ポール・マックリーンの「三位一体」節をもとに、ノーマンがデザイナにも解りやすく脳の処理過程を説明したものである。簡単に定義みたいなものを書いておく。


  • 本能レベル
自動化された無意識化のもとで、生物学的に引き継がれてきたものによって決定される。

  • 行動レベル
スキル学習と無意識化の両方が行われる。
行動の大部分が開始、制御される。

  • 内省レベル
脳の意識的な自己認識の部分。
自己や自己のイメージの源である。
過去の経験や未来を分析する。


ドナルド・A・ノーマン「未来のもののデザイン」を参照したけれど、同著者の「エモーショナル・デザイン」のほうが曖昧だったけど、感覚的には解りやすそうだった。デザイナー系の方は読んでみてはどうでしょう。
最終更新:2009年02月05日 20:25