PJ進行手順

製品調査、ユーザ調査なのかユーザビリティ評価なのか意識しておくこと。
プロダクト、GUI、店舗、建物、都市で実験やアンケート方法を考慮すること。


PJ定義書の作成
(参考「ペルソナを作ってそれからどうするの?」棚橋弘季(著))

①PJ(uno)の目的:
どんなユーザのどんな問題を書き越するのか?
それによって、組織はどのような目標達成が必要か?
現状を書き、目的とその効果の予測をかく。

②PJ(uno)のゴール
何を実現するのか?

③ターゲットユーザ
明記できるユーザ像をできるだけ書く

④スコープ
プロジェクトの範囲となるものを決める。

⑤実現期間

⑥調査が必要な事柄
  • 問題点の仮設をたて、調査の方向性を決める
  • 現時点で不明な点、調査が必要な点の明記
  • 問題の構造化

⑦制約条件・前提条件
コストや環境、機材の制約条件・前提条件を明らかにすることで、現実性を検討する

⑧プロジェクト体制、利害関係
メンバーの役割を明確にする。メンバー以外の関係者との利害関係を明記し、どのような影響がおこるか最初に検討しておく。

⑨コミュニケーションの方法
最初に、連絡の取り方、集まる頻度を決めておく。



以下はPJ進行のおおまかな手順。

現状の把握1:定性調査で情報収集
    1. ウェブや文献の調査、現場や実験室にて直接観察
    2. 競合他社の調査・比較
    3. 現場のユーザや営業者にインタビュー
    4. 問題、リクアイアメント(ニーズ・ウォンツ)、課題、その他情報を整理


現状把握2:分析準備
    1. ユーザビリティテストor 直接観察の内容・方法検討
    2. インタビュー内容の検討
    3. アンケートに使う項目を検討
    4. 分析方法を決め、アンケート内容を作成
    5. プレ実験の実施(ユーザビリティテスト、アンケート、プレインタビュー)→ 実験内容の修正
    6. 実験 or 直接観察の実施


現状把握3:分析、考察
    1. 実験、直接観察の内容まとめ、データ分析
    2. 定性データと定量データの考察
    3. 依頼者や仲間とミーティング
    4. コンセプト案を2or3案出す


改善、革新
    1. 各コンセプトに対して改善案・革新案を数案作成
    2. プロトタイプ作成
    3. ユーザ調査、簡単なユーザビリティテスト、インタビュー
    4. プロトタイプの絞り込み
    5. プロトタイプの修正
    6. 市場に投入


スパイラル
    1. ユーザ調査



最終更新:2008年07月21日 14:38