認知地図(Congnitibe Maps)


人が自分のいる環境の心的な表現をあたかも地図を扱うのと同じように取り扱うこと。例えば、家の間取りや近所、国や世界の表現。

ただ認知地図という言葉が語弊場合がある。それは、見知った環境を動き回るときに必要な認知過程と、実際の地図上を動き回るときに必要な過程は同じものではないからです。思い描いた地図が実際の距離や方角と違うことはありえるのです。

例えば、街の中心部が曲がりくねった道の距離を判断するとき、長く住んでいる人ほど、道の長さを長く評価したり、折れ曲がった道の角度を大きく思っていたりするらしい。これは、住み慣れた住人の頭の中では、目的地までの経路をより簡略化して思い描いて、使いこなせるためだと思える。

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最終更新:2008年06月27日 14:09