true tears (アニメ) まとめwiki内検索 / 「カップ割っちゃったてのは故意に」で検索した結果

検索 :
  • カップ割っちゃったてのは故意に
    ...kVNP1K4D カップ割っちゃったてのは故意に 711 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/03/31(月) 15 59 18 ID D/n3u/Px 706 これからは二人であのコップ使うのかよ 712 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/03/31(月) 16 00 49 ID +xsfmuoK 711 飲ませ合いっこするわけだな 713 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/03/31(月) 16 01 43 ID zZnWSd0p 711 口移しじゃないかと 714 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/03/31(月) 16 01 59 ID eQD7Fite 711-712 このシチュで誰かSS書いてくれよう 715 名無しさ...
  • hiromiss
    ... 今日はシチュー カップ割っちゃったてのは故意に 「私、海に行きたい」 29スレ目の夏や温泉旅行の妄想 何かあったときに困るでしょう? 「くん」の妄想から二人の将来の妄想へ 31スレ目の比呂美と周りの人物に関する妄想 あれはやっぱり、誕生日のプレゼントじゃなくて… あけるりネタ 翌日 みじかくいったら 31スレ目の初夜の妄想 31スレ目の比呂美の服の色に関する妄想 31スレ目の抱き枕に関する妄想 31スレ目のスレタイから妄想 32スレ目のドラマCDの妄想 32スレ目の「いいよ…」の妄想 32スレ目の保管庫管理人の妄想リクエスト 32スレ目の二期の妄想 32スレ目のえっちな妄想 33スレ目のロフトの妄想 33スレ目の比呂美の嫉妬の妄想と「形のない二人」の考察 33スレ目の比呂美と眞一郎の境遇が逆になったら、という妄想 33スレ目の「並んで...
  • 言っちゃった…
    負けるな比呂美たんっ! 応援SS第15弾 『言っちゃった…』 それはいつものことだった。 眞一郎の的外れな善意が比呂美の神経を逆なでする。 そう、それはいつもの、特に珍しくない出来事だった。 眞一郎の話の間、比呂美の表情は眞一郎の善意とは裏腹に険しくなる一方である。 普通なら途中で気付きそうなものだが、眞一郎は眞一郎で眼の前の少女を喜ばせたいがために 『真心の想像力』発動中で比呂美の険しい表情の意味に気付けずにいる。 いつもなら比呂美の爆発もコントロールされたものだったが 眞一郎の善意があまりにも比呂美にとって受け入れがたい内容だったがために ついコントロールに失敗した。 「眞一郎くんなんて、大っ嫌いっ!」 言った瞬間、比呂美は己の言葉の重大さに気付き、恐れた。 取り返しのつかない失敗、決して許されないはずの… 「あ、...
  • 「言っちゃった…」
    「ほんと、冗談みたいだよね…。おばさんに言われたの。 眞一郎君のお父さんが、私の本当のお父さんかもしれないって。」 誰にも顔を合わせたくなく、自分の部屋のベッドの中で布団を頭からかぶっている のに、比呂美の言葉が頭の中で繰り返し、逃れることはできない。 なぜ、こんなことを母さんが比呂美に? 父さんはみんなを裏切ったのか? 比呂美はこんな思いをずっと一人で抱えていたのか? もし、比呂美が妹だったら…。俺は、まずどんな顔をしたらいいんだろう。 あの言葉を放った比呂美の顔は…。すべてを弾き返すかのようで、月明かりの下とは 思えない輝きをたたえていた。 比呂美と一緒に住むようになってから一年、俺たちはまだぎこちなく生活していた。 比呂美の境遇は、その一つの理由だ。しかし、それだけではないことを明確に悟った。 時として比呂美が放つ、はっとする美...
  • ちっちゃなころから
    #03 ちっちゃなころから…… おもいだしてみると、ひろみとはようちえんのときもずっといっしょだったきがする。 すなばであそんでても、おにごっこをしててもついてくる。おひるはいつもとなりにいすをもってくる。 ひるねのじかんなんかは、てをつないでいっしょにねないとなくからたいへんだった。 「ほんとにひろみはこどもだよなぁ」 ぼくはためいきをつきながらそんなことをぼそっといった。 「なあに?しんいちろうくんどうしたの?」 いつものようにとなりをあるくひろみがきいてきた。ちいさいこえでいったのに、きこえてたのか。 「ん~、ようちえんのときのことおもいだしてた。ひろみっていっつもぼくといっしょだったなって」 「えへへへ。だってしんいちろうくんは」 「ぼくは?」 「……なんでもないっ」 ぷいっとそっぽをむくひろみ。なんとなくかおがあかいきがするけど、なにをいうつもりだ...
  • マグカップネタからの妄想
    【マグカップネタからの妄想】 春休みのある日。 眞一郎の母がよかったら、と知らせてくれた無料の陶芸教室に二人は来ていた。 よくある地域なんちゃらセンター主催の講座で、課題はマグカップ。 まあ地域のイベントに他に若いカップルが参加するはずもなく、自分達以外は近所の人達だ。 「♪~」 初めて使うろくろに戸惑いを感じながらもそれを楽しみ、 持ち前の器用さでスイスイとマグカップを造形していく比呂美。 自分でもなかなか納得のいくものを形作ることができ、一人ほくそ笑む。 となるとやはり気になるのは想い人の反応である。 「眞一郎くん、出来…た………?」 眞一郎くん、私の見たらどう思うかな?上手って褒めてくれるかな? そんなことを思いながら上機嫌で振り向きつつ、目に飛び込んできた彼の作品を見て愕然とした。 「ん~…まあこんなモンかな…ちょっとバ...
