true tears (アニメ) まとめwiki内検索 / 「比べっこ」で検索した結果

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  • 比べっこ
    ...ます。 『比べっこ』 「どうかな?」 「比呂美のは綺麗な色だね」 「そ、そうかな」 「先のほう、ぷくっとなってる」 「うん、自然とそうなっちゃった」 「軟らかい」 「ふ、普通だよ、そのくらい」 「スベスベだ」 「そ、そう?」 「甘い香りがする」 「だといいんだけど」 「いい感じ」 「もう少し大きいほうが喜んでもらえたかな?」 「この位がちょうどいいな、比呂美らしくて」 「んもう、どういう意味?」 「比呂美らしい優しい味がする」 「もう、恥ずかしい事言わないで…」 「眞一郎くんのは… 少し黒いんじゃないかな」 「やっぱりそうかな」 「でも、さすが男の子だね、大きい」 「大きすぎたかな」 「私の口には収まりきらないよ」 「両手で支えれば大丈夫」 「少し硬いかも」 「普通こんなもんじゃないかな」 「ケホケホッ」 ...
  • hiromiss
    ...の事なのに 24:比べっこ 25:本日の天気は 晴れ 一時 ジェラシー、明日は 晴れ の見込み 26:ふたり 27:雨ふり 28:幸せのお裾分け 29:シンデレラ 30:負けないんだから 31:補正 32:ひみつ 33:遠回り 34:すこしだけ… 甘えてもいい? 35:こんな嘘だけ吐けたらいいな 比呂美視点ver 36:こんな恋いつか私もしてみたい 37:いつかきっと… 38:フォルティッシモ 39:ピアニッシモ 40:憧れのひと 41:お留守番 42:ごほうび 43:桜並木からのプレゼント 44:またね 45:ホイッスル 46:託された想い 47:魔法の呪文 48:オーバータイム 二人目氏 01:比呂美ENDエピローグSS 02:比呂美ENDエピローグSS外伝 03:比呂美と朋与 04:眞一郎の脳内劇場 05...
  • 比呂美のダブルデート奮闘記
    =このSSの時系列は仲上家の騒々しい正月の後、二人でお買い物と同じ時期です =愛子は元のお姉ちゃんポジションで、ふった三代吉は"単なるお友達" 比呂美のダブルデート奮闘記 冬の休日、いつものような嫁いびり、ではなく、家のお手伝いで働く比呂美 の姿があった。その日は"おばさま"の機嫌がいいようで厳しいという感じで はない、どちらかというと優しい。比呂美は逆に警戒していた。 (な、何かあるのかな?) ちょっとビクビクしながらお手伝いしていると、玄関に誰かが来たような気 配がした。 「こんにちはーっ」 「こんにちは!眞一郎君いますかぁ?」 愛子と三代吉であった。愛子の服装は"デート仕様"、三代吉は普段どおりで あるが、ちらちらと愛子の方を見ている。 「おおー、愛ちゃん、三代吉ぃ」 眞一郎が早速出迎...
  • タイトル未定
    負けるな比呂美たんっ! 応援SS第45弾(3回目) ●仕様上のご注意●  このおハナシは基本的に『こんな事があったらいいな』という作者の独断(増量キャンペーン中)で描かれております。  本編13話告白の数日程度後をイメージしたおハナシです。  本作中、回想部分で本編12話直後の補完『的』(でっち上げ)ストーリーも有ります(仕様上、比呂美に甘くなってます)。  本編の人物設定、世界観等を忠実に考察して補完を試みるものでは全く有りませんので、一部整合性がなかったりする場合が あるかもしれません。  ご了承下さいませ。 『タイトル未定』 久しぶりに訪れた このお店 『準備中』の札がかかってる 眞一郎くんが先頭に立ち戸を開けた 「いらっしゃーい」 元気のいい声がカウンターの奥から響く 愛ちゃん やっぱりすごい 本当にお店...
  • 遊園地デート
    =9話の少し後くらいのお話です。 ="お手伝いのお手伝い"のちょっと後、です。 遊園地デート ある日の夕食後、比呂美は眞一郎と居間でお茶を飲んでいた。 「…」 「…」 二人の間には会話が多くない。どことなく落ち着かない様子で、比呂美がちら ちらと眞一郎の顔を見ている。 覚悟を決めて比呂美が口を開いた。が、その口調はたどたどしい。 「あ…あの…、眞一郎くんは…今度の休みの日…、時間…あるの?」 「えっ?、日曜?」 「うん…そう…」 「えーと…、特に…何も予定ないなぁ。絵本のアイデアでも考えようかなぁ?」 「…」 「…何?」 「あ、あのね…。それなら…、あのね…」 まだ勇気を振り絞っている最中のようで、なかなか切り出せないでいた。 「うん…」 「あのね…。これ…、貰ってね?…、今度の日曜日…までなの…」 「何?これ?」 ...
  • おいてかないで…
    「おいてかないで…」 比呂美がそう言ってからどのくらい時間がたっただろう 仲上のおばさんが祭りの後、着替えに帰ってこない比呂美に気付いたのは踊りが終わってから2時間経った時であった 「あなた、比呂美が戻ってこないのだけど、帰るとかって聞きました?」 「いや、祭りの後始末で比呂美には会っていないぞ」 「そうですか…私も色々忙しくて気付きませんでしたけど比呂美が着替えに帰ってきてないんですよ」 「うーん、友達と遊んでいるとかじゃないのか?」 「着物のままでですか?家に帰ったのかしら」 「携帯にかけてみたらどうだ」 「そうですね」 トゥルルル……トゥルルル…… しばらくかけてみたが反応はない 心配になって出かけたおばさんが比呂美を見つけたのは、後片付けが終わった舞台から少し外れた場所だった そこにいた比呂美はぼーっとしており、よく見ると片足が裸足だった ...
