陸上競技スタジアム***
市内各地で
ブレイバーズと西洋妖怪軍団による戦闘が行われる中、女子陸上競技が行われていた
会場には、狼男ヴォルフガング率いる別のグループの狼男の軍団が会場内の選手や観客を襲おうとしていた。
ヴォルフガング「ふふふ...お嬢さん方。実に良い肉付きをしている。さぞかし美味であろう」
女子陸上選手「ヒィィ~!」
ヴォルフガングは各国の女子陸上選手を前に舌を舐めずりながら、襲い掛かろうとしていた。
選手達は恐怖で身を震わせる。
???「させないわ!」
ヴォルフガング「誰だ!」
選手達に襲い掛かろうとしているヴォルフガングの前に、選手達の中から1人の女性が
立ち上がった。日本代表として女子陸上競技(100M走)に参加したキラメイグリーンこと
速見瀬奈だった。
ヴォルフガング「威勢が良いお嬢さんだが、一人で何ができるかな」
???「1人じゃない・俺たちもいるぞ!」
観客席から4人の影が飛び出す。瀬奈と同じキラメイジャーの熱田充瑠、射水為朝、
押切時雨、大治小夜の4人である。代表選手となった瀬奈の応援及びテロへの警戒の為、
4人はアザディスタンに来ていた。
小夜「はい。瀬奈ちゃん」
瀬奈「ありがとう、小夜姉!じゃあ、皆。変身よ!」
“キラメイGo キ・ラ・メーイ!”
5人「「「「「キラメイチェンジ!!」」」」」
”キラメこうぜ!”
キラメイレッド「閃きスパークリング!キラメイレッド!」
キラメイイエロー「導きシューティング!キラメイイエロー!」
キラメイグリーン「突撃ライトニング!キラメイグリーン!」
キラメイブルー「切っ先アンストッパブル!キラメイブルー!」
キラメイピンク「手捌きインクレティブル!キラメイピンク!」
5人「「「「「キラッと参上!カラッと解決!魔進戦隊キラメイジャー!!」」」」」
瀬奈は小夜からキラメイチェンジャーを受け取り、5人はキラメイジャーに変身した。
ヴォルフガング「人間風情が...我ら西洋妖怪に楯突いた事を後悔させてくれる。ヤレェ!」
キラメイレッド「行くよ、皆!」
キラメイイエロー「応!」
キラメイグリーン「OK!」
キラメイブルー「切り伏せる!」
キラメイピンク「今のうちに、選手の皆さんは避難して下さい!」
女子陸上選手「は、はい!」
ヴォルフガングの命令で彼の配下の狼男達がキラメイジャーに襲い掛かり、5人は
キラメイソードやキラメイショットで迎え撃つ。その間、キラメイピンクは選手達を
避難させるのであった。
マイケル・ウィルソン大統領の操縦するメタルウルフと魔人バルゴグの共闘により、
不死身の怪物バルモンドが倒された一方、中国妖怪ミンメイに操られた日暮巡査を
正気に戻そうと両津、幽助は立ち向かうが、日暮巡査の超能力に苦戦する。
ドカーン!ドカーン!
