東京・東京タワー***
かつては電波塔として建てられ、現在は電波だけでなく各エリアのエネトロンタンクを繋ぐ
システム管理の役割を担う東京のシンボルである東京タワー。
大勢の観光客が賑わう東京タワーに、数台のバスが止まる。
弦太郎「東京タワー...来たぁぁぁぁ!」
大杉「五月蠅いぞ、如月!周りに迷惑だろ」
バスから降りたリーゼントヘアーの教師、かつて仮面ライダーフォーゼとして天ノ川学園高校の
平和を守った如月弦太郎が東京タワーに着いて、大声を上げた。
そこを学生時代の恩師であり、同僚である教師・大杉忠太が咎める。
今回課外授業として東京タワーに社会見学へ来たのであった。
三郎「如月先生!」
美代子「ゲンちゃん、写真撮ってー!」
弦太郎「応、三郎にミヨッペ!でも、まずは集合な」
弦太郎の教え子である風田三郎と大木美代子が弦太郎に声を掛ける。はしゃぐ2人に、
まずは「集合しろ」と教師として発言する。
???「東京タワーにお越しの皆様。申し訳ございませんが、この場所は我々が頂きます」
弦太郎「何だ?」
大杉「か、怪人だー!」
だが突然、白黒のスーツとゴーグルを来た人物が現れる。ヴァグラスのアバター、エンターである。
彼は複数のメタロイドとバグラーの軍勢を率いて、東京タワーに来ている観光客を前に現れた。
ヴァグラスの軍団に大杉は大声で驚く。そしてヴァグラスの軍団は人々を襲いだした。
三郎「先生。俺が行きます!」
弦太郎「気を付けろよ。三郎!」
三郎「はい。剛力招来!」
風田三郎...彼は超能力者である。「剛力招来」の掛け声と同時に、その身を変異させて、
固い殻で覆われたサナギマンに変身した。サナギマンは念動力やパワフルな格闘技でヴァグラスと
戦っていく。
ルビィ「私たちも、三郎の援護よ」
コング「ウホ!」
ネズミ「チュウ!」
サナギマン=風田三郎と同じ超能力者であり、「少年同盟」のメンバーである
ルビィ(小牧瑠美)、コング(近藤大太)、ネズミ(根津誓夫)の3人も
超能力を駆使してバグラーを蹴散らしていく。
弦太郎「良し。それじゃ、俺達は生徒達の避難を...」
???「如月弦太郎...先には行かせんぞ」
弦太郎「あ、あんたは!?」
大杉「ええええ!は、速水校長!?何でここに...」
弦太郎は大杉や美代子らと共に生徒の避難に向かおうとするが、その前に意外な人物が
姿を現す。弦太郎が天の川高校に在学中の校長であり、理事長だった我望光明の忠実な部下で
ホロスコープスの1人、リブラゾディアーツの正体でもあった速水公平だった。
速水の登場に、弦太郎や大杉は驚愕する。
速水「如月弦太郎...我望様を倒した貴様を決して許さん。その命で償ってもらうぞ」
弦太郎「待ってくれ。俺と理事長は...」
速水「問答無用だ!」
速水は弦太郎に対し、主である我望を倒した事への恨み言を口にする。彼は懐から
ゾディアーツスイッチを取り出し、スイッチを押すと天秤座のゾディアーツである
リブラ・ゾディアーツに姿を変えて、弦太郎に襲い掛かる。
弦太郎「話を聞いてくれ。確かに俺は理事長を倒した。だが理事長とは友達(ダチ)になって、
賢吾を救ってくれたんだ」
リブラ「ああ、知っている...だからこそ敬愛していた我望様を変えた貴様が憎い!」
弦太郎は我望と戦い、最終的に友となった事を話すが、リブラはその事は知っており、敬愛する主を
変えた弦太郎に強い憎しみを抱いており、攻撃を止めなかった。
リブラはダスタードの集団を呼び出し、更にマスカレイド・ドーパントや屑ヤミーが現れた。
弦太郎「こいつらは、翔太郎先輩や映司先輩が戦ってきた敵...」
リブラ「彼らはGショッカー...いや財団Xの技術で作られた存在だ。今の私は財団Xと協力関係にあるのでね。
彼らの力を借りた。さぁ、行け!如月弦太郎を倒せ」
リブラはマスカレイド・ドーパントや屑ヤミーは財団Xの技術で生み出されたものであり、
財団Xと協力関係になった事で、その戦力を得た事を弦太郎に説明する。そして現れた軍団に
弦太郎を倒す様、命令を下した。迫る軍団が弦太郎を脅かす。
だが、そこに一台のバイクが駆け付け、ダスタードやマスカレイド・ドーパント、屑ヤミーを
蹴散らした。
ヒロム「久しぶりだな。弦太郎」
弦太郎「お前はヒロムか!」
駆け付けたのはエネトロンをヴァグラスの魔の手から守る特命戦隊ゴーバスターズの1人、
レッドバスターこと桜田ヒロムだった。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
時間を少し巻き戻す
サナギマン「如月先生!」
サナギマンはリブラに襲われている弦太郎に気が付き、助けに向かおうとするが、
ヴァグラスの存在が、それを阻む。更に少年同盟の3人はいくら超能力で戦えるからといって、
生身であり、戦っていくのにも限界が来ていた。
エンター「ふむ。あの蛹の戦士は厄介みたいですが、他の人間達は限界の様ですね。
先にあちらを片付けましょう」
サナギマン「皆!」
エンターは少年同盟の3人に目を付け、メタロイドとバグラーに彼らを攻撃する様、指示を出す。
サナギマンは3人の元へと駆け付けようとするが、メタロイド数体が行く手を阻めた。
だが、3人を襲おうとするメタロイドやバグラーは何者かの攻撃を受ける。
