アットウィキロゴ
876 :まさかの富樫◆hPAjjoCLiI:2006/12/13(水)23:37:47.53ID:L+dgg3mE0
という訳で日記はここで終了です。
あ、お願い石は・・・石はらめえぇぇぇ!1!!1

えー、この後なのですがジャンルを日記としているのにもかかわらず
通常のジャンルスレのようにト書きでお送りしたいと思います。
なので、BADEND&日記のまま終わる事を望まれる方は以下のワードを
NGに指定して下さるとありがたく思います。
【魔王&勇者】
では、以上の件を踏まえて最後の物語をお楽しみ下さい。

907 :魔王&勇者◆hPAjjoCLiI:2006/12/13(水)23:43:08.84ID:L+dgg3mE0
◇の月◇の日
魔王の住処

城を取り囲む漆黒の騎士達

魔王「(ついに来たか・・・。)」
魔王「ようこそ、我が居城へ」
騎士A「そなたが魔王であるか?」
魔王「いかにも」
騎士B「ならば我らがここへ来た理由もお分かりであろう」
騎士C「魔王、覚悟!!」

大地に響く蹄の音
勇者『待ったあああぁぁぁぁ!!』

全員「「「「「「「!?」」」」」」」
勇者『はぁ・・・はぁ・・・っ』
騎士B「そなたは勇者殿・・・。何故止めなさる?」
勇者『この者は確かに魔王だ。だが、決して人間に害など与えていない!
   滅ぼす理由がないはずだ!』
騎士A「何をおかしな事を・・・。魔は全て滅ぶべし。
   それ以外に何の理由があるというのです?」
勇者『それがおかしいと言うのだ!何故、無害な者を殺す!
   彼らは何もあたし達と変わらない。ただ普通に生きているだけなんだぞ!!』
騎士達(ざわざわ・・・ざわざわ・・・)
魔王「勇者・・・」
??「滅ばねば理由・・・。それは他ならぬ魔王自身が理解しておるだろう・・・」

908 :魔王&勇者◆hPAjjoCLiI:2006/12/13(水)23:45:15.41ID:L+dgg3mE0
勇者『貴方は・・・司教様!』
司教「久しいな、勇者よ」
勇者『司教様!魔王が理解しているとはどういう事なのです!』
魔王「司教殿。構わない、私を討て」
勇者『魔王!!』
魔王「勇者が無理でも、貴方ならば出来よう。」
司教「・・・・・・・・・」
勇者『答えろ魔王!どういう事なのだ!』
魔王「・・・」
勇者『そうか・・・。わかった』

魔王の前に立ち背中を向ける勇者

勇者『お前が答えぬと言うのなら、あたしはお前を守るだけだ』
魔王「!」
勇者『さぁ来い!こいつには指一本触れさせぬ!!』
騎士A「皆の者、勇者殿はご乱心なされてしまったようだ。
   仕方がない。貴女も討たせて頂きます」

ガシャンと向けられる刃

司教「待ちなさい」
騎士A「司教様・・・」
司教「このまま理由を話さねば無駄な血が流されよう。
   魔王よ、それはそなたも望むまい?」
魔王「(コクリ)」
司教「勇者よ。魔王を滅ぼさねばならぬ理由だったな。
   彼はな・・・贄なのだ」

910 :魔王&勇者◆hPAjjoCLiI:2006/12/13(水)23:46:38.10ID:L+dgg3mE0
勇者『に・・・え・・・?』
司教「そう。この世界に捧げる供物。
   そして勇者とは供物を捧げる事のできる唯一の存在。
   それが勇者と魔王なのじゃ・・・」
勇者『な・・・』
魔王「そして司教殿。貴方は先代の勇者だ。
   もう一度貴方に苦しめという事の重さ、重々承知している上で頼みたい。
   私を討ってくれ。」
勇者『魔王!!』
魔王「わかってくれとは言わぬ。だが私が滅びねばこの世界は崩壊してしまうのだ。
   勇者もその為に私を討とうとしたのだろう?」
勇者『違う!最初はそうだったかもしれない。
   でも今、あたしが滅ぼしたいのはお前を縛る魔王という肩書きだ!!』
魔王「・・・ありがとう、勇者。だが私の体も限界なのだ。
   贄とならなかったとしても、どの道私の体はもう長くはない・・・。
   同じ滅ぶなら、せめてこの世界の供物となりお前達を守りたいのだ」
勇者『ふざけるな・・・っ、何故お前が滅びねばならん!!
   贄なくして存在できぬ世界なら滅びてしまえばいい!!』
魔王「・・・困った事を言うな、勇者よ・・・。私とて滅びたくない・・・。
   もっと皆と過ごしたい。もっと・・・勇者と一緒に・・・居たいのだ・・・」
勇者『っ・・・・・・!』
司教「魔王・・・」
魔王「司教殿、最後にもう一つ頼みがある」
司教「なにかね・・・?」
魔王「私が滅びた後も、次代の魔王と勇者が生まれるだろう。
   だが、それが魔物と人間の争いの理由にはならぬはずだ。
   どうか、どうか争いのない平和な世になるよう勤めて欲しい・・・」
司教「・・・神の名の下、そなたの魂に誓おう」

