【問題】
ある若者が、難病のために冷凍保存され、数百年後に目覚めた。
世界は一変していたが、未来人たちは優しく、発達した文明は生活を
楽なものに変えていた。
皆、彼と話をしたがり、彼の祖国であった日本や、家族の事を聞きたくてたまらないようだった。
「君の国には、通勤電車という乗物があったそうだね。あれには乗りたかったな」
「ご家族とは仲が良かったの？お姉さんや、妹さんはいたの？」
男はやがて頻繁に質問しに訪れる、綺麗な少女に恋をし、少女も男の気持ちに答えた。
だがある日、少女が男を部屋に招き、部屋の灯りを消すと、少女の態度は一変した。彼女は家
から飛び出し、通行人に向かって、あわてて追いかけてきた男を指さして叫んだ。
「嘘吐き！！あの人、日本人なんかじゃないわ！！あたし、証拠を見てしまった
の！！」
少女が見た物は何か。そして、なぜ日本人ではないというのか。
【解説】
男の凍結直後に、世界は核戦争で亡びてしまう。唯一残された「日本」に関する情報は、中国から運搬中
の貨物船だった。彼らは残された何枚かのCD－ROMから、「日本人」について学んだ。
「悩殺！！通勤電車２」「妹LOVEDECHU！！」。それらの資料を注意深く検証した挙げ句、
旧・日本人のペニスは白く発光するものだと信じられていた。
楽しみにしていた少女は、えらく裏切られて心の傷を負った。
【問題】
男は遭難していた。
既に水も食料も底をつき、船の燃料は残り少ない
もはやこれまで、と諦めかけていたそのとき
彼は窓から自分の出発した生まれ故郷を発見した。
燃料はもう少しある…真っ直ぐ進めば距離は十分間に合う
男は歓喜した。これで帰れる！
しかし男は帰らなかった
否、帰れなかった。
そして結局男は死んでしまった。
なぜ男は帰らなかったのだろうか？
【解説】
男は「宇宙で」遭難していた。
既に水も食料も底をつき、宇宙船の燃料は残り少ない
もはやこれまで、と諦めかけていたそのとき
彼は窓から自分の出発した生まれ故郷
地球を発見した。
燃料はもう少しある…真っ直ぐ進めば距離は十分間に合う
男は歓喜した。これで帰れる！
その時男は思い出した。
このまま進めば大気圏突入の熱にやられる…
かといって大丈夫な角度まで移動する燃料も無い…
結局男が真っ直ぐ進んだのか、大丈夫な角度まで移動したのかは分からない
だが、彼が自分の生まれ故郷である地球に帰ることは無かった。
【問題】
誠一が母の兄の娘つまり従兄妹と恋仲になり、結婚しようと考えました。
誠一は母に、そのことを打ち明けました。
母はひどく反対しました。
誠一はそれでも頑として譲らず、遂には「許してくれないなら勝手に結婚する」と言いました。
そこで母はあることを話しました。
数日後。
誠一は従兄妹に「やっぱり結婚できない」と言いました。
なぜでしょう。
【解答】
誠一は母とその兄の子で、その後に兄は別の女性と結婚し、女の子を産んだ。
だから恋人は従兄妹であると同時に、兄妹でもあった。
【問題】
強盗など凶悪犯罪を犯した人間が、死後地獄に送られた。
雲の天辺から見下ろしていた神はそれを見て、その強盗が過去に一度だけいいことをしたのを思い出した。
それは蜘蛛を助けたことだった。
そこで神は地獄に一本の蜘蛛の糸を下ろした。
男はこれ幸いと上っていき、雲の天辺まできたときに、あるものを見て頭を傾げた。
さて男は何を見たか？
わかると思うけど、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」を原典にしている。
男が天上まで上れたとしたとき、男は何を見たのかを考えてくれ。
【解答】
男が天辺に上っていき、雲に下り立つとそこにはぽっかりと穴が開いていた。
何でこんなところに落とし穴のように穴が開いているのか、男は不思議に思った。
その穴は、神が罪を犯したために、地獄に落ちた穴だった。
後から上ってくる地獄の住人を男が蹴り落とすだろうと予想し、神は気まぐれから蜘蛛の糸を垂らした。
ところが男は他のものを蹴り落とそうとせず、そのまま上ってきてしまった。
神はあわてて、蜘蛛の糸を切ろうとした。
しかし、最初から助けるつもりがなかった神は、嘘をついたということで、蜘蛛の糸を切る前に、地獄に落とされましたとさ。
【問題】
ついつい間食してしまうＡ子さんは、ちょっとぽっちゃりさん。
とある手術で、体内からあるものを摘出しました。
それから２週間で、Ａ子さんは２kgの減量に成功！
しかし、更に２週間後には、すっかり元通りに。
