本編8~12

『孤高の魂』‐1

 作者・シャドームーン
8

?????***


「いよいよ活動を開始する時が来たな…」
「今まで多くの軍団が果たせなかった地球征服を今こそ成功させるのだ」
「待て…それには邪魔者共を一人残らず始末しなければならん」
「当然手は討ってある。最も早い段階で障害になりそうな連中と言えば」
「なるほど。それは彼奴らをおいて他にはおるまい…フフフフ…」
「ククククク…」

『――ゆけ! まず手始めに、連中を地上から抹殺せよ!』
『抹殺せよ! 抹殺せよ!  抹殺せよ!
――――――抹  殺  せ  よ  !!』


   「ガイスト万歳! ガイスト万歳! ガイスト万歳!」

       」」      」」       」」       」」
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我  ら  を  狙  う  黒  い  影―――!
懲りること無く、現れては滅びて行った“地獄の軍団”が蘇る。
彼らの決して消えぬ『世界制覇』への妄執が今、かつてない
史上最大規模の脅威となって全世界に迫りつつあった………。

アリゾナ・11ライダー本部基地***


アメリカ合衆国アリゾナ州郊外―――
荒涼とした砂漠風景と岩山の台地が広がるこの地には、
11人ライダーの海外での秘密アジトが設けられている。
世界に散った仮面ライダー達は、強大な力を持つ敵との決戦を
迎える際には必ず此処に集合し、猛特訓を行って来たのである。

そして現在。クライシス帝国壊滅後、基地を守っているのが
“歴戦の勇士”仮面ライダー1号である。誰よりも永きに渡り悪の
組織と戦い、誰よりも長い間平和の存続を願って来た男、本郷猛。
その彼の元に、日本へ向かった南光太郎から最悪と言っていい緊急
連絡が届いていた。というのも、本郷はここ数ヶ月、嫌な胸騒ぎが
続いていたからだ。FBI捜査官・滝和也からも最近続発している、
奇妙な事件の報告があった…。それは死んだはずの人間が、生前の
ままの姿で突然現れるというもの。RXが交戦したクライシス、
そして消えた秋月信彦の遺体。

猛「そうか…。うむ、光太郎君も充分気をつけてくれ…
 我々も他のみんなにすぐ連絡を付けるよ、じゃあ」

本郷は手元のコーヒーカップを口に付けながら、机に置かれている
小さな写真立を見つめていた。写真には、立花藤兵衛と滝和也…
そして緑川ルリ子らが笑っている。

猛「フ…早いものだ。『あれから』何度、俺達は――」

『あの頃』優秀な青年科学者であり、一流のオートレーサー
でもあった本郷猛。彼を終わり無き闘争の渦中へ引き込んだ“悪の秘密結社”
との戦いが始まってから、一体どれほどの月日が流れただろう。戦い、傷つき、
戦い、倒す。まるでイタチごっこのような日々が、幾度と無く繰り返されて来たのだ。
しかし敵がいなくなる日はまだ遠い…

地球支配を企む者は、名だたる巨大組織ばかりではない。
本郷がそれを知ったのは、日本を一文字隼人に託して海外のショッカーを
追っていた時だった。 世界のありとあらゆる場所に息づく、闇の世界から
地球を狙う者たち。一つの悪が潰え平和の陽が昇る時、それは地下で
爪を研いでいた勢力が、次なる魔手を伸ばす時でもあった。

猛「長い長い戦いだ…だが俺にとってなにより嬉しかったのは、俺の後に
 続いてくれる仲間が何人もできたこと。本当は…二度と俺と同じ境遇の
 人間が現れて欲しくないと願っていたはずなのに…フ、だが彼らなくしては…」
隼人「な~にしかめっ面して物思いにふけってんだよ!」
猛「ん…おお、一文字。帰ってたのか…」
隼人「お前な~~…。さっきからずぅーーっと声かけてたっつうの!
 本郷…お前のその一人で勝手にどんどん向こう側に行っちまう
 因果な性格は、ちっとも直らねえなあ…で、どうしたい?
 里帰りした後輩の便りがあったのにその浮かない顔、悪い報せか?」
猛「ははは…そうだったか、すまんすまん。…ああ、とびきり悪いニュースだ」

