- 326 :初夢(勝ち組だった):2006/12/12(火)18:13:53.27ID:HGkBulaZ0
- 支援して頂いた皆様に深い感謝を。
また投下できて嬉しく思います。
>>226
ICOチックでとても大好きです。
>>277
逆転もまた素晴らしく。
>>287
魔王座りを描かれるとはお見逸れしました。
>>書き手の皆様
皆様の思った姿が魔王と勇者です。
色々な方々に書いて頂けるもまた幸せです。
○の月×の日
「やはり勇者の事が気に掛かる。
今思えば湖畔で遇った時、あの強く輝いていた瞳に陰りがあった気がする。
どうにかして勇者と会う事はできないだろうか。
いや、仮に会えたとしても魔王と勇者。
相容れぬ存在なのだから、ゆっくり会話なぞできるはずもないのだが・・・。
どうしたらよいものか。」
- 335 :初夢(勝ち組だった):2006/12/12(火)18:25:27.78ID:HGkBulaZ0
- ○の月□の日
「今日はとても嬉しい出来事があった。
なんと湖畔の住人が変化の方法を知っているという。
ただ、その為には色々と必要な物があるらしいのだが関係ない。
絶対に集めて勇者に会ってみせる。」
- 341 :初夢(勝ち組だった):2006/12/12(火)18:37:02.28ID:HGkBulaZ0
- ○の月◇の日
「なんという事だ。
後一つ。
後たった一つなのに、必要な物が足りないなんて。
いや、まだだ。
絶対に諦めない。
私は勇者に会うのだ。
その為ならば無い物だって見つけだしてみせる。」
- 350 :初夢(勝ち組だった):2006/12/12(火)18:51:21.02ID:HGkBulaZ0
- ×の月□の日
「こんなバカな話があるものか。
最後に必要な物が、湖畔の住人だなどと。
誰かを犠牲にして得られる物など、私は欲しくない!
この話は聞かなかった事にしよう。
まだ別の方法があるはずだ。」
- 355 :初夢(競馬あたった):2006/12/12(火)19:11:02.86ID:HGkBulaZ0
- ×の月▽の日
「たまに私は自分の愚かさを恥じる事があるが、
今日は特別酷い。
湖畔の住人が必要だといっても、別に犠牲になる訳ではなかった。
たまたま条件に合う住人が居ないだけの話だったのだ。
本当に私は愚か者だ。
だが、愚かついでに願わくば勇者に会える方法が見つからん事を。」
- 359 :初夢(競馬あたった):2006/12/12(火)19:24:51.36ID:HGkBulaZ0
- ×の月△の日
「欲する物とは、存外近くにあるものだ。
最後に必要な湖畔の住人。
それは彼女の事だった。
私が頼むと、彼女は快く承諾してくれた。」
- 363 :初夢(競馬あたった):2006/12/12(火)19:40:03.65ID:HGkBulaZ0
- ×の月○の日
「ついに勇者に会う為の準備は整った。
だが気分は晴れない。
それというのも今日の出来事が原因だ。
日記を付けている時に彼女に呼ばれた時は、
まさかあんな事を問われるとは思わなかった。
勇者に対する私の思い。
それは一体何なのだろう。
勇者に会えばわかるのだろうか。」
- 366 :初夢(競馬あたった):2006/12/12(火)19:56:14.11ID:HGkBulaZ0
- ×の月×の日
「勇者の滞在地がわかった。
後は私が人間に化けて会いに行くだけなのだが、何故か心がざわめく。
やはり彼女に問われた事がひっかかっているのか。
今は考えるのをよそう。
会えばきっとわかる。
そんな予感がする。」
- 370 :初夢(正月からアニメ):2006/12/12(火)20:20:10.44ID:HGkBulaZ0
- ×の月◇の日
「久し振りの人間の街。
私達の住処と違って、何処か空気が淀んでいる感じがする。
以前おやつを盗み食いに行った村も、こんな感じではなかった。
思えばあれが全ての始まりだった。
勇者は本当にこんな場所に居るのだろうか。」
そろそろ一段落つきそうなので、勇者側を投下しようと思うのですがよろしいでしょうか?