ヨーコ「そこまでよ。エンター」
リュウジ「彼らへの攻撃は止めてもらおう」
エンター「まぁ、そろそろ来る頃だろうと思いましたよ。ゴーバスターズ」
ヴァグラスを攻撃したのはゴーバスターズのブルーバスター、岩崎リュウジ。
イエローバスターの宇佐見ヨーコだった。ヴァグラスの出現を聞いて、出動したのである。
もう一人のメンバー、桜田ヒロムもリブラ・ゾディアーツに襲われている弦太郎を助け出していた。
サナギマン「(如月先生は、一先ず無事か)」
リュウジ「君も彼らを連れて逃げるんだ」
サナギマン「いえ。俺はまだ戦えます。(それにあと少しでエネルギーもたまる)」
ヨーコ「分かった。じゃあ、協力して戦いましょう。リュウさん」
リュウジ「ああ。ヨーコちゃん」
リュウジ&ヨーコ「「レッツ!モーフィン!」」
リュウジとヨーコはブルーバスター、イエローバスターに変身し、メタロイドやバグラーと戦っていく。
そしてサナギマンは敵の攻撃を受けて耐えていた。サナギマンは待つ。イナズマンに成長する時が来るのを、
ひたすら待ち続けるのであった。
サナギマン「超力招来!」
サナギマンが成長すると、ベルトのゲージが頂点に達し、エネルギーの充填が完了すると、
「超力招来」の掛け声と共に自由の戦士イナズマンへと変身するのであった。
エンター「ふむ。偶には自分で動きますか」
ブルーバスターとイエローバスター、イナズマンを見て、エンターは戦闘形態である
エンター・ユナイトに姿を変えた。
ブルーバスター&イエローバスター「「バスターズ、レディー...ゴー!」」
イナズマン「はぁ!」
ルビィ「私たちもまだまだ行くわよ!」
コング「ウホ!!」
ネズミ「チュウ!」
ブルーバスターとイエローバスター、イナズマンと少年同盟の3人はエンター・ユナイト率いる
ヴァグラスの軍団に立ち向かっていく。
♢ ♢ ♢ ♢ ♢
ヒロム「大丈夫か?」
弦太郎「ああ。おかげで助かったぜ」
一方、ヒロムに助けられた弦太郎。前大戦で何度も共に戦った仲であり、
久しぶりの再会に喜ぶ。
ヒロム「さて。あいつはお前の因縁の相手みたいだが、何故エンターと一緒にいる」
リブラ「天ノ川高校で東京タワーへ課外授業に行くと情報が入っていたのでね。
ちょうど東京タワーを襲撃する作戦をヴァグラスが行うと聞いたので、作戦の相乗りを
させてもらった。全ては如月弦太郎、貴様への復讐だ」
弦太郎「校長...」
ヒロム「そうか。だがヴァグラスと関わるというのであれば容赦しない。貴様を止める。
レッツ!モーフィン」
ヒロムはリブラからヴァグラスと何故行動を共にしているのか聞き出す。リブラは課外授業で
東京タワーへ行くという情報を聞いて、東京タワーで作戦を行うヴァグラスと手を組んだ事を話す。
話を聞き終えたヒロムはレッドバスターに変身した。
レッドバスター「ニック。弦太郎達を連れて下がってくれ」
ニック「OK。ヒロム。さぁ、こっちへ来るんだ」
大杉「ありがとうございます!如月、大木、邪魔にならない様に向こうへ行くぞ」
弦太郎「すまねぇ、ヒロム。行くぞミヨッペ」
美代子「うん。ゲンちゃん」
リブラ「させるか!」
レッドバスターはパートナーのバディロイドであるチダ・ニックに戦えない弦太郎や
一般人の大杉、美代子の避難を指示する。リブラは逃すまいと弦太郎と攻撃するが、
レッドバスターはワクチンプログラムによって得た超スピードで高速に動き、
リブラの攻撃を封じた。
レッドバスター「今の内だ。行け!」
レッドバスターがリブラの動きを止めている内に避難する弦太郎達。だが弦太郎は
目にしてしまう。エンター・ユナイトによって教え子であるイナズマンや少年同盟の
3人がひどく追い込まれている姿を。
エンター「イナズマン...噂で聞いていますよ。反則的な強さをお持ちだとか。
その力、使わせませんよ。使ったら、周りの人間の命は保証しません」
イナズマン「...卑怯な」
イナズマンの能力について事前に情報を知っていたエンターは、まだ避難出来ていない
観光客を人質に取ったのである。全力で力を出す事が出来なくなったイナズマンに、
エンターはその剣を振り上げようとしていた。
弦太郎「三郎!」
今すぐ駆け付けたい弦太郎だが、彼の手には今はフォーゼドライバーは無い。
その超能力により他者を見下す一方、己の力に恐れを抱いていた三郎に
「自らの殻を破る事」を教える為、フォーゼドライバーを溶鉱炉に破棄したからである。
「もうフォーゼにはならない」そう誓った筈だが、フォーゼとなってイナズマンを、
三郎を助け出したかった。そう思案する内に、ついにエンターの剣がイナズマンに振り落とされた。
ブルーバスター、イエローバスター「―!」
弦太郎「止めろぉぉぉ!」
弦太郎が手を伸ばす。その時、弦太郎の頭上にごく小さな時空クレバスが発生し、
そこから落ちてきたのは、あの時溶鉱炉に棄てた筈のフォーゼドライバーだった。
実は溶けたと思われたあの時、時空クレバスが発生してフォーゼドライバーは
時空を超えて弦太郎の手に戻ってきたのであった。
「何故、フォーゼドライバーが戻って来たのか」それは今はどうでもいい。
とにかく弦太郎は教え子を救う為、再びフォーゼドライバーを身につけて
スイッチを押す。
