概要
幾多の戦争にもめげず、生き残った人々が、自ら立ちあがるために築き上げた国。
そんな人々を導くべく、一人の王と、それを信じる能力者達が立ちあがった。
砂漠と能力者の街の中間に位置し、戦争のため積みあげた城壁や、
インフラの整いきらない景観は、かえって中世の街並みを彷彿とさせる。
全体的に中世ファンタジーのような雰囲気があり、王国周辺には強い魔力をはなつ古代遺跡やダンジョンなどもあると言う。
とはいえ現代の言語や貨幣、ケータイの電波は届くという、現代と中世が融合したような都市国家だ。
王国の出入口には門番がおり、簡単な入国審査を受ける事になるが、ただし門番の程度は必ずしも優秀な人物や、公平な人物が担当しているわけではなく、トラブルが起きる事も少なくはない。
歴史
かつてはある宗教の教皇庁直轄地・聖都「シュプレーム」として栄えていた城市である。
数百万規模の人口を抱え、都市名を冠する大聖堂を中心部に構える一大都市は、
数少ない聖遺物である『聖杭(聖人を磔にした杭)』が祀られていた観光名所として有名であった。
しかし、ある宗教間の凄惨な戦争の舞台となり荒廃。シンボルであった聖遺物も戦禍の中で汚され、この地は両勢力から置き去りにされた。
残された人々は、能力者の街からやって来た初代国王と女将軍に導かれて、独立を目論む。
しかしその動きを良しとしない
【帝國】は進行を開始。
三万の兵力対、ろくな武器を持たない二千の民と、僅かな能力者による状況で独立戦争が勃発。
能力者達の活躍により、帝國の先発撹乱部隊を退けると、三万の本体は突如矛先を変え、【王国】はその襲撃を凌ぎ切った。
非常に不安定な状況ではあるが、王国は独立に至ったのである。
地理
西に砂漠地帯があり、その先には『ある宗教民族』の集落がある。
東の街道へ進めば、普段の能力者の人々が戦っている「能力者の街」がある。距離は、馬車でおよそ一日程度の距離。
かつては空港などもあり観光地として整備されたが、二度の戦争でそれらの施設は破壊されたまま放置されている。
この街に来るには、乗合馬車を利用するのが一番かもしれない。
北には高い岩山が広がっており、西の砂漠や北の山には魔法期文明の古代遺跡があるようだ(古代の昔の神殿跡にこの街は建てられたらしい)。
南には運河として利用されていた川があり、海外へ荷物を運ぶ場合、いまだローテクな方法で積み荷を運んでいる姿もある。
天候は、砂漠地帯が近いため、乾燥している。季節によっては黄砂が舞い込む事も。
王国城外開墾地・"麦稜"バーリィウェル
王国南の土地は肥沃な黒土地帯のため、農民がかねてから開墾をしたいと願い出ていた。
思案の末、宰相はこの地の入植を許可。麦が良く実る事を期待し、バーリィウェル(麦稜)と名付ける。
貴族領主には右将軍を任命。「バーリィウェル公(麦稜公)」としてこの地の荘園を運営している。
遺跡など
王国周辺・北方の山岳・森林地域に、遺跡が大量に隠されているらしい。
特に貴重な美術品や宝石類が多数いる一方、天然の肉食動物の巣になっている可能性も高い……。
王国では現在、≪遺跡探題≫という事務所を設けて、遺跡探査のサポートを行っている。
遺跡探題
王国領内の遺跡の発掘をサポートするべく建てられた事務所。
簡単な登録と探査税(二万円程度。保険料込)を支払うと、遺跡探査グッズ(浮揚松明×6、基本地図作成キット、簡易食料、リュック、ロープ、フック等)を貸し出してくれる。
帰還したら、遺跡で得た宝物の換金を請け負う。基本的に拾得物の半分は王国に納めなければならない。
また、貴重品などは話し合いで自分で所持出来る。
王国鉱山 ≪イーノ鉱山≫
王国北方にある鉱山跡を、四人の能力者が探査および妖魔討伐をし、ついに稼働する事になった鉱山。
古代魔法文明期の遺跡に隣接していたせいか、魔化された鉄が産出する(緑色の輝きがする……鑑定待ち)。
四つの鉱山の内、『ある能力者』の探索した鉱山が最も鉄を産出し、採掘しやすい事から本格的な調査が始まった。
イーノ鉱山の名は、その探索者の彼の名前から取られることになった。
砂上船発着所・王国ステーション
同胞団との通商条約に基づき建設が進められていた、砂漠をわたる砂上船の発着場。
王国の西方にあり、大きめの石畳が敷かれている広場には、露店などがにぎわっている。
砂上船の発着は三時間~四時間に一度、同胞団の近くのオアシスまで中継している。
ここの落成時には、「ある劇団」による記念公演が執り行われた。
そのさい、「神殺し」の数名がいさかいを起こした。
社会
最近、王国周辺に、妖魔と思しき怪物たちが確認されている。
いわいるゴブリン、コボルト、トロル、ボガードと呼ばれるような怪物たちであり、古代魔法文明時代からひっそりと暮していた魔者たちであるが、近年人を襲い始めているという。
王国は少し前まで「聖都」として栄えており、そのシンボルであった≪聖遺物≫の魔力のため、これらの妖魔は退けられていたと言うが、聖遺物なき現在、こうした悪魔達が姿を現したと考えられている。
強い軍事力も、魔力の保護もない王国にとって、これらの存在は頭を痛めている……。
時に漂泊中の能力者に、住民や王国府がこれらの妖魔の討伐を依頼する事もあるかもしれない。
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最終更新:2016年03月29日 16:22