幽助「くっそー!オッサンが邪魔で、あの姉ちゃんの所へ行けねえぜ!」
両津「こういうのは、操っている奴をぶったおせば元に戻るっていうのが定番
なんだけどな」
ミンメイ「その調子で、どんどん暴れなさい!」
日暮「うぉぉぉ!!」
操られた日暮巡査の超能力攻撃を何とか回避していく両津達。だが、
その念動波が両津達を襲う。
001「―ッ!」
ミンメイ「何だとッ!?」
だが念動波が両津達に当たる直前、001が瞬間移動で両津達の前に現れ、
自身の念動力で日暮巡査の念動波を打ち消した。
鬼太郎「髪の毛針!」
ミンメイ「くっ、この攻撃は鬼太郎か!」
そこへ鬼太郎達が駆けつけ、鬼太郎は髪の毛針でミンメイに攻撃する。
鬼太郎「ミンメイ...いや、画皮!操っている人達を元に戻すんだ」
ミンメイ「そうはいくかッ!やれぇ」
001「...させないよ」
ミンメイは日暮巡査に命じて鬼太郎に攻撃させようとするが、001は
超能力で日暮巡査の動きを封じた。
鬼太郎「今だッ!リモコン下駄」
ミンメイ「キャァッ!」
日暮巡査の動きが封じられた隙に鬼太郎は下駄を飛ばして、
見事ミンメイに命中。その攻撃でミンメイは倒れてしまう。
ミンメイ「鬼太郎め...ハッ!私の顔が...よくも...よくも~~!」
倒れたミンメイは起き上がると自分の顔が傷ついている事に気が付く。
すると怒りに震えたミンメイは、絶世の美女の姿から真の姿である醜い
巨大な顔面の妖怪、画皮の姿となる。
両津「げぇぇぇぇ、正真正銘のバケモノじゃねえか!」
画皮「バケモノって、失礼じゃないの!さぁ、お前達。邪魔な鬼太郎達を
倒すのよ。倒したら、サービスしてあげるわよ♥」
正体を現した画皮の姿を見て、絶叫する両津。画皮はお構いなしに
日暮達、操っている人間にウィンクしながら命令を下す。
暴徒一同「おぇぇぇぇぇぇぇぇ」
幽助「バケモノのウィンクとか、気持ち悪いなぁ」
両津「同感だ」
しかし、ウィンクして命令を下す画皮の姿に、操られた人々は
その不気味さから一同吐き気を催してしまう。両津や幽助も
その姿に唖然とする。
市民A「あ、あれ?何していたんだろう」
市民B「うわぁ、バケモノだ!」
目玉おやじ「おお、画皮の正体を見て、操られていた者達が正気を
取り戻したぞ」
中川「皆さん、ここは危険です。こちらへ避難してください」
画皮のあまりの気持ち悪さに操れて暴徒となっていた市民は正気に戻る。
正気に戻った市民を中川は避難させた。
日暮「...う~ん。あれ、何していたっけ?あ、両さん!」
両津「やっと正気に戻ったか。お前はあのバケモノに操られていたんだ」
日暮「バケモノ...!そうだ、思い出した。よくも騙しやがって...!」
日暮巡査も正気を取り戻し、自分が画皮に操られていた事を思い出すと、
怒りが込みあがり、その感情を爆発させる。
日暮「許さぁぁぁん!俺の怒りを思い知れぇ!」
画皮「ちょ...ちょっと!キャァァァァ!!」
日暮は怒りを爆発させて、巨大な画皮を上へ下へと、まるでゴムボールの
様に念動力で動かして攻撃する。
目玉おやじ「今じゃ、鬼太郎。画皮を倒すのじゃ!」
鬼太郎「はい、父さん。指鉄砲!」
幽助「俺も続くぜ。霊ガァーン!」
画皮「ギャァァァァ!!チー様ァァァ!!」
日暮の超能力でボロボロになった画皮に、鬼太郎と幽助は指鉄砲と
霊丸を放ってトドメを刺し、画皮は主であるチーの名を口にしながら
消滅した。
チー「画皮が倒されたか...流石は鬼太郎。敵ながら褒めてやろう」
鬼太郎「お前はチー!」
両津「あのバケモノの親玉か。降りてこい!」
チー「うるさいぞ、人間。フム、人間達の開く大会を襲うという作戦は
十分果たした。後は西洋妖怪達に任せて我々は退かせてもらう」
画皮が倒され、中国妖怪を率いるチーが空飛ぶ絨毯に乗って鬼太郎達の前に現れる。
チーは作戦に十分参加したと判断し、中国妖怪を撤退させる。
チー「では、私も失礼する。鬼太郎...そしてブレイバーズと呼ばれる者達よ。
この次、戦う時があれば今度は我々が勝たせてもらう。さらば!」
鬼太郎「待て、チー!」
目玉おやじ「待つのじゃ、鬼太郎。まだ西洋妖怪達が暴れておる。
そっちを優先するのじゃ」
鬼太郎「分かりました。父さん」
撤退したチーを追おうとする鬼太郎だが、まだアザディスタンでは
西洋妖怪達が暴れている為、目玉おやじに制止されて目玉おやじに従う。
