〜ヒューマンエラー系のお話〜


ひやりはっと報告は聞いたことあるでしょうか?
たぶん、社会人のかたなら聞いたことはあるでしょうね。
それにあわせて1つ、ハインリッヒの法則(1:29:300の法則)を紹介。

1つの大きな事故の裏には、29の小さな事故があり、その裏には300ものひやりとする事柄が起きているといったものです。

つまり、ひやりはっと報告をしなかったがために、大事故に繋がったと、そんなかんじの話です。

で、法則っていうからには、やっぱちゃんと過去のデータを洗い出してみたんだろうか?
ハインリッヒの法則、wikipediaで紹介されてますが、ちゃんと統計データをもとに算出された比のようです。

その他にも、このような重要事故に繋がる小事故の法則には、
バードの法則:ニアミス600:物損事故30:軽傷事故10:重大事故1

タイ=ピアソンの結果:ニアミス400:物損事故80:応急処置を施した事故50:軽中傷事故3:重大事故1

があるようです。
これらが指していることはなにか?
結果論を言喭でいえば、「チリもつもれば山となる」、
人間心理の堕落点から言えば「割れ窓理論」じゃないのか?

ようは、小さいことからキチッとしていれば、事故の起こる環境にはならない。事故の起こるような心構えにもならないことだと思います。


最終更新:2009年04月14日 22:49