一体何を摘出したのでしょう？
【解説】
歯茎の奥に埋まっていた親知らずを手術で取り去ったＡ子さん。
術後、口の中があまりにも痛くて、間食ができませんでした。
でも、２週間もすれば痛みも消え、また間食の日々…。
かくして、きっちりもとの体重に戻ってしまったのでした。
【問題】
動物園で男性の死体が発見された。
一風変わった死体であった。
なにが起こったのであろうか？
【解説】
裸の男が動物園に忍び込んだ。
動物を犯すためだ。
ある動物を犯したのだが（何の動物か忘れた、ゴメン）
次ぎのターゲットに像の花子ちゃんをねらったのだ。
しかし、踏み潰されてしまい、世になんとも情けない死体を晒してしまったのだ。
【問題】
男が姥捨て山に母を捨てに行きました。
ござを敷いて母を座らせ帰ろうとしたその時、母が一言･･･
男は怖くなって母を捨てるのをやめ、連れて帰りましたとさ。
母親の一言とは？
【解説】
ござに座らせられた母は男にこう言った
「どうせおまえがすぐに使うことになるんだから、
このござは持ってお帰り」と･･･
このまま行けば次は自分が捨てられる番･･･。
男は怖くなって母を連れて帰りましたとさ。
【問題】
Ａ子とＢは出会ってすぐ付き合い始め、一ヵ月後喧嘩のすえ別れた。
喧嘩の原因はＡがデートである場所にいけなかったためである。
Ａ子にはある秘密があって、それが原因でその場所にＢと行くことができなかった。
（同じく大切な人である大親友のＣ子とは行くことができた。他のどーでもいい人とも行ける。）
さて、Ａ子の秘密と喧嘩の原因は何か。
【解説】
Ａ子は摂食障害だった。
食べ物を消化することが耐えられず、食べたら吐くか、食べないかの二択のみだった。
そのため大切な彼氏であるＢと食事に行くことをためらっていた。
摂食障害だということをカミングアウト済のＣ子と食事をすることは可能だった。（＝後で吐いていた）
どーでもいい人でも別に吐くことに抵抗はなかった。
いつもデートの時食事するまえに別れてしまうことを不満に思った彼が問い詰めるも
Ａ子は真相をどうしても言えなかった。そのため喧嘩別れ。
【問題】
母親の目の前で彼女の子供が、男に激しく叩かれている。
母親は心配そうに見つめることしかできなかった。
ついに子供が泣き出してしまうと、母親は安堵の表情を浮かべた。
どういうことでしょうか。
【解説】
母親は赤ん坊を出産したが、赤ん坊は産声をあげなかった。
医者は赤ん坊を叩いたり振り回したりして、産声をあげさせようとし、
そしてやっと産声をあげたのを見て、お母さんは安心したのでした。
【問題】
彼は荷物が届くのを楽しみにしていた
しかし荷物が届くと彼は死にたくなるほど鬱になった
なぜ？
【解説】
配達物 エロゲー とか書いてあって親にﾊﾞﾚたー
【問題】
その悪魔は突然現れ、平和を脅かした。
ある者は逃げ惑い、恐怖に身を凍り付かせた。
ある者は意を決し、武器を持ちて戦った。
しかし、その悪魔が倒されることは無かった。
悪魔の恐怖に終止符をうったのは、ある者の仕掛けた罠であった。
悪魔は罠にかかり、呆気なく絶命したのだ。
悪魔の死体を確認しようと、ある者は罠に近付いた。
そこで、彼は新たな恐怖と対面したのだった…。
さて、「新たな恐怖」とはいったい何？
【解説】
悪魔＝ゴキブリ
ある者たち＝家族
武器＝スリッパ
罠＝ゴキブリホイホイ
…と言うわけです。
答えは「ゴキがホイホイの中で産卵してた」。
【問題】
海沿いの切り立った丘に、一人の男が住む一軒の家がある。
男には幼い娘がいたが、妻の方は何年も前に若い男と家を出ていった。
男は娘の事をとても愛していたが、娘のことを考えると、色々な事を思い出してひどく悲しくなるのだった。
男は何不自由なく暮らしている。年相応の稼ぎも有り、住まいも悪くは無い。
10年ほど暮らしたこの家には辛い記憶を呼び覚ますものも多く残っているが、出て行く気にはなれなかった。
彼自身の人当たりは決して悪くは無く、自分の周囲の人間関係にもさしたる問題は無かった。
ある日、男は酒場で若い女と出会った。
情熱的で意思の強そうな眼差しの女に男は惹かれ、女は男が時折見せる影に惹かれ、二人はいつか恋仲になる。
初めは外で会っていた二人も、お互いのことを深く知るにしたがって、男の自宅に女が訪ねてくるようになった。
男は娘のことを女に紹介し、代わりに女は自らの父と母と、弟のことを話した。