ー「3」ー
ー「2」ー
ー「1」ー
弦太郎「変身!」
さながらロケットの発射をカウントをするかのように、カウントが終わると
弦太郎はレバーを引く。そしてその姿は宇宙飛行士を思わせるライダーの姿に変わる。
仮面ライダーフォーゼの復活である。フォーゼとなったと同時に背中のブースターで
跳ぶと、そのままエンターへと体当たりした。
エンター「何!」
フォーゼ「大丈夫か。三郎」
イナズマン「先生。その姿...」
フォーゼ「すまねぇ。お前との約束を破っちまった。だが今はこの場を何とかするぞ」
イナズマン「はい。先生!」
エンターからイナズマンを助けたフォーゼは、交わした約束を破った事をまず謝罪する。
そして、この場を対処する為、フォーゼとイナズマンは共に戦うのであった。
フォーゼ「仮面ライダーフォーゼ。生徒(ダチ)と一緒にタイマン張らせてもらうぜ」
フォーゼはエンターに向かって決め台詞を宣言するのであった。
リブラ「如月弦太郎...ついに変身したか!」
レッドバスターの相手をしていたリブラ・ゾディアーツは弦太郎がフォーゼに変身したのを
見ると、エンターの方まで合流する。それに伴い、ゴーバスターズもフォーゼの元に集まった。
エンター「フム...。しかし変身した所で申し訳ありませんが、そろそろ頃合いですね」
レッドバスター「頃合い...?」
森下『皆さん、東京タワーからエネトロンの異常消費を感知!』
仲村『東京タワーから転送反応が出ています!』
イエローバスター「何ですって!?」
ブルーバスター「まさか...!」
エンターの頃合いという発言に疑問を浮かべるレッドバスター。そこにゴーバスターズが
所属しているエネルギー管理局・特命部の司令室にいるオペレーターの森下トオルと仲村ミホから
通信が入り、東京タワーから異常なエネトロンの消費と転送反応がある事を報せる。
その報せにイエローバスターは驚き、ブルーバスターは何かを感づいた。
エンター「ええ。以前行った様に、東京タワー周辺一帯を亜空間へと転送させるのが目的です」
レッドバスター「だが先ほどまで何も反応が無かったぞ!」
エンター「今回の作戦に当たり、財団xさんから高度な迷彩技術を提供していただきました。
おかげでタワーに仕掛けた転送装置は誰にも気づかれる事もなく、こうして時間稼ぎも行えました」
ブルーバスター「今回の襲撃は俺達の目を転送装置に向けない様にする為のカモフラージュだったという訳か」
エンターの真の目的を知ったゴーバスターズ。今からでは転送装置を破壊する時間が無い。
もう間に合わないと思われたその時、東京タワーの方で突如として爆発が起きる。
イナズマン「爆発した!?」
イエローバスター「何が起きたの?」
エンター「...まさか、転送装置が破壊された?」
突然の爆発により、敵であるエンターも含めて一同は驚く。それと同時に空間に
穴が開くと、そこから青い隕石を思わせる仮面をつけたライダーと天使の様な羽をもった怪人が
出現した。仮面ライダーメテオとヴァルゴ・ゾディアーツである。
フォーゼ「お前、流星なのか!それにそっちのゾディアーツはもしかして...」
メテオ「弦太郎!その姿は...いや今は良い。ああ、お前も知っている人物だ」
メテオこと朔田流星とヴァルゴ・ゾディアーツの登場に驚くフォーゼ。メテオも
弦太郎がフォーゼに変身している事に驚くが、今その疑問は後回しにして、
共に来たヴァルゴ・ゾディアーツに目を向ける。
ヴァルゴ「ああ、私だ。弦太郎君」
ヴァルゴ・ゾディアーツはスイッチを切って、変身を解除して姿を現す。そこで現れたのは
眼鏡を掛けた白衣の男性ーコズミックエナジーの研究者で、ヴァルゴ・ゾディアーツの
正体である江本州輝教授だった。
フォーゼ「やっぱり、江本教授アンタだったのか」
リブラ「江本!貴様、何故ここにいる」
江本「私はリブラ、君を止める為に此処に来た。我望に託されてな」
リブラ「我望様だと...!」
処刑されて死んだ筈の江本教授が、この場にいる事に驚くフォーゼやリブラ。
特にリブラは敬愛する主である我望の名前を江本から口に出されて動揺する。
江本「弦太郎君、すまないがリブラは私に任せてもらえないだろうか」
フォーゼ「ああ、校長はアンタに任せるぜ」
リブラ「江本...!」
エンター「お話し中、すみません。作戦が失敗に終わったのは残念ですが、
ならば作戦は変更させていただきます」
江本はフォーゼにリブラ・ゾディアーツの相手を任せてほしいと頼むと、フォーゼは
了承した。そしてエンターは東京タワー一体を転送する作戦が失敗したので、
別の作戦を発動し、エンターの合図と共にビル群からメガゾードの軍団が出現した。
イエローバスター「メガゾードがあんなにたくさん!何で?」
エンター「作戦を失敗した場合に備えて、あらかじめメガゾードを待機させていました。
これもひとえにGショッカーの御協力でね」
通常メガゾードは亜空間から転送されてくるのだが、エンターはGショッカーの協力で
作戦が失敗した時の備えとして、あらかじめメガゾードを配備させていたのである。
エンター「では本来の作戦も失敗に終わってしまったので、私はこれで失礼します。
Au revoir(オウーヴォアール)ゴーバスターズ」