001「フゥ...力を使い過ぎた。後は...頼...む」スゥー
003「お疲れ様、001」
009「後は僕達に任せてくれ」
日暮を止める為、超能力を使い過ぎた001は009達に後を託して
眠りに付く。
日暮「僕も何だか眠くなっちゃった...」ウトウト
両津「ダメだ、寝るな!こんな所まで探しに来たんだから、寝るのは承知しねえぞ!」
日暮「グ~」
両津「寝るなぁ~~!」
日暮も超能力を使い過ぎた事で、眠気に襲われるが、危険な目に遭いながらも
日暮を探しにアザディスタンまで来た為、両津は日暮を寝させない様にするのであった。
〇キラメイレッド→ヴォルフガングと戦う。
〇キラメイイエロー→ヴォルフガングと戦う。
〇キラメイグリーン→ヴォルフガングと戦う。
〇キラメイブルー→ヴォルフガングと戦う。
〇キラメイピンク→ヴォルフガングと戦う。
○鬼太郎→画皮を倒す。
○001→超能力で日暮の動きを封じる。超能力の使用により眠りに付く。
○浦飯幽助→画皮を倒す。
○両津勘吉→日暮を正気に戻そうと画皮と戦う。
〇中川圭一→避難活動をする。
○日暮熟睡男→画皮に操られるが、正気を取戻し、画皮を攻撃する。超能力の使用により眠気に襲われる。
●狼男ヴォルフガング→女子陸上選手を襲うが、キラメイジャーと戦う。
●チー→画皮が倒され、他の中国妖怪を撤退させる。
●ミンメイ/画皮→日暮を操っていたが、正体を知られた事で正気を取り戻され倒される。
【今回の新登場】
〇熱田充瑠/キラメイレッド(魔進戦隊キラメイジャー)
キラメイレッドに変身する光ヶ峰高等学校に通う高校生。絵を描く事が好きで類まれなる想像力の持ち主。
夢中になると周りが見えなくなる傾向があり、敵が迫っていても物事に打ち込む。
「ひらめキーング!」が口癖。他人を侮辱するのが苦手。
〇射水為朝/キラメイイエロー(魔進戦隊キラメイジャー)
キラメイエローに変身するeスポーツプレイヤー。キラメイジャーのサブリーダー的存在であり、
状況分析や作戦立案等を行う。得意なゲームはシューティングゲームだが、格闘ゲームも得意。
幼少の頃に亡くなった祖父と性格が似ているパートナーのショベローに、強くキツイ事が言えない。
〇速見瀬奈/キラメイグリーン(魔進戦隊キラメイジャー)
キラメイグリーンに変身する女子陸上選手。100M走の日本記録を持つ。好奇心旺盛で何も考えずに
突っ走る所がある他、物事を直感的に捉える傾向がある。スクラッチ社の真咲なつめとは大学時代の
先輩・後輩の関係。
〇押切時雨/キラメイブルー(魔進戦隊キラメイジャー)
キラメイブルーに変身する若手人気アクション俳優。特技は殺陣で時代劇をメインに活動をしている。
役者としての独自の美学から、どんな状況でも他社の視線を感じれば、自分をカッコ良く見せたいが為、
けっして弱音を吐かない、ナルシストな一面がある。好物はサルシッチャドッグ。
〇大治小夜/キラメイピンク(魔進戦隊キラメイジャー)
キラメイピンクに変身する女性外科医。通称「美人すぎるスーパードクター」
落ち着いた振る舞いと、誰かが困っていたら率先して歩み寄り助けようとする包容力を持つ。
物事の判断基準として「エモい」か「エモくないか」で、「無理」や「絶体絶命」の言葉を聞くと
スイッチが入り、医療や戦闘に於いて人命に対する強い意思と神がかった技術力を発揮する。
特技は合気道。
○イワン・ウィスキー/001(サイボーグ009)
ロシア出身の赤ん坊。脳改造によって成人の10倍の脳の働きをもつようになった結果、
エスパー能力を身につけた。脳の全領域を酷使しているため、15日間眠っては15日間起き続けるという
特異な生活リズムを持ち、ほとんど成長していない。
●狼男ヴォルフガング(ゲゲゲの鬼太郎 6期)
バックベアード率いる西洋妖怪軍団の大幹部で、西洋妖怪三人衆の一人である狼男。
普段は紅色のスーツを着た茶髪が特徴のダンディズムな髭面の男性の姿で活動しているが、
狼男としての本性を現すと、胸に十字型の文様が浮き出た全身紅色の毛皮で覆われた姿へと変貌する。
高い身体能力と再生能力を活かした接近戦を得意とするが、満月の夜は一段とパワーアップする。
弱点は伝承同様、銀の弾丸。西洋妖怪以外の妖怪を見下し、自信家で殺害を楽しむ残忍な性格をしている。
最終更新:2021年08月26日 05:19