  • いまがわやきとあいこちゃん
    いっしょにかえろうとおもってたのに、さきにかえっちゃうなんてひどい。 わたしだっておこるときはおこるもん。 おんながわがままばっかりきいちゃうと、おとこはろくでもなくなるって「わたるせけんはおに」でもいってたし。 ここはきちんというんだから。 どうせかえりみちにあるこうえんのぶらんこであそんでるんだろうな。よーし、かけあしでこうえんまでいっちゃうんだから。 さいしょになんていおうかな、なんておもいながらはしっていると、いつもあそんでるこうえんにすぐついた。 あ、こうえんからしんいちろうくんのこえがする。どうしたんだろう? 「やったーーー!」 なんだかよろこんでるみたい。もうっ、わたしがこんなにがんばってるのに、しんいちろうくんののーてんき! こうなったらがつん、っていっちゃうもん! 「しんい…」 おっきなこえでしんいちろうくんをよぼうとおもったのに、いえなくなっ...
  • ホイッスル
    負けるな比呂美たんっ! 応援SS第45弾 ●仕様上のご注意●  このおハナシは基本的に『こんな事があったらいいな』という作者の独断(増量キャンペーン中)で描かれております。  本編13話告白の数日程度後をイメージしたおハナシです。  本作中、回想部分で本編12話直後の補完『的』(でっち上げ)ストーリーも有ります(仕様上、比呂美に甘くなってます)。  本編の人物設定、世界観等を忠実に考察して補完を試みるものでは全く有りませんので、一部整合性がなかったりする場合が あるかもしれません。  ご了承下さいませ。     『ホイッスル』   久しぶりに訪れた このお店 『準備中』の札がかかってる 眞一郎くんが先頭に立ち戸を開けた 「いらっしゃーい」 元気のいい声がカウンターの奥から響く 愛ちゃん やっぱりすごい 本当にお店をひとりできりもりしてるんだ 「きたぜー」  と眞一郎くん 「おーう」  と野...
  • 比呂美日記
    負けるな比呂美たんっ! 応援SS第4弾 『比呂美日記』 ○月○日(日) 今日は本当にいい事ががありました。 眞一郎君に嫌われたり軽蔑されてないか心配だったけど、 大丈夫だったみたい。 朝、顔を洗って鏡の中の自分を見つめた。 昨夜のおば様の言葉もあって 私ってお母さん似なのかななんて 考えたり 眞一郎君との事もあって全然眠れなくて 鏡の中の私は今日も晴れやかな顔はしていなかった。 少しボーっとしてたのかもしれない。 今日も突然、眞一郎くんが戸を開けた。 眞一郎くんはいつも突然現れる。 この間もそう、ヘンなところ見られて思わず謝っちゃったし。 今日だって、パジャマのままで髪だってタオルでまとめたまま、 おでこ丸出しのヘンなところをしっかりと見られちゃった。 顔を洗った後だったのがせめてもの救い。 さり気なくタオルを外したつもりだけ...
  • 入れ替わりネタ
    それでは、せっかく書いてしまったので、お言葉に甘えまして。 パラレルワールドっていうより、もともとファンタジーなんですが。 当方原作を5話までしかみていません。(ていうか、今何話まできてるんでしょう?) 以下の作品は私が4話を見終わった時点で書き始めたものです。 ですので、5話以降の放送内容と若干(?)ずれている部分があります。 非エロなんて作者のオナニーいらん! おい、原作と設定が違うじゃないか! そもそも設定破綻してるじゃねーかよ! おい、下手な文章だな! 以上いずれかに該当する方には不愉快な内容である可能性が極めて高いです。 朝。他の生徒が通学してくる時間より、少しだけ前。 乃絵はいつもの木に登って、眞一郎の餌を収穫していた。 今日はどこに置いておこうかな、机の中?それともロッカーの中? それが眞一郎の迷惑かもしれない...
  • Amour et trois generation Le mouvement du presager(伏線の発動)
     麦端高校の修学旅行は大きな事故もなく、帰りの時を迎えていた。誰もがかばんに土産 を詰め込み、住み慣れた我が家に戻る事に寂しさと安堵を同時に感じていた。 「あさみさん、すごいね、その荷物」  新幹線を待つ中で、眞一郎があさみに声をかけた。その言葉通り、あさみは行きの荷物 の他に大きな紙袋をいくつも両手にぶら下げていた。 「お母さんとお兄ちゃんに色々頼まれてさぁ。芥子蓮根でしょ、明太子でしょ、それにご 当地ラーメンあれこれ……」 「それくらいなら俺も買ってるぞ」  横から下平が入ってきた。下平が言うまでもなく、酒蔵の従業員向けの土産も買い込ん だ眞一郎の土産も多いが、――比呂美も同じように買っている――別にかばんからこれほ ど溢れ出してはいない。 「女の子はかばんの中身が元から多いの!」  あさみが反論するが、朋与がニヤリと笑いながら 「あさみの場合はかばんの中身が...
  • こんな嘘だけ吐けたらいいな 比呂美視点ver
    負けるな比呂美たんっ! 応援SS第35弾 『こんな嘘だけ吐けたらいいな 比呂美視点ver』 ◇帰り道 「あれ、比呂美?」 突然、背後から声をかけられた どんなときでも聞き分けられる この声… 信じられないような幸運! 高鳴る鼓動を何とか制し なるべく自然に振り返る 「あ、眞一郎くん」 髪 大丈夫かな? 今日 靴 少し汚れたままなのに… 「今帰りか?」 どうしたんだろう こんな時間に? 「うん。 練習も終わったし、あとはお買い物だけ」 どうしよう 顔が自然にうれしそうになるの 止められない 「買い物?」 おねがい ドキドキしてるの 気付かないでね 「うん、おば様に頼まれて調味料を… 眞一郎くんは?」 ダメ 焦っちゃ 早口になってる 「本屋にちょっと...