  • バスに揺られたそのあとで
    ※「バスに揺られて」の続編です。 バスを降りると夕立は通り過ぎていた。 雨上がりの匂いの中、夕焼けを背に歩く比呂美と眞一郎。 大きく伸びた二つの影は、寄り添って手を繋いでいる。 「今日も帰ったら絵本の続き?」 「そうだな。夏休みが終わるまでには一冊描き上げたいし」 「そう……」 「でも最近は暑さのせいか集中できなくてさ~」 不意に比呂美が立ち止まる。 「家に寄っていかない?」 一歩先で振り返る眞一郎。 「集中できるようにしてあげる……」 ~♪ 眞一郎の唇が動き出したと同時に、携帯電話の着信音が鳴った。 「ごめん……」 「…………」 「もしもし?帰り道だけど。えっ?……わかった」 ――ピッ 「……おばさん?」 「今日は用事があるから早く帰ってこい、だって」 「じゃあ仕方ないね」 ...
  • 新年度の始まり-16
    =最終回です 新年度の始まり-16 自宅の台所で、眞一郎は掻き込むようにお茶漬けを食べていた。 「どお? おいし?」 比呂美はテーブルの対面に座り、微笑んでその様子を見ている。出かける前に 栄養補給が必要だと言って、有り合わせで作ったものだが、食べる勢いを見て いると充実した気持ちになっていた。 「んぐ…………うん、旨い、んぐ…んぐ…んっ…」 短い返事の後、食事を再開。 「今日も、こっちでごはん食べるから、後でアパートまでお願いね?」 眞一郎の帰りをここで待つつもりらしい、その"意味"をお互いが認識していた。 「…んぐ…ん…………んぐっ…、ふぅ、よし!」 食べながら頷く。そして、"元気"をもらったことを示すように気合を入れる。 「眞一郎くん…」 信じてはいるが、やはり心配だ。恋人(比呂美「きゃ♪」)を見つめ...
  • 比呂美のバイト その12
    【こういうの似合わないと思ってたのに】 比呂美のバイト その12  麦端神社の鳥居をくぐった女子高生が、参道に居た巫女に手を振った。 「お、居た居た。比呂美ィ~」  小走りに近寄ってきたのは、朋与だ。  その後ろにはさらに二人。三代吉と愛子。こちらは肩を並べ、ゆっくりと歩 いてくる。  参道の上、袴姿で雪かきをしていた比呂美が振り返る。昨晩少しだけ降った 雪が、境内を白く染めていた。 「朋与」  親友の顔を見て、比呂美の顔が少しだけほころぶ。巫女装束を身にまとう姿 を知り合いに見られるのは、ちょっと気恥ずかしかった。 「ほんとにやってたんだ、巫女さんのコスプレ」  朋与がおどけて言った。 「コスプレじゃないったら」 「でも、さすがバスケ部のエース。雪かきする姿が決まってる」 「掃除にバスケは関係ないでしょ」  笑って、比呂美は話しながら雪かきを再開す...
  • ある日の比呂美・番外編2-8
    前:ある日の比呂美・番外編2-7 「クッ!!」 奥へ突き込め、という遺伝子の命令を断ち切ったのは、眞一郎の強固な意志だった。 『比呂美を悲しませない』という強い決意が、発射の寸前で腰を捻らせる。 「!!!」 胎内を埋め尽くしていた熱が、瞬時に消え去る感覚を比呂美は味わった。 絶頂の根源たる物体が行為の終息前に抜き取られるのは、比呂美にとって初めての経験である。 その喪失感が、快感で真っ白になっている思考に黒い何かを数滴……ほんの数滴、混ぜ込んでいく。     …………おいてかないで………… 眞一郎と『噛み合わない』という現実が、比呂美の胸の奥に呼び起こす小さな不安。 離れないで欲しいという切ない想いを具現化するように、腿が逃げるペニスを追いかけて内側に閉じる。 「クッ! 比呂美ぃッ!!」 逃亡先に先回りしていた快楽に絡め取ら...
  • 悪意
     会社を出るとすぐ、私は大きくため息をついた。最近では疲れも翌日に残る。  大学を出た後、地元、富山の製薬会社に就職して25年、営業二部の部長にまで栄達し、社 会的には成功といえる人生を送ってきた。  しかし、妻との関係は冷え切り、子供もなく、家には一切の会話はない。連絡事項は全て メモで行われ、この10年妻が台所に立つ姿を見たことがない。ただ、戸籍と屋根で繋がって いるだけの、赤の他人であった。  それでも以前は――まだ私が課長だった頃だ――仕事終りに部下と飲み歩くなど、それな りの息抜きも出来た。だが部長ともなると若い社員は身構えてしまい、私がいるだけで無礼 講とはならない。それがわかっているから私も以前のように部下に混ざって飲む機会も少な くなり、代わって取引先との接待や自分の会社の役員の供をする事が増え、ストレスは溜ま る一方であった。 ...
  • 眞一郎の絵 その1
    【絵、見ていい?】 B-14.5 眞一郎の絵 その1 『モデルになってほしいんだ…』  あの夜、眞一郎が言ったから。だから。 「服、何がいいの?」 「下はズボンがいいな。上は、なんでも。…んー、できるだけ明るい色の方が いいかも」  眞一郎の指示は、それだった。 「明るい色?」 「うん。光の当たり具合、影が見やすいから」  少し迷って、比呂美は上はピンクのセーター、下は白いジーンズに着替える。 「これでいい?」 「うん。ありがとう」  眞一郎はニッコリと笑った。  初めてのデッサンモデル。比呂美には何をしたら良いのかわからない。適当 に言われた通りのポーズをして、動かないでいればいいのかな、ぐらいの事し か考えつかなかった。  それは眞一郎も同じだった。人をモデルにして、本気のデッサンをした事は ない。どんな指示を出して良いかも、あま...
