ヒューリスティック・エバリュエーション

評価者が10の原則を使って、システムのユーザビリティを評価する手法。
3~5人の評価者が、別々にチェックを行う。評価は2回以上行い、評価後に評価者同士で意見出し、記録をまとめる。その後、設計者を交えて問題点の解決案を出し合う。

  1. シンプルで自然な対話を提供する
  2. ユーザの言葉を使っている
  3. ユーザの記憶負担を最小限にしている
  4. 一貫性を保っている
  5. フィードバックを提供している
  6. 操作の終了を知らせる
  7. ショートカットを提供する
  8. 適切なエラーメッセージを提供する
  9. エラーを防ぐ
  10. ヘルプとドキュメンテーション(情報を収集して整理・体系化し、記録を作ること)を提供する

工夫&補足


長所

開発の初期段階から行え、問題の早期発見ができる。
被験者がいらないので、時間とコストがかからない。

短所

評価経験の豊富な人材が必要(専門家)。
ユーザ、つまり素人が持つ想定外の問題が出にくい。
最終更新:2009年04月15日 00:39