名前 |
久慈 辰則 |
性別 |
男 |
年齢 |
二十四 |
身長 |
百八十センチ |
体重 |
八十キロ |
所属 |
【帝国】 |
ステータス |
異能強度 |
剣技性能 |
敏捷性能 |
隠密性能 |
総合身体性能 |
精神異常 |
E+ |
B++ |
A |
A+ |
B++ |
B+ |
概要
帝国の『人斬り』、及び軍属の暗殺者。人工能力者では無く後天的な覚醒を経た天然の能力者。
正式な所属は帝国零号機関第三師団第十八聯隊特殊異能兵教導大隊出向帝国陸軍第五師団第十一歩兵聯隊特殊工作歩兵大隊。
帝国内でも過激派に属する部類にあり、その過激派の中でも『憲兵隊』と呼ばれるグループに属す上官を持ち、その命令を受けて動く。
本人に政治的な思想は存在しないが、主に過激派の要請によって仕事を行う事が基本となっている。
階級は曹長。然し部隊として働く場面は極端に少なく、仕事は暗殺と、ほんの少しの要人護衛程度である為にお飾りであると言ってもいい。
能力
【暗夜辻斬】
何の事は無い、ただの情報抹消能力。夜間に限り、自分の剣の目撃者から一部の記憶を削除する。
自分が何を武器としたか、どうやって傷を負ったか、能力を用いてどんな行動をしたかという部分が一切消去される、というもの。
機械や文章には作用せず、人の記憶にしか効果を及ぼさないという、殺傷能力も無ければ、派手な支援が出来るという訳でも無い、ほんの些細な異能。
技能
一言で言えば、人斬り。その技能においては、右に出るものはいないと言える。
身体的に恵まれている訳では無く、その技もまた、どうあっても達人の域には辿り着かない。
だが、唯一つ。その敏捷性と、それの付随する『抜刀術』だけは、如何な達人であろうとも凌駕する程の技を持つ。
決して、魅せる技では無い。それは寧ろ蔑まれる『人殺し』の技である。然しただそれだけは、並の人間では立てぬ領域にまで達している。
性格及び容姿
帝国陸軍軍服に、制式の袖無し外套を羽織り、軍帽を被った男。
腰元には一本の黒く、然し光を反射しない、艶を抑えられた鞘に納められた剣を提げている。
髪は帝国人らしい黒色で、ボサボサと手入れの行き届いていない髪を、後ろで一つに纏めている。
常日頃から不愛想で、更にはその細く鋭い瞳は狂暴に輝いているために、第一印象でよく思われることは少ない。
その本性は人斬りに悦を見出し、人斬りこそが自分の存在価値とする異常者。
また、剣術修行時の出来事から、他の剣術使いを嫌悪する傾向にあり、人斬りに際してはそれらを優先して狙う傾向にある。
だが完璧な気狂いという訳でも無く、道理の通る相手にならば敬意は表し、戦闘能力を持たない相手を斬らない程度は心得ている。
然してそれも異常者の道理であり、決してそれが正常な人間では無いことに留意すべきである。
装備
無銘軍刀 |
二尺六寸の軍刀。銘すら与えられず、製造記録も抹消される、ただ久慈辰則という人斬り為だけに『在る』事だけが証明の刀。 鞘は光を反射しない、墨で塗り潰したかのような黒。刀身も同じくであり、柄巻も鍔も同様、また一切の装飾も、遊びも存在しない。 ただ夜闇の人斬りの為だけに作られた、或いは空しいとすらも言えるような剣であり、幾つも切り結ばれながら、ただそれだけを熟してきた。 久慈辰則の、唯一の理解者とも言える。
|
+
|
能力原文 |
【暗夜辻斬】//名称変更自由
暗き夜、人知れず辻斬りを重ねる人斬りの為に鍛えられた一刀を扱う力。
決して光を反射しない漆黒の刀と同色の鞘を持つ。
昼間は至って普通の黒いだけの刀だが夜等暗い時には視認性が大幅に下がるという利点を持つ。
さらに、居合の技に特に秀でているため極めて高速の居合を放つことができる。居合を放つ際、音は一切出ない。
また、夜間に限り戦闘や辻斬り後に目撃者と戦闘相手から【暗夜辻斬】の能力についての情報を抹消できる。この時に消える情報とは何を武器にしていたか、どうやって傷を負ったか、能力を用いてどんな行動をしたか等であり誰がという情報は抹消されない。
この情報抹消は機械や文章の記録には作用されず、記憶にしか作用しない。
身体能力:達人以下(ただし敏捷性と居合の技能に関してのみは剣の達人の域を上回る)
初期装備:漆黒の刀と鞘
|
最終更新:2016年01月03日 11:36