  • お留守番
    負けるな比呂美たんっ! 応援SS第41弾 『お留守番』 「お留守番お願いね」 ついさっき そう言い残して比呂美は部屋を後にした 今日は休日、お昼時 午後からはふたりで見頃の筈の桜を見に 近所の公園に行く予定 本当はお弁当持参でお花見と行きたいところだが 人出の多さを予想してお散歩のみに計画変更 その代わりに比呂美の部屋での昼食会 何でもヒミツの新メニューのお披露目という事だった のだが… どんな顔をして比呂美を迎えよう? しばらくの間時間が稼げた 「眞一郎くんは座ってて」 そんな比呂美の言葉を守らずに 何か手伝おうとしたのがまずかった 狭い流しに立つ比呂美 背後からフライパンの中を覗き込もうとした 「あー、見ちゃダメー」 おふざけ声で抗議しながら 比呂美が振り返った 心の準備のな...
  • ファーストキス-間
    ▲ファーストキス-7 ――幕間 『ほら、ここにいるよ』――  ナナホシテントウムシが飛び立つと、男の子は、悲しそうな顔をした。でも、男の子の 顔は、まるで糸でつながれているみたいに、その赤い点に引っ張られ、体も転ばないよう についていった。  自分の背丈ほどある白と薄桃色の花の世界では、その赤い点は目立った。  その赤い点は、そんなに長い距離は飛ばなかった。だから、男の子は、すぐ追いついて は、それを見ることに夢中になり、飛び立っては、また追いかけるという、鬼ごっこを 延々と楽しむことができた。それほどまでに好奇心が駆り立てられていても、男の子は、 決してその赤い点には触れようとはしなかった。ちっさな手足がはっきり見える距離まで 顔を近づけても、首の角度を変えたり、見る場所を変えたりと、とにかく見ることに夢中 になった。  男の子は、知っていたのだ。その...
  • truetearsVSプレデター1
    それは銀河系の彼方、深く冷たい闇から来た。 それは誇り高く、使命と伝統のためなら躊躇なく殉ずる覚悟を持つ戦士であり───残虐無比であった。 富山県某市。夜道を長い髪をした清楚な少女が歩いている。 日はとっくに落ち、いくらかの人はもう寝ているであろう遅くに、年若い少女がたった一人でいるのは理由がる。 彼女の母親─住まい先の─に命じられ、取引先の家庭に届け物があったのだ。送るという相手の誘いを断り、今は帰宅の途であった。 名を湯浅 比呂美という。 怪物の目的は砺波市にある自衛隊駐屯地であった。 強襲を受けた防人は寸前まで勇敢に抗ったが、凄惨な最期を迎え、心ならずも自らの髑髏を怪物に明け渡した。 とはいえ決死の反撃に怪物も手傷を受け、邪魔をされずに傷を癒すためにそこから遠くへ足を運んだ。 「やめてっ・・・!くぅうっ!はな・・・して・・・!ゲッ...
  • 新年度の始まり
    =13話以降のお話です 新年度の始まり 「おはよ」 比呂美が優しく声をかけた。 「…」 「お・は・よ♪」 「ん゛」 もそっと身じろぎするのを見て、ベッドに腰掛け、顔を近づける。 「お・は・よ♪、しん♪いち♪ろう♪くん♪」 「ん~ん゛」 まだ起きない様子に、少し大胆な行動に出ることにする。 「いたずらしちゃうぞ?」 甘ったるい比呂美の声。 「…」 無反応なので実行に移すことにした。 「えいっ!」 「んっ!…ん……ぷはっ…」 目を見開いたまま驚きつつ寝ぼけた表情を見て、朝の挨拶。 「おはよ~♪、眞一郎くん♪」 間近で頬を染めつつ上機嫌な比呂美の顔を見たが、返ってきたのは、 「…」 完全に目が覚めていないので、無言だった。 「ちゃんと起きた?」 未だ顔は近づけたままだ。首を少し傾げて可愛い仕草をしてみる。 「な、何で比呂美が…」 や...
  • ゲームと質問
    =ワードパッドに、等幅フォント設定でコピペすると読みやすいです ゲームと質問 理由は定かではないが、比呂美と眞一郎は誰もいない体育館にきていた。 「ゲームよ」 バスケットボールを手にした比呂美が、突然言い出した。 「え?」 「遊びだよ、遊び」 「バスケットで?」 「そ、ゲーム。フリースロー対決っ!」 「対決?なんで?」 「いいからっ!私はここから打つね」 「ふーん。じゃあ…同じとこでいいかな?比呂美、上手いし」 「ううん…眞一郎くんはね。違うとこ」 「ハンデかぁ…ちぇ。まぁ…しょうがないけど。って、比呂美?」 「ここね、ここ」 「あ…あのねぇ」 比呂美が立っている場所は、自分の投げる位置からゴールまで半分の距離。 外す方がどうかしてるよ?という距離だ。 「3本勝負ね!」 「…」 どんどん話を進め、眞一郎の投げる場所と勝手に決めたとこ...
  • true MAMAN特別編・こんな想い出もいいよね~一日目~
    「くううぅぅ、やっと歩けるー」  三代吉が大きく伸びをする。眞一郎もそれに続く。  朝、駅に集合してからサンダーバード、新幹線、バスと乗り継ぎ、ようやく最初の目的地、 海の中道海浜公園に到着したところである。  ここで少し遅い昼食をとった後、適当に散策時間を設けて次の目的地へ、という計画にな っていた。  季節外れのバーベキューで腹を満たした後、園内に散っていく。富山に比べれば、やはり 格段に暖かい。 「しかしさっきから、あんまりグループ行動になってないんだな。2,3人でバラバラに動いてる 感じだ」  眞一郎が思った通りを口にすると、あさみが訳知り顔に首を振った。 「わかってないなー仲上君。これは最初の大きなチャンスなんだよ」 「チャンス?なんの?」 「告白よ、こ・く・は・く。今まで気になってたけど話すきっかけのつかめなかったあの人と、 ここでカップル成立すれば...