レッドバスター「待て。エンター!」
エンターはメガゾードの軍団を出現させると、その場から撤退した。残るのはメガゾードの軍団と
メガノイド、バグラーの集団。リブラ率いるゾディアーツやダスタード、そして財団Xから
借り受けたマスカレイド・ドーパントや屑ヤミーだった。
ブルーバスター「この戦力差、どうすれば...」
黒木『心配ない。
ブレイバーズに応援の要請をした。間もなく応援が駆け付けてくれる』
敵との戦力差に困惑する中、司令室の黒木タケシ司令官からブレイバーズに応援要請をした事が
通信で知らされる。程なくしてブレイバーベースからレッドマフラー隊のワンセブンやワンエイト、
ブレイブポリスからジェイデッカーやスーパービルドタイガー等が出動した。
キョウリュウレッド「おーい!助けに来たぜ、ゴーバスターズ」
レッドバスター「キョウリュウジャー。お前達が来てくれたか」
更にゴーバスターズやフォーゼ達の前に獣電戦隊キョウリュウジャーの6人が
応援に駆け付けて、キョウリュウレッドとレッドバスターは挨拶を交わす。
ーーービッグ!プリーズーーー
一方、呪文が聞こえると、魔法陣が出現して巨大な腕が飛び出す。巨大な腕により、
ダスタードや屑ヤミー、マスカレイド・ドーパントやバグラーは吹き飛ばされた。
ウィザード「魔法使いの助っ人はいるかい?」
フォーゼ「晴人じゃねえか!久しぶりだな」
ウィザード「偶々近くにいたからな。連絡を受けて、ここに来た」
魔法陣から巨大な腕を出したのは、指輪の魔法使いである仮面ライダー、ウィザードこと
操真晴人だった。ブレイバーズから連絡を受けて、偶然近くにいたので駆け付けたのである。
キョウリュウレッド「あっちも数が多くて大変みたいだな。ウッチー、イアン、ソウジ、
この場は任せてもいいか?アミィ、ノっさん、俺達はあのロボット軍団の相手をするぞ!」
キョウリュウゴールド「お任せくだされ。キング殿」
キョウリュウブラック「OK!」
キョウリュウグリーン「了解した」
キョウリュウピンク「行きましょう、キング」
キョウリュウブルー「敵はテキパキ、倒すよ!」
メガゾードの軍団の多さに、キョウリュウレッドは戦っているワンセブンやブレイブポリスの
手助けをしようと、キョウリュウゴールド、キョウリュウブラック、キョウリュウグリーンに
この場を任せ、自分とキョウリュウピンク、キョウリュウブルーはパートナーの獣電竜を呼び出し、
キョウリュウジンに合体させて乗り込んだ。
江本「では、リブラ。君を止めさせてもらう」
リブラ「江本...まずは裏切り者である貴様を再び葬ってやる」
江本はスイッチを押して、再度ヴァルゴ・ゾディアーツに変身する。
リブラは標的をヴァルゴに定め、臨戦態勢を取った。
そしてブレイバーズを加えたフォーゼ、ゴーバスターズ対リブラ・ゾディアーツ率いる
Gショッカーの軍団の戦いの幕が切って落とされた。
フォーゼ「うぉりゃぁぁ!」
フォーゼはランチャースイッチやレーダースイッチを押して、ダスタードやバグラーを
一斉に攻撃。さらに背中のロケットブースターで飛び跳ねながら、敵を倒していく。
イナズマン「稲妻タイフーン!」
イナズマンは竜巻を引き起こして、敵を拘束。そして念力の刃を放つ念力チョップで
ゾディアーツやメタロイドを次々と倒していく。
メテオ「ホォ~~~~~~~…ッワチャァア!!!」
「Saturn Ready?」「OK Saturn!」
メテオは星心大輪拳を駆使して、次々と敵を倒していく。更に右腕に装着された
メテオギャラクシーに搭載されているレバーを差し込んで、サターンソーサリー等を
発動させて、ゾディアーツやメタロイドを撃破した。
レッドバスター「バスターズ、レディー...ゴォー!」
ブルーバスター「おりゃぁ!」
イエローバスター「はぁっ!」
レッドバスターの掛け声と共にゴーバスターズは敵に立ち向かっていく。
ゴーバスターズはワクチンプログラムによって、それぞれ能力が特化しており、
レッドバスターは目にも止まらぬスピードでソウガンブレードで敵を切っていく。
ブルーバスターは怪力で敵を投げ飛ばしていく。
イエローバスターはジャンプ力が強化されているので、飛び跳ねて敵を翻弄させていった。
キョウリュウゴールド「雷電砲・乱れ打ち」
キョウリュウブラック「アームド・オン」
キョウリュウグリーン「はぁっ!」
キョウリュウゴールドはガブリチェンジャーからエネルギー弾を放って敵を攻撃。
キョウリュウブラックは獣電アームズを発動させて、専用の武器であるパラサショットで
敵を撃ち抜く。キョウリュウグリーンはガブリカリバーで敵を切り伏せた。
ウィザード「ショウタイムだ」
ーーーコピー、プリーズーーー
ウィザードはコピーのウィザードリングを使用し、自分の分身体を三体を作り出す。
全く同じ動きをしながら、ウィザーソードガンをソードモードとガンモードを切り替えながら
敵を倒していった。
ヴァルゴ「もう、止めるんだ。我望はこんな事、望んでいない」
リブラ「黙れ!私は我望様を変えた如月弦太郎を許す事は出来ないのだ!」
一方、ヴァルゴとリブラの2体のゾディアーツは、お互い一歩も引かずにぶつかり合っていた。
ヴァルゴはリブラを説得するが、リブラは聞く耳を持たず先程、弦太郎にも言った憎しみを想いを