精悍で凛とした顔立ちながらどこか朴念仁な佇まいを感じさせる本郷とは
対照的に、二枚目で人なつっこく朗らかな性格だが、時折影が覗く男――
一文字隼人。言わずと知れた本郷猛の最も付き合いの長い「戦友」であり、
改造人間という業を背負い戦う、「もう一人の自分」。
1号ライダーと相似形の姿を持つ“歴戦の闘士”仮面ライダー2号である。

9

隼人「そうか奴さん…今度はとんでもなくデカい組織をこさえたみたいだな。
 チッ、クライシスが滅んでまだそんなに経ってねえのに…ご苦労なこったぜ!」
猛「…俺達はこれまでにも、一度倒した連中と再戦した事はあったが…
 今度の相手はただの再生怪人などとは、比較にならん強敵らしい。
 一文字…光太郎君の危惧している通り、今度ばかりは俺たちの力
 だけでは防ぎきれんかもしれんぞ」
隼人「おいおい…らしくねえなあ本郷。先輩の俺達がそんな弱気でいると
 知ったら、光太郎のヤツもがっかりしちまうぜ?
 どんな相手だろうと俺達がいる限り……闘るしかねえ。そうだろ本郷…」
猛「フッ…そうだったな一文字。すまん、冗談だ。
 そうだ…敵がどんなに強大だろうと、それでも…守ってみせる!
 それが俺たち―――仮面ライダーだ!!」

――同時刻…アリゾナ本部基地を離れた台地から監視している、
謎の一団があった。彼らは一様に黒い覆面に黒の全身タイツ姿で、
一つのグループは胸に白骨の模様があり、鷲を象ったバックルのベルト
をしている。もう一つのグループは、胸とベルトに蠍を象ったシンボル
マークのようなものがある。その中心には指揮官らしき二人の影が…。

骨戦闘員「イー! どうやらあれに間違いなさそうです」
デストロン戦闘員「キキー! おそらく外装は岩山で偽装されているはずです!」

???「グフフ…そうかご苦労。ライダー共め、こんな所に潜んでいようとは」
???「まあ待て。念のために確認だけは怠るな…おい」

タイホウバッファロー「バッフォー!…ハハ!」

一団の後方から、両肩に二門の大筒を備えた猛牛怪人が躍り出る。
怪人は目前の岩山を両目に内蔵されたスコープで透視を開始した。

タイホウバッファロー「なるほど。内部は人工の構造物がギッシリだ~~っ!」

???「そうか。ふん…ダブルラ~イダにはアジトごと消えてもらうとしよう。
 ――やれいっ!! タイホウバッファローよ!!」
タイホウバッファロー「バッフォー! ハイパーカノンのエネルギー充填だ…
 目標は眼前の岩山…1号2号、消えて無くなれい!!」

アリゾナ本部基地室内***


ドドドドドドドド…

その時、アリゾナ本部をまるで巨大な地響きのような揺れが襲った。
外部から何者かが砲撃しているらしく、次々に天井や壁が崩れ出す。

一文字「うおぉっ…!! な、なんだ…うわっ…!!」
本郷「むぅ、これはヤツらの仕業か…!?」
一文字「本郷!! 急げ脱出だーーーー!!」
本郷「無念だが仕方がない…いくぞ!」

ドガァァァーーーン!!!


