心霊大全

本所の七不思議

最終更新:

匿名ユーザー

- view
管理者のみ編集可
【伝説】
東京都の本所に伝わる七不思議。

1.おいてけ堀
本所周辺の池や堀では魚が良く釣れた。その堀で攣りをして、夕方帰ろうとすると、必ずその堀の中から「おいてけ、おいてけ」と叫ぶ声がした。現在の錦糸町駅南口あたりだと伝えられている。

2.バカ囃子
9月頃になると、夜ごとにどこからともなく太鼓を打つお囃子の声が聞こえてくる。ある男が音の主を捜して歩いたが結局見つからず、家に帰って寝てしまう。ところが、家だと思って寝た場所は、決まって野原の真ん中だったという。

3.堅川の送り提灯
夜更け、道を歩いていると前方に提灯のあかりが現れる。向かって進んでいくと灯りは消えてしまう。再び歩き始めるとまた前方に提灯の明かりが現れる・・・・・・これを繰り返し、いつまでたっても追いつくことができないのだという。

4.落葉しない椎の木
昔、隅田川の岸辺に松浦家の江戸上屋敷があった。屋敷内には大きな椎の木が繁っていたことから「椎の木屋敷」と呼ばれていた。
その椎の木は街路を覆うほどの大木だったにもかかわらず、毎年秋になるまで落葉することがなかったという。
その木は1923年の関東大震災で失われた。

5.片葉の芦
両国橋のすぐ北側に駒止橋があった。その橋の下をながれる堀には芦が生えていたが、なぜか片側しか葉がついていなかったという。

6.消えずの行灯
本所に毎夜現れるそば屋。このそば屋の行灯には油がないのに常に火が灯っていたという。

7.足洗い屋敷
本所三笠町(現在の亀沢)に旗本の屋敷があった。この屋敷では毎晩、丑三つ時になると生臭い風が吹いて家鳴りがし、天井から大きな足がぶらさがってきたという。
その足は血まみれのまま「足を洗え」と叫び、足を洗ってやるとおとなしく引っ込んだという。
記事メニュー
ウィキ募集バナー