【天刻射撃】

「ああ、当たったか」

名前 高橋 健次郎
性別
年齢 二十六
身長 百八十センチ
体重 八十キロ
所属 【帝国】陸軍伍長

概要


元帝國陸軍の伍長。帝國の貧乏な平民の出であり、次男。
王国独立戦争や祖国との幾つかの戦争にも参加し、歩兵分隊長として戦果を挙げた歴戦の兵士だったが、数か月前に脱走している。
異能の才覚は最初無かったが、戦場での小銃を用いた狙撃を行っている内に異能を発現、本人の知らず知らずのうちに研ぎ澄まされていった。
本来の小銃の射程外から正確に対象を狙撃し戦果を稼ぎ続けた事から零号機関から能力者の疑いをかけられて、検査のための出頭を要請される。
元々軍の安月給に嫌気が差していたこともあり、それを転機として軍を脱走。現在は大金を稼ぐ機会を伺いながら、雇われの仕事を請け負って生活している。

能力


【天刻射撃】
自身が所持する銃器が『排莢』の動作を行う際、其れの補助に加え、装填される弾丸を『形成』することができる能力。
弾丸は本来次に装填されるはずであった弾丸の場所を『押しのける』形で発生する。故に、装弾数を超える装填は不可能。

形成した弾丸にはある一つの特徴があり、それは『最初に得たエネルギーを保つ』という点である。距離による威力減衰を『無くす』事が可能。
理論上で言えば、射程距離50メートルが限度の拳銃で一キロ先の対象への狙撃や、重なった対象を『撃ち抜く』といった芸当も可能である。
ただし、射出された弾丸は何かに『ぶつかる』ことでその能力を喪失する。最初に得たエネルギーを保つため、跳弾や威力減衰を読んだ狙撃などが困難になるという欠点がある。

形成できる弾丸は一度の排莢に付き一発、その都度排莢と装填を行う必要がある。
銃器の排莢とは手動で行われるものを指すため、自動装填式の銃器とは致命的に相性が悪い。
なお、ショットガンは能力の範疇に含まない物とする。

技能


  • 身体能力
身体能力自体はやや高く、銃剣を用いた戦闘であるならば『専門に及ばない程度』には近接主体の相手とも相対できる。
同時に、自身の体調や骨格の歪みなどを感覚的に理解できる体質を持つ。目はいいが、動体視力が高いというわけでは無い。
  • 身体技能
よく狙えば一キロ先の標的も『通常の弾丸で』狙撃することが可能であり、能力を使用した射撃にも幾らか慣れている。
他の銃を扱う事も可能だが、それ相応の時間と戦闘経験を必要とする。メンテナンス技術は一流。
跳弾や目測での『狙いを付けず撃つ』という技術も一通り可能。だが、どのような場合でも可能と言うわけでは無い。

性格及び容姿


帝國陸軍の下士官用軍装と袖無し外套を着て、背中には三八式歩兵銃を背負った、一見して通常の帝國兵のような出で立ちをした男。
軍帽は被らず、黒い髪を短く刈り込み、顔立ちは東洋人にしては彫り深く、その両の瞳はどんな状況でも異様なまでの冷たさを持ち続ける。
既に帝國を脱走した身ではあるが、帝國兵の格好を続けている理由は、事情を知らないものには目晦ましになることと、単純に着慣れていて機能的であることから。

本人の性格は、外面的に見れば気さくで冗談も通じる人間であるが、その本質は極めて合理的。
相応の金銭を貰えればそれだけの仕事を行い、その為ならば女子供であろうとも殺害する。自分に不利な状況になれば仲間であろうと切り捨てて撤退する。
これは戦場で兵士として培ったもので、その為に部下を犠牲にして敵に多大な被害を与える、という方法も良く取っていた。
その為、大本営からの評価自体は高く、本人の外面の性格から人望自体はあったものの、部下や同期の人間からは一種の恐怖心、或いは侮蔑すらも抱かれていた。