  • 兄妹じゃなくてよかった
     休日の昼下がり、比呂美の部屋。  ごろんと寝転がった視線の先に、眞一郎は数冊積み上げられた少女漫画を見つけた。  勝手知ったる比呂美の部屋。これが彼女の持ち物ではないことはすぐに分かった。 「どうしたのこれ?」  ページをぺらぺらと送りながら眞一郎が尋ねる。 「何?」  流しで洗い物を終えた比呂美がタオルで手を拭きながら顔を出す。 「あ、それ? 朋与に借りたの」  眞一郎の隣に腰掛けて、一冊受け取ってページを開く。 「遊びに行ったときに一巻だけ読んで惹き込まれちゃって……時間も無かったから借りてきちゃったの」 「そんな面白いの?」 「うん。今度自分で買い揃えるつもり」 「へー……」  確かに絵は綺麗だし、女の子が好みそうなかっこいい男の絵もちらほら見える。  けど、比呂美が漫画にハマるなんて珍しいなと眞一郎は思った。  仲上の家...
  • タイトル未定2
    前:タイトル未定 ◇ 「比呂美ちゃんはいいなあ」 「え?」 愛ちゃんが話題を変えた わたしが少し暗かったからかな… 「だって、ずーっと眞一郎と一緒だよね」 「ずーっと?」 「学校で、一日中」 「あ… 別に そんなに一緒って訳じゃ…」 「あたしとミヨキチなんてさぁ このお店でか、お休みの日だけだよ、逢えるの」 「そうなんだ」 野伏君と愛ちゃん 眞一郎くんがきっかけをつくったらしい ホントにもう 人の事ばっかり… わたしへのおせっかいだって… だけど 自分の想いを捨ててでも わたしを思ってくれての行為だとしたら それを責める資格なんて わたしに無い そう分かっているけど でも… 想っててくれたんなら… って、つい 思ってしまう この我侭な気持ち 抑えられない… 「いいなぁ」 ...
  • ごほうび
    負けるな比呂美たんっ! 応援SS第42弾 『ごほうび』 ●『おねえさまシリーズ』第2弾(続くのか?) ●承 #40『憧れのひと』(直接の関連はありません) あ、私です うん、今、いい…? よかった そう、うん、今、休憩中… 原稿描いてるんだ あれから進んでる? うん、また見せてね あ、でもあんまり私をほったらかしにしてると 誰かに取られてちゃっても知らないんだから… あれ 気にしてくれるんだ? うーんとね、1年生でね、かわいい子 えへへ あっ、気になる? 気になるんだぁ? 昨日なんかあんまりかわいいんで頭なでなでしてあげちゃった… もうっ 強がり言って… 声が裏返ってますよっ あ、あのねっ 聞いてっ! ち、違うのっ あのっ、女の子だよっ ...
  • すこしだけ… 甘えてもいい?
    負けるな比呂美たんっ! 応援SS第34弾 『すこしだけ… 甘えてもいい?』 「久しぶり」 どう声を掛けていいかわからず そんな事しか言えなかった 横になった比呂美は こちらに視線をくれてから 「ごめんね」 そう答えてくれた 比呂美の声は鼻声だ 普段の透明感のある比呂美の声とは程遠い 3日ぶりに聞く比呂美の声 たった3日ぶりだというのに その声が こんなにも懐かしい 「傍に寄ってもいいか?」 確認する 「…うん」 枕元までそっと近寄り腰を下ろした 比呂美は不安そうな顔で俺を見上げる 顔は熱のためだろう 朱が差している ところどころ髪が額に張り付いている 痛々しい少女を前に 俺は自信はなかったが 口元に笑みを浮かべた 「やっと逢えた」 それだけ言えた 額から落ちかけてい...
  • いつかきっと…
    負けるな比呂美たんっ! 応援SS第37弾 『いつかきっと…』 「ただいまー」 「…おかえり…お邪魔します」 「いらっしゃい、ありがとう、送ってくれて」 「いや」 「寒かったね」 「ああ」 「すぐお茶淹れるから… あれ、耳が真っ赤になってるよ」 「そうか?」 「はい、これでどう?」 「比呂美の手、あったかいな」 「そお? 眞一郎くんに触れてると私の手もあったかくなっちゃう」 「そ、そうか?」 「比呂美のほっぺもまっ赤になってるよ?」 「そ、そう?」 「これでどう?」 「眞一郎くんの手、冷たい… 」 「ごめんな」 「ううん、でも、あったかくなりそう」 「そうか」 「両手塞がっちゃったね」 「ああ」 「このまま...
  • はじめての外泊-2
                                   前回 はじめての外泊-1 《 二 忘れちゃった……》 「眞一郎くんのところに行ってはダメですか?」  比呂美が理恵子にそう訴えたのは、昨日の夕飯前のことだった――。  帳簿を付け終わって、台所に入るなり比呂美はいきなり切り出した。何度も何度も葛藤し、よ うやくそれらを打ち破った末に決意したらしく、比呂美のその真剣な眼差しに理恵子はたじろい たが、驚きはしなかった。そのときの理恵子の感想は、やっぱり、我慢できなかったのね――だ った。それもそのはず、眞一郎が金沢に発ってから、比呂美が妙に考え込むようになっていたか らだ。帳場でパソコンのキーボードを打つ手が止まったまま、15分間くらいじっとしていると ころを何度も理恵子は目撃していた。  ただ、眞一郎と離れ離れになって寂しさを募らせているという感じで...
  • Amour et trois generation Un lancement (行動開始)
     店を閉め、後片付けをしている時に、愛子は三代吉に訊ねた。 「ねえ、三代吉。もう旅行の仕度は終わってるの?」 「あ?ああ、もう済んでるよ」 「早いね。意外とそういうところ堅実だよね」 「そうか?準備って言っても着替えと洗面用具くらいしかないだろ」  男の三代吉と女の愛子では着替えの用意に大きな認識の隔たりがある。まして愛子はフ ァッションに対して年相応のこだわりがあり、三代吉は基本的に実利主義者である。三代 吉のかばんの中身は、愛子の想像する最小のさらに半分だった。 「そうだ、愛子、お土産に何か欲しいのある?」 「お土産?うーん、そうだな……」  愛子は腕組みをして考えた。九州の名産など詳しくは知らない。まさか明太子や大根を 頼むわけにもいかないではないか。さらに付け加えるなら、愛子は、三代吉の選んだもの であればどんな物であれ嬉しいのである。  と言って、ここで...