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木っ端微塵に吹き飛び、大爆発を起こす11人ライダーのアジト。
その様子を対岸の台地から眺め、嘲笑している先ほどの一団。

骨戦闘員「イー! イー!」
デストロン戦闘員「キキー!」

???「フハハハハ、これでは彼奴らも一巻の終わりだな!!」
???「…ラ~イダどもの命運も尽きたか…いや…」

タイホウバッファロー「バッフォー!! さしものダブルライダーも、俺様の
 強化されたキャノン砲の前には一溜りも無かったようだわい!
 基地ごと吹っ飛んだか…グァハハハハ」
クモ男「ウワラァァァァ…待て油断するな…ライダーは悪運が強い、
 そう思わせておいて、いきなりピンピンしたまま現れるかもしれん…ウェェェ…」
タイホウバッファロー「バッフォー! いかに多くの修羅場を潜り抜けたヤツら
 とはいえ、あの様子では助かるはずがあるまい。バァァーフォーッ!!」

ダブルライダー「――はっはっはっはっは! 果たしてそうかな!?」

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???「ぬうっ!?」
???「……………」

フオオオオオオン!!!

あっけに取られて上空を見上げる一団。赤と白のカラーリングに彩られた
2台のバイクが、フロントから翼を、リアのノズルからパラシュートを射出して
滑空していた。ダブルライダーはそれぞれが駆る「新サイクロン号」を地表に
着地させると翼とパラシュートを格納し、台地の上にいる一団を見据えて
背中合わせに『ライダーファイト』の構えで戦闘態勢とり、挑発する。

タイホウバッファロー「バッフォー! 貴様ら、まだくたばっておらんのか!!」
クモ男「ウワラァァァ…むむむ…やっぱり…!」

ライダー1号「Gショッカーを滅ぼすまでは、仮面ライダーは死なん!!」
ライダー2号「ショッカーとデストロンの怪人ども! 何度蘇っても俺たちが倒すまでだ!」

???「我らGショッカーを滅ぼす? ぬふふ…いかにキサマらでもそれは無理な話だ」
???「仮面ラ~イダ共よ、お前達はGショッカーを見縊り過ぎているようだな」

怪人の後ろから聞こえて来たその声は、二人には聞き覚えのある独特の声であった。
忘れようとしても忘れられぬ、幾度となく戦火を交えた闇の世界の好敵手…

ライダー1号「む、貴様達は…!」
ライダー2号「ちっ…やっぱりお前らも復活しやがったのか!」

毒々しい蛇の装飾を纏い、黄金の鷲を象ったベルトに鉤爪状の手を持つ、
かつてのショッカー大幹部・地獄大使。その傍らでぞっとする冷淡な眼差しと蠍を
象った重厚な兜を被り、古代の剣闘士を想起させる盾と斧で武装した髭の男…。
同じくかつてのデストロン大幹部・ドクトルGが、在りし日の姿で軍団を率いている。
ショッカー骨戦闘員、デストロン戦闘員達が二大幹部の足下に跪く。

地獄大使「ぬふふふ…また会えるとはな、ライダー1号、2号よ。
 左様。キサマらを殺すまでワシは何度でも蘇るのだフハハハハ!!」
ドクトルG「仮面ラ~イダどもよ、冥途の土産に教えてやろう。
 我らは『新たなる首領』の御旗に集うため、闇の中から再び蘇った…
 わしはGショッカー十二邪将が一人、“鉄腕邪将”ドクトルGだ!!」
ライダー1号「なに……Gショッカー、十二邪将…だと?」
ライダー2号「へっ、何だか知らんがご大層な肩書きが増えたもんだな」
地獄大使「クックック……そしてこのワシは―――」

ダブルライダー「名乗る必要はないぜ、 暗 闇 大 使 !」

地獄大使「なっ…く、く、暗闇大使だとおおおお~~っ!
 あんなヤツと一緒にするなあーーーーッッ!!!
 1号2号、キサマらぁ~~このワシの顔を見忘れたか!?
 ワシはGショッカーの大幹部!! “猛毒邪将”地獄大使だあッ!!」

左右のこめかみを破裂しそうな勢いでピクピクと紅潮させ、
烈火の如く怒る暗闇…もとい地獄大使。
どうやら従兄弟と間違えられるのは相当に嫌らしい。

ライダー2号「ぷぷ…ぶははは! ほいほい、わあーってるって」
ライダー1号「…思った通りお前もあいつと同じ反応か」
ライダー2号「こりゃ失礼、ゴキブリ大使さんよ!」

