【顛覆の命受けし不義の怨念】

聖槍を掲げ、其れを資格としよう。

魔槍を掲げ、其れを證明としよう。

其の切先を大惡へと向け、其の怨讐が敵を貫くだろう。

其の切先を圓卓へと向け、其の怨讐が王を貫くだろう。

不義、叛逆、裏切の名を。其の全てを覆して見せよう。

裏切の騎士? 否、其は革命の騎士である。

抱く其の名は大逆者(モードレッド)。尤も王に近い者。

故に今度こそ、あの丘に突き立ててみせよう。


聖槍を掲げよ。それこそが『證』である。
魔槍を掲げよ。今こそ『叛逆』の時である。

名前 オーウェン・"モードレッド"・ウィッシュアート
年齢 20
誕生 五月一日
出身 【キングダム】
身長 180cm
体重 87kg
所属 キングダム円卓の騎士『モードレッド』
能力 顛覆の命受けし不義の怨念 (Deep-rooted delusion of Mordred)
特性 詳細
聖槍の資格者 聖槍ロンゴミニアドと呼ばれている存在、その資格者且つモードレッドを継ぐ者。
常人ならば這い回る禁忌に握る事すら許されないロンゴミニアドを操る事が出来る特権。
槍術 若くして鍛え上げられた槍術。達人と呼ぶにふさわしい技術を持つ。
五月一日の予言 「5月1日に生まれた子供が、アーサーの王国を滅ぼすだろう」。
その予言の日に生まれ、その予言の通りに騎士としてアーサー王の前に立ち塞がった反逆の騎士こそがモードレットである。
その予言を"概念"として所持し、一日数度数瞬の予知能力として作用する。

【概要】


三代目『モードレッド』であり、キングダムの『円卓の騎士』の一人。現アーサー・ぺンドラゴンの甥でもある。
円卓の騎士の中では若年且つ若輩者であり、キャメロットを卒業してから年月も経っていない為に、円卓の中での地位と権力は低い。
産まれは現アーサー王と同じ田舎の漁村であり、平和に暮らしていた。だがある日、導かれるように、或いは追いかけるように『キャメロット』へと入学。騎士を志すこととなる。
『キャメロット』内ではあまり素行は良い方では無かったが、剣の成績は低いものの、槍の才能に関して特筆があり、またその他に関してもトップクラスの成績で卒業した。
だが、それだけではただの優秀な騎士以上にはならなかった。円卓の騎士に名を連ねる最大の理由は、聖槍『ロンゴミニアド』への適合にある。
『聖槍』には秘められた『因果』からまともな人間が触れれば気が狂う程の呪いが這い回り、半ば封印されるようにキングダムの宝物庫に納められていた。
だが仲間数人と共に宝物庫へと忍び込んだ折にその『槍』に触れ、適性が判明する。その後こっ酷く叱られることになったが。
然し無論、それだけでは済まなかった。『アーサー王の甥』、『五月一日を誕生日として持つ』、そして『聖槍への適性』。無関係だと言い張るには、余りにも条件が整いすぎていた。
騎士としての実力も十分にあった事もあり、『聖槍』の性質から最終的には監視の意味を兼ねて、若輩乍ら円卓の騎士へと招かれることとtなった。
+ ...

オーウェン・ウィッシュアートは後天的に聖槍ロンゴミニアドの資格者となったわけではない。
ロンゴミニアドと言う存在があったからこそ、オーウェン・ウィッシュアートが産まれたのだ。
とは言っても、彼の母親が魔女であり、という訳でも無く、その産まれ自体は『王』同様平凡極まりないもの、特別に何か弄ったという事がある訳でも無い。
ただ当然のように、産まれながらにしてオーウェンは『呪われて』おり、その頭の中には、『並行世界のアーサー王へ反旗を翻した騎士』の囁きが常に聞こえ続けてる。
オーウェンはそれに対して一言たりとも誰かに漏らす事は無く、また一度も弱音を吐いたことも無かった。唯々、その声に"耐え"続けて生きている。
ただ一度だけ耐え切れないほどに、強い声を聴いた時があった。宝物庫へと忍び込んでロンゴミニアドの資格を得たのは偶然ではない。オーウェンは聖槍に導かれてそうしたのだ。
今もオーウェンの頭の中には『声』が響き続けている。それがいつまた大きくなるかはオーウェンには分からない。
そしてそれを、オーウェンは『宿命』と受け入れている。自分が何時か『王』へと反旗を翻すのであれば、それでも構わない。
それが『アーサー・ペンドラゴン』であるならば。『モードレッド』は、『叛逆の騎士』は、必ず『討ち倒される』であろうと信じているが故に。