  • 憧れのひと
    負けるな比呂美たんっ! 応援SS第40弾 『憧れのひと』 もうお昼休み半ば クラスの当番のせいで遅れてる 体育館へ急ぐ 高校からバスケをはじめた子達のために自主練習が行われてる 参加は自由、正式な部活じゃない 指導してくれる2年生の先輩達も部活の時より優しい でも それより なんといっても 今日も逢えるかもしれない その想いが私を急がせる 私がバスケなんてコトをはじめてみようと思ったのは そのひとのせい 忘れもしない 入学式の日 中高一貫校のこの高校に別の中学から転入してきた私 慣れない校舎で迷子になって困ってた 通りかかった上級生らしきひとに声を掛けた 『新入生? ひょっとして場所、分からないの?』 そう声を掛けてくれた上級生さんは 長い栗色の髪をして綺麗な眼をしたひとだった 遠慮する私を 『いいから』 と教室まで連れてってくれた 『がんばってね』 にっこり笑って その上級生さんは去っ...
  • 帰り道
    疲れた人向けの超短編ストーリー2です。先日叩かれましたが懲りずに投下です。 先哲の職人さんと被ってるかもしれないですがご容赦を。 「帰り道」 絵本のことで最近寝不足の俺(眞一郎)には、午後の最後の授業は特に辛く感じられる。 しかも席には西日が差し込み、眠ることを許さない。 そんな億劫な時間もチャイムが全てを解放する。 比呂美と恋人同士となったものの、部活や「照れ」で中々一緒に帰る機会がなかった。 しかしテスト期間が迫り、今日からは部活がない。 つまり今日は比呂美と二人で仲良く下校するチャンスというわけだ。 「比呂美、ちょっといいか?」 声を掛けたとき、比呂美は親友の黒部朋代と談笑していた。 「ああ、旦那がお呼びね♪じゃまた明日」 比呂美は笑顔で朋与を見送る。おい旦那ってとこはスルーか比呂美? 「一緒に帰ろっか、眞一...
  • truetears 独り言の先 -そののちの二人-
    春。 一年がまた巡る。 ここ麦端高校にも、確かにまた春がやって来ていた。 もう校庭には早咲きの桜がつぼみをつけ始めているくらいなのだから。 つい先日も先輩たちが卒業し、我が校も教室棟の一角がガランとしている。 「これで、俺たちも2年生に、かぁ」 「そうだな」 その卒業式を終えた数日後。 俺――仲上眞一郎と野伏三代吉は、校庭を背に話していた。 「高校生活、もうあと2年かぁ。  早ぁー――――!」 「もうその心配かよ、早すぎるっての」 がっくりと肩を落とした親友を、俺はあきれ顔半分の苦笑を浮かべながらそう言葉を返す。 だけれども。 (確かに、俺は2年後……ここを卒業するんだよな) 確かに、思うのだ。 1年しか経っていないけれど、結構色々なことがあった。 ―――いや正直、色々ありすぎて、 俺自身、たまにこの時間の経過に戸惑うことが、ある。 比呂美との同...
  • 見知らぬ天井
    ジリリリリリリリリ 聞き慣れない目覚ましのベルで眞一郎は目覚めた。 「ここはどこだ?」 見上げた天井は記憶に無い場所… そして、軽快に朝餉を用意する音が聞こえてくる 「おはよう。眞一郎君♪」 比呂美の声、そして何も来ていない自分 シーツに残されている確かな印 『『あれは夢じゃなかったんだ』』 昨晩の出来事が思い出されてくる 竹林での抱擁、告白、そして… 冷めていたシチューを暖め、夕食を取った後 2人は何を語るのでもなく肩を寄せ合っていた ただそれだけの事なのに、比呂美の心は温かさに満たされてた しかし、それを打ち壊すかのように 「そろそろ、帰るよ」 「え・・・・?」 「遅くなったら母さん心配するし、比呂美にも悪いからさ」 てきぱきと身支度を整え帰る準備をする眞一郎 それを比呂美はあっけに取られて...
  • BX-02 ルミの暗闘(β版)
    【どうなればご満足でしたか?】 BX-02 ルミの暗闘(β版) 「あ…」  コートの外に居た高岡ルミは、試合前のイヤな予想が当たっている事に気づ いた。まさかとは思っていたが、こんな明らさまに。  麦端の6番、湯浅比呂美の体が前に吹き飛ぶ。 「比呂美!」  コート内の朋与が駆け寄る。比呂美に大きなケガがない事を見た後、彼女は 蛍川を睨みつけた。 「大丈夫だから…」  比呂美がそれをたしなめる。 「絶対わざとよ。ひどいよ!」  比呂美は黙って、昏い目で、それを受け流していた。  明らかにこれは、先日の4番=石動純との駆け落ちが原因だろう。  4番の停学に対する報復か、嫉妬か。どちらにしても、蛍川の女子部員が皆 で比呂美にラフプレーを仕掛けている事だけは間違いない。  麦端女子バスケ部のキャプテンである高岡ルミは、他の部員に気取られぬよ う気を使い...
  • 過去と、現在と、将来と 2 白い結婚
     true tears  SS第二十六弾 過去と、現在と、将来と 2 白い結婚  居間で待たされている気がするふたり。  ようやくお盆にお茶を乗せて運んで来る理恵子。  真っ先に比呂美との結婚の決意を明かす眞一郎。  眞一郎父は博、眞一郎母は理恵子、比呂美父は貫太郎、比呂美母は千草。  前作の続きです。  true tears  SS第二十五弾 過去と、現在と、将来と 1 恋人握り  http //www39.atwiki.jp/true_tears/pages/326.html  true tears  SS第二十二弾 雪が降らなくなる前に 前編  http //www39.atwiki.jp/true_tears/pages/287.html  true tears  SS第二十三弾 雪が降らなくなる前に 中編  http //ww...
