- 一部の人間に備わる特殊な適応能力を利用した特殊兵装《エレメンタル・ドーター・ユニット》の開発、その普及を目的とした世界規模での工業計画。
- 現在も計画は精力的に進められており、兵器としてだけにとどまらず、救助用、介護用などの平和的手段としての利用も検討中。
- ……とは言うものの実際に賛同している機関は……。
エレメンタル・ドーター・ユニット(システム)/Elemental Daughter Unit:Elemental Daughter System
- 概容
- 「メタルクラン計画」根源となる。一部の人間の特殊能力によって具現化される特殊兵装。
- 能力は現行の機器にも劣らず、使用者と共に進化する超汎用性と無限の可能性を持つ。
- しかしその性能・機能は使用者の適正、身体能力、精神力に著しく依存し、場合によっては使用者の体力、精神に大きな負担をかける諸刃の剣ともなりうる。
- またタイプによってメイル(装着型)、ライド(搭乗型)、シルエット(自律・遠隔型)の3つに分けられる。
- 具現化には特殊な媒介を使用するが、媒介そのものは非常に加工しやすく、ペンダントなどの形で携帯することも可能。
- エレメンタル・ドーター(ED)、ドーター・ユニット(DU)等のような略称もあり。
- 使用適正の条件とそれに付随する能力分布
- 一部の身体的、精神的能力に先天的な欠陥が見られる。
- 後天的に精神面、肉体面に一定の障害を残す。
- この二つが主な条件になっているようであり、このどちらかを満たしている一部の人間にEDUに対する適性が発現するようである。
- 能力の概要としては、使用者の精神力、身体能力のほかにもこの欠陥もしくは障害に大きく準拠しており、何らかの形でそれを補完する能力になる場合がほとんどである。
- また、現時点での適応者はすべて女性だが、性別による適正の有無は不明。無関係との見方が強い。
- EDUの展開・外観
- EDUは使用者の意思によって任意に展開または収納が可能で、一定の媒介を設定した後はそれを身に付けておく事で時と場所を選ぶことなく自由に能力を使用する事ができる。
- 外観については能力別に、メイル(M型)、ライド(R型)、シルエット(S型)の3つに大別されており、それぞれが以下のようになる。
- 身体に装着するタイプ
- 具現化したEDUに搭乗もしくはそれに類似した装着形態をとるタイプ
- 具現化したEDUを遠隔操作もしくはEDU自体が自立した行動を取るタイプ
- また能力別のほかにも使用者の意識にも左右されるとの見方が強い。
- EDUの進化
- EDUは使用者の変化とともに能力にも同様の変化が現れる。基本的にどの変化も何らかの性能向上を見る事ができ、一括して「進化」と呼ぶ。
- EDUの進化条件としては主に以下の2つがある。
- 使用者の心身の総合的な成長
- 条件にあたる欠陥、障害の深刻化
- 前者は一端の進化の後、半ば恒久的にその状態が続くが、後者の場合は深刻化の原因となる要因等が排除された場合、進化前の状態に戻るようである。
関連施設
EDU適性者一覧
最終更新:2007年10月17日 03:29