【容姿、性格】


色の明るい茶髪を伸ばし、円卓の騎士の赤色の軍服のジャケットを身に着ける、が。ジャケットの釦は全部開き切り、その下のワイシャツの裾も出している。
『騎士』という高潔なイメージに真っ向から反するような、軽薄でだらしない服の着方をした、言うなれば『今風の若者』な青年。
常にヘラヘラとしていているがその顔立ちは若く甘い物。着痩せするタイプで外見からは分かりにくいが、脱げば筋肉質な身体が露わになる。
纏う雰囲気や喋り方、周囲に対する態度も軽薄そのもの。基本的に年上には余り好ましく思われず、同年代や年下に好かれるような人間である。
だが、その裏で義理堅く、仲間を強く想い、そして目上の者を強く敬う人間。それを表に出さないのはこっ恥ずかしいから、というもの。
またいざと言う時の決断や、勇気というものも確りと備えられている。態度自体は問題だが、騎士としての最低の資格は持っていると言える、かもしれない。

【能力】


【顛覆の命受けし不義の怨念】
長い幅広の純白の槍、『ロンゴミニアド』を操る。
ロンギヌスの槍、聖槍、ロンゴミアント、これらの性質を内包していたりしていなかったりする槍。恐らく原典ではなく、ある種魔槍とも呼べる代物となっている。
数多の名剣と比べて遜色の無い切れ味を持ち、またその性質から不の感情が漂う状況など、魔槍の中の呪いなどにより更に切れ味が鋭くなる。
アーサー王が最後の戦いで用いた槍であり――――この槍はその様々な因果が収束されている。

1つ、致命の能力。
この槍は反逆者モードレットを絶命に至らせ、且つロンギヌスの槍とも同一視されることがある
この槍でつけた傷は能力による再生、回復を無効にする(つまりは自然治癒、純粋な医療でのみ回復可能)
逆に、この槍で付けた傷は使用者の意思で瞬時に回復させることもできる。

2つ、予言の能力。

「5月1日に生まれた子供が、アーサーの王国を滅ぼすだろう」その予言の日に生まれ、その通り騎士としてアーサーの前に立ち塞がった。それがモードレットである。
この槍はその因縁の相手を貫いた武器であり、魔女の予言の概念を付与してしまった。この槍の担い手はその付与された概念をその身に宿している。
簡単に言えば「取捨選択できない予言」それも「数瞬先のことが分かる程度」更に「一日に一度や二度」たったそれだけのことである。
デジャヴュに似ていて、それが毎日行われている、といった方がいいかもしれない。
もしかしたら、大事な場面で予知を行うことができる……かもしれない。

3つ、不壊の性質。
不壊という程ではなく、史実でもただ堅いと、伝承があるだけだが……この槍には怨念にも似た人の念が刻まれており、それが槍を不壊の性質へと引き上げている
能力的な概念ではなく、霊感に似た作用の為、能力的作用とは別にかかる。つまり能力的な不壊の性質とは別で、相手の能力に反応する能力にも反応を示さないだろう。
この怨念を上回る不の感情、またはそれと同等の何かをぶつけられれば無効化されるか、槍が砕けて聖槍としての性質を失うだろうが、果たして。

4つ、それは呪い。
聖槍を巡る戦いは幾度となく起こり、その度に呪いと戦火の血が槍には滴っている。聖槍を巡り起きた悲劇への嘆きとアーサー王伝説における聖槍の禁忌が重なり槍に付与された物。
〝この槍を投擲することで、投擲した地点を中心とし、槍に内包された嘆きと怒りが発動する〟
怒りと嘆きは牙となり爪となり、自らの周囲にあるもの全てを切り刻み、崩壊させる。それは自らも例外ではなく、使えば無事では済まない諸刃の刃。
また、『投擲』;によりついた傷は自らの意思でも治すことできない。

もし、別の誰かがこの槍を手につかむものなら、その身体には禁忌が這い回り、常に心を這い回るだろう。
それを手に持ちて平常なのは、皮肉にも、不義の王、反逆者と言われたモードレット……そして、この槍が選定したこの能力者だけであろう。