ヴァルゴにも口にした。
あの世で我望と再会したリブラこと速水だが、再会した彼は生前の己の罪を悔いて、
おとなしくあの世で罪を償っていた。あの恐ろしくも敬愛するかつての主の変わり様に
速水は戸惑い、その原因が弦太郎と友情を結んだ事だと知った彼は、主を変えた弦太郎を
許す事が出来ず、何時しか復讐の炎を燃やしていた。
そして黄泉還り現象で、現世に復活する事が出来た彼は、弦太郎への復讐を誓ったのであった。
リブラ「私は必ず、如月弦太郎を倒す。その為ならば、いくらでも泥にまみれようともな」
ヴァルゴ「リブラ...」
ヴァルゴの説得に応じる事なく、リブラは復讐の炎をたぎらせ、念動力や光線による攻撃を続ける。
そんなリブラにヴァルゴは悲し気に思うと共に、彼を止めるべく、竜巻やテレポートによる攻撃を続けた。
フォーゼ「一気に行くぜ!三郎、流星」
イナズマン「はい!先生」
メテオ「ああ」
フォーゼ、イナズマン、メテオは一気に敵を片付けようと、それぞれ必殺技の態勢を取る。
ーーーロケット ONーーー
ーーードリル ONーーー
フォーゼはフォーゼドライバーにあるロケットスイッチとドリルスイッチを起動。
右腕に出現したロケットで空高く飛びあがると、左足に出現したドリルが回転する。
ーーロケット ドリル 【リミットブレイク】ーーー
フォーゼ「ライダーロケットドリルキック!!」
そしてレバーを引いて、必殺技である「リミットブレイク」が起動。
フォーゼの一番の必殺技である「ライダーロケットドリルキック」によって
ゾディアーツは倒された。
イナズマン「超力イナズマ落とし!」
続いてイナズマンは必殺の超力イナズマ落としが炸裂。飛び上がり、電撃を纏った
チョップをゾディアーツに浴びせて撃破した。
メテオ「お前の宿命(さだめ)は俺が決める」
メテオは空高く飛び上がり、青いエネルギーを纏って急降下キックする「メテオキック」を放つ。
メテオキックを受けて、ゾディアーツは破壊された。
レッドバスター「こちらも一気に片を付けるぞ」
ーーー『It's time for buster!』ーーー
ゴーバスターズの3人はイチガンバスターのピントを合わせると、『It's time for buster!』の
音声と共に、エネトロンがチャージされる。そして熱光線が放たれ、メタロイドを一掃した。
キョウリュウゴールド「獣電ブレイブフィニッシュ・雷電残光!」
ーーーザンダーサンダーーーー
キョウリュウゴールドは己の武器であるザンダーサンダーにプテラゴードンの獣電池を3本装填した後に
レバーを動かし、必殺技を叫んだ後、「ザンダーサンダー!」の音声と共にメタロイドを雷を帯びた
「ZANDARTHUNDER」の斬撃で切りつけた。
キョウリュウブラック「獣電ブレイブフィニッシュ!」
キョウリュウグリーン「斬撃無双剣!」
キョウリュウゴールドに続いて、キョウリュウブラック、キョウリュウグリーンも各々
必殺技を発動。キョウリュウブラックはパラサガンの獣電池を装填して、パラサガン型の
エネルギーを発射。キョウリュウグリーンは必殺の斬撃無双剣でメタロイドを切り倒した。
ウィザード「フィナーレだ」
ーーーチョーイイネ キックストライク サイコー!!ーーー
ウィザードはキックストライクウィザードリングをウィザードライバーにかざし、
魔法陣を展開。エネルギーを纏ってバク宙しながら身体を捻って放った。
これによりゾディアーツは破壊された。
キョウリュウレッド「キョウリュウジン・ブレイブフィニッシュ!」
地上の敵が全滅した頃、キョウリュウジンが必殺技を放って、メガゾードを撃破。
それと同時にメガゾードの軍団と戦っていたブレイバーズも決着が着いていた。
リブラ「くっ!戦況は完全にこちらが不利となったか。如月弦太朗!今はその首を預けといてやる。
そして江本、今度は邪魔はさせんぞ!」
ヴァルゴ「待て...!」
戦況が完全にこちらの不利である事を悟ったリブラは、目くらましをしつつ撤退。
ヴァルゴは引き留めようとしたが、残念ながら逃げられてしまう。
こうして事件は一応の決着が着くのであった。
弦太郎「スマン、三郎。俺はもうフォーゼにならないと言っていたのに、変身しちまった」
三郎「いえ。先生は悪くありません。むしろ俺がもっとイナズマンの力を使いこなせていれば
先生を戦わせる事もなかったのに...」
弦太郎「三郎...」
戦いを終えて変身を解いた弦太郎は三郎にフォーゼに変身した事を謝った。だが三郎は
むしろ自分の力が足りていなかったから、弦太郎が戦う必要はなかったと気を落とす。
(因みにイナズマンは変身を解除すると、裸の状態になるのだが、晴人がドレスアップの
魔法で服を出してくれた事で難を逃れている)
流星「以前、賢吾が言っていた事だが、『フォーゼドライバーは弦太郎のダチだ。必要な時は
いつでも弦太郎の元に戻って来る』ってな。だからこそ、フォーゼドライバーが弦太郎の元に戻ったのは
必然だったんだ」
三郎「流星さん...」
流星は以前、賢吾が溶鉱炉に落ちたフォーゼドライバーについて語っていた事を話し、
落ち込む三郎を励ます。
弦太郎「...良し。こうなったら、教師として三郎や少年同盟の皆を鍛えてやるぜ!