装備


三八式歩兵銃()
装弾数-5発 ライフリング-4条右回り
最大射程-2400m 口径-6.5mm 使用弾薬-三八式実包
帝國陸軍の『大戦争』時代の主力小銃。現在でも人によってはこれや、この派生形を好む人間もおり、その一例。
特別な改造は施されていないが、生産された中でも比較的精度の良いものを使用している。
本来の有効射程は240m程度ではあるが、本人の射撃技能によって、事実上の有効射程は銃自体の性能よりも大きく引き伸ばされている。
また、狙撃用の光学照準器も存在するが、本人はスコープが光を反射して位置が露わになるのを嫌い使用していない。
本人にとって初めて狙撃をしたのがこれを用いたものであった為に愛着もあり、長い間使用している。尚弾薬は消費する度に普通に購入している。
三十年式銃剣()
帝國にて『大戦争』終了まで使用され続けた銃剣。外見上は日本刀のような片刃刀身ではあるが刃は先端から約190mm程度までしか存在しない。
また、後期に生産された物である為に刀身は黒塗りにされている。兵士の中にはこれを改造して刀身全体を刃にする者もいたが、デメリットも多い為これには施されていない。
通常の銃剣として先端に着剣して使用するほか、近接武器やナイフ、時には木等に突き刺し狙撃の際のバイポット代わりに使用する事もある。
九三式双眼鏡()
帝國陸軍にて下士官向けに支給される双眼鏡。倍率は4倍程度と決して高くないが、非常に頑丈に出来ている。
双眼鏡嚢に入れられて持ち歩き、使用する際は本来の役割通りに偵察用装備として使用される。

+ 能力原文
【】
自身が所持する銃器が『排莢』の動作を行う際、其れの補助に加え、装填される弾丸を『形成』することができる能力。
弾丸は本来次に装填されるはずであった弾丸の場所を『押しのける』形で発生する。故に、装弾数を超える装填は不可能。

形成した弾丸にはある一つの特徴があり、それは『最初に得たエネルギーを保つ』という点である。距離による威力減衰を『無くす』事が可能。
理論上で言えば、射程距離50メートルが限度の拳銃で一キロ先の対象への狙撃や、重なった対象を『撃ち抜く』といった芸当も可能である。
ただし、射出された弾丸は何かに『ぶつかる』ことでその能力を喪失する。最初に得たエネルギーを保つため、跳弾や威力減衰を読んだ狙撃などが困難になるという欠点がある。

形成できる弾丸は一度の排莢に付き一発、その都度排莢と装填を行う必要がある。
銃器の排莢とは手動で行われるものを指すため、自動装填式の銃器とは致命的に相性が悪い。
なお、ショットガンは能力の範疇に含まない物とする。

身体能力:身体能力自体はやや高く、銃剣を用いた戦闘であるならば『専門に及ばない程度』には近接主体の相手とも相対できる。
     同時に、自身の体調や骨格の歪みなどを感覚的に理解できる体質を持つ。目はいいが、動体視力が高いというわけでは無い。
身体技能:よく狙えば一キロ先の標的も『通常の弾丸で』狙撃することが可能であり、能力を使用した射撃にも幾らか慣れている。
     他の銃を扱う事も可能だが、それ相応の時間と戦闘経験を必要とする。メンテナンス技術は一流。
     跳弾や目測での『狙いを付けず撃つ』という技術も一通り可能。だが、どのような場合でも可能と言うわけでは無い。
初期装備:銃剣を取り付けることが可能なボルトアクション式小銃。
     お好みでバンテージなどの『小物』を数点。
+ Q&A
  • 回転弾倉式やレバーアクションでも可能かどうか
何方も可能です。
ですが、一回の排莢に付き一発なので、回転弾倉式はピースメーカーのように
『排莢に手間がかかる』銃を使用する事をお勧めします。
勿論、回転弾倉式の場合は残弾が残っている状態で排莢しても排莢した『部分』に弾丸は形成されます
  • メンテナンス技術を応用して敵の銃を分解するなどのことはできるか
可能です。が、その場合は武装破壊になりますので留意して行ってください。
また、敵の攻撃によって壊れた銃を即興で使える状態にする。と言ったことも可能です。
  • 小物に双眼鏡を持ってもいいか
大丈夫です。
  • アイアンサイトで射撃してもよいか
何方かと言えば普段はアイアンサイトを使用しているイメージで考えていました
ので可能です。スコープは所持しているという事で、着脱はそちらに任せます。
  • 弾丸は何発所持していていいか
常識的な範囲内。と言うと動かしにくいでしょうから
『其の銃に装填できる弾倉三~四つ分』と考えてください。

  • 弾丸の装填にはどれくらいかかるか
基本的には時間を要しません。剣士で言うなら素早く納刀するのと同じくらいでしょうか
薬室に弾丸を送り込む速度を指しているのだとすれば、FPSのボルトアクションライフルを装填する速度くらいですね。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2016年02月08日 20:40
|新しいページ |検索 |ページ一覧 |RSS |@ウィキご利用ガイド |管理者にお問合せ
|ログイン|