【出題】
失踪した男。
3日後に花壇の中でミイラとなって発見された。
ミイラには花のつるが自然な形で巻きついて成長していた。
3日前に死んでもこんな風にはならないはずなのだが……。
【解説】
男は半年前に殺され、草ぼうぼうの花壇に置き去りにされていた。
だからミイラ化していたし、花のつるが巻きついていたのだ。
3日前まで男として振舞っていたのは、男になりきっていた別人だった。
【出題】
失踪した男。
最後に目撃された3日後、白骨死体になって発見された。
今度は最後に目撃されたのも、白骨死体も、両方間違いなく本人。
骨には火で焼いた痕跡も、酸やアルカリで溶かした痕跡もない。
どうして3日で白骨化したのか?
【解説】
男は殺され、山奥の小屋に運ばれた。
犯人はそこでシデムシ(動物の死骸を食べる虫)を大量に養殖していた。
もちろん、男の死体を処理するために……。
シデムシの中に放り込まれた遺体はすぐに骨だけになってしまった。
この後犯人が残った骨を人目につくところに捨てたため、
失踪から3日できれいな白骨死体が発見される事態になったのである。
【問題】
ある日、小さな教会へ何百もの人が集合するという事件があった。
そこでは老若男女が恍惚とした表情で祈りをささげており
後には順番待ちの長い行列ができて、TVカメラもきていた。
その教会に希望を託していた男は
ニュースを聞いて天を仰いだ。
この事件の全貌を推察してください。
【解答】
とある小さな教会に、大きなスポーツバッグを抱えた男が転がり込んだ。
彼はマフィアを裏切って、組織の麻薬を盗んだため追われる身。
一時避難でたまたま教会に逃げ込んできたのである。
男はこれ以上、大きな荷物を抱えたまま逃げるのは
無理だと判断し、麻薬の安全な隠し場所を探していた。
そこにあったのが、教会裏の寂れた小さな湖である。
民の為に入水自殺した聖人の遺体が沈んでいるとかで
いくらかの地元民にだけにしか知られていない泉だった。
これだ!と思った男は、ビニール袋に詰められた麻薬を泉に沈め
その身一つで、遠くの町まで命からがら逃げ出した。
しかし、男の思惑とは異なり、その密閉は十分ではなく
日が立つごとに徐々に侵食され、内容物が泉に流れ出てしまったのである。
そして、信仰深い地元の人間達は、汚染された泉の水を飲んで
軽い幻覚を体験し、神に魂が癒されたと勘違いした。
そこから噂は尾鰭がついて、瞬く間に町中に広まった。
やがて『あらゆる病気を癒す神の奇跡、神秘の聖水』と謳われ
泉が全国紹介されるまでに、あまり長い時間はかからなかった。
噂を聞いて全国から集まった人々の様子をニュースで見た男は
失敗を悟り、大きな損失に天を仰ぎ嘆いたのであった。
【問題】
お洒落なあなたが好きだった
あなたのことを狙っている人は大勢いたし、あなたに本命の恋人が
いるのも知っていたけれど、あなたがいつも笑顔でいてくれるだけで
幸せな気持ちになれた
ねえ、また会えるよね?
あなたの正体は?