改めてよろしくな!三郎」
三郎「...よろしくお願いします!如月先生」
弦太郎「応!」
弦太郎はフォーゼに変身できるようになった今、三郎や少年同盟の3人を鍛える
コーチ役を買って出る。三郎もそれを受け入れ、弦太郎も笑顔で返した。
弦太郎「...それで江本教授は、何で流星と一緒だったんだ?」
江本「...私は処刑されてあの世にいった後、同じくあの世に来た我望と再会し、
彼は弦太郎君...君と友達になった事で己の罪を悔いて、あの世で罪の償いをしていた。
だが速水には、それが我慢ならず、我望が考えを改める事になった君への復讐を望む様になっていた。
そして彼は黄泉還り、復讐に走ろうとしている事を知った私たちは、もしも黄泉還る事が出来たのであれば、
彼を止めようと誓った。そして私が黄泉還り、速水の復讐を止めようと動いている訳だ」
流星「...Gショッカーや財団Xを追っていた俺はタチバナさん...いや、江本教授と再会した。
反ゾディアーツ同盟として俺達に協力していたとはいえ、 我望と共にゾディアーツとして
活動していた事に対して、罪が問われるのだが、司法取引により江本教授にはコズミックエナジーの研究及び
対Gショッカーの協力をしてもらう事になったという訳だ」
弦太郎「そういう事だったのか...」
弦太郎から江本教授と流星が行動を共にしていた事について、疑問を持たれたので
江本はあの世での出来事など弦太郎に話した。そして流星は江本と再会し、
司法取引で、ブレイバーズの協力者になった事を話すのであった。
ヒロム「今回は助かった。弦太郎」
弦太郎「ヒロム...お互い様だ。こっちも助かったぜ」
戦いを終えてメットを外して、素顔を晒すヒロムは弦太郎の元に近づき、今回の事件に
協力してくれた事への感謝を述べる。弦太郎もお互い様だと返した。
ヒロム「また何かあれば、頼む」
弦太郎「応。任せてくれ」
ダイゴ「俺達の事も忘れるなよ」
晴人「俺達は同じ仲間だからな」
弦太郎「ああ。Gショッカーは俺達ブレイバーズが倒してやるぜ!」
ヒロムとダイゴの元に変身を解除したキョウリュウレッドこと桐生ダイゴと仮面ライダーウィザードこと
操真晴人がやって来る。かつて何度か共に戦った彼らは、再びGショッカーという敵を前に
ブレイバーズの仲間として戦う事を誓うのであった。
????「彼が、風田三郎か」
一方離れた所で、三郎の姿を見続ける影があった事を彼らは知らない。
彼の正体は如何に。
〇如月弦太朗→課外授業で東京タワーに訪れるがGショッカーに襲われる。生徒を救う為、
再び仮面ライダーフォーゼに変身して戦う。
〇大杉忠太→課外授業で東京タワーに訪れるがGショッカーに襲われる。戦いの邪魔にならない様に避難させる。
〇風田三郎→課外授業で東京タワーに訪れるがGショッカーに襲われる。イナズマンに変身して戦う。
〇大木美代子→課外授業で東京タワーに訪れるがGショッカーに襲われる。戦いの邪魔にならない様に避難する。
〇ルビィ→イナズマンの援護でGショッカーと戦う。
〇コング→イナズマンの援護でGショッカーと戦う。
〇ネズミ→イナズマンの援護でGショッカーと戦う。
〇朔田流星→仮面ライダーメテオに変身して助けに駆け付ける。
△江本州輝教授→黄泉還って速水の復讐を止めようとヴァルゴ・ゾディアーツに変身して駆け付ける。
〇桜田ヒロム→リブラから弦太郎を助ける。レッドバスターに変身して戦う。
〇岩崎リュウジ→ブルーバスターに変身して戦う。
〇宇佐見ヨーコ→イエローバスターに変身して戦う。
〇チダ・ニック→大杉と美代子を避難させる。
〇黒木タケシ→ゴーバスターズにブレイバーズへ応援要請をした事を通信で知らせる。
〇森下トオル→司令室からエネトロンの異常な消費と転送反応をゴーバスターズに知らせる。
〇仲村ミホ→司令室からエネトロンの異常な消費と転送反応をゴーバスターズに知らせる。
〇桐生ダイゴ→キョウリュウレッドに変身して助けに駆け付ける。キョウリュウジンでメガゾードと戦う。
〇イアン・ヨークランド→キョウリュウブラックに変身して駆け付ける。現場に残って戦う。
〇有働ノブハル→キョウリュウブルーに変身して駆け付ける。キョウリュウジンでメガゾードと戦う。
〇立風館ソウジ→キョウリュウグリーンに変身して駆け付ける。現場に残って戦う。
〇アミィ結月→キョウリュウピンクに変身して駆け付ける。キョウリュウジンでメガゾードと戦う。
〇空蝉丸→キョウリュウゴールドに変身して駆け付ける。現場に残って戦う。
〇操真晴人→仮面ライダーウィザードに変身して駆け付ける。魔法を駆使してGショッカーと戦う。
●速水公平→リブラ・ゾディアーツに変身して弦太郎に復讐しようとGショッカーの怪人を引き連れて東京タワーに襲う。
戦いの末、撤退する。
●エンター→速水と手を組んで東京タワーを襲う。当初の作戦が失敗したので撤退する。
△???→物陰から事態の様子を伺っていた。イナズマンに興味を抱いておりその正体は不明。
【今回の新登場】
〇如月弦太朗/仮面ライダーフォーゼ(仮面ライダーフォーゼ)
元天ノ川学園高校の生徒。高校2年生の時に転入してゾディアーツの事を知り、仮面ライダーフォーゼに
変身して仮面ライダー部の仲間と共に学園の平和を守った。転校を繰り返していてその度に多くの人間と
友情を結んでいった。現在は母校である天ノ川学園高校の教師となり仮面ライダー部の顧問をしている。
〇大杉忠太(仮面ライダーフォーゼ)