それよりも魔王側を完結させてからの投下の方がよろしいか、是非ご意見を伺いたく思います。
- 385 :初夢(正月からアニメ):2006/12/12(火)20:46:23.71ID:HGkBulaZ0
- □の月○の日
「勇者に遇えた。
驚く事に勇者は私を一目で見破った。
まさか私の事を見抜かれるとは思っても見なかった。
だが勇者は最初こそ、驚きはすれども何をするでもなく、
まるで親しい友人のように宿泊している宿へと招いてくれた。
優しく語り掛けてくる姿は、勇者とは思えない程歳相応の少女にしか見えない。
しかし瞳だけは優しくも強い光を放ち、
彼女が紛れもない勇者である事を示していた。」
>>372-383
沢山のご意見、ありがとうございます。
完結させてからを望まれる声が大きいようなので、完結させてから
投下をしようと思ったのですが、そこはとても捻くれている1なので。
少し変則的な形を取らせて頂きたいと思います。
物語としましては、支援をして下さった皆様に報いる為にも必ず完結させます。
なるべく皆様の要望に添えられるよう頑張りますので、(生)暖かく見て下さると幸いです。
- 390 :凧(未完成):2006/12/12(火)21:00:06.47ID:HGkBulaZ0
- □の月○の月(続き)
「とても不思議な気分だった。
勇者とは特別話をした事がある訳でも、長い時間を共にした訳でもないのに。
何故こんなにも心が安らぐのだろう。
勇者の淹れてくれるお茶が美味しい。
勇者の他愛のない話が心地よい。
勇者の笑顔が美しい。
勇者の全てが・・・とても愛おしい。
そうか。今ならわかる。
これが私の勇者への思いなのだと。
夢のような時間もいつかは終わりを告げるだろう。
だが、願わくばもう少しだけこの時を過ごしていたい。」
- 400 :凧(未完成):2006/12/12(火)21:16:31.15ID:HGkBulaZ0
- □の月◇の日
「私と勇者が、ただの男と女である時間は終わった。
また今日から私達は魔王と勇者になる。
しかしもう、何の迷いも不安もない。
あるのは私が魔王で彼女が勇者であるという事。
世界よ。
私はもう逃げない。
どんな運命があろうと必ず抗い続けてみせる!」
と某ジャ○プの連載打ち切りっぽい幕引きの所で勇者側を投下したいと思います。
イ チ オ ウ カ ン ケ ツ ッ ポ イ デ ス ヨ ネ ?
はい、大いに冗談です。あ、そこ石はらめえぇぇぇぇぇ!11!
投下は事実ですが魔王側の日記もまだ続きます。
それとなんだか自分の一人舞台みたいになってしまっているので
他の書き手の皆様も書いて下さると新ジャンル的には大変嬉しく思います。
それではしばし外出してこなければならないので、行って参ります。
- 697 :まさかの富樫◆hPAjjoCLiI:2006/12/13(水)21:03:03.90ID:L+dgg3mE0
- □の月×の日
「勇者が私の元へと再びやってきた。
だがその表情は力強く、一切の迷いが無い。
それでこそ私の勇者だ!
配下の者も、湖畔の彼女も私達の変化に戸惑っているようだ。」
- 709 :まさかの富樫◆hPAjjoCLiI:2006/12/13(水)21:18:47.35ID:L+dgg3mE0
- >>705-706
了解。
□の月▽の日
「湖畔で勇者と会った。
無論約束などしていない。
しかし勇者が居る事はわかっていた。
言葉は何もない。
ただ月明かりだけが、湖と私達を静かに照らし続けていた。」
- 716 :まさかの富樫◆hPAjjoCLiI:2006/12/13(水)21:33:17.75ID:L+dgg3mE0
- □の月□の日
「今日は配下の者が子供に勉学を教えていた。
子供は抜け出そうとしていたが、しっかり彼に捕まえられて大変そうだった。
いつか私も子を授かれば、彼のようになるのだろうか。」
- 721 :まさかの富樫◆hPAjjoCLiI:2006/12/13(水)21:46:05.33ID:L+dgg3mE0
- ▽の月◇の日
「そういえば最近料理を作っていない事を思い出す。
たまには皆に振舞うとしよう。
もちろん勇者の分もだ。
段々肌寒くなってきたので、暖かい物が良いだろう。」
- 733 :まさかの富樫◆hPAjjoCLiI:2006/12/13(水)22:00:28.08ID:L+dgg3mE0
- ▽の月△の日
「勇者と湖畔でタイヤキを食べた。