【解説】
不二家のマスコット、ペコちゃん
いつも店頭で笑顔を絶やさず、四季折々の衣装で見るものを楽しませて
くれていた
マニアに誘拐されることもあった
しかし賞味期限切れ牛乳使用問題で不二家は営業休止中
ペコちゃんも店頭から姿を消してしまった
・プロフィール
年齢:永遠の6歳(1950年(昭和25年)生まれ)
性別:女の子
身長:100cm
夢の国から来た女の子
ボーイフレンドとして、ポコちゃんが存在する。
ペコちゃんポコちゃん共通の友として、クッキーという名の犬がいる。
【問題】
男は殺人を依頼した。報酬は事後1000万円。
依頼者の指示に忠実に殺人が行われた。
しかし、報酬は支払われなかった。
どういうことか
【解説】
中村次亜太郎は父である亜太郎を憎んでいた。
次亜太郎は本当はピザ屋になりたかった。しかし、父 亜太郎の強制により、芸の道に進むことを余儀なくされた上、ピザになるとの理由で、大好きなピザを食べることさえ禁じられていたのだ。
ある日、次亜太郎は犬の世話から殺人まで請け負うという、何でも屋のサイトを見つけた。
次亜太郎は冗談半分でメールを出した。
「中村亜太郎を殺してください。報酬は事後、1000万円手渡し」
すると何でも屋からメールが返ってきた。
「ご依頼の件は必ず実施いたしますが、1年前後お時間をいただく場合があります事をご了承ください」
(1年てww釣りくせーなwwwまぁ、釣りだとしても俺が損するわけでもないし・・)
それから半年が経ち、次亜太郎がそんな依頼をしたことさえも忘れていたとき、
父、亜太郎の気まぐれでダブル襲名が行われた。
中村亜太郎は中村太郎を、そして中村次亜太郎が中村亜太郎を襲名したのである。
「中村亜太郎」が何者かの手により殺害されたのは、襲名から約半年後のことであった。
【問題】
強盗の通報を受けた警察が、現場の建物に急行すると
一階のエントランスに、電話をしている女性がおり
二階の部屋の入り口付近に、腹部から血を流す少女が倒れていた。
さらに建物の裏手には、男が倒れており
その周りには衣類が散乱していた。
その後、警察の捜査によって事件の全体像が判明するが
得られた真相はなんだろう?
【解答】
夜中、少女は自宅に彼氏を招きいれ、セクロスを楽しむつもりだった。
母親の目をはばかった少女は、彼氏を窓から部屋へ招き入れた。
しかし、近所の住人が窓からコソコソ侵入する怪しい男に気付がき
押し込み強盗を目撃したと勘違いして、警察に通報。
通報をうけた警察は、少女の自宅に電話をして確認を取った。
警「お宅のニ階の窓から、強盗が入ったと通報がありましたが……もしもし?」
母「な、なんですってーΩΩΩ ニ階には娘がいるのよ!?!?!!」
折りしも今まさに挿入し、ギシアンしようとした少女と彼氏の耳に
母親が娘の名前を叫びながら、階段を駆け上がってくるのが聞こえた。
慌てた彼氏は、自分の洋服を回収し、窓から外へ避難しようとするも
ズボンが足に絡まって頭から転落、コンクリートに打ち付けて脳漿をぶちまけた。
窓の下で倒れてビクビクしている彼を目の当りにした少女は驚き
とっさに彼氏を助けるために部屋を飛び出そうとしたが
時を同じく、娘を助けようと部屋に飛び込んできた母親と正面衝突。
母が護身用に持ってきた包丁が腹部に突き刺さり、娘は倒れた。
血塗れになった娘と包丁を見た母親は、強盗のこともあり、もはやパニック状態に陥り
先ほどの警察に助けを求め、指示を仰ごうとしていたのだった。
【問題】
お婆さんが息子夫婦と電話していた所、お爺さんがお婆さんに話し掛けた。
爺「ばあさんや。飯はまだかのぅ?」
婆「あらいやだおじいさん。さっき食べたでしょう?」
一週間後、遠方から老夫婦の家を訪ねた息子夫婦は、老夫婦が死んでいるのを発見。
家は荒れていたという。
どういう状況?