二人は毎晩のように会い、そのたびに酒を酌み交わしては、これからのことを熱心に語り合うのだった。
やがて、いつ結婚するのかなどと、周囲が噂をし始めるのに大して時間はかからなかった。
一月ほど過ぎた冬、いつものように楽しく過ごしていた夜のことだった。
女が男の家を後にすると、男は何を思ったか夜の海へと身を投げ出して死んでしまう。
なぜ？？
【解説】
女が飛び出して行ってしまった原因は、男の娘に問題があるからです。
男はそれなりの年の男で、保守的な人物です。
対して女はまだまだ若く、将来を考えるのには十分な年齢でした。
そんな二人が互いに惹かれ、恋に落ち、結婚を考えるようになります。
ただ、女には一つだけ気がかりなことがありました。
男の娘のことです。
実はこの娘、もう死んでしまって、この世にはいません。
男はこの娘のことを今でも愛していますが、それによって縛られてしまっている、と女は思ったのです。
ある晩、男は女にプロポーズをしました。当然の成り行きでしょう。女もずっとそれを待っていました。
女はこのとき、一つの要求を男にします。「娘さんのことは忘れてほしい」と。
女は男が過去に縛られて生きるのは良くないと思ったためにこう言ったのですが、
男にとっては女が娘を捨てろと言ったことにしか思えませんでした。
「家族と死に別れたことも、生き別れたことも無いお前に何がわかる！」
男は激しく怒り、男に拒絶されたことで女は家を飛び出してしまいます。
男は女が去って行ったあと、娘のこと、女のことを考え、自分にはこの世に何も残っていないのだと感じます。
絶望をおぼえた男は、結局海に身を投げてしまいました。 おわり。
【問題】
ある男が橋の下にいた。
男は橋の下の石ころを一箇所に固めていた。
『何故、こんなことをするのだろう？』
そう思った私だったが、そのときに老人に質問はしなかった。
その翌朝、老人がその場所で遺体で発見された。
この事は大きくマスコミに取り上げられ社会問題にまで発展した。
何故か？
【解説】
ある橋の建設に際して、その粉塵による被害は周辺地域に広まり、人々は苦しんでいた。
一部マスコミもこの話題を取り上げたが、それは一時的なものだった。
その被害に悩まされるある老夫婦。妻は粉塵による肺への悪影響で何時死んでも仕方ない状態だった。
『どうにかしてこの被害をもう一度取り上げてもらえないのだろうか？』
苦しい中で妻はそんなことを心の中で思っていた。そして夫にこう持ちかけた。
『あたしたちにはあの会社に対して裁判を起こすようなお金もないし、もうこんな身体。
だから、もしあたしが死んだら橋の下にあたしを置いて頂戴。そうしたらなんだこの事件は！？
って警察とか報道の人たちも貴方の所へ来るでしょう･･･そこで私たちの思いを伝えて。お願いね、愛してるから』
夫はただひたすら頷いた。
そして、妻が死んだ後、男は橋の下の大きい石ころなどを妻の身体が傷つかないようにどけて
その夜妻をそこへ置いた。翌朝遺体を発見した警察に問い詰められると
自分が妻の遺体を遺棄したこと、そして妻の死因が橋による被害であるものだと述べ、マスコミはこれに喰い付いた。
そして愛する妻の思惑通りこの建設会社による橋の問題について大きく報道されるようになった。
【問題】
ある男が、PCのサポートセンターに電話をかけた。
男「PCが起動しなくなったんですけど…」
サポートセンターの係員が言う通りに色々試したが、PCは動かない。
係員「判らないので、修理に出していただくしかないですかね…」
その時男はある事に気付き、質問した。
原因は判ったが、係員も男も、どうすれば良いか首をひねった。
なぜ？
【解説】
男「…あの…このPC、動作温度ってどのくらいですか？」
係員「（調べて）5度から37度までです」
男「実は住んでいる所北海道なんですけど、暖房器具が壊れてしまって、
ここ数日、部屋の温度が氷点下なんです…」
係員「…（絶句）」
男「……とりあえず、春になるまで待ってみます」
（元ネタ：絶対サポセン黙示録）
【問題】
男は出られなくなった。
仕方なくそこで生活することにしたが、近いうちに出られることを知っていた。
そして、それを寂しくも思っていた。
状況を説明せよ。
【解説】
男はコタツに入っていた。
快適すぎて出ようとしても出られない。
仕方なく、コタツで食べられる簡単な食事をとったり、コタツで寝ることで毎日を過ごしていた。
しかし、冬も終わりに近づきコタツを片付ける日が近づいてきた。
冬を共にすごした友と別れるのは寂しいと思った。