天ノ川学園高校の教師。担当教科は地学。生徒の生活指導も担当している。根が臆病で基本生徒に対して高圧的だったり、
生徒によって態度を変えて媚び諂ったりしていて、生徒や父兄、同僚から嫌われており、
当初は問題を起こす弦太郎を目の敵にしていたが、仮面ライダー部とゾディアーツの戦いを目撃してからは
仮面ライダー部の顧問となって弦太郎達の活動に協力するようになった。
気分が高揚したり、生徒への威嚇としてサスペンダーを引っ張って鳴らす癖がある。
〇風田三郎/二代目イナズマン(仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼMOVIE大戦アルティメイタム)
天ノ川学園高校で弦太郎が受け持つクラスの生徒。常に飄々とした不遜な態度を隠さない皮肉屋で超能力が使える新人類。
旧人類を見下し、ルビィ、コング、ネズミと共に「怪人同盟」を結成して番場影人と手を組んで
反乱を企てていたが、弦太郎の捨て身の説得もあって改心。自由の戦士イナズマンに覚醒して番場影人を倒し
「怪人同盟」改め「少年同盟」として再結成する。
〇大木美代子(仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼMOVIE大戦アルティメイタム)
天ノ川学園高校で弦太郎が受け持つクラスの生徒。愛称は「ミヨッペ」宇宙仮面ライダー部唯一の部員で
顧問の弦太郎を「ゲンちゃん」と親し気に呼んでいる。城島ユウキに憧れており宇宙飛行士を目指しており、
明るい元気な性格だが三郎の超能力を不気味がり、「化け物」と偏見を抱いていたが、
弦太郎や賢吾の説得を経て考えを改め三郎と和解して友達となる。
事件後、「少年同盟」として再出発した三郎達を仮面ライダー部としてバックアップする。
〇小牧瑠美(仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼMOVIE大戦アルティメイタム)
天ノ川学園高校の生徒。「怪人同盟」の紅一点でサブリーダー的存在。愛称は「ルビィ」
サイコキネシスやマインドコントロールを得意としている。
〇近藤大太(仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼMOVIE大戦アルティメイタム)
天ノ川学園高校の生徒。「怪人同盟」の一員で一番の巨漢。愛称は「コング」
超能力だけでなく持ち前の怪力を生かした力技を得意とする。あまり喋る事は無く、
口を開いても「ウホ」と口癖のみ話す。
〇根津誓夫(仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼMOVIE大戦アルティメイタム)
天ノ川学園高校の生徒。「怪人同盟」の一員で小柄ですばしっこい。愛称は「ネズミ」
ひ弱な外見とは裏腹に腕っぷしが強くコングとコンビを組む。ネズミの様な掛け声を発する事が多い。
〇朔田流星/仮面ライダーメテオ(仮面ライダーフォーゼ)
元昴星高校の生徒。3年時に交換留学生として天ノ川学園高校の弦太郎のクラスに転入してきた。
実は反ゾディアーツ同盟の一員で仮面ライダーメテオの正体。昏睡状態になった親友を目覚めさせるために
アリエス・ゾディアーツを探し出す事を目的としており、弦太郎達仮面ライダー部の部員として振舞うが、
内心では彼らを嫌っていた。しかし戦いを通して弦太郎達仮面ライダー部と友情を結んでいくようになる。
星心大輪拳の使い手で、卒業後はICPOの捜査官となりインガ・ブリンクとコンビを組んでいる他、
後輩だった野座間友子とは友達上の関係になっていると思われる。
△江本州輝教授/ヴァルゴ・ゾディアーツ/タチバナ(仮面ライダーフォーゼ)
宇宙京都大学の教授で京都上空のザ・ホールの研究をしている。宇宙物理学の権威として知られているが、
研究に夢中になると周りが見えない癖がある。実はホロスコープスの1人でヴァルゴ・ゾディアーツの正体。
賢吾の父・縁郎や我望光明とは共にコズミックエナジーを研究をしていた友人だったが、縁郎を手に掛けてしまった
張本人で、我望に従っていたが、本当の正体は反ゾディアーツ同盟の一員であるタチバナであり、
縁郎を手に掛けた事を後悔しており我望の野望を挫く事を目的として動いていた。
弦太郎と和解をするものの、彼を庇ってサジタリウス・ゾディアーツの攻撃を受けて致命傷を負いレオ・ゾディアーツに
処刑されて命を落とす。
〇桜田ヒロム/レッドバスター(特命戦隊ゴーバスターズ)
ゴーバスターズのリーダー格で、天才パイロットと評価される程の高いメガゾードの操縦技術を持つが、
任務に対して自分にも他人にも厳しく言い過ぎとも言える言動をとる事が多い。ワクチンプログラムにより、
高速で動く超スピードの能力を持つが、トラウマにより、鶏を見ると5分間フリーズしてしまう。
バディロイドはチダ・ニック。
パラレルワールドでは新任の教師でレッドチーターに変身して戦っていた。
○岩崎リュウジ/ブルーバスター(特命戦隊ゴーバスターズ)
ゴーバスターズの最年長で、気さくな兄貴分。博識で頭の回転が速くエンジニアになる事が夢。
ワクチンプログラムにより、怪力を誇るが常に腕から熱を放出している為、冷やさないと熱暴走を引き起こし、
敵味方関係なく襲い掛かる凶暴的で好戦的な性格に豹変してしまう。バディロイドはゴリサキ・バナナ。
パラレルワールドでは熱血体育教師でブルーゴリラに変身して戦っていた。