  • 「私、海に行きたい」
    756 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/04/01(火) 19 05 20 ID skifDLNp 雪が嫌いなのは兄妹疑惑を聞かされたのが雪が降っているときだからじゃね? 四番と逃げるときも雪が降っていない町って言ってたしね まあでも13話以降は大好きだろうねw 雪の竹の林の中でプロポーズされたからw 757 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/04/01(火) 19 06 30 ID DSWxg+xN 雪もそうだけど、あの竹林も大好きな場所なんだろうな 思い出の場所でプロポーズなんてされたら、もうたまんなかったでしょう 758 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/04/01(火) 19 06 45 ID mn4wugb8 雪のたびに眞一郎を外に引っ張り出し、 寒そうにしてる眞一郎に無邪気に雪投...
  • Amour et trois generation Une vraie recherche(真実の探索)
    「愛子、具合はどう?」  ドアの向こうから母親の声が聞こえてきた。 「……よくない」  ベッドで頭まで布団を被ったまま答えた。 「そう……じゃあ、学校には連絡しておくわね」  そう言って、部屋の外から母親の気配は消えた。  愛子は布団を被ったまま寝返りをうった。眠気は全くないのだが、起きる気も食べる気 も起きない。 「どうして…………?」  愛子は昨日のモールで見たものを思い返していた。ルミに誘われて繰り出したモール。 そこで、愛子は三代吉と乃絵が一緒に喫茶店から出てくる姿を目撃したのだ。  あれは何だったのだろう。大きな荷物を持っていた。買い物をしていた、と言うのは間 違いないだろう。なら何故一緒に?学校の用事か?しかし二人はクラスも違う。三代吉は 部活も委員会にも所属していない。どちらが学校の用品を必要したとして、あの二人が連 れ立つ必要も必然もない。 「...
  • ふたり
    負けるな比呂美たんっ! 応援SS第26弾 『ふたり』  「今頃みんな着いたかな?」  仲上家の居間、眞一郎の湯飲みに茶を注ぎ足しながら 比呂美が話しかけた。  「そうだな、もう少しかかるだろ」  眞一郎が答える、その声はいつになく少し固い。  「ひ、比呂美は行かなくて良かったのか? 比呂美は従業員さんたちにも可愛がられてるから、行けば楽しか ったかもしれないのに」  取って付けたような眞一郎の言葉。  「それを言うなら坊ちゃんこそ、跡取りとしてのお立場上、行かれなくて宜しかったのですか?」  比呂美がおどけて言い返す。  「その『坊ちゃん』てのは勘弁してくれ、まあ、その、なんだ、比呂美一人だけ残して行ったら、防犯とか、 いろいろ問題だろうし、心配でゆっくり旅行できないし…」  眞一郎がそっぽを向き...
  • 33スレ目のロフトの妄想
    26 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/04/07(月) 20 11 48 ID icPLeyRY 33皿目を食べる頃にはどんな関係になってるんだろう とさっきから妄想しっぱなしです>< 1乙 27 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/04/07(月) 20 13 57 ID zpaiMGn6 皿に乗ってるのは比呂美です 31 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/04/07(月) 20 19 51 ID +3gaGKdD 27 腹ペコで帰ってきた眞一郎、困惑 77 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/04/07(月) 21 38 31 ID xlZSBX8v 57 比呂美と眞一郎のアパートで二人は比呂美のほうからスキンシップ求めてきそうだな 眞一郎がうとうと寝てるところを比呂美がいとおしそうに眺めたり身体をくっ付けて寄り添...
  • 七夕の夜・愛子 ~祭りのあと~
    ※ドラマCDを聴く予定がある方は、聴いてから読むことをオススメします ※相変わらずエロシーン短めです。スイマセン 7月7日。今日は七夕 この町の夜空にも、綺麗な天の川が流れていた 満天の星空には花火が打ち上げられ、人々は七夕祭りを楽しんでいる 浴衣姿の人々が行き交うお祭り広場、そこに“愛ちゃん”の屋台も並んでいる 「ハァ……皆楽しそうだなぁ」 三代吉は屋台の中でため息をついた 「黒2つくださ~い」 「はいッ!まいどあり~。200円になりま~す」 表情を接客モードに切り替える三代吉 同い年くらいの二人のお客は、どちらも浴衣姿の美人だった 「二人とも可愛いから餡子いっぱい入れちゃうよ」 「わぁ~、ありがと~♪」 「また来てねー♪…………浴衣の女の子って可愛いなぁ」 ――バシーン!! 笑顔で手を振り、客を見送る三代吉の背中...
  • ファーストキス-6
    ▲ファーストキス-5 ――第六幕『ひとりにしといてくれ』――  比呂美は、部活を終え、六時半ごろ帰宅した。  比呂美が学校を出た頃、雨はいったん治まっていたが、仲上家に着いた途端に激しくな り、雷を伴いだした。勝手口には、タオルと足拭きの雑巾が用意してあった。比呂美の靴 もかなりしとっていた。土間には、眞一郎のずぶ濡れの靴が、壁に立てかけてあった。 (眞一郎くん、帰ってるんだ)  比呂美が板張りに上がって靴下を脱いでいると、理恵子が近寄ってきた。 「おかえり」 「ただいま」 「比呂美……」 とちょっと浮かない顔の理恵子。 「……はい」  比呂美は、今朝のことをなにか言われる思うと、理恵子とできるだけ目を合わせないよ うにするため、濡れた足を入念に拭きだした。 「学校で、何かあったの? また、喧嘩したとか……」 「は?」  思いもよらない理恵子の...
