【問題】
人のぬくもりの消えた街。そんな街での出来事。
人々はある瞬間、ほぼ全員が同時に何かを見、そして感動した。
何があったのか。何を見たのか。
【解説】
夜になってもネオンが灯り、まるで昼のような街があった。
ある夜、人々は普段と変わらず各々の目的地に向かって歩いていた。
そんな中、突如街中の灯りが消えた。
急な停電に戸惑う人々であったが、空が明るいのに気がついた。
ふと見上げると、ネオンに阻まれ普段は見えない、綺麗な月と星空が輝いていた。
参考:2006年8月14日、東京大停電
【問題】
その女はいつも僕の目の前で本を読む。
晴れの日も、雨の日も。
気があるのだと思った僕はその女をデートに誘う。
結果はNO・・・
「あなたに興味はないわ」
ではなぜ女はこのような行動をとるのか?
【解説】
女が本を読んでいるのは通勤電車の中。
その女は僕がいつも途中下車するのを知っていた。
座りたかったんだね(`・ω・´)シャキーン
まぁよくある話ですわw
【問題】
タケシ君は突然
『行きたく無いけど行きたい場所がある
でも、着いたら早く帰ってきたい』
と言い出した
さて、何処だろうか
【解説】
トイレ
夜で怖かったから
【問題】
私の会社ではなぜか毎年、1月の後半から2月の前半にかけての間の時期に
親戚に不幸があったという人が集中する
いったいなぜか
ちょっと知識がいる問題かもしれないけど
【解説】
私の会社はアジアの国々と取引をしていて中国人など外国人の社員が多い
中国では旧正月に家族や親戚が集まる習慣があるのだが
日本企業は旧正月が休みではないため、毎年必ず、親戚に不幸があったと言って帰国する人がいるのだ
【問題】
僕は最近親しくなり始めた女性と日帰り旅行に行くことにした
(残念ながらまだ宿泊するほどの仲ではないのだ)
新幹線に乗ってちょっと足を伸ばし、高原を散策することにした
しかし、彼女が遅刻し、予定の新幹線に乗り遅れてしまった
僕はあわてて次にどの新幹線に乗ったらいいか調べてきた
すると、彼女は怒って帰ってしまった
なぜだろうか
【解説】
新幹線には途中の駅に止まらないのもある。乗り過ごしては困る
次の新幹線はちゃんと目的地に止まるか、しっかり確認しなくては…
よかった、次の新幹線で大丈夫だ。僕は彼女のところに戻って笑顔でこう告げた
「よかった!止まるよ!」
「…は?泊まるってなによ!日帰りのはずでしょ!!
最初から怪しいと思ってたのよ、新幹線で日帰り旅行なんて…
そんな安い女じゃないわよ!もう帰るわ!」
僕はなぜ彼女が急に起こりだしたか分からず戸惑っているうちに彼女は帰ってしまった
というわけでした
元ネタは阿刀田高のショートショート
【問題】
過去問
男の死体は狭いところから引きずり出された
その横に女性の死体が転がっている
それを見下ろす数人
さてどんな状況?
【解説】
女性は子供を産み落として死亡した
助産婦のみんなはせめて赤ちゃんだけでもと思った
しかし赤ちゃんは死んでいた
【問題】
ある男が死ぬところを、男の友人たちは笑顔で見ていた
どういう状況?
【解説】
僕は崖の岸の方に居て、みんなで記念撮影しようとしたらカメラに収まらず
ちょうど収まる位置まで僕はバックしようとしたら落下
【問題】
墓地の裏のアパートに住むA君
ある日、アパートの扉を開けた瞬間、その場に崩れ落ちた。
A君に何があったのか?
【解説】
A君は大学生。
夏休みに実家に帰省し、1ヶ月後アパートに帰宅。
扉を開けた瞬間冷気に包まれ、A君は見てしまった。
エアコンがフル回転で頑張っている姿を。
電気代が~・・・。と崩れ落ちた。
【問題】
暑い日が続いていた。
もう飲み水が底を尽きかけていたその村では、
村人全員の残りの飲み水を村長の家に集めて、公平に分配するようにした。
朝、ある村人が水を貰おうと村長の家を訪ねると、
大きな釜に溜めておいたその水が、一滴残らず消えてしまっていた。
村長は村でも有数の大食漢。
それに、村人の皆が慢性的な空腹を抱えていると言うのに、村長は全くそんな素振りはなかった。
のどの渇きを潤す為に、一気に飲み干してしまったのではないか。
そう考えた村人達は村長を疑い問い詰めるも、村長は「知らない」の一点張り。
本当に村長が水を飲んでしまったのか?
水はどこへ行ったのか?
【解説】
村長は大食漢なので、日常的に大きな釜を使って作った料理を食べていた。
昨晩、釜に水が入っているのを見つけた村長の奥さんは、
当然の様にそれを使って(たぶん鍋物か煮物かなんか)料理をして、村長に食べさせた。
村長はこの釜で食べる事に慣れていたので、何の違和感も無く普通に食事をとった。
よって答えは
「村長が水を独り占めして飲んだわけではない」
「水が無くなったのは奥さんが料理に使ったため」
【問題】
『次の日曜、暇??メシ食いにいかない?』
ある男が、突然知らないアドレスからメールを受け取った。
何度かやりとりをしていると、それは卒業以来しばらく会っていない友人からのメールだった。
懐かしさもあり、積もる話もあるので男はその申し出を快諾した。
当日。指定された場所は、やけに高級なレストランだった。
再開の場にこんな良い場所を選んでくれた友人に感謝しつつ、男が待っていると、
数分後、友人がやってきた。
しかし、友人は男を見ると、突然顔面を真っ青にして、地面に頭をつけ、土下座し始めた。
「ごめんなさい!ごめんなさい!」
全く状況の分からない男。
どういうことでしょう?