【解説】
アルツハイマーを患ったのは老夫婦二人ともだった。
しかし、老婦人の方は受け答えはきちんとできていたので、
電話で会話していた息子夫婦はアルツハイマーの事に気付かなかった。
そして、あの老夫婦の受け答え。
本当に御飯を食べていないにも関わらず、
ボケたおばあさんは「食べたでしょう?」とおじいさんを諭す。
1週間後、発見された遺体から、もう何週間も何も食べていない事が判明。
まともな家事が出来ていなかった事から、家は荒れていたという。
【問題】
ある日男は寿司を食べて家に帰りました
そして布団かけて寝たらズボンがいつのまにか下着ごと下がってました
何故でしょうか
【解説】
寿司成人が寿司食べて皿に帰ってサランラップって布団かけて寝たらネタっいうなのズボンが下げた(ずれた)という
【問題】
窃盗犯を追っている刑事が、とあるカップルとすれ違った。
すると、刑事の周りでは奇妙な出来事が起こりだした。
駅の構内では、ゴミ箱の中身がぶちまけられていた。
商店街では、本屋の店先に陳列されていた週刊誌の袋とじがことごとく切り裂かれていた
バス停では、行き先を示す標識に落書きが書き加えられていた。
これはいったいどういうことだろう?
【解答】
カップルの男が、刑事が追っている窃盗犯だった。
この泥棒は、女が持っている宝石を狙って彼女に近づいた。
女はそれに気づいて、逆に泥棒を捕まえるために、人気のないところに彼をおびきよせることにした。
もちろん、女手一つでは泥棒を捕らえられないので、刑事を誘導するために、行く先々で軽い事件を起こして、自分たちに注目させ、追いかけるようにし向けた。
バス停の落書きは、自分たちがどこへ行くのかを教えるため、女が行き先を丸で囲んだもの
この問題はG・K・チェスタトンの「ブラウン神父」シリーズ第一話の改作です。
いちおう、この改作では、駅→商店街→バス停と、視点がだんだんと町の中心からはずれへと移動していくのを臭わせようとしました。
でも、刑事の注意を惹きつけるための事件があまりにも些末すぎて、トリックがわかりにくかったかも。そっちに気が回らなかったな。ごめん。
【問題】
私は母親だと言うのに、娘の顔を知らない。息子の顔も知らない。
一番下の赤ん坊にいたっては性別すら知らない。
夫だけが私に顔を見せてくれる。
何があった?
【解答】
手の指。親指(父親)は他のどの指とも合せられるが、他の指(母、兄、姉
、赤ん坊)同士は合せられない。
【問題】
ある金持ちの男が、とてもみすぼらしい物乞いに金貨を与えました。
次の日、その物乞いの靴が昨日よりも酷くボロくなっていたので、男は金貨を与えました。
また次の日、物乞いの服が八つ裂きにされたようにボロボロになっていたので、金持ちの男は哀れんで金貨を与えました。
またまた次の日、物乞いの顔が誰かに殴られでもしたかのように腫れ上がっていたので、男は医者に行くようにと金貨を与えました。
そしてその次の日、物乞いは息絶えていました。
なぜでしょ?
【解説】
金貨を貰った物乞いはその足で食料を買いに行ったため、靴がぼろくなった。
以降自身がボロくなればなるほど金貨をもらえると思った物乞いは死ぬまで自分を痛めつけ続けた。
【問題】
うお…今勉強してたら俺のじゃない寝息が聞こえた…
一人暮らしでペットも飼ってないし、超こええ……
どうしてでしょう
【解答】
ワンルームの壁が薄かった
【問題】
コンビニでいつものようにお惣菜を買って帰宅する男。
リビングで夕食を取ろうと袋をあけ男は泣き出してしまった。
なぜ?
【解説】
彼女を亡くして通夜や葬式でごたごたしていて、そのコンビニへ行くのは久しぶりだった。
彼女とも何度か行ったことがあり、店員とも顔見知りだ。
いつものように買い物を済ませ、リビングで袋を開けるとそこには惣菜と二本の割り箸。
店員は彼女が亡くなったことを知らずに箸を二本入れたのだ。
男は改めて彼女がなくなったことを実感し涙を流した。
惣菜を分け、味噌汁と白いごはんを食べるのが二人のいつもの風景だった。