地獄大使「…ぬうううう~~ほ、ほざいたな若僧オオ~ッ…!!」
骨戦闘員「イー! イー! …ぷ。ごきぶり大使だって…クスクス」
地獄大使「何か言ったかキサマら!?」
骨戦闘員「イィーっ!! 何でもありません!」

ライダー1号「フッ。忘れたいのはやまやまだが、そうはさせてくれん顔だ。
 地獄大使!  ドクトルG!  何度蘇っても同じことだ。
 悪の野望ほど儚いものはない…仮面ライダーが必ず貴様らを討ち砕く!!」

11人ライダーのリーダーらしく、ズビシッと二大邪将を指差す1号。
しかし、復活した邪将達は不適に笑いながら1号の挑戦をあしらう。

地獄大使「…クックックック…笑止!! 何も分かっておらんようだな。
 復活した我々は、もはや単なる一組織の構成員などではない。
 ありとあらゆる世界の王となり君臨する…至高なる御方の忠実な下僕なのだ。
 仮面ライダー共…キサマらすら知らぬ強大なる軍勢もたくさん控えておる。
 もっとも、ワシらとて地上に舞い戻るまでは知らなかったのだがな…」
ライダー1号「…お前達は組織によって再生されたのではない、という口ぶりだな」
ドクトルG「…お喋りが過ぎるぞ地獄大使。ダブルラ~イダ共よ、キサマらは
 今世界に何が起こっているかも知らずに死ねるのだ。有り難く思うんだな…
 Gショッカーの誇る再生強化怪人の力を思い知るがいい」
地獄大使「グフフフ、仮面ライダー! これを見るのだ」

11

地獄大使が鞭を激しく地面に叩き付ける。するとなんと空中にいくつもの
裂け目…渦を巻く「空洞」が出現し、それが複雑な紋様となって光り始めた。

ライダー2号「―! 本郷、あれは……」
ライダー1号「あれは…まさかバダンの時空魔法陣!?」
地獄大使「そうだ…キサマらに倒された亡者どもが、怨嗟の声をあげて
 闇の彼方より地上へ出たがっているわ。…出でよぉっ! 怪人共ぉ!!」

怪人軍団「ギリギリギリ…ヒョウオオオウ…ギャギャギャ…アブブブブ!!!」

時空魔法陣と化した渦の中から、次々と出現するショッカー怪人達。
あっという間に彼らの立つ台地の上には、夥しい数の怪人軍団が出来上がった。

ライダー1号「これは…! ただの再生怪人ではない…気をつけろ、一文字!」
ライダー2号「ああ…こいつら、手強いぜ…正しく地獄の軍団って言葉が
 相応しいような登場してくれるじゃんかよ…ゴキブリ大使!!」
地獄大使「ぬっ…ぐう~! へらず口を叩けるのもそこまでだ!!
 者共かかれーっ! 仮面ライダーを、殺せえええええええ―ッ!!!」

アリゾナの荒野に響き渡る猛毒邪将の怒号。その号令に従い、
ショッカー怪人軍団の一個小隊が眼下にいる二匹の獲物目掛けて
一斉に襲い掛かる。同時に骨戦闘員たちもオートバイを駆り、土煙を
上げて台地を降り始めていく。

骨戦闘員オートバイ部隊「イー! イー!」

ライダー1号「一文字、いくぞ!!」
ライダー2号「おうさ本郷!!」

ウオオオン!!