912 :魔王&勇者◆hPAjjoCLiI :2006/12/13(水)23:48:10.60ID:L+dgg3mE0
魔王「感謝する。
   さぁ、勇者よ。お別れの時間だ」
勇者『・・・魔王よ。あたしは勇者だ。
   勇者は魔を滅ぼす者。だからお前はあたしの手で眠りにつかせよう』
魔王「・・・ありがとう・・・」
勇者『だが、眠るのはお前だけじゃない。あたしも一緒だ』
魔王「なっ!ダ、ダメだ!!」

振り向き魔王を抱きしめる勇者

勇者『ふふ・・・こうしてお前を抱きしめるのは初めてだな。
   さぁ、もう離さぬぞ?』
魔王「勇者・・・・・・」
勇者『魔王・・・短い間だったがお前と過ごした時間。
   とても楽しかったぞ!』
魔王「ああ・・・、私もだ」

静かに呟きあう互いの名

2人『「・・・愛してる・・・」』

辺りに響く刃の音

そして───。

940 :魔王&勇者◆hPAjjoCLiI :2006/12/13(水) 23:55:59.02ID:L+dgg3mE0
─5 years after.─

○の月○の日
『パパといっしょにおべんきょうをした。
 むずかしいけどせかいをまなぶのはたいせつなことなのだ。
 それにパパはやさしいからおべんきょうもきらいじゃない。
 っていったらほめてくれた。
 うれしい。
 でもママがうらやましそーにみてたのがこわい。
 やれやれ。むすめにしっとしないでほしいものだ。
 しかたないから、あとでママともあそんであげよう。
 そういえば、まえにせんせーがパパとママはえらいひとだって
 いってたけど、とてもえらいひとにみえないのはどうしてだろう。
 でも、えらくなくてもあたしはパパとママがだいすきだ。
 とってもなかよしのパパとママがだいすきだ。
 これからもずーっとなかよくいっしょにいようね!』

                                 ~Fin~


972 :まさかの富樫◆hPAjjoCLiI :2006/12/14(木) 00:00:15.84 ID:xl2bUwWZ0
はい、これで正真正銘おしまいです。
最後に投下してよかったかどうかはわかりませんが、
とりあえず物語を完結させる事が出来て本当に良かったです。
賛否両論あるとは思いますが、あくまで素人の投下が終わったという事で。
気に入ってくれた方も気に入らなかった方も(´._ゝ`)フーン程度でお願いします。
最後に。

支援してくれたみんな、ありがとおおおおおおおお゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚
ノシ


1000 :猪(でぶ) :2006/12/14(木) 00:01:58.95 ID:i93gRev90
1000ならみんな幸せ

1001 :1001 :Over 1000 Thread
 *     +    巛 ヽ
            〒 !   +    。     +    。     *     。
      +    。  |  |
   *     +   / /   イヤッッホォォォオオォオウ!
       ∧_∧ / /
      (´∀` / / +    。     +    。   *     。
      ,-     f
      / ュヘ    | *     +    。     +   。 +        このスレッドは1000を超えました。
     〈_} )   |                                次スレも…VIPクオリティ!!
        /    ! +    。     +    +     *         
http://ex17.2ch.net/news4vip/
       ./  ,ヘ  |
 ガタン ||| j  / |  | |||
――――――――――――  

最終更新:2006年12月14日 00:03