヤー
=WSP隊長・香川竜馬が、パンに事情を説いて諭す。

荒井「どんな悪党にも生きて法の裁きを受ける権利は
 あるって事だ。お嬢ちゃんにももう少し大人になれば
 きっとわかると思うがな」
パン「ふ~ん、そういうものなのかなあ…」

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その時、背後に横たわっていたハイザックが突然動き始めた!
その場にいた全員が油断していたため、即座に対応できない!

荒井「――しまったっ!!! まだ機能が生きていたのか!?」
三郎「危ないっ!!」
正人「――チィィッ、動けっ! 鉄人っ!!!」
竜馬「ダメだ! 間に合わない!」

ハイザックのパイロット「こうなれば
 せめてその小娘だけでも殺ってやる!
 ヒャハハハ、死ねーっ!!!!!」

巨大なハイザックの魔手がパンに迫る!
しかしパンは軽く後ろの方向へと振り返るや――

パン「えいっ!」

パンに軽い回し蹴りを食らったハイザックの機体は、
遥かお山の向こうの上空の彼方へとぶっ飛ばされ、
哀れ、悲鳴を上げるパイロット共々お星様に……。

ハイザックのパイロット「あ~~れ~~え~~!!!!!!!!????」

その光景は、もはやギャグの域であった…。

パン「やれやれ、片付いたわ。………
 ………あれっ、みんなどうしちゃったの??」

パンを見つめる荒井以下その場にいた全員が、
( ゚д゚)ポカーンと口を開けたまま目が点になり、呆然と立ち尽くしていたのは言うまでもない…。

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内務大臣別邸近くの山道***


ロンドン中心部へと急行する、一台の黒塗りの車。
先ほどの騒ぎのどさくさに紛れて逃げ出した内務大臣の執事である。

執事「なんということだ! まさかICPOが突入部隊を
 送り込んでくるとは!? 早く大臣閣下にご報告しないと!!」

その時、霧が立ち込めているせいでよくは見えないが、
車の前方に立って待ち構えている長身の男らしき姿を確認した。
執事は慌てて車を止めて外へと降り、眼前の男に食って掛かる。

執事「なんだお前は! 危ないじゃないか!
 こっちは急いでるんだ! そこをどけ!」
???「そんなにお急ぎの所を見ると、
 行き先は内務大臣官邸かな?」
執事「――お、お前は!?」

執事はびっくりして目を見開いた。
目の前の長身でロングストレートの黒髪にアイシャドウの男は、
裏の世界では知らない者のいない大物――
――英国情報部MI6のジャック・バンコラン少佐その人だったからである。

バンコラン「内務大臣が助けてくれると思ったか?
 だとしたら無駄なことだ。今頃はMI6が内務大臣官邸に 強制家宅捜索に入っている」
執事「――なっ!?」
パンコラン「まずはお前を検挙して、それから大臣だ」
執事「………」
バンコラン「叩けば他にもいろいろとホコリが出そうだ。
 首を洗って待っていろ」

それだけ言い残すと立ち去ろうとするバンコラン。
しかし追い詰められ逆上した執事が懐から拳銃を抜き、
背後からバンコランの背中を狙う!

――バンッ!!(銃声)

銃声はバンコランの愛銃、ワルサーPPKから発射されたものだった。
それと同時に、眉間にくっきりと穴が開いて頭から血を流した執事は、
その場にがっくりと倒れこんだ。

バンコラン「………」

バンコランは無表情のまま執事の死体に一瞥をくれてやると、
何も言わず無言のまま立ち去った。

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米国・ワシンシンD.C. ホワイトハウス***


ジョディ「大統領、朗報です。ICPOとMI6による合同捜査の結果、
 英国でロゴス派に与する内務大臣一派の放逐に成功したそうです」
マイケル「よしっ、これでようやく舞台は調った!」

その知らせをを待ってましたとばかりに、
マイケル・ウィルソン大統領は椅子から勢いよく立ち上がる。日本に続き英国内部からもロゴス派が排除された事で、ようやく後顧の憂いがなくなったのだ。

