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ガチャっ・・・

誰かが入ってきた。

『なんですか?ミルフィオーレ総大将さん・・?』

振り向かないで、窓を向いてボーっとしたまま話しかける。

「わー、すごいね。骸君。なんで僕だ、って分ったの?」

『足音ですよ。』

さっさと返して項垂れる。

不思議と昨日から体調が悪い。

なんか・・・気持ち悪い・・・

「どうしたの?骸君、顔色悪いよ?」

『なんでもありませんよ・・・あなたには関係ない・・・』

「気持ち悪いの?」

『・・・。』

しつこいので返事をするのを止めてみた。

すると、

「それきっと骸君、妊娠してるんだよ^^」

満面の笑みでとんでもないことを言われた。

『・・・?!』

思わず動揺してしまい、声がでない。

まさか・・・?!

『いい加減にしてくださいよ!なんなんですかあなたは?!』

いつも冷静を装っていたが、やはりそれにも限界があった。

『大体!男が妊娠するわけないじゃないですか!』

凄い大声で言った。

カレもすこしびっくりしたみたいで、顔をきょとんとさせた。

「うそうそ;ちょっとからかってみただけだよ・・・」

あはは、と笑われる。

あんなに感情的になってしまった自分に恥ずかしさがこみ上げてくる。

真っ赤になった顔を見せまいと後ろを向くと、うしろからふわっと抱きしめられた。

カレの腕の中は、とても暖かかった。

      • あ・・・

『・・・?!/////////////』

さっきとは別の意味で恥ずかしくなってくる。

ふゎっと不意に一瞬香った花の香り

甘くて、いとおしくなる様な香りだった。

「わかんないよ?妊娠するかもよ・・・?」

そういうと耳たぶを甘噛みされる。

『しません・・・って・・・・そんな・・・・の・・・』

恥ずかしさのあまり声が途切れる。

息も荒くなってくる。

「じゃ、実験してみる?♪」

いつもに増して楽しそうな彼の声に、僕は引き込まれていった・・・
最終更新:2009年12月03日 17:47