【解説】
友人は、彼氏持ちの女性と付き合っていた。
このメールも、その女性にあてるはずのものだったが、送信先を間違えてしまっていた。
当日、いるはずの無い場所での男との再会に、
『もしや女性の彼氏とはこの男で、あのメールを読まれて、待ち伏せされていたのでは』
と思った友人は、怒り狂っている(と思い込んでいる)男にひたすら平謝りするのであった。
【問題】
ある国に足軽がおった。
足軽どもは、将の命を受けて大砲を丘へ運んだ。
この大砲で敵の城を撃つのだと言う。
それを聞いて数人の足軽たちは自分達が大砲で狙った場所へ向かった。
何ゆえ?
【解説】
戦国時代末期の大砲の精度は必ずしも良いものではない。
だから敵の城を砲撃しようとしたら城下町にも必然的に被害が及ぶものである。
足軽たちは農村の出身なので、同じ身分である城下町の住民の身を案じた。
というお話でした。
【問題】
彼はジャンプをした。
1回目で一歩前にいた人物が振り返り、
2回目でその人物が制止し始め、
3回目でその人物にひっぱたかれたので、それ以降は飛ばなかった。
その人物は厳しい顔をして、言った
「焦んなよ!」
彼はこう返した。
「だって、もう少しなんだもん!」
どんな状況だろうか?
【解説】
少年は近所のデパートで戦隊ヒーローの握手会が行われる事を知った。
しかし自分ひとりでは行けないので、正月休みで家でゴロゴロしている父親に
無理矢理つれてきてもらったのだった。
【問題】
作家のAさんはスランプに陥り、小説が全く書けなかった。
そんなときAさんは本屋で、ある本を立ち読みした。
すると書ける書ける。一晩で百枚も書いてしまった。
さあ、彼はどんな本を立ち読みし、なぜ書けたのか。
【解説】
Aさんは、おもしろい小説を立ち読みし、それをそのまま原稿用紙に書いた。
【問題】
男は一度失敗したせいで過敏になっていた。
何気なく振り返った時、携帯電話を使用している人が見え肝を冷やす。
しかし、すぐに男は勘違いであることに気がついた。
状況を説明して
【解説】
男は浮気したことがあったが、妻が雇った探偵により暴かれてしまった。
反省していたはずだった。しかし、ほとぼりが冷めとまた浮気の虫が騒ぎ始めた。
ばれなければかまわないと、開きなかったように一人の女性と交際を始めた男。
だが、以前の失敗があるのでやたらと背後が気になる。
駅の改札をくぐった時も背後が気になり振り向いてみた。
そこには、携帯電話をかざして改札を抜けるスーツ姿が。
男は「切符を買っている間に見失わないように携帯を使っているのだ」と考え
スーツ姿の人物を探偵ではないかと疑った。
が、スーツ姿は男とは別のホームへと向かっていったので勘違いに気がついたのだ。
【問題】
その男は帰宅して自分の家に入る際
必ずインターホンを鳴らしてから家に入る
何故でしょう?
【解説】
男はマンションに一人暮らし
マンションはオートロックなので自分の部屋にはいつも鍵をかけないで外出する
あるとき鍵をなくしてしまったがマンドクセーのでそのまま
帰るときはいつも隣の住人のインターホンを鳴らして開けてもらうのでした
【問題】
フランス料理を食べに行った女性がワインをお任せで注文した
男のていいん(←なぜか変換できない)が赤ワインと白ワインどっちにするのか聞くのを忘れたため「どっちですか?」と女性に聞きに言ったところ
女性は怒った
なんでだろうね?
【解説】
トイレに行こうとしたときにどっちですか?って聞いてしまったので女性が怒った
【問題】
徹夜でレポートを仕上げ、寝ようとしたところで携帯電話が鳴った。
その結果僕はモンモンとして寝れなくなった。
なにが起こった?
【解説】
目覚ましにしているのか、隣の部屋から携帯電話の音が壁を通して聞こえてきた。
一向に鳴り止む気配がなく、気になって寝れねーよ。仕方なく僕は隣に向かった。
インターホンを押し、しばらくしすると携帯の音が止み女性が出てきた。
パジャマの胸元が開き、起き抜けの艶ぽっさとでもいうような独特の色香が漂っている。
女性がはっとしたようにし、僕に声をかけてきた。
「今何時ですか?」時刻を告げると「ヤバッ」だの「ありがとうございます」などと言って引っ込んでしまう女性。
取り残された僕はというと……。
疲労もあったせいか、ちんこが反応していた。気づかれなかっただろうか。
部屋に戻っても胸元が頭をちらつき、テントに気がつかれていたらと思うと寝付くことができなかった。
【問題】
その女は、何度も幼い子供の葬儀に現れては
「生前はうちの息子とよく遊んでもらいました。○○ちゃんがさびしくないように、これ」
と言い大きな人形を添えて去っていった。
刑事は香典泥棒かと疑ったものの、結局証拠はつかめなかった。
そしてあるとき、女はぱたりとあらわれなくなった。女の目的は?
【解説】
女は殺人犯。証拠を隠滅するために死体を分割し、人形に隠す。
そして、数度にわたり火葬することによって完全に証拠を隠滅した。
元ネタは阿刀田高さんの作品です。