マイケル「明日、直ちにダカールの連邦議会に向けて出発する。
 日本の桃とも連絡を取り、至急準備を進めてくれ」
ジョディ「了解です大統領」


日本・四ツ葉町 クローバータウンストリート近くの公園***


さっきまでの国際政治が絡んだ世界とは打って変わり、
こちらは日本のごく平凡な街並みである四ッ葉町。
公園の真ん中で、ドーナツの屋台を営んでいる、サングラスに
髭を生やした強面の男。常連客からは「カオルちゃん」の愛称で呼ばれ
親しまれているが、それも本名かどうかは誰もわからない…。

その屋台に一人近づく女性客――新宿西警察署の署長・野上冴子。

冴子「ドーナツを頂こうかしら。でもあんまり食べ過ぎちゃうと
 太っちゃうかしらね」
カオルちゃん「大丈夫だよ、美人のお姉さん! おじさんのドーナツは
 とってもヘルシーだからね♪ いくら食べても太らない! グハッ」
冴子「あら、お口のお上手だ事」

気をよくしたのか、お代を支払い大量にドーナツを購入する冴子。

カオルちゃん「しかしお姉さん、ここら辺じゃ見ない顔だね。
 この街に来るのは初めてかい!」
冴子「ええ、貴方に会いに来たのよ。ミス・ジュリアーノの紹介でね。
 ミスターカオル、またの名をコードネーム――"ジェンマ"」

その名が冴子の口から発せられた途端、カオルちゃんのサングラスの
奥から鋭い眼光が走る!

カオルちゃん「…仕事かい?」
冴子「ええ、是非とも貴方にお願いしたい極秘任務が――」

618

●ジャミトフ・ハイマン→ダカールへ出発する。○パン→英国内務大臣別邸から救出される。
○荒井誠→英国内務大臣別邸を急襲し、パンを救出する。
○ブーメラン→英国内務大臣別邸を急襲し、パンを救出する。
○金田正人→英国内務大臣別邸を急襲し、パンを救出する。
○夏樹三郎→英国内務大臣別邸を急襲し、パンを救出する。
○香川竜馬→英国内務大臣別邸を急襲し、パンを救出する。
○バイクル→英国内務大臣別邸を急襲し、パンを救出する。
○ウォルター→英国内務大臣別邸を急襲し、パンを救出する。
○ジャック・バンコラン→ロゴス派と通じていた内務大臣一派を検挙する。
○ジョディ・クロフォード→英国の情勢を大統領に報告する。
○マイケル・ウィルソン→英国の情勢についてジョディから報告を受け、ダカール行きを決断する。
○野上冴子→カオルちゃんに接触する。
○カオルちゃん→野上冴子から接触を受ける。

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【今回の新規登場】
○パン(ドラゴンボールGT)
 伝説の超サイヤ人・孫悟空の孫娘に当たる10歳の少女。
 地球人とサイヤ人の血を引くクォーター。
 5年前の大人しく泣き虫な面影は消え、やんちゃで好奇心旺盛な
 お転婆娘となって数々の騒動を巻き起こす。祖父や父と違って
 超サイヤ人に変身することはできないが、舞空術とかめはめ波を
 会得しており、その戦闘能力はかなり高い。

○荒井誠(イナズマンF)
 ICPOの対デスパー秘密捜査官。ライフルを武器にして戦う。
 デスパー軍団との戦いにおいて、イナズマン=渡五郎と共に
 戦う唯一のパートナーである。実験都市デスパー・シティに
 捕われていた過去があり、他の市民同様サイボーグに改造された。
 妻子とは生き別れになり、再びデスパー・シティを訪れるまで
 その記憶は失われていた。普段は冷静沈着だが、時として感情を
 抑えきれないことがある。デスパーとの最終決戦後に妻子との
 再会を果たした。