  • Amour et trois generation Date(デート)
     日曜日、愛子は外に出ていた。  特に目的があったわけではない。店を開けるまでに時間が空いただけである。 「久しぶりだなあ……」  大体において日曜の日中は三代吉とデートをしているのが常であった。三代吉と少し関 係が微妙になった最近は会っていないのだが、愛子もふさぎ込んで家から出なかったので、 当てもなく外を出歩くのは、だから久しぶりであった。 「確か前は堤防に行ったら眞一郎がいて……」  もう一年近く前の事を想い出しながら堤防に足が向く。あの時愛子は眞一郎が見ていた セーターを買った。今にして思えばあのセーターは比呂美にサイズも色もぴったりだった。 眞一郎の瞳には初めから一人しか映っていなかったのだ。  結局、あのセーターは一度しか着ていない。 「無駄な買い物したよなあ」  似合わないし、大きすぎるし、しかも三代吉には選んだ理由が知られているしでとても 着られた...
  • あさみさんの平穏な休日
    「ふぁ~、……今何時?」  目を覚ましたあさみが時計に目をやると、正午まで後十分といった所だった。 「もう少し寝てたかったな……」  そう言いながら身体を起こす。  部屋を出て台所に出ると兄が台所に立っていた。 「おはよう」 「早くないぞ。何時だと思ってるんだよ」 「十一時五〇分」 「よろしい」  そう言うとまた下を向いてフライパンでパンを焼き始める。 「あたしにも朝ごはん」 「僕が作ってるのは昼ごはんだ」  そう言いながら生クリームを冷蔵庫から出し、泡立て器で攪拌する。 「待ってな。すぐ絹の分も作ってやるから」 「名前呼ぶの禁止!」  すかさずあさみが兄に指摘する。 「じゃあなんて呼べばいいんだ、妹よ」 「シルクのしーちゃん」 「馬鹿」  焼き上がったフレンチトーストを皿に乗せ、ホイップしたクリームを乗せると、あさみ に差し出した。 「はい、お待...
  • 「くん」の妄想から二人の将来の妄想へ
    108 名無し募集中。。。 sage 2008/04/02(水) 09 56 53 ID MOpEfmVW ある春休み 「おはよう…起こしちゃった?」 「ん?ああ、大丈夫。今何時?」 「7時過ぎかな。まだ寝ていて良いよ」 「俺が掛布団引っ張って寒く無かったか?」 「ありがとう。大丈夫。眞一朗に引っ付いていたから寒く無かったよ」 「(毛布でも持って来た方が良いかな)」 「朝食の用意するね。コーヒー入ったら起きてね」 「…比呂美、今日の予定は?」 誰か続き頼む 114 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/04/02(水) 10 34 53 ID r1wTVWeu 108 おいおい、呼び捨てですか?関係進んでますねえ でもたしかに「眞一郎」って9話の乃絵との対決のとき呼び捨ててるんだよな あのときは追い詰められてて咄嗟に言ったからなのか、それとも比呂美本人はずっよ呼び捨てたか...
  • タイトル未定
    負けるな比呂美たんっ! 応援SS第45弾(3回目) ●仕様上のご注意●  このおハナシは基本的に『こんな事があったらいいな』という作者の独断(増量キャンペーン中)で描かれております。  本編13話告白の数日程度後をイメージしたおハナシです。  本作中、回想部分で本編12話直後の補完『的』(でっち上げ)ストーリーも有ります(仕様上、比呂美に甘くなってます)。  本編の人物設定、世界観等を忠実に考察して補完を試みるものでは全く有りませんので、一部整合性がなかったりする場合が あるかもしれません。  ご了承下さいませ。 『タイトル未定』 久しぶりに訪れた このお店 『準備中』の札がかかってる 眞一郎くんが先頭に立ち戸を開けた 「いらっしゃーい」 元気のいい声がカウンターの奥から響く 愛ちゃん やっぱりすごい 本当にお店...
  • 初めてのオナニー
    比呂美は悩まされていた 夜、布団に入るとそれは突然襲ってくる カラダが火照り“むずむず”してなかなか寝付けないのだ それは中学生のころからあった 保健体育で習った【性欲】による、身体の疼きだということはなんとなくわかっていた 教科書通りにそれはスポーツで発散したり、勉強に集中することで忘れるようにしていた だが高校生になってからは、日増しに“むずむず”が強くなっていて バスケで汗を流すだけでは抑えきれなくなっていたのだ このままじゃ勉強もバスケもダメになってしまう そう思った比呂美は、思い切って親友の朋与に相談した 朋与は笑って答える 「気が済むまでオナニーすればいいじゃない」 「オ、オナ…!?」 「オナニー、したことないの?」 「…うん」 顔を赤らめて頷く比呂美、性に関しては奥手でウブなのだ 「じゃあしてごらんよ。スッキリするよ」 「で、でも…どうすればいいか…わからないから」 「へぇ~...
  • 祭りの日の夜に
    「祭りの日の夜に」 私は部屋の扉を開けて、ひとつ大きく息をついた。 「ただいまー…」 部屋の中には当然私一人だけ。寒々とした部屋には迎えてくれる人なんて誰もいない。 目を凝らして壁の掛け時計を確認して…11時前か。 結局、仲上家の宴会は具合が悪いといって帰って来てしまった。 おばさんは怪訝そうな顔をしていたけど、何かを悟ったように 今日は疲れたでしょうからしっかり休みなさい、と言ってわざわざタクシーを呼んでくれた。 眞一郎くんは親戚の人達に色々労われてちょっと照れたような困ったような顔をしていたけど 結局部屋の隅から見ていただけで一言も言葉を交わしていない。 だって、眞一郎くんとどんな顔をして話せばいいのかわからなかったから。 疲れていたので、さっとシャワーを浴びて髪を乾かし、すぐ寝床に入る。 布団の柔らかい感触が疲れた体に心地いい。...
  • true MAMAN 私が怒ってるのは・前編
     4時限目である。外は朝からの雨が勢いを弱め、それでも止むことなく降り続いている。 空は濃い灰色、黒板に目を向ければ英語のグラマー、どっちを向いても眠くなる。  三代吉は同級生達の顔貌を見回すことにした。睡魔との闘いに苦戦する者、既に 敗北を喫している者、機械のようにノートを録り続ける者。各々が各々らしい過ごし方を していた。  頭に何かが当たった。三代吉はもう一度周りを見渡すと、黒部朋与がこちらを見ていた。  足下に落ちた紙を拾い上げ拡げて見る。紙には「比呂美と仲上君何かあったの?」と書 かれていた。  もう一度朋与を見る。目配せで合図してきた。合図のままに眞一郎と比呂美を見る。  一見いつもの光景だった。比呂美は授業に集中し、眞一郎は時折比呂美の事をチラチ ラと気にする。だが、言われて見れば今日はいつもと違った。  眞一郎はほとんどずっと比呂美だけを見ていて、授業...