  • ガサ入れ
    負けるな比呂美たんっ! 応援SS第20弾 『ガサ入れ』 ●EDのデフォルメキャラをイメージしてください  といいたいところですが、敢えて本編キャラでイメージした方がいいかもしれません  「眞一郎くん?」  深夜前、眞一郎が自室で絵本の原稿を描いていると比呂美の声がした。  「比呂美?」  一体何の用だろうと眞一郎は戸口に立ち、戸をあけた。  「仲上眞一郎くんね? ガサ入れよ!」  そう言い放ち、比呂美が眞一郎を押しのけるように大股で入ってきた。  「な、なに?」  唖然とする眞一郎をよそに比呂美はベッドの下、本棚の隙間、ケース入り大判本の中身チェックを進め ていく。  一体何を探しているのだろうか?   だが、数分たっても何も見つからないようだ。  一通り探し終えると眞一郎に向き直り  「眞...
  • 何かあったときに困るでしょう?
    49 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/04/02(水) 02 34 17 ID v9dUkET5 ところで。 ストレートに行く事がないとは言わないけど、あの二人のほのぼのっぷりから なかなかセクロスまで行かないんじゃないか、とも思えるんだよね。 眞一郎が毎日家に寄ってくれるようになってから数ヶ月経ち、それでもそっちの 進展がない事に焦れた比呂美が、食器棚とかに未開封のコンドームを配置。 食器を取ってもらうようわざと声かけて 眞一郎「なんだこれ…? ええっ」ドキドキ 急にぎこちなくなって赤くなって黙る眞一郎、しばらく悩む眞一郎を見て 心の中で舌を出しつつ、楽しんで誘い受けする比呂美。 みたいな展開を妄想してしまうのはいけない事でしょうかw 86 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/04/02(水)...
  • Amour et trois generation OK, c'est le jour 2(さあ、本番だ 2)
    この話は true MAMAN 番外編 今、俺は最低なおっさんじゃなかったか の続きでもあります 「えっと、2-B、2-B、と・・・・」  愛子は入り口で受け取った案内図を見ながら、三代吉達の出展する店を探していた。  元々不案内な場所で、パソコンで打ち出した案内図では少々見難い。 「えーっと、どう見るのよ、これ」  愛子は無意味と知りつつ文句を言った。多くの女性と同様、愛子もまた、地図の類を不 得手としていた。  すると、 「あれ、野伏の彼女さん?今来たの?」  そう言いながら愛子とさして背の変わらない、小柄な男子が近づいてきた。愛子もその 男子に見覚えがあった。 「あ、え・・・・っと、下平君、だっけ?」 「そうです。俺の名前知ってたんだ」 「前に三代吉がそう呼んでたから」  商売人の娘として、名前と顔を覚える能力は単なる記憶力とは別に鍛えられてい...
  • 38スレ目の母の日の妄想
    278 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/05/11(日) 19 56 37 ID +WCuFiCT そんな事より折角の母の日だというのに、 それに絡めた小ネタの一つもないのは如何なモノか。 279 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/05/11(日) 20 00 24 ID lBRv9SLu 278 一人目SS職人さんがSS投下されたからなぁ あれで癒されてしまった 282 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/05/11(日) 20 25 14 ID DyyuZ8lw 278 「眞ちゃん、もうそろそろ母の日だけどわかってるわよね」 「ああ、わかってるよっ母さんプレゼント、何がいい」 「…わかってない…この子ったら。比呂美ちゃんのお母さんのことよっ」 ってな感じでママンが教えてくれると見た 283 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2...
  • タイトル未定2
    前:タイトル未定 ◇ 「比呂美ちゃんはいいなあ」 「え?」 愛ちゃんが話題を変えた わたしが少し暗かったからかな… 「だって、ずーっと眞一郎と一緒だよね」 「ずーっと?」 「学校で、一日中」 「あ… 別に そんなに一緒って訳じゃ…」 「あたしとミヨキチなんてさぁ このお店でか、お休みの日だけだよ、逢えるの」 「そうなんだ」 野伏君と愛ちゃん 眞一郎くんがきっかけをつくったらしい ホントにもう 人の事ばっかり… わたしへのおせっかいだって… だけど 自分の想いを捨ててでも わたしを思ってくれての行為だとしたら それを責める資格なんて わたしに無い そう分かっているけど でも… 想っててくれたんなら… って、つい 思ってしまう この我侭な気持ち 抑えられない… 「いいなぁ」 ...
  • 続・歪んだ愛情
    ※「歪んだ愛情」の続編です。近親相姦。比呂美の鬱END。ご注意下さい 学校から帰った眞一郎は机の上に鞄を投げると 階段を駆け下りて台所のほうへ向かった 「眞ちゃん、おかえり」 「母さん…」 台所に立つ母に後ろから抱きつく 首筋に顔を埋めるようにして母の香りを嗅ぎ 白いカーディガンの上から両手で胸を弄る 手に力が入らなくなった母は包丁を置いた 毎日欠かさず行われる、母の歪んだ愛情表現 眞一郎は当初、比呂美に対して罪悪感のようなものを感じていた だが思春期の男子にとって性欲は恋心よりも強い いつしか比呂美のことなど頭から消えてしまい 性欲に支配された眞一郎は母の身体を自ら求めるようになっていった 「母さん……したい……」 台所に手をつき、尻を差し出す母 眞一郎はもう一秒も我慢できないといった様子で 膝丈のス...
  • 私と絵本、どっちなの?
    学校からの帰り道。二人は手を繋いで歩いていた。 「今日、どうする?」 比呂美は少し頬を染めながら俯き加減で囁く。実は今更な質問で、アパートは近い。 「行く…。今日は、泊まるつもりだから…」 眞一郎は、きっぱりと言う。 「うん…」 耳まで赤くなってしまったが、嬉しいので"ふわっ"と握っていた手に力を入れた。 きゅ…。眞一郎も握り返す。きゅ…。 「…」 「…」 お互いに意識して、無言になる二人。 (今日は大丈夫な日だし…、嬉しいな…) 比呂美は期待しているが、眞一郎には"秘策"があった… アパートに着いてから、二人で夕飯の材料の買出しをして、帰ってからはいつもの会話。 比呂美が準備をしている間は、眞一郎が絵本の下書きをしていた。 (な、何かこれって、ふ、ふ、ふう…、きゃ♪) 上機嫌でち...