+ 質疑応答
  • 槍の形状ですが、何か指定はありますか?
特に決めてはいませんのでご自由に
私に任せるというのなら、特に装飾がなく、色は混じりけのない純白かなと
  • 槍を使って自傷行為を行った場合回復は出来ますか?
  • 槍の回復範囲
自傷した傷は治すことができます。
槍で四肢を切断した場合は治す、つまり四肢が切断される前に戻すことができますが、脳を貫く形して相手が死亡、脳死になってしまった場合は治す事が出来ません。
  • 回復能力の有効範囲について教えてください 四肢を切断しても回復できるのか、頭部を貫いた場合どうなるか、など
自傷した傷は治すことができます。
槍で四肢を切断した場合は治す、つまり四肢が切断される前に戻すことができますが、脳を貫く形して相手が死亡、脳死になってしまった場合は治す事が出来ません。
  • もしも槍が砕けた状態でロールが終了した場合、どうなりますか?
槍から怨念が払われる、霊的な能力無しで、例えば純粋に能力の力や話の展開上折れてしまったなどの場合は
折れた瞬間に直していただいても構いません。
ただ、槍に宿る呪いが払われた場合は、自己修復はされず、修復したとしてもただの固い槍に戻るでしょう。
  • 「取捨選択できない予言」は例えば「相手が剣を振るうかどうか」は分からず「相手が剣を振るった時点で相手の剣の動きが分かる」というような解釈で良いのでしょうかその解釈であっています。上記の例でいうなら
その場面に直面した際、剣が自らに飛んでくる数瞬前に「剣が自らに振るわれる」ということが分かる程度か
剣が振るわれた時に「相手が何処を斬ろうとしてくるか、軌道など」が数瞬前に分かる、というような扱いでお願いします。
  • 槍の切れ味はどれほどのものでしょう?
槍の切れ味は名刀レベルの代物です。槍として運用する際には困ることはないでしょう
その上で状況により、例えば不の感情が漂う状況など、魔槍の中の呪いなどにより更に切れ味が鋭くなるなどの効果があります。
  • 投擲した槍は呪いの解放後、手元に戻ってきたりだとかはせずに投擲されっぱなしな感じでしょうか?
使用した1レス後に自動的に手元に戻ってきます。説明を忘れていて申し訳ありませんでした……
+ 能力原文

【顚覆の命受けし不義の怨念】
この能力者はロンゴミニアド……と言われている槍を使うことができる能力者である。
この槍はロンギヌスの槍、聖槍、ロンゴミアント、これらの性質を内包していたりしていなかったりとごちゃ混ぜの状態である為、
恐らく原典ではなく、ある種魔槍とも呼べる代物となっている。
いうなれば〝聖槍という概念の総称〟と言える武器になっている。
(厳密にいえば能力者であるかは怪しいが)
アーサー王が最後の戦いで用いた槍であり――――この槍はその様々な因果が収束されている。

1つ、致命の能力。
この槍は反逆者モードレットを絶命に至らせ、且つロンギヌスの槍とも同一視されることがある。
この槍でつけた傷は能力による再生、回復を無効にする(つまりは自然治癒、純粋な医療でのみ回復可能)
逆に、この槍で付けた傷は使用者の意思で瞬時に回復させることもできる。

2つ、予言の能力。
「5月1日に生まれた子供が、アーサーの王国を滅ぼすだろう」その予言の日に生まれ、その通り騎士としてアーサーの前に立ち塞がった。それがモードレットである。
この槍はその因縁の相手を貫いた武器であり、魔女の予言の概念を付与してしまった。この槍の担い手はその付与された概念をその身に宿している。
簡単に言えば「取捨選択できない予言」それも「数瞬先のことが分かる程度」更に「一日に一度や二度」たったそれだけのことである。
デジャヴュに似ていて、それが毎日行われている、といった方がいいかもしれない。
もしかしたら、大事な場面で予知を行うことができる……かもしれない。

3つ、不壊の性質。
不壊という程ではなく、史実でもただ堅いと、伝承があるだけだが……この槍には怨念にも似た人の念が刻まれており、それが槍を不壊の性質へと引き上げている。
能力的な概念ではなく、霊感に似た作用の為、能力的作用とは別にかかる。つまり能力的な不壊の性質とは別で、相手の能力に反応する能力にも反応を示さないだろう。
この怨念を上回る不の感情、またはそれと同等の何かをぶつけられれば無効化されるか、槍が砕けて聖槍としての性質を失うだろうが、果たして。

4つ、それは呪い。
聖槍を巡る戦いは幾度となく起こり、その度に呪いと戦火の血が槍には滴っている。聖槍を巡り起きた悲劇への〝嘆き〟とアーサー王伝説における聖槍の〝禁忌〟が重なり槍に付与された物。
〝この槍を投擲することで、投擲した地点を中心とし、槍に内包された嘆きと怒りが発動する〟
怒りと嘆きは牙となり爪となり、自らの周囲にあるもの全てを切り刻み、崩壊させる。それは自らも例外ではなく、使えば無事では済まない諸刃の刃。
また、〝投擲〟によりついた傷は自らの意思でも治すことできない。

もし、別の誰かがこの槍を手につかむものなら、その身体には禁忌が這い回り、常に心を這い回るだろう。
それを手に持ちて平常なのは、皮肉にも、不義の王、反逆者と言われたモードレット……そして、この槍が選定したこの能力者だけであろう。

スペック:槍の達人、そして槍の達人としての技量を持てあますことなく振るえる身体能力。
武器:ロンゴミニアド――と言われている聖槍。

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最終更新:2016年03月15日 03:11
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