荒野を渡る風、ひょうひょうと。二人ゆく二人ゆく、仮面ライダー。
歴戦の戦士たちは愛車のアクセルを捻り、そのエンジンから伝わる振動が
長い戦いを共に支え合って来た友の鼓動のように感じられた。
何処までも澄み切った青空に、マシンの爆音が轟き赤いマフラーがなびく。
―――されど我が友、我が故郷。

ダブルライダー「どんなことがあろうと守り抜く…俺は、俺達は
 …仮面ライダー! 来い、Gショッカー!!」
ドクトルG「地獄大使め調子に乗りおって…まあいいお手並み拝見といくか。
 タイホウバッファローよ、いつでもハイパーカノンを撃てる準備をしておけい」
タイホウバッファロー「バッフォー! しかし…それでは味方も…」
ドクトルG「かまわん!! 我々の任務はダブルラ~イダを確実に消すことだ…
 何としても奴らにはここで死んでもらわねばならんのだ! よいな…?」
タイホウバッファロー「…ハ!」


○仮面ライダー1号→復活したショッカーを迎え撃つ。
○仮面ライダー2号→1号と共にショッカーに挑む。
●クモ男→ショッカー軍団と共にダブルライダー撃滅へ。
●タイホウバッファロー→待機中。
●地獄大使→時空魔法陣から怪人軍団を招聘し、ダブルライダーを狙う。
●ドクトルG→傍観中

12

【今回の新規登場】
○本郷猛=仮面ライダー1号(仮面ライダー)
悪の秘密結社ショッカーによって改造された元青年科学者。
「技の1号」と呼ばれ、多くの必殺技を開発して敵を倒した。
幾多の戦いを経て、11人ライダーのリーダー格としてアリゾナ
に秘密アジトを持ち常に世界中の悪と戦っていた。
FBI捜査官滝和也、立花藤兵衛など協力者も多く信頼は厚い。 

○一文字隼人=仮面ライダー2号(仮面ライダー)
ライダー1号を倒す目的で、ショッカーに改造されたフリーカメラマン。
脳改造寸前で1号に助け出され、以後永きに渡って彼の一番の友となる。
格闘技の猛者でもあり、「力の2号」と呼ばれるパワーファイター。
1号と共に11人ライダーのサブリーダーとして行動を共にする事が多い。

●地獄大使=猛毒邪将地獄大使(仮面ライダー)
かつて1号ライダーに倒されたショッカー大幹部で、復活後は
Gショッカー十二邪将の一人として名を連ねる。
その正体は怪人ガラガランダである。
「必ず蘇ってキサマを倒してやる!」の断末魔が念願かない、
仮面ライダー抹殺に異常な執念を持っている。ドクトルGとは
デストロン時代に復活させられた時から仲は良くない間柄。

●ドクトルG=鉄腕邪将ドクトルG(仮面ライダーV3)
やはり過去、ライダーV3に倒されたデストロン大幹部で、復活後は
Gショッカー十二邪将の一人として名を連ねる。
生前と同じように、強力な機械合成怪人の製作に余念がない。
自身もその正体は、怪人カニレーザーである。
部下であろうと見切りを付けた者は容赦なく処刑してしまう。

●クモ男(仮面ライダー)
最初に1号ライダーと戦ったショッカー第1号怪人。「怪奇蜘蛛男」とも。
この復活怪人は、単なる再生怪人ではなく、本郷の恩師緑川博士を
殺害した張本人であり、復讐に燃えている。

●タイホウバッファロー(仮面ライダーV3対デストロン怪人)
劇場版作品にて、高知で1号・2号・V3の3人ライダーと戦った強力怪人。
パワーアップした砲撃能力は一撃で岩山を木っ端微塵にする威力を持つ。
各部の装甲も強化され衝撃に対する耐久力も高い。
短気で熱くなり易い性格だが、親分肌で仲間の面倒見がいい一面も。

●ショッカー骨戦闘員(仮面ライダー)
地獄大使直属の戦闘員で、覆面に骨模様の戦闘服が特徴。
従来より強化されていると言われながらもちろん弱い。
ナイフや棍棒、剣などを駆使する他、白覆面の科学者タイプも存在。
オートバイを操り集団で襲い掛かる特別チームなどもいる。

●デストロン戦闘員(仮面ライダーV3)
蠍のシンボルマークを覆面や戦闘服にあしらった戦闘員。やっぱり弱い。
集団でアクロバティックな連携攻撃を仕掛けるチームもいる。
黄色い軍服に軍帽を身につけた、首領護衛用の親衛隊員も存在。

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最終更新:2020年10月29日 09:50