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「私の能力は、物は切れない、だけど幻想は切れる。」



明治がそう言うと・・・・


私がいいとこをとる発言を・・・・


「だから言ったじゃん!俺たちに勝てるものなんて、ほとんど無いって!!」




この場にいた全員が黙り込む・・・。



すると・・・・



咲夜さんが機関銃のような速さで明治に向かって叫んだ





「私は幻想だけじゃない、物理攻撃だって出来るわ!!」



そういうと、すぐに、ナイフが明治に向かって飛んでいっているのが見えた。



しかし、明治は余裕の表情で・・・・







ナイフを素手でつかんだ。



赤い液体が手からにじみ出ている・・・。



ポタ・・ポタ・・・


地面に赤い液体が垂れて行く・・・。



私はとっさの衝動に駆られた。



そして、叫ぶ。


「明治!!!!」



私はすぐに、明治の元に駆け寄る。



「おい!明治、何で素手で!!」


「私も分からない・・・とにかく、痛いよ・・・」


その言葉を聞くと、私は田縣に「救急箱取って!!」と叫び、すぐに治療を始める・・・


幸い、この場には、永琳がいたので、怪我の処置は終わり・・・


永琳が明治に向かって話しかけた・・・


「こうしておけば、多分大丈夫ね・・・しかし何で素手でつかんだのかしら?」


「本当にそれは分からない・・・あそこで何故笑ったのかも分からない・・・多分あの時は違う自分が出ていたのかもしれない・・・」


「二重人格って奴だね!」


横から言葉が乱入してきた。


もちろんてゐが言ったのだが。


その言葉に、場の雰囲気が和やかになっていた。



しかし、一人だけ全く納得していない人がいた。


それが・・・



私、熱田。



許さない。



俺の大事な、妹のような存在の明治の手を・・・



許せない。



許す事が出来ない。



そんな事を考えていると。



この言葉を口にしていた。


「火山符 アソヤマヴォルケーノ」



すると、明治が「お兄ちゃん?」


と聞いてきたが、全くそんな言葉は頭に入らなかった。



考えていたのは。



目の前の建物、人間を大破させる事。



そうして・・・



私の能力の符が動き出す。








火山灰が舞い始めてきた。



1分もすると本降りになってくる。



気づけば、あたりは灰色だった。



幻想郷が、また灰で埋まった。



私はそれが、うれしくてたまらなかった。



この現象はまだ序章に過ぎないからだ・・・



あいての咲夜はこの能力に危機を感じたのか、全く動いていない。



すると。



火山岩が飛んできた。



直径1メートルはある。



どんどん森に当たっていく。



そして、山火事が起きていた。



森が、灰色と赤で染まっていった。



喜ぶ自分。面白いと思う自分。



しかし・・・・



ある仲間の一言で、能力は打ちけされる。



「幻想覇流」



それは、明治の声だった。



すぐに、赤色と灰色だった森が、緑色になっていった・・・。




気づけば、もとの、幻想郷になった。



「何故?明治?」



私には分からない。私は明治の仇を討つためにこの事をやっているからだ。



「お兄ちゃん!私はこんな事をやっても嬉しくなんて全然無いよ!!」


明治が私に向かって叫んだ。


そして話続けた



「そんな事どうでもいいよ!私が咲夜に攻撃したんだし・・・仇なんて無いよ!


大体、私たちの目的は戦う事じゃないでしょ?」


私は、それを聞くと・・・


咲夜に謝罪していた。


そして、ギャラリーの皆様にも・・・。


そうして、私は咲夜に向かってこう述べた。


「私たちの負けですね、あなたの、お嬢様にこのワインを渡しておいてください。そうして、このようにも言っておいてください、本当にすいませんでしたと・・・」



私たちは、何も言わず、キャンピングカーに乗り込もうとした・・・




が・・・




「ちょっと、待ってください!」



後ろから咲夜が呼び止める。


「何?」


「あなたたちは、私がお嬢様に会える資格がある人たちだと判断しました。是非紅魔館で、お茶しませんか?」








続く。






時報


はい。別に作者でもないのにここ書かせて貰ってます。お婿です。

さて、幻想神話はここでどうやら打ち切りっぽいです。

続きを書くか書かないかは作者さんの意思なのでもしかしたらまた書いてもらえるかもしれません。

ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。
最終更新:2012年03月28日 22:42