○宇佐見ヨーコ/イエローバスター(特命戦隊ゴーバスターズ)
ゴーバスターズの最年少で紅一点。気が強い上に毒舌で口が悪く生意気な高校生だが、学校には通えていない(戦いが終わった後は通学している)。
内面的には仲間や人々を思いやる心根の持ち主。ワクチンプログラムにより、跳躍力が優れているが、こまめに菓子類などを食べてカロリー摂取を行わないと
充電切れを起こして動けなくなってしまう。バディロイドはウサダ・レタス。
パラレルワールドでは成績優秀な女子高生でイエローラビットに変身して戦っていた。
○チダ・ニック(特命戦隊ゴーバスターズ)
桜田ヒロムのパートナーであるチーター型バディロイド。ヒロムの兄貴分として、よくフォローにまわる。
バイクに変形出来るが方向音痴という欠点を持つ。
○黒木タケシ(特命戦隊ゴーバスターズ)
エネルギー管理局の中で、数百名から構成される特命部を束ねる司令官。元は転送研究センターの職員で、陣マサトと同期。
13年前の事件当時、外勤からの帰宅途中でセンターから離れていた為に難を逃れ、上司でセンター長の桜田ヨウスケ(ヒロムの父)から
子供達とバディロイドを託された。ゴーバスターズを我が子のように思っており、特にヨーコに対して親バカともいえる過保護な一面もあるが、
冷静沈着で時には非常な決断を下す事もあるが、内心は彼らを心配しており、民間人に犠牲者が出ないように心掛けている。
パラレルワールドでは学校の教頭であり動物戦隊ゴーバスターズの司令官。ブラックピューマとして戦っていた。
○森下トオル(特命戦隊ゴーバスターズ)
ゴーバスターズ本部基地のオペレーター。システム操作を主に担当し、ヴァグラスの情報やデータをゴーバスターズに伝える。
特技はアナログ計算。
○仲村ミホ(特命戦隊ゴーバスターズ)
ゴーバスターズ本部基地のオペレーター。亜空間の分析を担当し、ヴァグラスが送り込んでくるメガゾードの
転送完了時間を伝えてくれる。控え目な性格で、特命部では宇佐見ヨーコと仲が良い。
○桐生ダイゴ/キョウリュウレッド(獣電戦隊キョウリュウジャー)
南海の島で、獣電竜ガブティラに勝利した牙の勇者。周囲からキングと呼ばれていく内に自らも名乗るようになる程、リーダー的存在。
後に地球の声が聞けるようになった。アミィや弥生、天野美琴から好意を向けられていたが、最終的にアミィと結ばれたらしく、
100年後の世界には2人の子孫が存在している。
○イアン・ヨークランド/キョウリュウブラック(獣電戦隊キョウリュウジャー)
ヨーロッパの古城で獣電竜ガブティラに勝利した弾丸の勇者。プレイボーイだが、百発百中の射撃の名手。
考古学者で、親友をアイガロンに殺された過去を持つ。口癖は「Oh、My!」
○有働ノブハル/キョウリュウブルー(獣電竜キョウリュウジャー)
北極で獣電竜ステゴッチに勝利した鎧の勇者。メンバーの中で年長者である為、「ノッさん」と呼ばれている。
以前は一流商社のサラリーマンだったが、今は何でも屋「まるふく」を営んでいる。寒いダジャレが多い。
○立風館ソウジ/キョウリュウグリーン(獣電戦隊キョウリュウジャー)
竹やぶで獣電竜ザクトルに勝利した斬撃の勇者。古い流派の剣道場の息子で高校でも剣道部に所属している。
好きな飲み物はメロンソーダ。後に賢神トリンからフェザーソードを受け継ぐ。女心に非常に鈍感で
剣道部のマネージャーの勝山りんからの好意に全く気が付かなかったが、後々結婚したらしく、
100年後の世界ではメンバーで唯一存命しており、曾孫のソウジロウと剣を交えた。
○アミィ結月/キョウリュウピンク(獣電戦隊キョウリュウジャー)
アメリカのグランドキャニオンで獣電竜ドリケラに勝利した角の勇者。財閥のお嬢様でアメリカに留学していた。
明るく陽気だが、がさつな所が多い。特技は足の指でテレビのリモコンが操作できる事。口癖は「ワォ!」
ダイゴに好意を寄せているものの気が付いてもらえなかったが、後々結ばれ100年後の世界では子孫が登場している。
○空蝉丸/キョウリュウゴールド(獣電戦隊キョウリュウジャー)
戦国時代の武士である雷鳴の勇者。ドゴルドとカオスの策略で鎧の中で封印されていたが、ダイゴ達によって救出される。
当初はクールぶっていたが、本来は子供好きなお人よしで家庭的。ドゴルドとは宿命の敵だが、最後は協力して共にエンドロフを倒した。
●速水公平/リブラ・ゾディアーツ(仮面ライダーフォーゼ)
元天ノ川学園高校校長。実はホロスコープスの一員でリブラ・ゾディアーツに変身する。
組織の中で自分の権威や手柄を上げる事に執着しており、自分よりも格下と思った者には
上から目線で接し、役に立たなければ容赦なく切り捨て、自分の地位を脅かす者であれば
排除するという冷酷かつ器が小さい人物。しかし我望への忠誠心は高く、最後は我望を庇って爆死した。
●エンター/エンター・ユナイト(特命戦隊ゴーバスターズ)
ヴァグラスの幹部。フランス語を交えて話すのが特徴。通常は人間の姿で社会に暗躍し、亜空間にいるメサイアを人間界に出現させる為に必要なエネトロンの奪取を狙う。
専用のノートパソコン型端末を所持しており、ディスプレイ横のスロットにメタウイルスカードを読み込ませ、無機物にウイルスプログラムをインストールすることで、
メタロイドの作成とデータの転送を行う。メサイアカードを取り込んだことで、強化形態=エンター・ユナイトへと変身する。
最終更新:2023年03月15日 13:25