幻想神話
ここは、とある都道府県の山中。
そこにどこかを目指して歩く10人の神が居た。
10人の神は黙ったまま、歩いている
「何時になったら着くんですか・・・・・もう4時間は歩いてますよ・・・・」
大宰府が重い口を開いた。
「本当だよ・・・・お兄ちゃん、この道であってるの?」
下から小さい背の田縣が大宰府に続き聞いた。
「地図見る限りでは・・・・・一応そうなってるけど・・・・」
弱気そうに、熱田が答える。
何故、神たちがこんな所にいるかというと、それは今から、1週間前に戻る。
一週間前神たちは出雲大社に集っていた。
黒板には大きく 緊急招集会議!!! と書かれている。
「今年の旅行ってどうしますか??」
「有希は何処が良いの?」
「出来れば、北海道とか行きたいですけど・・・・」
「北海道かぁ・・・・私も行きたい・・・」
「水無さんは行ったこと無いんですか?」
「有るけど・・・覚えてないわね・・・」
「そうですか・・・参考にしたかったですけど・・・」
と、二人で喋っていたら、何故か議題が旅行の話に・・・・
「旅行どうします?」
と熱田が投げかけると、すぐに・・・
「キャンプとかやってみたい!!」
下の方から大きな声で小牧が言った。
「キャンプねぇ・・・・他の神たちはキャンプで良い?」
熱田は小牧の意見に賛同する形で、問いかけると。
「まあ良いんじゃない?」
「じゃあ、一週間後に××登山口集合で!!」
「分かった!」
山中に戻り・・・・
「あそこで、反対すればよかった・・・・」
神流が言ってはいけない事を言う・・・・
「そんな元も子もないよそんな事言われちゃ・・・」
熱田が諦めたように言ったら、また神たちから言葉が消えた。
1時間・・・・
2時間・・・・
3時間・・・・
もうすでに日は沈み、あたりは真っ暗な状態になっている。
「もう、大縣の能力で、帰らない?」
そう諦めた様子で羽咋が言った。
「そんな事言ったら今までのがんばりなんだったんだよ!!」
神流が力強い言葉で言った。
すると、
「お兄ちゃん?遠くの方に建物が見えるよ?」
小牧が熱田に向かって問いかけた。
「本当だ遠くに明かりが見える!!!」
その声を聴いた10人の神たちは、我先にと明かりに向かって走り出した。
「はぁ・・・・はぁ・・・・」
10人の息切れが大きく聞こえる。
建物の前で、神流がつぶやく。
「これは、神社か?」
「そうみたいよ神流、鳥居も有るしね。」
「神社って事は神がいるから事情を説明しやすい。」
「まさに不幸中の幸いとはこの事ね」
会話を神社の前でしていると、
物音に気がついたのか、
奥のほうから、人影らしきものが見えてくる。
「誰だ!!」
羽咋がとっさに反応し、全員が人影にむかって構え、熱田がCOP10を発動させようとしたその時、
人影がおびえたように、
「わ、わ、、私はこの守矢神社の巫女、東風谷早苗です!!」
そう答えると神流が、慌てて
「守矢神社だと?守矢神社は数年前に消えたはず、それがなんでここに有るんだ!!」
と、驚いたように話した。すると
「ああ、ここは幻想郷ですからね、外の世界が信仰が集りにくいので来たんですよ、ところで・・・・」
序章 幻想入り 完
最終更新:2011年07月05日 20:26