【鋼甲機巧】

「Моя душа посвятить на родину!」

名前 Алиса Выучейская(アリーサ・ヴィウチェイスカヤ)
性別
年齢 16
身長 160cm
体重 28kg(胴体、頭部のみ)


概要


祖国、スペツナズ親衛旅団所属の無能力者であり、半人半機(サイボーグ)
海外での活動を任務とする典型的なスペツナズの軍人であり、その中でも特に対異能者戦闘を得意とする。
その出自は特殊な物で、先ず母親は自分が生まれる前に死亡していた。これを酷く悲しんだ父親は、せめて母親との『子』だけでも残そうと、遺された遺伝子から母親のクローンを作成した。
然し使用されたクローン技術は未だ研究途中の軍事機密であり、その私的利用を強く糾弾された父親は暗殺、生後三日で他の研究機関に引き取られることになる。
引き取られた先では、アリーサは半人半機(サイボーグ)技術の実験体の一つとして扱われ、赤子の頃から体内の各部位を機械に段々と置き換えられていった。
それでも何とか成長を続けていたアリーサだったが、5歳のある日、実験の失敗によって両腕、両脚の機械部品が爆発を起こし、それらを失う事になる。
取り敢えずの治療を施されたアリーサは、今度は筋電義肢に関する実験場へと回され、幻肢痛に苛まれながら幾つもの筋電義肢の実験を繰り返された。
その後十二になったアリーサはスペツナズ親衛旅団へと送られるが、そこでの異様なまでに熱心な訓練態度も相まって、祖国からは特別製の義肢が遅られ、十四の時には既にスペツナズ親衛旅団の一員として活動することを認められた。
現在の主な任務は能力者のデータ収集、或いは何かそこで可笑しなことが起きていないか、という斥候の任も兼ねたものであり、祖国から離れて暮らす身となっている。

性格


基本的には威勢のいい性格をしている。言い方を変えれば、少々柄が悪い。
如何にも周りの人間を信用していないような態度を取り、事実余り心を開きたがらない。その姿はまるで年相応の反抗期のよう。
また戦闘行動に対して強い執着を見せており、負けることを酷く嫌う。
これらは全て自分の出自から来ており、戦うための実験と研究によって産みだされた自分にとって戦いとは存在価値であり、それすら出来ないのであれば存在価値は無い、という思考から来るもの。

容姿


金髪碧眼の、強気な表情をした少女。
両手両足は黒い機械義肢へと置換されており、生身の部分はほぼ胴体のみであるが、その胴体すらも殆どが機械へと置換されているサイボーグ。
皮膚等は人間の物であるが、それでも腹部や背中などには手術による縫合跡が幾つも奔っている。
基本的に服装は祖国の軍服を身に着ける。階級章は『曹長』のものが取り付けられており、少なくとも自分からはこれ以外の服を着ようとはしない。
また、残された生身部分については(祖国人故か)良く育っており、起伏に富んだ身体をしている。