  • ホイッスル
    負けるな比呂美たんっ! 応援SS第45弾 ●仕様上のご注意●  このおハナシは基本的に『こんな事があったらいいな』という作者の独断(増量キャンペーン中)で描かれております。  本編13話告白の数日程度後をイメージしたおハナシです。  本作中、回想部分で本編12話直後の補完『的』(でっち上げ)ストーリーも有ります(仕様上、比呂美に甘くなってます)。  本編の人物設定、世界観等を忠実に考察して補完を試みるものでは全く有りませんので、一部整合性がなかったりする場合が あるかもしれません。  ご了承下さいませ。     『ホイッスル』   久しぶりに訪れた このお店 『準備中』の札がかかってる 眞一郎くんが先頭に立ち戸を開けた 「いらっしゃーい」 元気のいい声がカウンターの奥から響く 愛ちゃん やっぱりすごい 本当にお店をひとりできりもりしてるんだ 「きたぜー」  と眞一郎くん 「おーう」  と野...
  • カップ割っちゃったてのは故意に
    706 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/03/31(月) 15 40 21 ID kVNP1K4D カップ割っちゃったてのは故意に 711 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/03/31(月) 15 59 18 ID D/n3u/Px 706 これからは二人であのコップ使うのかよ 712 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/03/31(月) 16 00 49 ID +xsfmuoK 711 飲ませ合いっこするわけだな 713 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/03/31(月) 16 01 43 ID zZnWSd0p 711 口移しじゃないかと 714 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/03/31(月) 16 01 59 ID eQD7Fite...
  • どっちの意味で?
    負けるな比呂美たんっ! 応援SS第1弾 『どっちの意味で?』 ●EDのデフォルメキャラをイメージしてください 比呂美「おはよっ!朋ちゃん。」 朋与 「あ、比呂美おはよー。 ん?」 比呂美「何?」 朋与 「何かあった?」 比呂美「えー、別になんにもないよー。」 朋与 「ウソつけ。何かイイコトあったでしょ。」 比呂美「別になんでもないよ。」 朋与 「吐け、比呂美、シアワセは分かち合おう。」 比呂美「ホントになんでもないんだから。」 朋与 「まあいいわ、どうせ仲上君がらみでしょ。」 比呂美「あうっ!?   ち、違うよ。」 朋与 「あのね、あんたの親友何年やってると思うのよ。」 比呂美「えっと、   当たり かな。」 朋与 「なになに、とうとう告白された?」 比呂美「えっ?、ちっ、違うよ。」 朋与 「なーんだ、あのバカ、いつまで待たせるんだろ...
  • 比呂美のバイト その11
    【それはないです、比呂美さん…】 比呂美のバイト その11 (いやこれは反則だろう…)  初めて仕事着で出てきた比呂美を見て、眞一郎は内心で激しいツッコミを入 れた。初めて仕事着を着用する、バイト仲間の女の子達は、お互いに見せ合っ て、似合うだの綺麗だの、やいのやいの言っている。 「あ、眞一郎くん。似合う?」  比呂美がくるっと回ってみせた。  ひいき目に見なくとも、仕事着を着た比呂美は群を抜いていた。普段から背 筋がきちんと伸びていて、スタイルが良い事もあって、やたらに良く似合うの だ。  眞一郎は思わずぼーっと見惚れてしまい、上司が咳払いして彼を正気づかせ た。 (なんだか、これだけで十分元は取れているような気が…)  全く本末転倒な話である。が、眞一郎も男だ、仕方が無い。  業務中で自分で出来ないがゆえに、三代吉をカメラマンとして引っ張りだそ う...
  • 比呂美のバイト その5
    【うらやましいぞこいつ】 比呂美のバイト その5  両親に話した翌日、バイトの面接はあっけないほど簡単に終わり、二人揃っ て採用となった。  元々良く知った場所である。仲上の名が後押ししたのも間違いない。そこだ と聞かされた時に眞一郎は渋ったが、代案が出せるわけでもなかった。  採用する立場から見た時、誰もが認める美しく気立ての良い比呂美に対し、 自分の人員としての魅力が大きく欠けている事を、眞一郎は良く知っていた。 その場所でなくては、都合よく二人そろって採用される事もなかっただろう。 それはわかっている。  それでも、仲上家の名が影響してくる職場である事に、多少の抵抗を感じざ るをえない。その眞一郎に、比呂美は言った。 「甘えなければいいの。おじさんやおばさんの顔をつぶさないよう、逆に顔を 立てられるように頑張れば、皆にプラスになるはずよ」  女は、強...
  • 魔法の薬
    ※微エロです 「ごめんごめん、遅くなっちゃった!」 スポーツバッグを揺らして駆けてきた朋与が比呂美の隣に座る 夕暮れの校庭。早めに練習を終わらせたバスケ部とは対照的に サッカー部は試合形式の練習に汗を流している 「それで相談って?」 「うん……えっと…その………」 「仲上君のこと?」 「……鋭いね」 「比呂美が私に勉強やバスケの相談するわけないから、残るは友情か恋愛の話でしょ」 自虐的ながらカラッとした笑顔をみせる朋与に、比呂美もつられて笑う 「なるほどね~」 「うん……」 「付き合ってどれくらいだっけ?」 「来月で5ヶ月目」 「もう4ヶ月か……ふ~む」 「どうすればいいんだろう………」 ため息をついてうなだれる比呂美 沈黙を破るように朋与は立ち上がった 「よし!朋与さんが一肌脱いであげましょう!」 ...