  • どっちの意味で?
    負けるな比呂美たんっ! 応援SS第1弾 『どっちの意味で?』 ●EDのデフォルメキャラをイメージしてください 比呂美「おはよっ!朋ちゃん。」 朋与 「あ、比呂美おはよー。 ん?」 比呂美「何?」 朋与 「何かあった?」 比呂美「えー、別になんにもないよー。」 朋与 「ウソつけ。何かイイコトあったでしょ。」 比呂美「別になんでもないよ。」 朋与 「吐け、比呂美、シアワセは分かち合おう。」 比呂美「ホントになんでもないんだから。」 朋与 「まあいいわ、どうせ仲上君がらみでしょ。」 比呂美「あうっ!?   ち、違うよ。」 朋与 「あのね、あんたの親友何年やってると思うのよ。」 比呂美「えっと、   当たり かな。」 朋与 「なになに、とうとう告白された?」 比呂美「えっ?、ちっ、違うよ。」 朋与 「なーんだ、あのバカ、いつまで待たせるんだろ...
  • 魔法の薬
    ※微エロです 「ごめんごめん、遅くなっちゃった!」 スポーツバッグを揺らして駆けてきた朋与が比呂美の隣に座る 夕暮れの校庭。早めに練習を終わらせたバスケ部とは対照的に サッカー部は試合形式の練習に汗を流している 「それで相談って?」 「うん……えっと…その………」 「仲上君のこと?」 「……鋭いね」 「比呂美が私に勉強やバスケの相談するわけないから、残るは友情か恋愛の話でしょ」 自虐的ながらカラッとした笑顔をみせる朋与に、比呂美もつられて笑う 「なるほどね~」 「うん……」 「付き合ってどれくらいだっけ?」 「来月で5ヶ月目」 「もう4ヶ月か……ふ~む」 「どうすればいいんだろう………」 ため息をついてうなだれる比呂美 沈黙を破るように朋与は立ち上がった 「よし!朋与さんが一肌脱いであげましょう!」 ...
  • true MAMAN 私が怒ってるのは~前編~
    4時限目である。外は朝からの雨が勢いを弱め、それでも止むことなく降り続いている。 空は濃い灰色、黒板に目を向ければ英語のグラマー、どっちを向いても眠くなる。  三代吉は同級生達の顔貌を見回すことにした。睡魔との闘いに苦戦する者、既に 敗北を喫している者、機械のようにノートを録り続ける者。各々が各々らしい過ごし方を していた。  頭に何かが当たった。三代吉はもう一度周りを見渡すと、黒部朋与がこちらを見ていた。  足下に落ちた紙を拾い上げ拡げて見る。紙には「比呂美と仲上君何かあったの?」と書 かれていた。  もう一度朋与を見る。目配せで合図してきた。合図のままに眞一郎と比呂美を見る。  一見いつもの光景だった。比呂美は授業に集中し、眞一郎は時折比呂美の事をチラチ ラと気にする。だが、言われて見れば今日はいつもと違った。  眞一郎はほとんどずっと比呂美だけを見ていて、授業はほとんど聞いていない。...
  • しんいちろうくんとひろみちゃん
    いつものようにともだちがぼくとひろみのことをいろいろいってきた。 「ひゅーひゅー、あついねおふたりさん」 「しんいちろーとゆあさはラブラブふうふだな!」 「ば、ばかっ!そんなことねーよ!べつにおれはひろみなんてすきじゃないし」 「ひろみっていってんじゃんかー」「ふうふだふうふだ!」 あんまりにもいってくるから、ぼくはなんだかはずかしくなってついいってしまった。 「だ、だからべつにひろみなんてすきじゃないよ!うるさいな!」 がたんっ!!! 「「「 あ 」」」 びっくりしてきょうしつのドアのほうをむいてみると、こっちをなきそうなかおでみているひろみがいた。 しまった、きかれちゃったのか?! 「あの……ううう、こめんなさいっ」 「あっ、まって!ひろみっーーーー!」 このあとひろみがなきやむまでゆびきりげんまんをやらされたのを、ぼくはわすれない。 ゆ...
  • はじめての外泊=2
                                     前回 はじめての外泊-1   《 二 忘れちゃった……》   「眞一郎くんのところに行ってはダメですか?」  比呂美が理恵子にそう訴えたのは、昨日の夕飯前のことだった――。  帳簿を付け終わって、台所に入るなり比呂美はいきなり切り出した。何度も何度も葛藤し、よ うやくそれらを打ち破った末に決意したらしく、比呂美のその真剣な眼差しに理恵子はたじろい たが、驚きはしなかった。そのときの理恵子の感想は、やっぱり我慢できなかったのね――だっ た。それもそのはず、眞一郎が金沢に発ってから、比呂美が妙に考え込むようになり、帳場でパ ソコンのキーボードを打つ手が止まったまま、15分間くらいじっとしているところを何度も理 恵子は目撃していたのだ。  ただ、その比呂美の様子は、眞一郎と離れ離れになって寂しさを募らせているという感じでは なかっ...
  • 41スレ目のおっさんの妄想と思い出話
    606 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/07/01(火) 08 31 18 ID iw+jyDpZ ドラマCD聞いた。 比呂美「私は朋与にお世話になってる」とか言ってたけど、全然相談してなかったじゃん。 あと、眞一郎に対しても、「なんでもない」ってすぐ隠すところは変わってないって いうか。そこらへんはなおらないんだろうな。 607 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/07/01(火) 09 20 42 ID lx2R9oBN もやもやが消えても 比呂美は比呂美でしたとさ 608 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/07/01(火) 09 39 07 ID KMLHfvyL 眞一郎に対しても、「なんでもない」 まぁ話の内容が女じゃないと理解出来ない内容だから仕方ないんじゃね 609 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/07/01(...
