ステ〇ーブ・ジョブズ(Steven Paul Jobs)
ス〇ィーブ・ジョブズは1955年は2月24日生まれ。
Apple社のCEOで年俸はたったの1ドルで、史上最も年俸が安い人物だとされる(ゆうても株の配当金で1600億円らしいが,2011年現在)。

ジ〇ブズの経歴はWikipediaに任せるとして、ここでは、洗練されたジョブズ自身の身体のデザイン性について考察してみよう。

まず、年相応の髪が生えた頭。年を重ねるごとに丸くなっていく頭は、思わず頬ずりしたくなるほどの流線形を描いており、彼自身の苦労も滲み出た、まさに"iHead"と言えるのだ。

次に、アップル復帰後から定番となった黒のタートルネック、青いジーンズである。彼はどのプレゼンでも同じ服のスタイルで行う。その姿からは彼の信念・一貫性がうかがえる。「こんなラフな格好した男に君たちは熱狂しているんだぜ」と。

そして最後に、彼の言動の強烈な印象である。彼は、業界の難しい用語(俗に言うバズワード)をいっさいプレゼンに持ち込まない。そうした言葉が、オーディエンスの聞く気力を削ぐことを理解しているからだ。そうした難しい言葉の代わりにジョ〇ズは「クールだ!」「超スゴいんだよね」「びっくりするだろ?」といった極めて口語的で分かりやすい言葉を用いる。
そうした姿勢は、2005年のスタンフォード大学で行われた〇ョブズの祝辞スピーチにも貫かれている。彼は平易な言葉で、自分の人生から得られた教訓を紹介している。点と点をつなぐこと、愛と喪失、そして死に直面したこと・・・
彼のこのスピーチはYou Tubeで300万回を超す再生数を記録し、スピーチ界の伝説となった。

ジョブ〇は現在、ハイテク業界のみならず、経営者として世界的なカリスマ、スーパースターの地位を築き上げている。それは彼の華やかな成功と、失意の時期からの復活劇がその基礎となっている。「宇宙に衝撃を与えたい!」というほどの飽くなきコンピューターへの情熱もその一つかもしれない。

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最終更新:2011年08月11日 00:44