  • 愛妻弁当パニック
    愛妻弁当パニック 朝4:30。比呂美の朝はいつもより早い。 理由がある。学校に持っていく弁当を作るため。今日は気合が違った。 "勝負弁当"が必要になったからだ。ある日、学校でこんなことが…  ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 「付き合いだしてから、どのくらい?」 「あっ、もうそんなになる?早いもんだねー」 「さすがにクラスも慣れてきたよねー」 「過剰なイチャイチャが減ってきたし」 「まぁ、その分、ねぇ?」 「あらイヤだ。どういうことかしら?」 「だって、ほら、家に帰れば…」 「ふ、二人きりに!!!!」 「そう!そして若い二人は…」 「イヤっ!」 「ダメっ!」 「ヤメテっ!」 「もう!やめてよぉー」 いい所まで聞いてから笑顔でツッコミを入れる比呂美に、味方はいない。 ...
  • 名前とシチュー
    =比呂美と眞一郎が8才の頃… 名前とシチュー 「はい。ここに座って待ってて?」 「うん…」 眞一郎は緊張していた。 放課後「こないだのお礼だから!」と半ば強引に家まで引っ張って連れられて 来たのはいいが、同級生の女の子の部屋は初めてだ。 一人で残されるのは、どうも居心地が悪い。 「早く、早く!」 比呂美は母親の準備を急かしていた。テーブルの縁に手を置き、小さくジャン プしている姿はとても愛らしい。 「そんなに言っても、紅茶は少し時間がかかるのよ?」 今日、ケーキを予め用意させられた理由が分かり、微笑んでいる。 幼い娘が、初めて男の子の友達を家に招いた。一緒に祭りに行って、嬉しいこ とがあったと興奮しながら話したのが、数日前だ。以前から話は聞いていたが、 実際に会うのは親としても楽しみにしていた。 「できたら、すぐに持ってきてね?」 それ...
  • 比呂美の好奇心
    初めてのオナニーを後に 555 名無しさん@ピンキー sage 2008/05/21(水) 22 10 48 ID 67IHSUTj 553 さらにその逆も頼む! 556 名無しさん@ピンキー sage 2008/05/22(木) 10 10 50 ID zjXBAheC 逆は無いだろwww 557 名無しさん@ピンキー sage 2008/05/22(木) 10 53 23 ID XJ/OLMBl 555 比呂美が眞一郎のを…というパターンですね 一応書いてみましたが、「見ていた」「聞いてた」とはまた別のシチュにしてみました ちょっと長くなったので、連投規制に引っかからないか心配ですが上げてみます 「眞ちゃんの洗濯物、部屋まで持っていってあげてちょうだい」 おばさんに頼まれた私は、丁寧にたたまれた眞一郎君の...
  • 二人でお買い物
    =このSSの時系列は仲上家の騒々しい正月の後、かなぁ 二人でお買い物 その日、朝から比呂美は忙しかった。 「次はこっちをお願いね!」 「はい!」 眞一郎の母による嫁いびり、ではなく、家のお手伝い指示である。眞一郎は 昼食後、自室で絵本を描いている。午前中は何か自分も手伝おうとうろうろ していたが、「「じゃま!」」と息の合った言葉にすごすごと引き下がって、 テレビを見ていたようだ。 嫁いびり、ではなく、様々な指示は少しだけ厳しい、嫌味などは言われない が手を抜くことは当然ながら許されないので、比呂美はそれなりに真剣な表 情でお手伝いをしている。柱を拭いている時に声がかかった。 「ちょっと比呂美さん?、来てくれる?」 「あ、はーい」 比呂美が行くと、戸棚を覗き込んでちょっと困った顔の"おばさま"がいた。 「あら、いつの間に無く...
  • true MAMAN 私がそうしたいだけだから
    「今日は悪かったわね。お休みだったのに」 「いえ、特別することもありませんでしたから」  日曜日である。理恵子と比呂美はショッピングモールを歩いていた。  理恵子は先代からの付き合いのある料亭に所用があり、それに比呂美を同行させた。今はその帰りである。  比呂美を同行させたのはいくつかの付け届けの品を持ってもらうためだが、第一の目的は勿論比呂美を紹介するためで ある。仲上家の娘として、そしてほぼ確実に将来的な嫁として、覚えをめでたくしておくのは早いに越した事はない。  今は帰り道、隣街のショッピングモールに立ち寄っている処だった。 「あの・・・何か買って帰られるんですか?」 「とりあえず夕食のおかずは買っていきましょうか。比呂美ちゃんも今日は家で食べていくといいわ」 「はい、ありがとうございます」  知らない者が二人を見たらどう見えるだろうか。親子でない事はお互いの言葉使いから気付くだろう...
  • 乃絵、襲来
     新SS、サードチルドレンです。  第三新東京市、仲上家に乃絵が絵本を見るために襲来。  ママンは仲上家の理想像を語る。  落ち込む比呂美の部屋に、眞一郎が向う。  サービスしちゃうわよ、シンちゃん。  本編第八話の内容を予想するものではありません。  純とのゲームや雪の降らない街は登場しません。  人によっては胃が痛くなるかも。  わずかながら光明が差すのを祈って。  true tears  SS第二弾             乃絵、襲来 「やっちゃった……」  学校から帰ってからすることは、宿題だ。  成績を落としたくないし、おばさんの手伝いは突然だから。  机に向って数学の教科書を広げている。 「早く、見せて」 「急かすなよ。大声を出すな」  石動乃絵の嬉しそうな声がした。幻聴と思いたいけれど、そうではない。  ...
  • 32スレ目の保管庫管理人の妄想リクエスト
    暇な職人さんこのシチュで書いてください>< 389 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/04/06(日) 00 56 57 ID NKjnm+6g 388 ちょっと訊きたいんだけど、管理人氏の好みってどんな感じなん? 391 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/04/06(日) 00 59 46 ID oWu1dOzx 389 好み:比呂美の全て 397 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/04/06(日) 01 05 59 ID NKjnm+6g 全てか…手間掛けさせちゃったお詫びっつかお礼っつかそんなんで、 ネタ指定があれば、一本書いてみようと思うんだけど。小ネタよりは増量な感じで。 406 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/04/06(日) 01 18 32 ID oWu1dOzx 397 そんなこといっちゃってい...