装備


патриотизм(愛国)
種別-軍用多目的特殊義肢 搭載部位-四肢
『祖国』、ヴィウチェイスカヤ設計局にて制作された機械義肢。大元の設計は初代設計局局長であり、アリーサの父親でもあるV・V・ヴィウチェイスカヤ。
本体に機械的な改造を施す事を前提とし、個人による広範囲の任務遂行を期待して設計されたもの。構造としては神経系と義肢自体を直結させることによって、脳から義肢へと直接命令を送り込む事により、ほぼタイムラグ無しに自由自在に動かす事が出来る、というものであり、更に体内に補助用マイクロコンピューターを埋め込む事により、搭載された各種兵器を、まるで自分の手足を動かすかのように操作する事を可能としている。
本体は四肢共に精密に組み合わさった金属製であり、駆動音も金属音も最小限で、装着者に配慮した構成となっている。
また、それだけの精密性を持ちながら耐久性自体も非常に高い物があり、簡単なことでは破壊されない。
『対能力者用非殺傷制圧特殊弾』()
種類-非殺傷兵器 搭載部位-十指
義肢の両手指先、計十発ずつ装填されている特殊制圧用の非殺傷弾。弾頭はゴムで、構造としては通常の鎮圧用ゴム弾と同等、用途もほぼ同じ。
弾速は亜音速にまで達し、その威力は成人男性が全力で殴る程度はあるが、発射に銃口を展開する必要がある為少々ラグがある。
因みに銃口は指先の第一関節から開いて展開する形となっており、銃撃の後は内側から薬莢を押し出し、元へと戻る。
『超短振幅溶断刀』()
種類-近接兵器 搭載部位-両腕部側部
義腕両側に装備されている、側部より外側へ向かって展開する小型ヴィブロブレード。【祖国】で生産されている標準の超振動溶断型銃剣に手を加えたもの。
刃渡りは30センチ程度で、構造としては普及しているヴィヴロブレードと同等であり、金属とはいかないまでも、岩石程度の強度を持つものなら容易く両断する事が出来る。
『オメガニウム・カートリッジ』()
種類-特殊補助兵器 搭載部位-両肘
肘に3発ずつ装填されている、揮発したオメガニウムを詰め込んだ弾薬型のカートリッジ。
拳に合わせてこれを作動させることで爆発を起こし、前方方向への拳の速度を跳ね上げる事が出来る。
三発のカートリッジは歯車状の器具に納められており、一発を撃ち終えると排莢の後回転し、次のカートリッジへと移る。
また、使用済みのカートリッジは再利用する事が出来るので、可能であれば回収してほしいと【祖国】から言われている。
『翼形展開式徹甲杭』()
種類-対物徹甲兵器 搭載部位-両肩部
鉄製の杭を射出する特殊兵器。両肩部に収納されており、展開する事で翼のような形状となる。
装弾数は五発ずつの計十発で、オメガニウムの起爆によって射出され、一発一発が鉄板を刺し貫くほどの威力を持つ。
杭の長さは20cm程度、太さは5cm程度で、杭自体は腕部に収納されており、展開時に射出ユニットに装填される形となっている。
『低速対人擲弾射出機』()
種類-対人制圧兵器 搭載部位-両膝
両膝に搭載された、小型擲弾発射装置。小型グレネード弾を100km/時程度の速度で撃ち出すことが可能。
グレネード弾の殺傷範囲は2m程度であり、射程は50m未満。装弾数は両膝一発ずつ。
『瞬間斥力発生装置』()
種類-特殊補助兵器 搭載部位-両脚部
脚部義足に搭載されている装置。
足の裏に斥力を発生させ、最大で5m程の高さまで飛び上がる事が可能、これにより高い機動力を発揮する事が出来る。
縦方向では無く、壁などに向ければ横方向の機動も可能ではあるが、如何にかして衝撃を吸収する手段を確保しなければ痛い目を見ることになってしまうだろう。
なお、通常のジャンプ程度ならば、足裏からしっかりと着地すれば衝撃は殺してくれる。
『電磁投射反発砲』()
種類-電磁投射型狙撃砲 搭載部位-両腕部
有効射程-1000m 口径-14.5mm 使用弾薬-14.5x114mm
所謂レールガン。右腕と左腕を変形、合体させることにより、強力な電磁石の反発を利用する事により、対戦車ライフルにも匹敵する弾丸を放つ事が出来る。
先ず左手と右手を組むことによってそこがロックされる。その後左腕の結合が解除され、砲身となる。弾丸は右腕部二の腕に一発だけ備え付けられているものを使用する。
強力で長射程な兵器ではあるが、反動も大きく左腕はまず使用不可能になる為、事実上一発限りの大技。


+ 能力原文
【鋼甲機巧】//名前変更自由
貴方は両手両足の付け根から先が機械である。
それらは実際の両手両足と同じだけの動作を取れる他、
それぞれに特殊な機巧が搭載されている。
破損や装弾数は次のロールまで回復しない。

《機巧一覧》
  • 指先
『対能力者非殺傷制圧特殊弾』
 指に1発ずつの、計10発装填されている弾丸。
 亜音速で撃ち出され、直撃した対象に強い衝撃を与える。
 衝撃は成人男性から全力で殴りつけられた程度。
 発射の前に指先の銃口を展開する為に一瞬のラグがある。

  • 一の腕(肘から手首まで)
『超短振幅溶断刀』
 腕から外側に向かって展開する30cm程度の刃。
 高速振動しており、岩石程度なら両断出来る。
 鉄はちょっと難しい。

『反動加速カートリッジ』
 肘に3発ずつ装填されている火薬の詰まったカートリッジ。
 炸裂させる事で、瞬間的に腕の拳方向への速度をはね上げる。

『翼形展開式徹甲杭』
 翼の様に展開される、杭の装填された機巧。
 5発ずつの計10発だけ、鉄板を貫く威力の杭を前方に射出出来る。
 杭の長さは20cm程度、太さは5cm程度。

『低速対人擲弾砲』
小さなグレネード弾を100km/時程度の速度で撃ち出す機巧。
グレネード弾の殺傷範囲は2m程度。射程は50m未満。
両膝それぞれ1発ずつのみ。

  • 足裏
『瞬間斥力発生装置』
ジャンプする瞬間だけ動作する機巧。
地面と足の裏を反発させて、最高で5m程度の高さまでジャンプ出来る。
足裏から着地すれば、きちんと衝撃を殺してくれる。

  • 両腕
『電磁投射反発砲』
左腕を取り外し、右腕と合体させる事で使用可能。
強力な電磁石の反発により、対戦車ライフル並の威力の弾丸を撃ち出す。
装弾数は1発。使用すると左腕が完全に崩壊する。

身体能力:アスリート並
初期武器:機械の四肢

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最終更新:2015年12月30日 12:54
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