○ブーメラン(巨獣特捜ジャスピオン)
 国際連邦保安官。マッドギャラン軍団への潜入捜査中に正体が露見して
 殉職した兄の仇を討つべく、サタンゴースの一味を追う。二刀流のブー
 メランの使い手であり、「クロスカッター」と呼ばれる必殺技を持つ。

○金田正人(超電動ロボ 鉄人28号FX)
 かつて帝都の少年探偵として名を馳せた鉄人28号の操縦者・金田正太郎と
 妻・陽子との間に生まれた一人息子。父の意志を継ぎ、正義のヒーローとして
 悪に立ち向かう熱血漢である。ネオ・ブラック団に拉致誘拐され、
 ロボット操縦士として訓練されていたが、自力で脱出し、
 FX初動時に帰還。鉄人28号FXの正式な操縦者となる。父・正太郎が
 ICPO長官に就任すると同時に、自身もICPO捜査官となった。

○夏樹三郎(超電動ロボ 鉄人28号FX)
 鉄人28号FXの操縦者として金田正太郎に養成されていた少年。鉄人の操縦に
 非凡な能力を発揮する天才であり、それだけに正人には強いライバル心
 を持っている。のちにブラックオックス操縦者になる。クールを装い、
 なかなか素直になれず、心の内を明かす事も少ないが誰にも負けない
 正義感の持ち主である。正太郎がICPO長官に就任すると同時に、
 自身も正人と共にICPO捜査官となった。


620

○香川竜馬警視正=ナイトファイヤー(特警ウインスペクター/特救司令ソルブレイン)
 警視庁特別救急警察隊・ウインスペクターの隊長。後にICPOへ転属。 

 ソルブレイン隊長・西尾大樹の先輩に当たる。
 F1国際A級ライセンス、工学・化学等の博士号所持し、五カ国語の読解・
 会話可能。スポーツ万能、正義と平和を愛するヒューマニストで、
 誰からも親しまれる性格の青年。元オリンピックの強化選手でもある。
 悪の天才科学者・高岡を追い、一期間ICPO東京支部特捜官として
 日本のソルブレイン本部にも駐在した。

○バイクル(特警ウインスペクター/特救司令ソルブレイン)
 WSP所属の、荒地や難所での作業を得意とするパワータイプの
 サポートドロイドで、両肩を回しながら歩くのが特徴。組み立てた
 メカニック西田のおやじさんが喋る名古屋弁を聞きながら作られたため、
 名古屋弁で会話をする。

○ウォルター(特警ウインスペクター/特救司令ソルブレイン)
 WSP所属の、空中からの捜査、救助活動を主に担当するサポートドロイドで、
 両腕を大きく振り上げる独特の歩き方が特徴。沈着冷静で理論的な性格の
 持ち主。バイクルと同様に第7世代のコンピューターが内蔵されている他、
 爆弾探査機能を持つ。

○ジャック・バルバロッサ・バンコラン少佐(パタリロ!)
 英国情報部MI6所属の情報部員で、殺人許可証を持つダブルオー(OO)要員。
 またの名を「美少年キラー」。視線を向けた者を惹き付ける凄い眼力を
 持っており、彼を愛さない美少年はいない。寝るとき以外は手袋を外さない
 プロ中のプロ。パタリロとは腐れ縁の仲。マライヒとの間に一子・フィガロが
 いるが、浮気癖がひどい。

○カオルちゃん(フレッシュプリキュア!)
 桃園ラブたちがダンスの練習をする公園で、ドーナツを売
 っているおじさん。サングラスをかけて髭を生やしている
 強面だが陽気な性格。タルトやシフォンのことも気にもせ
 ず接し、タルトとは「兄弟」と呼び合う仲。
 実は凄腕のエージェントであった過去があり、本気を出す
 と常人離れした身体能力を見せ、ナケワメーケの急所を見
 破り、亀裂を入れるほど強烈なキックを披露している。
 その他にオペや宇宙飛行士などを依頼されるシーンもあるが、
 そちらは正体を隠すためのブラフの可能性もあり真相は不明。
 本名は「橘薫」というらしい。

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最終更新:2020年11月16日 03:12