  • ある日の比呂美・番外編2-1
    夕立は突然だった。 つい先刻まで快晴だった空がいきなりヘソを曲げ、久しぶりに一緒に下校する眞一郎と比呂美に襲い掛かる。 運の悪い事に二人は傘を持っておらず、その上、今いる所は仲上の家までは、まだまだ距離がある場所だった。 (こんな土砂降りの中を走って帰ったら、眞一郎くん風邪ひいちゃう) 比呂美の決断は早い。 眞一郎の手を取ると、彼を引っ張るようにして自室へのコースを駆け出す。 学校で『周回遅れの女王』の異名をとる俊足に掛かれば、現在位置から自宅までの距離など何程の物でもない。 大した時間も経ずに、二人は比呂美の暮らすアパートの玄関へとたどり着いた。 「結構 濡れちゃったね」 玄関の鍵を開けながらヘヘッと肩をすくめる比呂美に、答えを返す余裕は眞一郎にはなかった。 肺の辺りを押さえながら、「…殺す気か…」と吐き出すのが精一杯。 万年運動不足の文化系に...
  • 祭りの日の夜に
    「祭りの日の夜に」 私は部屋の扉を開けて、ひとつ大きく息をついた。 「ただいまー…」 部屋の中には当然私一人だけ。寒々とした部屋には迎えてくれる人なんて誰もいない。 目を凝らして壁の掛け時計を確認して…11時前か。 結局、仲上家の宴会は具合が悪いといって帰って来てしまった。 おばさんは怪訝そうな顔をしていたけど、何かを悟ったように 今日は疲れたでしょうからしっかり休みなさい、と言ってわざわざタクシーを呼んでくれた。 眞一郎くんは親戚の人達に色々労われてちょっと照れたような困ったような顔をしていたけど 結局部屋の隅から見ていただけで一言も言葉を交わしていない。 だって、眞一郎くんとどんな顔をして話せばいいのかわからなかったから。 疲れていたので、さっとシャワーを浴びて髪を乾かし、すぐ寝床に入る。 布団の柔らかい感触が疲れた体に心地いい。...
  • 新年度の始まり-4
    新年度の始まり-4 開店前の今川焼き屋"あいちゃん"店内が、少し緊迫した空気に満たされた。 「どうしたの? ひょっとして…こないだの話?」 「ん? そう…かな?」 「ぇ…」 愛子と眞一郎の間では話が通じたようだが、比呂美が驚きの表情で止まった。 (だって…、眞一郎くん…愛ちゃんとは…) 二人が付き合うようになってから、お互いにそれまでの事を全て話し、理解を 深めて、より一層の信頼関係を築いている。なのに、自分の知らない事がある、 信じていただけに衝撃は計り知れない…。 「って! 何だよ! こないだの話って!」 考え事をしながら、相槌を打ってしまったことに気付いたようだ。 「ん?」 悪戯っ子の様な愛子の表情だ。 「愛ちゃん!」 眞一郎の目は真剣、愛子は素直に謝る。 「ごめん、ごめん。こないだ、おばさんに偶然会ってね? 今度の日...
  • 休日の昼下がり 彼と二人きり
    負けるな比呂美たんっ! 応援SS第22弾 『休日の昼下がり 彼と二人きり』 休日の昼下がり、居間の前の廊下を通りかかると彼が一人で居るのが目にはいった 今は家人は他に誰もいない 何をしているんだろうと廊下に隠れて室内を覗き込む 彼は気付いていない 縁側に座って外を向き、あることをしているようだ 彼のその行為は初めてみるものだった 当然といえば当然だが、やっぱりそういうことするんだなと妙な事に感心する その行為は私ももちろん時折行うが、やはり一人で密かに行っていた 今、眼の前で行われている行為は、そういう意味では貴重な光景といえるだろう 愛する人の飾らない素の姿 彼はいつも私の前では少しぎこちない やはり私でも年頃の異性という存在が身近に居ると、意識してくれるのだろうか? もしそうならそれは喜びでもあるのだけれど、それは私だけが特別なのか、それとも違...
  • true MAMAN 最終章・私の、お母さん~第四幕~
    true MAMAN 最終章・私の、お母さん~第三幕~ 「ちょっと、そんなもんで足りるの?」  朋与がさすがに訊いてきた。 「うん、足りるよ」  比呂美がにっこり笑いながら即答する。 「ダイエットでもしてるの?そんな必要なさそうだけど」  あさみも疑問なようだ。 「ダイエットじゃないけど、バスケやめて運動減っちゃったから、カロリー計算はしてるよ」 「一時食欲なかったみたいだけど、昨夜は普通に食べてたし、食欲は戻ってきてるよ」  これは眞一郎だ。 「だから新婚アピールはいいっての」  珍しく三代吉が突っ込む。  ファミレスである。学校も2月になると授業らしい授業もなくなる。午後の授業もないの で、帰りにファミレスで食事をしようということになった。  その席上で、比呂美はサラダとパスタのみ、しかもパスタは半分ほどしか手を付けて いなかったのである。  その...
  • 「私、海に行きたい」
    756 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/04/01(火) 19 05 20 ID skifDLNp 雪が嫌いなのは兄妹疑惑を聞かされたのが雪が降っているときだからじゃね? 四番と逃げるときも雪が降っていない町って言ってたしね まあでも13話以降は大好きだろうねw 雪の竹の林の中でプロポーズされたからw 757 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/04/01(火) 19 06 30 ID DSWxg+xN 雪もそうだけど、あの竹林も大好きな場所なんだろうな 思い出の場所でプロポーズなんてされたら、もうたまんなかったでしょう 758 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2008/04/01(火) 19 06 45 ID mn4wugb8 雪のたびに眞一郎を外に引っ張り出し、 寒そうにしてる眞一郎に無邪気に雪投...
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