湖畔の住人の名物だと彼女が教えてくれたものだ。
初めて作ったので不安だったが、勇者はとても美味しいと言ってくれた。
喜んでくれて本当に良かった。
今度皆にも作ってあげるとしよう。」
- 751 :まさかの富樫◆hPAjjoCLiI:2006/12/13(水)22:13:53.78ID:L+dgg3mE0
- ▽の月×の日
「眠れない。
それというのも、つい先程眠ったせいなのだが・・・。
違う。
本当は勇者の膝枕が忘れられないだけだ。
困った。
何故勇者はあんなにも良い匂いがするのだろう。
おまけにとても柔らかい。
なんだかこれ以上書くと、とんでもない事を記してしまいそうだ。
頑張って寝るとしよう。」
- 771 :まさかの富樫◆hPAjjoCLiI:2006/12/13(水)22:24:06.59ID:L+dgg3mE0
- ▽の月□の日
「人間の少年と出逢った。
てっきり泣かれるか怯えられるかと思ったのに意外にも普通だった。
人間に怯えられないなど、魔王としては失格なのかもしれない。
だが今日の少年を見ると人間とも普通に暮らせるのではないか。
そんな思いが芽生えてしまう。」
- 783 :まさかの富樫◆hPAjjoCLiI:2006/12/13(水)22:32:26.32ID:L+dgg3mE0
- ▽の月○の日
「体が熱い。
まるで自分の体じゃない感じだ。
書いている今も熱い。
内側から噴き出るような熱。
私は一体どうしてしまったというのだ。
苦しい・・・。」
- 790 :まさかの富樫◆hPAjjoCLiI:2006/12/13(水)22:42:33.84ID:L+dgg3mE0
- △の月◇の日
「昨夜あれ程苦しかったのに、今は何ともない。
あれは一体何だったのだろう。
病気の類ではないし、魔王にのみ起こる現象なのだろうか。
しかし先代の残した記述には、それらしいものはない。
とりあえず、もう何ともないので気にしない事にする。」
- 797 :まさかの富樫◆hPAjjoCLiI:2006/12/13(水)22:52:35.71ID:L+dgg3mE0
- △の月×の日
「湖畔に行ったが勇者は居なかった。
たまにはこんな日もあるだろう。
そう思うのだが少し寂しい。
次に会えるのは戦いの場なのか。
やはり私は魔王として勇者と戦うよりも、
ここで同じ時を過ごす方が好きなようだ。」
- 805 :まさかの富樫◆hPAjjoCLiI:2006/12/13(水)23:02:05.47
ID:L+dgg3mE0
- △の月△の日
「配下の者から火急の報告があった。
人間達の軍勢がここを目指しているらしい。
今まで動きがなかったので考えていなかったが、
元々勇者を送ってきたのは人間達なのだ。
その勇者が私を倒せないのならば、人間達が動き出すのは当然だろう。
以前の私なら怯えていただろうが、今は大丈夫。
きっと彼らともわかりあえるはずだ。
だが、それでも万が一の事を考える必要はあるのかもしれない。」
- 819 :まさかの富樫◆hPAjjoCLiI
:2006/12/13(水)23:10:05.02 ID:L+dgg3mE0
- △の月○の日
「配下の者共を、全て湖畔の住人に預けた。
皆は最後まで私と共にいると言ってくれたが、
もし戦いになってしまったら負傷者は避けられない。
思えば本当に私は変わったものだ。
人間に怯え、暮らしていた頃が嘘のようだ。
これも全て、勇者のおかげだ。
魔王の私にまで勇気を授けてしまったのだから、
彼女は本当に素晴らしい勇者になるだろう。」
- 841 :まさかの富樫◆hPAjjoCLiI :2006/12/13(水)
23:23:37.52 ID:L+dgg3mE0
- △の月□の日
「いよいよ明後日、人間達の軍勢がここへとやってくる。
恐怖も不安もない。
大丈夫、彼らとも絶対にわかりあえる。」
- 850 :まさかの富樫
◆hPAjjoCLiI :2006/12/13(水) 23:34:17.47 ID:L+dgg3mE0
- ◇の月○の日
「夢を見た。
歴代魔王の夢。
いや、あれは夢ではない。
魔王の歴史そのものだった。
何故私が魔王なのか。
魔王とは何なのか。
何をせねばならないのか。
全てを知ってしまった今、私に出来る事は一つだけ。
勇者よ。
我が愛しき勇者よ。
汝との誓いを破ってしまう事をどうか許して欲しい。」
日記はここで終わってしまっているようだ。
最終更新:2006年12月13日 23:36