  • 新年度の始まり-7
      新年度の始まり-7 「好きなの!」 「えっ?」 あさみの気持ちが心臓の鼓動となって、背中に伝わっていく。 (ああ、どうしよう…。追いかけちゃった…、抱きついちゃった…) 今のあさみにとって、寄りかかっている背中が全てだった。暖かい不思議な感 覚、心地良さに、目を閉じて身を委ねた。 ザーッ、トイレで水を流す音が聞こえた。ガチャ。 「ふぅ…、和服って面倒だなぁ…って何してんの?」 眞一郎の目に飛び込んできたのは、誰かの背中に抱きついているあさみだった。 固く閉じられていた瞳が開いた。 「えっ!? 仲上…くん?」 あさみの目が驚きで見開かれる。 (あれ? この人…誰?) 「うひゃあ、何ですかぁ? いきなり…」 丁稚がびくびくしながら頭をめぐらせた。 「何、してんの?」 もう一度眞一郎が聞くと、丁稚の背中から体を引き離し、必死にあさみが言い 訳を開始する。 「えっ!? え~っとぉ、こ…これは...
  • はじめての外泊-new
    ※※※ このページは、追加分のみを掲載しています。 ※※※ 「はじめての外泊-4」つづき――2010-07-31 更新 ※ひそかにブログを立ち上げました。報告はこちらで。 http //blog.goo.ne.jp/kakaomamay ――(34)――  眞一郎はゆっくりペニスを引き戻した。といってもほんの数センチだけだ。あまり戻しすぎる と、再度深く挿入するときペニスを刺激しすぎて射精が一気に始まりそうだった。できることな ら、比呂美のこの最後のお願いを無事に何事もなく叶えてやりたい。ただ、男の下半身というも のは一度坂を下り始めたら主(あるじ)ですらどうすることもできないという暴走ぶりを発揮す る。だから、慎重に事を進めなければいけない。  ペニスを戻すとき思いのほか力を要した。比呂美の膣の内壁が絡みついたように締まっていた からだ。まるでペニスを引...
  • 少し、このままでいい? 後編
    前少し、このままでいい? 前編 「ここテスト出るからなー」  食後の眠たくなる午後の授業。ノートは取っているが教師の言葉が耳に入ってこない。  比呂美の席に主の姿はなかった。  黒部の話によれば、比呂美は昼食も取らずにずっと一人でバスケの練習をしていたらしい。  食事を促してもいいからと拒否して、何かに取り付かれたかのようにシュートを打ち続けてたそうだ。  そしてリングから外れたボールを追いかけていたときに倒れた。  慌てた黒部は他の友人も呼んで比呂美を保健室に運んだけど意識が戻らず、保険医が親に連絡しようと言ったので俺に報告しに来た、と言うわけだ。 (やっぱり俺が原因だよな……)  ……おそらく今もまだ眠っているんだと思う。  保険医がずっと何も食べてないのでは?と言ったらしい。  昼飯を食べなかったようだし、朝飯も食べてない。  よくよく考えたら昨日の夜も...
  • 遠回り
    負けるな比呂美たんっ! 応援SS第33弾 『遠回り』 「眞一郎くん」 今では聞きなれた比呂美の優しい呼び声 以前のような遠慮がちな響きとは少し違う声 いつまでも聞いていたい透き通った声 そんな事考えながら返事をする 「おつかれ」 「待った?」 「いや」 「よかった」 校門を並んで過ぎながら考える 比呂美はこんな他愛もない会話の最中も気を使う そんな気遣いをさせてしまうことを申し訳なく思う 「今日、何か予定とかはあるの?」 「いや、なんにも」 「じゃあ、つきあって欲しい場所があるんだけど いいかな?」 こちらを見上げながら 『お願い聞いてくれるかな』 そんな表情と共に訊いてきた 比呂美が道草の提案とは珍しい 夕食の買い物なら特にこんな言い方はしないはずだ まあなんにせよ こ...
  • 小さくなった眞一郎
    この週末はバレー部が体育館を使うので部活がない 久々の休日、比呂美は毛布に包まりながらコーヒーを飲んでいた テレビをつけると、普段は見ることのできない朝番組が流れている ――ピンポーン、ピンポーン 不意に呼び鈴がなる せっかくの休日を邪魔するのは誰なのだろう 『もう!こんな朝から誰?勧誘とかだったら居留守使ってやろう』 パジャマ姿のまま、そろりそろりと玄関の覗き穴から外の様子をうかがう そこには誰もいない。イタズラかと思った瞬間 ――ピンポーン、ピンポーン チェーンをかけてゆっくり玄関を開ける…やはり誰もいない 「比呂美…」 下から急に声が聞こえた。比呂美がハッとして視線を落とすと、そこには男の子がしゃがんでいた 泣いているのだろうか、俯いたまま顔を上げようとしない 「あなた、だぁれ?」 「…俺だよ…眞一郎」 男の子は涙...
  • ある日の比呂美・疾走編
    「んん…… ねぇ、上になるから……」 正常位で組み敷かれていた比呂美は、前後運動をつづける眞一郎を一旦押し留めた。 「あんまり……感じないか?」 「ううん、違うの。 何ていうか……いろいろステップアップしたいなぁって」 乱れた呼吸を整えながら、比呂美は上体を起こした眞一郎に追随する。 俗に言う《対面座位》の形で濃厚なキスを交わしてから、そのまま体重を掛けていくと、 二人の位置は《正常位》とは真逆の《騎乗位》に収まった。 「この体位のときはねぇ、上下じゃなくて、前後に動くといいんだって……」 囁くやいなや、比呂美は陰茎を膣肉で深々と咥え込んだまま、言葉どおりの動きをしてみせる。 くい、くい、と腰をいやらしく振ると、恥骨同士が擦れ合い、陰毛が絡まるシャリッという音がした。 「うぁっ」 新しい体位が生む圧力が心地良かったのか、眞一郎の喉が低く鳴る。 ...
