命題表象(Proposition)
意味内容の表面的な性質に係わらず、抽象的なレベルでの記述象。
命題表象は一般的に先天的知識を表現し、種々の認知過程をシンボルの操作ととらえるシンボルシステム論に立つ。
命題とは、意味に不明瞭なところがない文章の事。
命題表現とは、抽象的でモダリティを持たない言語に類似したシンボル。頭の中の言語を果たしているもの。すべての認知的活動がこれを基本に実行されているらしい。モダリティーを持たないのに、頭の中の言葉を表すとは奇怪な・・・。まぁ、モダリティーを排除した曖昧性をなくしたモノを考えろってことか。
モダリティ(感覚様相)とは?
文が指す内容に対して話し手の判断や心的態度のこと。例えば、「たぶん熊が壊したのだろう」という文で「熊が壊した」部分を命題であり、話し手の推測を表す「きっと~だろう」という部分がモダリティ。
命題とは「アーギュメント」、「プリディケイター」の要素からなり、主語と目的語にあたるアーギュメントと意味をなすプリディケイターからなる。
例)リスト表現で書くと以下になる。
(打つ、太郎、玉)
最終更新:2008年06月25日 17:43