  • はじめての外泊-3
                                     前回 はじめての外泊=2   《 三 あせっちゃった……》   (やっぱり、わたしたち……。まだまだ、子供だ……)  台所を通って、脱衣所のドアを閉めた比呂美は、いつのまにかに少しずつ溜まった心のもやを 一気に吐き出すようにため息をついた。ため息をついた直後、比呂美自身も驚いてしまう。こん なにも緊張していて、ストレスを溜めていたことに。 (どうして、こんなに、疲れてるんだろう)  自問する比呂美。知らず知らずのうちに必死になっている自分がいる。確かに、眞一郎への想 いは真剣だし、嘘偽りない。眞一郎のことがいつも心の真ん中にある。だからといって、いまさ ら眞一郎によく思われたいなどと思って自分を作ったりはしない。そうする必要はないし、それ 以前にそんなことをするのは嫌いだ。でも、なにか、なにか心の奥底に引っかかるものがある。...
  • バスに揺られて
    夏休み真っ最中の8月某日。 比呂美と眞一郎は海に来ていた。といっても泳ぎに来たわけではない。 眞一郎は石段に座って、水平線を見ながら大きく伸びをする。 「せっかくの夏休みだってのに、補習のせいで一日無駄にしちゃったなぁ」 「眞一郎君は毎日ダラダラして無駄に過ごしてるでしょ」 比呂美のきついツッコミが入る。 今日は補習がある登校日。 その帰り道にこうして二人で海に寄ったのだ。 太陽が傾き始めても、気温は一向に下がりそうもない。 冬は雪が積もる富山でも、夏というのは当たり前に暑い。 比呂美も眞一郎の隣に座り、同じ水平線を見ながら言った。 「来週の日曜日、泳ぎに来ない?」 「バスケ部の練習は?」 「休みなの。だから……ね?」 「いいよ」 「やたっ!そうと決まれば水着を買いに行かなくちゃ。晴れるといいな~」 (比呂美の水着...
  • 無題(ふしぎなおくすり)
    「あれ?これなんだろう?」 首を傾げる比呂美の手には錠剤の入った小瓶 ラベルは貼っていない 「うーん・・・とりあえず・・・飲んでみようかなぁ。 あっ、もしかしたら眞一郎くんったら新しい・・・ふふっ可愛い。久しぶりだもんね」 まるで聖母のような比呂美の微笑み 「んっ・・・ごくっ」 「遅くなっちゃったなぁ。比呂美、待ってるかな」 こんこんとドアをノックする。 返事がない 「ひろみーー?」 「し・・・しんいちろうくぅーん」 「比呂美!?入るぞ!」 バン!と思いきりドアを開ける。 そこには・・・ 「ひ、比呂美・・・?」 「し、しんいちろうくん・・・うっうえーーん」 眞一郎の足に泣きついてるのは比呂美 小さい。小学生くらいだろうか そんな比呂美がいる。確かに比呂美だ かわよい。眞一郎の脳みそはショートしている ...
  • ご褒美は温泉旅行 後編
    前編:ご褒美は温泉旅行  第五話「泣いちゃいそう」  比呂美がハッと顔を上げる。眞一郎は、繰り返した。 「一緒に、入らないか」 「…あ…え…」  自然に出た言葉だった。比呂美を抱きたいと、考えた事がないわ けではない。何度も、何度もそう思った事がある。だが今の言葉は、 そういった事とは意味合いが異なっていた。 「あのさ…一緒に入りたいんだ。なんなら、絶対に、指一本比呂美 には触れないって、約束する。目隠ししてもいい。背中合わせでい い。一緒に入りたいんだ」 「眞一郎くん…」  じっと目を見て話す眞一郎から、比呂美は目が離せなかった。そ もそも、比呂美自身も、部屋付きの露天風呂へ、一緒に入る事を考 えなかったわけではない。だがそうすれば、理恵子との、ヒロシと の、なにより眞一郎との約束が、守れなくなるかも知れない。その ...
  • 32スレ目の保管庫管理人の妄想リクエスト
    暇な職人さんこのシチュで書いてください>< 389 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/04/06(日) 00 56 57 ID NKjnm+6g 388 ちょっと訊きたいんだけど、管理人氏の好みってどんな感じなん? 391 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/04/06(日) 00 59 46 ID oWu1dOzx 389 好み:比呂美の全て 397 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/04/06(日) 01 05 59 ID NKjnm+6g 全てか…手間掛けさせちゃったお詫びっつかお礼っつかそんなんで、 ネタ指定があれば、一本書いてみようと思うんだけど。小ネタよりは増量な感じで。 406 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/04/06(日) 01 18 32 ID oWu1dOzx 397 そんなこといっちゃってい...
  • 31スレ目の抱き枕に関する妄想
      744 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/04/04(金) 22 54 09 ID brZbU1GW アニキャラ個別で伸びるスレってのは嫁が決まってるような気がする なぜならカップリングが決まってると妄想がしやすい 例 バンブレ:キリノスレ 相手:コジロー他 なのは:ユーノスレ 相手:なのは なのは:フェイトスレ 相手:なのは 比呂美スレを除いての現在の勢いTOP3 総じてSSの投下が多く、妄想が激しい 故に比呂美スレも息の長いスレになりそうだ、というのが俺の想像だが、どうよ 796 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/04/04(金) 23 34 55 ID n3mr1PLs 744 比呂美スレも息の長いスレになりそうだ、というのが俺の想像だが、どうよ 原作が今も続いてる作品(ハルヒとか)は、新しい話題が尽きないから 息の長いスレになると思うけど、...
  • @wiki全体から「カップ割っちゃったてのは故意に」で調べる

更新順にページ一覧表示 | 作成順にページ一覧表示 | ページ名順にページ一覧表示 | wiki内検索

ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。